熱可塑性エラストマー 書籍
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 ☆耐熱性と加工性,相反する性質をコントロールするためには?
 ☆TPE劣化とその防止,成型品の変色・耐久性の対策,信頼性評価
 ☆ リサイクル,ブレンド,アロイ,混練・分散・成形加工のポイント!!

熱可塑性エラストマー材料設計成形加工
高性能化応用技術展開−

Material design and molding of thermoplastic elastomer

■発刊 2007年10月30日   ■体裁:B5判 上製本 771頁    ■定価 90,000(税抜)

※書籍絶版 オンデマンド版 30,000円(税抜)   (上製本ではありません)

■ 本書の特徴

◎各種熱可塑性エラストマーの合成、構造と物性、成形加工性、最新の技術動向、新たな用途展開

◎ハイブリッド化,配合剤による高機能化:
バリヤー性,強度,耐熱性,耐オゾン性,難燃性,耐加水分解性, 電気特性,耐薬品性,透明性,相溶性,耐衝撃性・・・

◎トラブル事例:
成形不良(フィッシュアイ,メルトフラクチャー,水分による変質・発泡,目やに,ヤケ,剥離,バリ,ヒケ),金型汚染,フィラー・添加剤の配合不良,ブルーム・ブリード性,表面傷付き性,耐油性,温度依存性,流動性,寸法安定性・・・

◎応用事例:
採用が進む自動車分野(バンパー,ルーフモール,シフトノブ,レザーシート,CVJブーツ),制振材,防振材,フィルム,光ファイバー外層,ホットメルト粘接着剤,電線・ケーブル・・・ソフトセグメント,ハードセグメント,添加剤の選択と使い方

◎専門家による、特許出願動向とその傾向分析

■ 執筆者

【監修 敬称略】

京都工芸繊維大学 名誉教授 山下 晋三

京都工芸繊維大学 山下 晋三
元・JSR(株) 竹村 泰彦
日本ゼオン(株) 大石 剛史
(株)クラレ 西川 亮
三菱化学(株) 進 学治
サンアロマー(株) 簔輪 一彦
三井化学(株) 伊藤 雄一
アプコ(株) 宮脇 賢司
三井化学ポリウレタン(株) 山ア 聡
東レ・デュポン(株) 宮内 理治
アルケマ(株) 宮保 淳
宇部興産(株) 奥下 洋司
JSR(株) 中村 丈夫
ダイキン工業(株) 岡 正彦
三井・デュポンポリケミカル(株) 中田 一之
リケンテクノス(株) 田坂 道久
岡山セラミックス技術振興財団 児玉 総治
日本ゼオン(株) 相村 義昭
(株)カネカ 福田 竜司
旭化成ワッカーシリコーン(株) 松本 誠
日本ユニカー(株) 渡辺 一玄
東京工芸大学 平岡 一幸
九州大学 高原 淳
九州大学 大塚 英幸
九州大学 小林 元康
九州大学 波多野 道子
横浜ゴム(株) 知野 圭介
京都工芸繊維大学 池田 裕子
マヒドン大学 こうじ谷 信三
リケンテクノス(株) 小野 直幸
(株)ブリヂストン 真下 成彦
ダイセル・デグサ(株) 六田 充輝
住友化学(株) 板橋 太門
東洋大学 松永 勝治
西沢技術研究所 西沢 仁
大日精化工業(株) 小城 義尚
長谷川国際技術士事務所 長谷川 正
山形大学 井上 隆
(株)日本製鋼所・静岡大学 酒井 忠基
(株)日本製鋼所 植田 祐治
アキバリサーチ 秋葉 光雄
(社)日本ゴム協会 山口 幸一
三井化学(株) 浅見 琢夫
金沢大学 新田 晃平
TOTOウォシュレットテクノ(株) 畠山 潤
(株)ADEKA 根岸 由典
神奈川大学 西本 右子
高分子環境情報研究所 草川 紀久
オカモト(株) 森 敏雅
東洋ゴム工業(株) 齋藤 克志
サンアロマー(株) 鷲山 潤一郎
ニチレキ(株) 羽入 昭吉
オカモト(株) 武田 幸宏
ダイセル・デグサ(株) 駒田 肇
日本エヌエスシー(株) 松木 裕一
(株)クラレ 和田 功一
SRIスポーツ(株) 堀内 邦康
古河電気工業(株) 加納 義久
住友電気工業(株) 前田 和幸
■ 目 次
第1章 熱可塑性エラストマー総論

