顕微赤外 スペクトル 書籍
 
No.1433
 
 
 

★IR解析実務において必ずや力になる情報が満載!
★各種工業材料のデータ・特徴が豊富に記載 されている!

異物顕微赤外スペクトル集【増補改訂版】(1433)

〜検索に便利な異物IRスペクル集 140 CD−Rデータ付き(PDF)〜

■発 刊 2008年6月9日     ■体 裁 B5判 298頁(上製本)   ■定 価 78,000円(税抜)

※書籍絶版 オンデマンド版 30,000円(税抜)   (上製本ではありません)

■ 本書のポイント

≪第1節 現場視点でのIR測定技術と異物顕微赤外スペクル集 110≫

 ・異物IRスペクル集 110のCD−Rデータ(PDF)がついている!
 ・異物の解明を目的としているが、材料調査/経過観察/異常発見/安定管理
  を目的とした方も役立てることができる内容になっている!
 ・IRスペクトル分析法の長所、短所がわかる!
 ・図表・チャートが豊富で実務に役立たせることができる!
 ・容器包装に関わる情報が豊富で、以下の材料のデータ・特徴が豊富に記載 されている!

(熱)硬化性樹脂/ゴム材料/ビニル系樹脂/ポリアミド/天然樹脂/ プラスチック材料用添加剤/造核剤/酸化防止剤/老化防止剤/ 安定剤/可塑剤/滑剤・界面活性剤/紫外線吸収剤/発泡剤/ ブロッキング防止剤/難燃剤/充填剤/ 着色剤/ 粘着性付与剤/ アクリル系粘着剤

 ・他にも著者のこれまでの経験が記載されていて、IR解析実務において必ずや力になる情報が満載!
【付録の内容は・・・】
 ・工業材料に関する異物IRスペクトルチャートが豊富に入っている!
  ⇒異物IRチャート 140種類!

≪第2節 スペクトルデータの読み方≫
 異物の定性に主眼を置き、分光分析の初心者や経験の浅いオペレーターを対象として、スペクトルの解釈にはどのような「コツ」があるか、「吸収帯のどの部分に注目すべきか?」、さらにデジタルライブラリによるスペクトル検索 のノウハウが解説されている。

 
■ 執筆者
合同会社 IR分析研究所 谷川 征男

サーモフィッシャーサイエンティフィック(株)

中野 辰彦

■ 目次


第1章 現場視点でのIR測定技術と異物IRスペクル集 110 

1. 製品トラブルとIR分析

2. IRスペクトルで判ること

  2.1 IRスペクトル分析の特徴
  2.2 IRの限界を補う補助分析情報

3. 製品トラブルと異物クレーム

4. 異物の種類

5. 異物の原因

6. 工業材料の利用形態と異物の係わり

  6.1 プラスチック基本材料
  6.2 フィルム材料

7. 容器工業材料各論

  7.1(熱)硬化性樹脂
    ・フェノール樹脂 
    ・尿素樹脂
    ・メラミン樹脂
    ・グアナミン樹脂
    ・エポキシ樹脂
    ・ウレタン樹脂
    ・不飽和ポリエステル樹脂
    ・アルキッド樹脂
    ・ジアリルフタレート樹脂
    ・ポリイミド樹脂
  7.2 ゴム材料 
    ・硬化型ゴムの基本樹脂
    ・熱可塑性エラストマー(TPE)
  7.3 ビニル系樹脂
    ・アクリル樹脂
    ・塩化ビニル樹脂(PVC)
    ・ポリ塩化ビニリデン(PVDC)
    ・ポリビニルアルコール(PVAL)
  7.4 ポリアミド(PA)
  7.5 天然樹脂
  7.6 プラスチック材料用添加剤
  7.7 造核剤(Crystal Neucleation Agents)
  7.8 酸化防止剤(Antioxidants)
  7.9 老化防止剤(Antiozonants)
  7.10 安定剤(Stabilizer)
  7.11 可塑剤(Plasticizer)
  7.12 滑剤(Slipping Agents)
  7.13 界面活性剤(防曇剤、帯電防止剤)(Surface Active Agents)
  7.14 紫外線吸収剤(UV―Absorber)
  7.15 発泡剤(Blowing Agents)
  7.16 ブロッキング防止剤(Anti-Blocking Agents)
  7.17 難燃剤(Flame Retardants)
  7.18 充填剤(Filler)
  7.19 着色剤(Pigment)
  7.20 粘着性付与剤(Tackifier)
  7.21 アクリル系粘着剤(Adheasive)

