アクリレート モノマー 書籍
 
No.1549
 
 
 

◎ 「コスト⇔物性」「反応の高効率化⇔できた材料の品質」「作業性⇔安全性⇔硬化性」
     モノマーメーカー、先進ユーザーが明かすトレードオフを両立する分子設計、重合設計とは?

機能性アクリレート選び方・使い方 事例集

〜『透明性+α』の性能を付与するためのノウハウ〜

■発 刊 2010年1月    ■体 裁 B5判 216頁(上製本)   ■定 価 78,000円(税抜)

※書籍絶版 オンデマンド版 30,000円(税抜)   (上製本ではありません)

■ 本書のポイント
■教科書では教えてくれない、設計・配合の勘どころ全24例収録!

◎ 官能基の種類、導入する位置の設定

・多種多様なアクリレートの中から求められるコスト、作業性をハイレベルで実現する組み合わせを選びだすコツ

・ 分子量、官能基数、末端基の違いが反応効率、収率、物性に与える影響


◎ 反応条件の設定

・ 安全な取り扱い方、重合法と保管の仕方

・ 反応温度・時間と硬化速度の関係

・ 反応効率のよさと副生成物の少なさを両立するための濃度、添加量の最適な配合バランスとは?


◎ 機能性の付与

・ アクリレート製品ユーザーが求める作業性を満たす粘度の微妙なコントロール!

・ ディスプレイや自動車樹脂窓、太陽電池に用いられるフィルム・ハードコートの耐候性、高(低)屈折率化の両立!

・ 自動車用塗料、粘・接着剤、機能性フィルムに向けた耐久性、柔軟性、自己修復性の付与!

■ 執筆者(敬称略)
日立化成工業(株)
東亞合成(株)
大阪有機化学工業(株)
大阪府立大学
新日鐵化学(株)
新中村化学工業(株)
荒川化学工業(株)
古河電気工業(株)
亀井淳一
佐内康之
猿渡欣幸
角岡正弘
藤城光一
伊豫昌己
木村和毅
加納義久
協和発酵ケミカル(株)
バイエルマテリアルサイエンス(株) 
ダイキン工業(株)
セメダイン(株)
サートマージャパン(株)
日本ペイント(株)
フォトポリマー懇話会
徳島大学
児玉彩
桐原修
森田正道
新井康男
杉本俊哉
肥田敬治
滝本靖之
田中均

■ 目  次


序章 ラジカル重合によるアクリルポリマーの合成  

1.モノマーの特徴
2.重合の特徴
3.リビングラジカル重合
4.立体特異性重合序章

第1章 アクリレートモノマー、オリゴマーの種類、特徴と応用展開

1.なぜアクリレート系モノマーオリゴマーが利用されるのか
2.モノマーの構造と重合速度
3.ポリマーの構造とガラス転移温度(Tg(℃))
4.オリゴマー、ハイパーブランチオリゴマーおよびデンドリマー
5.課題と対策
 5.1 硬化収縮と密着性
 5.2 毒性:皮膚刺激性中心に
 5.3 黄変
 5.4 アクリロイル基とメタクリロイル基の選択

第2章 アクリレートの製造方法および種類と特性

第1節 アクリレートの製造方法

1.アクリレートの製造方法と特長
 1.1 脱水エステル化法
 1.2 エステル交換法
 1.3 その他の製造方法
 1.4 製法がモノマーの品質に及ぼす影響
2.日立化成工業株式会社が取り扱う(メタ)アクリレートモノマーと物性のリスト

第2節 各社のアクリレートモノマー・オリゴマーの種類と特性

[1] ラジカル硬化系アクリレートモノマー・オリゴマーの種類・特徴
 1.モノマー・オリゴマーの役割
 2.(メタ)アクリル酸誘導体の反応
 3.(メタ)アクリレートモノマー
 4.エポキシアクリレートオリゴマー
 5.ウレタンアクリレートオリゴマー

第3章 アクリレートの種類・特徴と選び方、使い方

第1節 物性を向上させるには?

[1] 表面硬化性の高くするには?
 1.酸素による硬化阻害のメカニズムと対策
  1.1 酸素による硬化阻害のメカニズム
  1.2 酸素による硬化阻害対策
   1.2.1 光照射強度を高める
   1.2.2 光開始剤濃度を高める
   1.2.3 アミン化合物の添加
   1.2.4 ホスフィン化合物の添加
   1.2.5 不活性ガス雰囲気下での硬化
 2.表面硬化性の良いアクリレート
  2.1 多官能アクリレート
  2.2 水酸基を有するアクリレート
  2.3 ポリエーテルを有するアクリレート
  2.4 アミノ基やアミド基を有するアクリレート

[2] 塗膜物性を向上させるには?
 1.各種架橋系の特徴
 2.ダイアセトンアクリルアマイド(DAAM)のアクリルラテックスへの応用
  2.1 DAAMの構造と特徴
  2.2 アクリルラテックスの製膜過程と架橋
  2.3 塗膜物性への架橋の効果
  2.4 カルボニル/ヒドラジド架橋の効果的な使い方
  2.5 今後の展望