第1節 熱可塑性エラストマーの定義と特徴


第2節 熱可塑性エラストマーの分子構造と分類
 1.熱可塑性エラストマーの分子構造
 2.熱可塑性エラストマーの分類


第3節 発展の歴史


第4節 熱可塑性エラストマーと加硫ゴムの比較


第5節 熱可塑性エラストマーの市場

 1.TPEの分類と略号
 2.TPEの需要動向
 3.TPEの用途


第6節 熱可塑性エラストマーの最近の動向

 1.地球環境問題と自動車そしてゴム・エラストマー
 2.TPEの最近の市場・技術動向
  2.1 スチレン系TPE(TPS)
  2.2 オレフィン系TPE(TPO)
  2.3 塩ビ系TPE(TPVC)
  2.4 ウレタン系TPE(TPU)
  2.5 エステル系TPE(TPEE)
  2.6 アミド系TPE(TPAE)
  2.7 その他のTPE

 

第2章 熱可塑性エラストマー各論

第1節 スチレン系(SIS, SEPS, SEEPS,)

[1] SIS
 1.合成
  1.1 一官能性開始剤による逐次反応
  1.2 二官能性開始剤による逐次反応
  1.3 一官能性開始剤によるカップリング反応
 2.構造と物性
  2.1 SISの主要用途
  2.2 SISの構造と物性
 3.成形加工性
  3.1 SISの熱劣化機構
  3.2 SISの成形加工
 4.最近の技術動向
  4.1 透明性改良SIS
  4.2 低分子量ポリイソプレン含有SIS
 5.新たな用途開拓
  5.1 フレキソ用途
  5.2 微粘着性の応用展開
  5.3 柔軟性・耐永久伸び性の応用展開
  5.4 制振材料用途
 6.今後の展開

[2] SEPS,SEEPS 水添スチレン・イソプレン系ブロック共重合体について
 1.水添スチレン系ブロックポリマーとは
 2.製造プロセスと銘柄
 3.SEPS、SEEPS、SEBSについて


第2節 オレフィン系(TPO,R-TPO,TPV)

[1] ブレンド系TPO
 1.構造と物性
 2.成形加工性
  2.1 流動特性
  2.2 射出成形及び金型設計
   2.2.1 射出成形機
   2.2.2 金型
   2.2.3 射出成形条件
  2.3 押出成形
   2.3.1 成形機
   2.3.2 ダイ
   2.3.3 サイジング装置
   2.3.4 押出成形条件
 3.最新の技術動向
  3.1 自動車部品の大型化、高級化対応技術
  3.2 易塗装化(環境汚染)対応技術
 4.新たな用途開拓
 5.今後の展開

[2] リアクター系TPO(R-TPO)
 1.R-TPOの製造技術
 2.R-TPOの主なグレードの物性と特長
  2.1 高・中硬度R-TPOと主なグレードの特長と用途
  2.2 低硬度R-TPOの主なグレードの特長と期待される用途
  2.3 機能性R-TPOの主なグレードの特長と用途
  2.4 R-TPOをベースとしたソフトコンパウンド
 3.R-TPOの最近の用途開発例
 4.R-TPOの今後の技術動向

[3] 動的架橋系(オレフィン系TPV)
 1.オレフィン系TPVとは
 2.TPVの特徴
  2.1 構造
  2.2 物性
  2.3 成形加工性
 3.TPVの用途


第3節 塩化ビニル系(TPVC)

 1.TPVCの構造による分類
  1.1 高重合度PVCを用いたタイプ
  1.2 部分架橋PVCを用いるタイプ
  1.3 ポリマーアロイ
 2.TPVCの物性
  2.1 硬度
  2.2 高温時の形状保持性
  2.3 圧縮永久歪
  2.4 反発弾性
  2.5 屈曲強さ
  2.6 耐候性
  2.7 耐摩耗性
  2.8 耐油性、非移行性
  2.9 耐薬品性
 3.TPVCの用途と成形加工
 4.最新の技術動向
  4.1 圧縮永久歪と耐候性の向上
  4.2 押出成形技術
 5.環境問題への取り組み
  5.1 リサイクル性
  5.2 ダイオキシン問題
  5.3 フタル酸エステルの環境ホルモン問題