8. IR測定原理

  8.1 赤外線吸収原理とIRスペクトル
  8.2 IRチャートはどの記録方式が良いのか)
  8.3 IRスペクトルの基準振動

9. IR付属装置

  9.1 各種IR測定法  

10. 各種付属装置の特徴と注意点

  10.1 フィルム透過法
  10.2 鏡面反射法
  10.3 拡散反射
  10.4 ATR法
  10.5 顕微IR法

11. 正しいIR測定

  11.1 光学零位法とFT法の0%と100%
  11.2 試料厚みの限界
  11.3 黒い試料での発光赤外線妨害
  11.4 干渉縞(フリンジ)の問題

12. IR測定のための試料調製

  12.1 サンプリング上の注意      
  12.2 特別な前処理を必要としない異物の測定 
  12.3 フィルム成型法
    ・溶液キャスト法 
    ・ホットプレス法
  12.4 前処理が必要な存在状態の異物
    ・抽出物に対するIR測定の定法]
  12.5 液状母体からの成分分離
    ・[油脂中の汚染物質分離]
    ・[グリス状、ペースト状、流動形食品からの異物分離]
  12.6 固体の支持母体中に内在する異物の分離
    ・多層構成材の内部の異物分離(サンドイッチ状)
    ・樹脂中混入汚染(樹脂成形体中などの場合)

13. IR測定での注意点/意味のあるスペクトル、ないスペクトル

    ・正しいスペクトルを与える試料の性状
    ・正しいデータ処理

14.IRスペクトル解析の基本

    ・工業材料のIRスペクトル解析
    ・異物/工業材料とIRスペクトル解析
    ・無機物のIR同定

15. IRスペクトル・ライブラリー検索

16. 混合物のIR検索手法

    ・多成分認識のための差スペクトル
    ・混合物での加成性と検索手法

◆異物IRスペクル集 140

 (2007年4月発刊版からの追加項目は赤字で記載しております)