[3] 耐候性・耐酸性、表面硬化性、塗膜強度を上げるには?
 1.イソボルニルアクリレート
  1.1 モノマーの構造式と特性
  1.2 特性
  1.3 その他の使用例
 2.アダマンチル(メタ)アクリレート
  2.1 モノマーの構造と特性
  2.2 ポリマーの特徴と使用例

[4] 強度を向上させるには?
 1.デンドリマーアクリレート
  1.1 構造と特性
  1.2 特性

[5]  密着性を上げるには(塗料・インキ)
 1.テトラヒドロフルフリルアクリレート
  1.1 構造と特性
  1.2 特性
 2.γ-ブチロラクトン(メタ)アクリレート
  1.1 構造と特性
  1.2 特性

[6]  密着性を上げるには(ハードコート)
 1.オキセタン(メタ)アクリレート
  1.1 構造と特性
  1.2 特性

[7] 金属との密着性を上げるには?
 1.液晶パネル(LCD)構造と密着性
 2.アクリル樹脂による密着性付与
  2.1 アルカリ現像型バインダー樹脂の分子構造
  2.2 塗膜特性の設計
  2.3 フォトプロセスによるパターン形成
  2.4 その他構成因子の役割

[8] 硬さと耐熱性を向上させるには?

[9]  柔軟性と密着性を向上させるには

[10] 耐水性と親水性を向上させるには?

[11] 耐薬品性を向上させるには?

[12] 希釈性を向上させるには?

[13] 金属との密着性を上げるには?
 1.金属ジアクリレートとは
 2.金属ジアクリレートの用途
 3.金属ジアクリレートの特徴
 4.金属ジアクリレートの相溶性

[14] アクリル系粘着剤の耐熱性を向上させるには?
 1.粘着剤の分類とアクリル系粘着剤における耐熱性付与の設計
 2.アクリル系粘着剤における動的粘弾性と耐熱性との因果関係
 3.ポリマーブレンドによるアクリル系粘着剤の耐熱性の向上

[15] 撥水撥油性を付与するには?
 1.フッ素材料の撥水撥油性
 2.FAホモポリマーの撥水撥油性におよぼすRf基鎖長依存性、FA構造の効

[16] 屈折率をコントロールさせるには?


第2節 トラブルを防ぐには?

[1] 皮膚刺激性および毒性を低減するには?
 1.ジオキソランアクリレート
  1.1 構造と特性
  1.2 特性
 2.大阪有機化学工業製、Dシリーズ
  2.1 構造と特性

[2] 皮膚刺激性を低減するには?

[3] 硬化速度をあげるには?
 1.酸素による励起状態の失活とラジカルの捕捉
  1.1 酸素による励起状態の失活
  1.2 酸素によるラジカルの捕捉
 2.酸素による重合阻害の低減対策
  2.1 配合面からのアプローチ
   2.1.1 ワックスの使用
   2.1.2 アミンの添加
   2.1.3 光重合開始剤の組み合わせ
   2.1.4 構造による特徴
   2.1.5 チオール・エン硬化系
   2.1.6 その他
 2.2 プロセス面からのアプローチ
   2.2.1 カバーフィルムの使用
   2.2.2 不活性ガス中での硬化
   2.2.3 紫外線強度の増加

[4] 硬化収縮を低減させるには?
 1.硬化収縮の低減対策
  1.1 モノマー、オリゴマーの特徴と硬化収縮
   1.1.1 アクリル当量と硬化収縮
   1.1.2 Tg(ガラス転移温度)と硬化収縮
   1.1.3 伸び率と硬化収縮
  1.2 硬化形式と硬化収縮
  1.3 非反応成分の添加と硬化収縮

第4章 応用事例 〜ユーザーが明かす配合事例〜

第1節 UV硬化技術分野での応用事例

 1.UV硬化の熱硬化に対する位置づけと検討課題
 2.アクリレートの品種とUV硬化性の関係を示す事例
 3.酸素による硬化阻害の少ないアクリレートの事例
 4.体積収縮の少ないアクリレートの事例
 5.付着性の調整が可能なアクリレートの事例

第2節 塗料・インキ分野での応用事例

 1.ウレタンアクリレート
 2.溶剤・無用剤型UVウレタン塗料と応用事例
 3.デュアルキュアー塗料とその応用事例
 4.水性ウレタンアクリレートとその応用事例
 5. 今後の方向性と課題

第3節 接着剤分野での応用事例

1.アクリル系接着剤の種類
 1.1 シアノアクリレート系接着剤
 1.2 第二世代アクリル系接着剤(SGA)
 1.3 光硬化形接着剤
 1.4 嫌気性接着剤

第4節 ハードコート分野での応用事例

1.UVハードコート剤用途と要求物性
2.UVハードコート剤使用材料
 2.1 UV硬化システムとその材料
 2.2 アクリレートオリゴマー
 2.3 アクリレートモノマー
 2.4 光重合開始剤その他
3.UVハードコート剤の高性能化と高機能化
 3.1 高硬度化
 3.2 低カール化
 3.3 帯電防止性付与
 3.4 屈折率調整
 3.5 防汚性、耐指紋性付与
 3.6 可とう性付与
 3.7 水系化

アクリレート モノマー UV