第4節 ウレタン系(TPU)

 1.概要
 2.合成
  2.1 原料
  2.2 塊状重合法
  2.3 溶媒法
 3.構造と物性
 4.成形加工性
  4.1 水分の影響
  4.2 スクリューアレンジ
  4.3 成形条件
 5.最新の技術動向
  5.1 TPUの構造および物性に及ぼす重合温度の影響
  5.2 溶融TPUのせん断流動変形におけるレオロジー的性質
  5.3 溶融TPUの一軸伸長流動挙動
 6.新たな用途開拓
 7.今後の展開


第5節 エステル系(TPC/Thermo-Plastic Co-polyester)

 1.合成
 2.構造と物性
 3.成形加工性
  3.1 乾燥
  3.2 射出成形
  3.3 押出成形
 4.最近の技術動向
 5.新たな用途展開
 6.今後の展開


第6節 アミド系(TPAE)

[1] アミド系(TPAE)(解説1)
 1.合成
 2.構造と物性
  2.1 基本物性
  2.2 低温特性
  2.3 動的特性
  2.4 その他の物性
 3.成形加工性
  3.1 射出成形および押出成形
  3.2 複合化
  3.3 着色
 4.最新の技術動向
 5.新たな用途開拓
 6.今後の展開

[2] アミド系(TPAE)(解説2)
 1.ポリエーテルアミド系TPAEの構造と物性
  1.1 構造
  1.2 物性
   1.2.1 基本特性
   1.2.2 熱的物性
   1.2.3 動的粘弾性
   1.2.4 引張物性
   1.2.5 溶融物性
 2.ポリエーテルアミド系TPAEの特性
  2.1 耐屈曲疲労性、反発弾性
  2.2 透明性
  2.3 耐加水分解性
  2.4 TPUとの溶着接合性
  2.5 低温特性
 3.ポリエーテルアミド系TPAEの成形加工性
 4.ポリエーテルアミド系TPAEの応用展開


第7節 1,2ポリブタジエン(RB)

 1.合成
 2.構造と物性
  2.1 力学的性質
  2.2 熱的性質
  2.3 溶融物性
  2.4 電気的性質
  2.5 耐薬品性
 3.成形加工性
 4.最新の技術動向
  4.1 SBS改質
  4.2 医療部品
  4.3 溶融袋
 5.新たな用途展開
  5.1 電子線/紫外線による架橋
  5.2 RB/SISブレンド
 6.今後の展開


第8節 フッ素系

[1] フッ素系ブロック型熱可塑性エラストマー
 1.合成
 2.構造と物性
  2.1 機械的性質
  2.2 示差熱分析曲線
  2.3 溶融流動性
  2.4 耐熱性
  2.5 耐薬品性
  2.6 電気的性質
 3.成形加工
 4.応用
  4.1 チューブ・パイプ
  4.2 シール
  4.3 電線・収縮チューブ
  4.4 ゴム、樹脂の改質

[2]フッ素系グラフト型熱可塑性エラストマー
 1.合成
 2.物性
 3.加工性


第9節 アイオノマー系

 1.合成方法
 2.アイオノマーの構造
 3.アイオノマーの物性
  3.1 機械的物性
   3.1.1 引張物性
   3.1.2 曲げ剛性、硬度
   3.1.3 耐摩耗性
   3.1.4 成形後の機械的経時変化
   3.1.5 光学性
  3.2 化学的性質
   3.2.1 接着性とヒートシール性
   3.2.2 耐薬品性
 4.エチレン系アイオノマーの工業的応用
  4.1 包装材料
  4.2 成型品
  4.3 ポリマー改質剤
 5.加工適性
  5.1 熱安定性
  5.2 吸湿性
  5.3 加工条件
  5.4 パージ


第10節 水素添加TPE(SEBCおよびCEBC)

 1.合成
 2.構造と物性
 3.成形加工性
 4.最新の技術動向
  4.1 粘着フィルム
  4.2 PP/PE(PP/EOM)の相溶化
  4.3 耐油性コンパウンド
  4.4 アイオノマー樹脂アロイ
 5.新たな用途展開
  5.1 PET/PEの相溶化
 6.今後の展開