【天然系無機物】
1.KAOLINIT.DX / カオリン(珪酸アルミニウム)Al4[(OH8)SI4O10]
2.TALC タルク(珪酸マグネシウム)
3.ASBESTOS アスベスト(同)
4.QUARTZ 石英、ホワイトカーボン(SiO2)
5.CACO3 炭酸カルシウム(CaCO3)
6.TIO2 二酸化チタン、白色顔料(TiO2)
7.FE2O3 ベンガラ、赤色顔料(Fe2O3・nH2O)
8.MNO2 二酸化マンガン(MnO2)
9.SILICAGL シリカゲル(SiOx(OH)y・nH2O)
10.CONCREAT コンクリート(CaCO3/Ca(OH)2/SiOx/H2O)
11.BENTONHY ベントナイト(火山灰)
12.CASO4 硫酸カルシウム、石膏(CaSO4・nH2O)
13.PRUSIANB プルシアンブルー顔料(フェリシアン鉄,錯塩)
14.GLASSURF ガラス粉(Na2O/SiO2/B2O3/H2O)
15.RHOMCLAY 関東ローム層土砂(Si/Al/Fe/Ox/H2O)
138.ALOH3 水酸化アルミニウム(Al(OH)3)
139.MICA 雲母,マイカ(KAl3Si3O10(OH)2)
140.NANO3 硝酸ナトリウム(NaNO3)
【天然系有機物】
16.CELLULOS 結晶性セルロース(繊維)
17.PROTEIN 蛋白質
18.HAIRMAN 人毛
19.WOOL 羊毛
20.WOOD 木片
21.WOODBURN 焦げ木片
22.CITLICACD クエン酸
23.CYDEXTRI シクロデキストリン
24.PECTIN ペクチン
25.NATURUBR 天然ゴム
26.ROSINEST アビエチン酸塩、ロジン
27.PEPTGLUC 菌(ペプチドグルカン)
28.FATTYOIL 植物油(オリーブ油、オレイン酸トリグリセリド)
29.CAFFEINE カフェイン
30.CA-STEAR ステアリン酸カルシウム(St−Ca−St)
31.CARMINE カラミン酸天然黒色染料
32.PHTCYABL フタロシアニン青顔料
33.PIGRED53 赤色顔料
34.PARAWAX パラフィンワックス
35.PALMOIL パーム油
【人造繊維】
36.NYLON6 ナイロン6
37.NYLON12 ナイロン12
38.MXD6NYLO アラミド繊維(キシリレンジアミン系)
39.PETCAST テトロン(ポリエステル)
40.ACRYWOOL ポリアクリロニトリル系(アクリル繊維)
41.CUPRA ビスコース(キュプラ)
42.VINYLON ビニロン(PVOH−ACETATE)
43.CELLFILM 無可塑セロファン
44.NITROCEL ニトロセルロース(硝化綿)
131.CASEIN 牛乳カゼイン
132.ALGINGEL アルギン酸ゲル
135.MONOGLY ステアリン酸モノグリセリンエステル
137.LECITIN 大豆レシチン
【合成樹脂】
45.HDPE 低密度ポリエチレン
46.LDPE 低密度ポリエチレン
47.PP ポリプロピレン
48.ETPRCOPL エチレン・プロピレン共重合体(EPR)
49.STYRENE ポリスチレン
50.PECHLORO 塩素化PE
51.TEFLON テフロン
52.UTADIEN ポリブタジエン
53.SILICON シリコンゴム(ポリジメチルシロキサン)
54.PLACTACD ポリ酪酸
55.PMMACAST ポリアクリル酸メチル
56.ALKYDES アルキッド・メラミン樹脂(o-フタル酸系塗料)
57.PHENOLRS フェノール・ホルムアルデヒド樹脂(ノボラック)
58.MMELAMFA メラミン・ホルムアルデヒド樹脂(メチロールメラミン)
59.UREAFMAL ユリア(尿素)樹脂
60.BPAEPOXY エポキシ樹脂(ビスフェノールA型)
61.EPXYUREA エポキシ・尿素樹脂
62.EPXYPHEN エポキシフェノール樹脂
63.PVCHOMO 塩化ビニル無可塑
64.PVCPLAST PVCフタル酸エステル可塑化
65.PVAC 酢酸ビニル(PVA)
66.PVAACET 部分ケン化酢酸ビニル
67.EVAL-F エチレン・ビニルアルコール共重合体(EVOH69%)
68.PGURETHA ポリエーテルウレタン樹脂(MDI系ゴム)
69.URETHANG ポリエステルウレタン樹脂(TDI系ウレタン接着材)
70.ACETAL ポリアセタール樹脂(POM)
71.POLCARBO ポリカーボネート樹脂(PC)
72.PETCAST PET樹脂(ポリエチレンテレフタレート)
73.UBSATPES 飽和ポリエステル樹脂(フタル酸系コート材、成形材)
74.PBTCAST PBT樹脂(ポリブチレンテレフタレート)