第11節 動的架橋系(非オレフィン系TPV)

[1] 水素添加SBC/PP系等
 1.水素添加SBC/PP系の動的架橋反応と構造
 2.成形加工性
 3.最新の技術動向と用途開拓

[2] NR/PP系
 1.製造方法
 2.構造と物性
 3.成形加工性

[3] ACM/PA系
 1.合成
 2.構造と物性
 3.成型加工性
 4.新たな用途開発と今後の展開


第12節 イソブチレン系熱可塑性エラストマー

 1.スチレン−イソブチレンブロック共重合体の合成
 2.スチレン−イソブチレンブロック共重合体の構造
  2.1 分子構造
  2.2 モルホロジー
 3.SIBSの基本的特性と特徴
  3.1 SIBSの基本物性と構造
   3.1.1 基本物性
   3.1.2 SIBSの分子構造と特性の関係
  3.2 SIBSの特徴
   3.2.1 ガスバリア性
   3.2.2 制振性
   3.2.3 耐熱老化性
  3.3 SIBSの成形加工性
 4.SIBSの応用例
  4.1 軟質コンパウンド
  4.2 粘弾性ダンパー
 5.新しいイソブチレン系熱可塑性エラストマー
 6.今後の展開


第13節 シリコーン系

 1.熱可塑性シリコーンエラストマー(TPSE)の合成方法
 2.熱可塑性シリコーンエラストマー(TPSE)の構造と物性
  2.1 構造的特徴
  2.2 機械的特性
  2.3 熱的特性
  2.4 動的粘弾性
  2.5 光学的特性
 3.熱可塑性シリコーンエラストマー(TPSE)の成形加工性
  3.1 一般的成形加工
  3.2 溶液での加工処理
 4.熱可塑性シリコーンエラストマー(TPSE)の用途
  4.1 用途の概要
  4.2 成形助剤用途
  4.3 高分子改質剤用途
  4.4 高分子材料用途
 5.熱可塑性シリコーンエラストマー(TPSE)の今後の展開


第14節 エチレン−酢酸ビニル系TPE(EVA,EEA)

 1.合成
 2.構造と物性
 3.成形加工性
  3.1 押出し成形
  3.2 カレンダー成形
  3.3 射出成形
  3.4 混合・分散
 4.最新の技術動向
 5.今後の展開

 

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第3章 先進TPE

第1節 液晶系熱可塑性エラストマー

[1] トリブロック型液晶エラストマー
  1.合成
  2.熱的特性及び物性

[2] マルチブロック型液晶エラストマー
  1.合成
  2.物性
  3.モルフォロジー

[3] 液晶エラストマーの対称性と形状記憶
  1.液晶相と液晶エラストマー
  2.ネマチックエラストマーにおける可逆変形の発現
  3.スメクチックエラストマーにおける力学的性質
   3.1 1次元結晶・2次元液体としてのスメクチックA(SmA)エラストマー
   3.2 スメクチックC(SmC)エラストマーにおける形状記憶効果
    3.2.1 SmC液晶エラストマーの相転移挙動
    3.2.2 単結晶SmCエラストマーの自発的・可逆的変形


第2節 生分解性ポリウレタンの高次構造とその特性

 1.SPUUの合成
 2.熱的性質と動的粘弾性の温度依存性
 3.広角X線回折(WAXD)・小角X線散乱(SAXS)による構造解析
 4.引張試験
 5.加水分解試験及びBOD試験
 6.エレクトロスプレーデポジション法(ESD法)によるナノファイバーの調製


第3節 水素結合架橋系

 1.合成
 2.構造
 3.物性
 4.成型加工性
 5.他のエラストマー材料との比較
 6.最新の技術動向
 7.今後の展開

第4節 アイオネン型エラストマー

 1.アイオネン型エラストマーの特性
 2.アイオネンエラストマーの高次構造と物性の相関

 

第4章 ハイブリッド化による高性能化

第1節 バリヤー性の制御

 1.気体の透過性
 2.水蒸気の透過性
 3.諸種のフルィドの透過性
 4.ポリマー単純ブレンド系のバリヤー性
 5.ポリマーアロイ系のバリヤー性
 6.ポリマー積層系のバリヤー性
 7.ポリマー/フィラーナノコンポジット系


第2節 高次構造を制御した新しいTPE材料

 1.TPE/低分子ハイブリッドの高次構造
 2.高次構造を得る方法 −高次構造の形成機構−
 3.高次構造を制御したTPE材料のポテンシャル


第3節 TPAEの複合化による高性能化

 1.無機化合物との組み合わせにおける衝撃強度の改善
 2.熱可塑性ポリウレタンエラストマーとの組み合わせによる複合材料
 3.架橋ゴムとの組み合わせによる複合材料


第4節 TPVの高性能化

 1.基本特性
 2.圧縮永久歪み特性の調整
 3.成形加工性

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第5章 配合剤による高性能化

第1節 熱可塑性エラストマーの耐熱酸化性向上

 1.SBS系TPEの安定化
 2.SBS系ホットメルト接着剤の安定化
 3.SIS系TPEの安定化
 4.TPU系TPEの黄変抑制方法
 5.HIPSの耐衝撃性の向上


第2節 耐オゾン性の向上

 1.エラストマーのオゾン劣化
 2.オゾン劣化防止剤
 3.非汚染性オゾン劣化防止剤
 4.SBSに対する非汚染性オゾン劣化防止剤の効果


第3節 ポリウレタンエラストマーのガス透過性


第4節 難燃性の向上

 1.TPEの燃焼性と難燃化機構
  1.1 燃焼中に生成する燃焼牽引力の強いラジカルトラップ(気相)
  1.2 熱エネルギーレベルの低下(気相)
  1.3 酸素の遮断、希釈効果により酸素との反応を抑制する(固相、気相)
 2.TPEの難燃化に使用される難燃剤の現状と環境安全性の課題
 3.TPEの難燃化技術の動向


第5節 耐加水分解性の向上

 1.TPUの耐加水分解性の向上
 2.TPAEの耐加水分解性の向上
 3.TPEEの耐加水分解性の向上


第6節 導電性の付与

 1.熱可塑性エラストマーの導電性
 2.TPEの導電化
 3.導電性樹脂、導電性TPEの用途
 4.導電性TPEの例


第7節 HSBCの粘・接着性性能への配合効果

 1.HSBCの基本設計
 2.HSBCへの各種添加剤の配合効果
 3.高分子量HSBCを用いた粘・接着剤性能

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第6章 TPEの加工とトラブル対策

第1節 TPEの混練と分散

[1] TPEのブレンドと分散性
 1.世界の代表的TPEコンパウンドメーカー
  1.1 米国イリノイ州のGLS社
  1.2 Ovation polymers
  1.3 マルチベース社(Dow Corning傘下)
  1.4 AES(EXXON Mobil Chemical)
  1.5 KRAIBURG
  1.6 TEKNOR APEX社
  1.7 台湾TSRC社のT-Blend
 2.TPEのブレンドと分散性
  2.1 スチレン系(SBC)
  2.2 オレフィン系TPO,TPV
  2.3 ポリウレタン系TPU
  2.4 ポリエステル系TPEE
  2.5 その他のTPE
 3.TPEのブレンド・分散・混練に適した装置

[2] 配合剤のミキシングと分散
 1.TPEに配合される配合剤の役割
  1.1 ナノフィラー配合によるTPEの改質
  1.2 導電性、熱伝導性TPEの配合
  1.3 抗菌性TPE
  1.4 高比重TPE、透磁性TPE
  1.5 制振性TPE
  1.6 プラスチックの改質材としてのTPE
 2.配合剤のミキシング装置
  2.1 日本製鋼所の二軸混練押出機TEX
  2.2 (株)テクノベル社の4軸押出機(KZW)
  2.3 ロータ式2軸混練機(MIXTRON)
  2.4 ブス社のコニーダー

[3] リアクティブプロセッシングによる材料設計
(a)モルフォロジー設計
 1.機械的な細化−mmからμmへ
 2.せん断場での相溶性―物理化学的側面
 3.非相溶系の界面
 4.界面でのカップリング反応−sub-μmへ
 5.界面からの共重合体の引き抜き―10 nmへ
 6.動的架橋