75.MMA8ACD2 アイオノマー(エチレン・メタアクリル酸8/2共重合体)
76.LIOSEN 酸変性ポリプロピレン樹脂(ラミネート接着材)
77.ACPE629 酸化ポリエチレン
78.BPAHEACR アクリル変性エポキシ樹脂
79.PEEKRESI ポリエーテルエーテルケトン樹脂(PEEK)
80.U-POLYMR ポリアリレート樹脂(ビスフェノール・フタル酸系)
81.PEG20M ポリエチレングリコール20M
82.CMCNASAL CMC(カルボキシメチルセルロースNA塩)
83.ALPHCYAN アルファシアノアクリレート(接着剤)
84.PET−G ポリエステル樹脂
85.MMAST  メタクリレート・スチレン共重合体樹脂
111.ACRAMIDE ポリアクリルアミド樹脂
112.STYBUTAN スチレンブタジエン共重合体
113.ACRRUB アクリルゴム
114.ACRREACT 反応性アクリル樹脂
115.ACRACPP アクリル酸プロピレン共重合体(MMA/PR=6/94)
116.PMMAMBUA メチルメタクリレート・ブチルメタクリレート(1/1)共重合体
117.IONOMERNA アイオノマー(エチレン・アクリル酸/Na塩形共重合体)
118.IONOMERZN アイオノマー(エチレン・アクリル酸/Zn塩形共重合体)
119.MMAMA8ET92 MMA・ジメチルアミノエチルメタクリレート(92/8)共重合体
120.EVA エチレン・酢酸ビニル(72/28モル%)共重合体
121.BENZGUBU ブチル化ベンゾグアナミンホルムアルデヒド樹脂中間体
122.NOVEPOXY ビスフェノールF・ノボラック形エポキシ樹脂
123.LATEX ABS/スチレン・ブタジエン・アクリロニトリルゴム(30/65/5)
124.SBR SBR/スチレン・ブタジエン・アクリロニトリルゴム(30/65/5)
125.NBR ニトリルゴム(アクリロニトリル/trans-ブタジエン20/80)
126.SIS  スチレン・cisイソプレン共重合体
127.CHLOROPE パークロロポリエチレン樹脂
128.SULFON ポリサルフォン樹脂
129.PEN ポリエチレンナフタレート樹脂
130.VITON バイトン,(フルオロビニリデン・ヘキサフルオロプロピレン)共重合体
136.CDBASORP カドバリ安定剤(略称),Cd・Ba塩金属石鹸
環境汚染型混入物
86.DOP 2エチルヘキシルフタレート可塑剤
87.DOA 2エチルヘキシルアジペート可塑剤
88.MINELOIL 機械油(スピンドル油)
89.SOLBITAN ソルビタンオレート(帯電防止、保湿)
90.DECAGLYN ポリグリセリン(帯電防止、保湿)
91.SOYBEAEP エポキシ化大豆油(可塑剤)
92.PARAWAX パラフィンワックス
93.LANOLINA ラノリンアルコール
94.SILICEML シリコン樹脂エマルジョンタイプ
95.SILICON シリコン油
96.OLEAMIDE オレイン酸アミド
97.IRGA1010 IRGANOX1010 フェノール系酸化防止剤
98.IRGA1076 IRGA1076 フェノール系酸化防止剤
99.IRGA1425 IRGA1425 リン系酸化防止剤
100.SANDSTAB SANDOSTABリン系酸化防止剤
101.TINUVINP UV吸収剤
102.OXALATNA 蓚酸ソーダ
103.AMPHETAM アンフェタミン覚醒剤
104.PETCY3 PETオリゴマー環状3量体
105.TORITON POEオクチルフェニルエーテル・ノニオン活性剤
106.NICOTINE ニコチン
107.SULFITE 亜硫酸ナトリウム
108.EDTA2NA EDTA2ナトリウム塩
133.ALARSORP アルキルアリルスルフォン酸ナトリウム石鹸
134.DMAMBZCL ジメチルアンモニウムベンジルクロライド(ベンザルコニウム)
   
   
109.WATERVAP 水蒸気
1110.WATERKBR KBr法錠剤水分例

 

第2章 赤外吸収スペクトルの読み方

1. 赤外吸収スペクトルの読み方
  1.1 赤外スペクトルから官能基を推定する - 部分構造解析
   1.1.1 スペクトルチャートを領域で分割する
     ・伸縮振動領域 (4000〜1500cm-1)
     ・変角振動領域 (1500〜400cm-1)
   1.1.2 代表的なポリマー材料の伸縮・変角振動のパターンで解釈する
   1.1.3 フローチャートによる場合分けで見分ける
  1.2 スペクトル解釈における阻害要因
     ・バックグラウンドノイズ(水蒸気と二酸化炭素)
     ・測定手法(透過・外部反射・ATR)によるピーク位置の違い

異物 IR スペクトル