(b)二軸スクリュ押出機を用いた製造技術
 1.リアクティブプロセシングに用いる各種の混練機
 2.二軸スクリュ押出機を用いたリアクティブプロセシングの優位点
 3.二軸スクリュ押出機を用いたエラストマーの重合プロセス
 4.二軸スクリュ押出機を用いたリアクティブプロセシングシステム例
  4.1 動的加硫プロセスへの展開
  4.2 ポリマーアロイへの展開
  4.3 凝固・脱水押出しへの展開


第2節 成形における条件設定とトラブル対策

[1] 押出成形
 1.TPEの押出成形における流動特性
 2.TPEの押出成形性に影響する押出機と周辺設備の進歩
  2.1 生産性の向上
  2.2 自動化、省力化
  2.3 品質の向上
 3.TPEの押出成形において留意すべきポイント
 4.TPE押出成形におけるトラブ対策

[2] 射出成形
 1.TPEの種類と特徴
 2.TPEの射出成形
  2.1 積層成形
   2.1.1 TPEと硬質樹脂の組み合わせ
   2.1.2 金型に関する留意点
    (1)スプル・ランナ・ゲート
    (2)キャビティ・コア
    (3)ガスベント
    (4)メンテナンス
   2.1.3 射出成形に関する留意点
    (1)押し切り成形
    (2)二色成形機と成形方法

[3] ブロー成形
 1.押出ブロー成形法と射出ブロー成形法
  1.1 押出ブロー成形法
  1.2 射出ブロー成形法
 2.射出押出ブロー成形機
 3.コネクションブロー成形法
 4.多次元ブロー成形とエクスチェンジブロー成形法
  4.1 多次元ブロー成形法(MES)
  4.2 エクスチェンジブロー成形法
 5.最近のブロー成形法

[4] 発泡成形

[5] カレンダー成形

[6] 離型と金型汚染防止
 1.金型汚染
 2.金型汚染防止
 3.金型の洗浄


第3節 TPE変形における応力発生メカニズム

 1.実験
  1.1 試料
  1.2 測定
 2.結果と考察
  2.1 応力ひずみ曲線
  2.2 変形後のモルフォロジー
  2.3 変形下の分子配向
  2.4 iPP結晶性の異なる応力ひずみ曲線
  2.5 変形下の球晶観察


第4節 TPE成形品の変色メカニズムとその解析

 1.熱可塑性エラストマー(TPE)の変色解析手順
 2.変色原因の解析事例
  2.1 TPE製品(スチレン系エラストマー成形品)表面のピンク変色
  2.2 実験
   2.2.1 供試料
   2.2.2 分析方法
  2.3 分析結果および変色原因の推定
   2.3.1 供試料の変色事象と外観観察
   2.3.2 XPSによる変色部の成分分析
   2.3.3 ESR、顕微FT-IR-ATR法によるエラストマー変色部の分析
   2.3.4 TOF-SIMSによるエラストマー変色部の分析
  2.4 変色メカニズムの検討
  2.5 変色メカニズムの検証

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第7章 TPEの耐久性向上と信頼性評価

第1節 TPEの劣化とそのメカニズム

 1.高分子材料の劣化
  1.1 開始反応
  1.2 成長反応
  1.3 停止反応
 2.TPEの劣化
  2.1 オレフィン系(TPO)
  2.2 スチレン系(SBC)
  2.3 塩ビ系(TPVC)
  2.4 ウレタン系(TPU)


第2節 TPEの劣化防止法

 1.高分子材料の劣化と添加剤の働き
 2.添加剤の作用機構と効果
  2.1 ラジカル連鎖開始阻止剤
  2.2 ラジカル捕捉剤
  2.3 過酸化物分解剤
 3.添加剤の相互作用
  3.1 成形加工時の添加剤の相互作用
  3.2 熱酸化における添加剤の相互作用
  3.3 光酸化における添加剤の相互作用


第3節 熱可塑性エラストマーの寿命予測と信頼性の評価

 1.寿命予測とは
 2.熱可塑性エラストマーの試験方法
 3.熱分析による速度論的解析
 4.粘弾性測定における活性化エネルギー値
 5.熱可塑性エラストマーの劣化解析に関する最近の報告例
 6.寿命予測と信頼性


第4節 熱可塑性エラストマーの微生物劣化とその対策

 1.微生物と微生物劣化
 2.高分子の分解と水、微生物劣化
 3.酵素による高分子鎖の切断の機構
 4.熱可塑性エラストマーの微生物劣化に関する最近の報告例
 5.熱可塑性エラストマーと微生物劣化、今後の展開

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第8章 TPEの応用技術とトラブル対策

第1節 自動車用途

[1] バンパーへの応用とリサイクル
 1.プラスチック化の経緯
 2.バンパーの構造
  2-1. 高衝撃性バンパー(5マイル/hバンパー)
  2-2. 低衝撃性バンパー(2.5マイル/hバンパー)
 3.パンパーカバー材料
  3-1. PP系材料
  3-2. ポリウレタン系材料
  3-3. エンプラアロイ系材料
  3-4. その他
 4.衝撃吸収材とリインフォースメント(バックアップビーム)
 5.近年のプラスチックバンパー材の動向
   −高剛性バンパーとTSOPバンパーの開発・実用化
 6.プラスチックバンパーのリサイクル

[2] モール材への応用とトラブル対策
 1.ルーフモール材への応用とトラブル対策

[3] 内装材への応用とトラブル対策
 1.シフトノブ用途への応用とトラブル対策
 2.フロアマット裏打ち用途への応用とトラブル対策

[4] 内装材(レザーシート)への応用
 1.PVC/PPF、TPO/PPFの比較
 2.ブルーム、ブリード性
 3.表面傷つき性
 4.耐油性
 5.ピンキング現象

[5] 自動車用CVJブーツへの応用とトラブル対策
 1.製品の概要
 2.成形方法の説明
 3.トラブル対策
  3.1 材料の乾燥
  3.2 ドローダウン、パリソン潰れ対策
   3.2.1 材料のMFR
   3.2.2 押出し/引き上げ条件設定
  3.3 小径シール部外側(射出成形部〜ブロー成形部のつなぎ部分)のクラック対策
  3.4 蛇腹山谷肉厚不良


第2節 改質剤

[1] TPEによるポリプロピレン改質技術とトラブル対策
 1.TPE系ポリマーアロイの基礎
  1.1 界面の熱力学
   1.1.1 高分子/高分子系界面
   1.1.2 TPEとしてブロック共重合体を含む高分子界面
  1.2 モルフォロジー
  1.3 界面強度
 2.改質剤技術
  2.1 力学特性の改良
  2.2 モルフォロジーの安定化
  2.3 寸法安定性の改良
  2.4 塗装性の改良

[2] アスファルト用改質剤としての利用技術とトラブル対策
 1.アスファルト用改質材の変遷
 2.SBS改質アスファルトの分散メカニズムと製造技術
  2-1. 分散のメカニズム
  2-2. 分散技術
 3.SBS改質アスファルトの相分離
  3-1. 概要
  3-2. SBS改質アスファルトのミクロ構造および分散形態
  3-3. 分散形態と相分離現象の関係
 4.SBS改質アスファルトの性能
  4-1. ポーラスアスファルト舗装の骨材飛散抵抗性
  4-2. ポーラスアスファルト舗装の疲労破壊抵抗性

[3] ゴム用改質剤としての利用技術とトラブル対策
 1.ブチルゴム用改質剤としてのイソブチレン系熱可塑性エラストマー
  1.1 加工性の改良
  1.2 加硫ゴムの機械的性質の改良
  1.3 スチレン系TPEによるブチルゴム改質のトラブルとその対策
 2.ジエン系ゴム用改質剤としてのポリブタジエン系熱可塑性ウレタンエラストマー
  2.1 SBR加硫物の引張特性の向上
  2.2 SBR加硫物の耐屈曲疲労性の改良
  2.3 接着性の向上
  2.4 ポリブタジエンベースTPUをめぐるトラブル予想


第3節 工業用品

[1] 力学的振動減衰材料:制振材料への応用
 1.制振材としての機能発現
 2.網状構造の利点とポテンシャル
 3.この方法でも未解決の課題

[2] 防振、制振材料への応用とトラブル対策
 1.TPEを使用した防振、制新の設計技術と起こり易いトラブルと対策
 2.制振材、防振材用TPEの特性、応用分野とトラブル対策

[3] フイルムへの応用技術
 1.軟質PVCフイルムの代替
 2.カレンダー製膜技術
  2.1 樹脂の選択
  2.2 安定剤の選択
  2.3 二次加工性
  2.4 黄変問題
 3.共押出製膜技術
  3.1 単層品の欠点克服
  3.2 応用展開


第4節 機能材料

[1] 光ファイバー外層
 1.光ファイバー素線の被覆
  1.1 光ファイバーの被覆材料に要求されること
  1.2 難燃性被覆材
 2.光ファイバーケーブルへの被覆   インドでの光ファイバーケーブル
 3.プラスチック光ファイバー(POF)へ外層被覆

[2] 熱可塑性エラストマーの粘接着剤への応用と使用現場におけるトラブル対策
 1.熱可塑性エラストマーの粘接着剤への応用
  1.1 スチレン系熱可塑性エラストマーを用いた粘接着剤
  1.2 ポリオレフィン系熱可塑性エラストマーを用いた粘接着剤
  1.3 アクリル系熱可塑性エラストマーを用いた粘接着剤
  1.4 ポリウレタン系熱可塑性エラストマーを用いた粘接着剤
  1.5 その他の熱可塑性エラストマーを用いた粘接着剤
   ・ポリエステル系ホットメルト接着剤および水系ポリエステル接着剤
   ・ポリアミド系ホットメルト接着剤
   ・ウレタン系以外の反応性ホットメルト接着剤
   ・合成ゴム接着剤
 2.使用現場におけるトラブル対策
  2.1 合成ゴム・オレフィン系ホットメルト
  2.2 ウレタン系反応性ホットメルト

[3] 医療材料への応用とトラブル対策
 1.TPEの医療材料としての用途と必要性能
 2.各種TPEの医療材料としての応用
  2.1 スチレン系TPE(SBS,SEBS)
  2.2 ポリエステル系TPE(TPEE)
  2.3 ポリウレタン系TPE(TPU)
  2.4 ポリオレフィン系TPE(TPO)
  2.5 架橋TPE(TPV)
  2.6 ポリマーアロイ
  2.7 ポリ塩化ビニル(PVC)

[4] トランスポリイソプレン
 1.トランスポリイソプレンの特性と形状記憶樹脂の製法
  1.1 トランスポリイソプレンの特性
  1.2 形状記憶TPIの製造
   1.2.1 形状記憶機能の原理
   1.2.2 形状記憶TPIの配合と製法
 2.形状記憶TPIの物性
  2.1 力学的物性の温度依存性
  2.2 収縮応力と延伸倍率の関係
 3.形状記憶TPIの用途開発
  3.1 ラミネートまたはライニング材
  3.2 締め付けピン
  3.3 医療用固定器具材
  3.4 火災報知器感温装置
  3.5 その他


第5節 機能製品

[1] スポーツ用品(ゴルフボール)への応用
 1.マーケット
 2.ゴルフボールの変遷
 3.ゴルフボールに用いられるエラストマー
 4.具体的な応用例
 5.今後の課題

[2] はきもの
 1.はきものへの応用
 2.TPE使用での問題
 3.最近の動向


第6節 エレクトロニクス、IC用品

[1] 半導体製造用UV硬化型粘着テープへの応用とトラブル対策
 1.半導体製造工程
 2.UV硬化型粘着剤の組成、配合
 3.UV硬化型粘着剤における粘着特性の制御

[2] 放熱シートへの応用とトラブル対策
 1.熱伝導性粘着シート

[3] 電線・ケーブル用材料(絶縁材料、シースなど)への応用とトラブル対策
 1.構造
 2.絶縁体
 3.シース
 4.製造方法
 5.熱可塑性エラストマーの特性と注意点
 6.トラブル例

[4] 電気製品のギヤ・消音歯車
 1.消音ギヤに使用される高分子材料への要求事項
  1.1 強度と寸法安定性
  1.2 柔軟性、弾性率
 2.PAEの構造と特徴
 3.新しいギヤ用材料開発

第9章 熱可塑性エラストマーの特許出願動向と傾向分析

 1.最新の特許提案動向

第10章 TPEの課題と将来の展望

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可塑性エラストマー TPE