押出 成形 書籍
 
No.1559
 
 
 

成形の効率化・不良対策の 『考え方』 と 『具体策』 を単刀直入に解説した実務書!

押出成形トラブル対策 Q&A集

−品質向上・安定化のポイント−

■発 刊 2010年5月    ■体 裁 B5判 266頁(上製本)   ■定 価 80,000円(税抜)

※書籍絶版 オンデマンド版 30,000円(税抜)   (上製本ではありません)

■ 本書のポイント
◆Q&A形式で構成しているので、知りたいことが探しやすい!読みやすい!
 ・樹脂の粘度・温度? 添加剤の量、加えるタイミング?
   それともダイの設計、運転条件の設定がいけないの?
 ・トラブルが起こった時に、何が原因なのか分からない… どう対策すればよいのか分からない… 

 ⇒ トラブルごとに 【原因として疑うべき箇所】 と 【具体的な対処法】 がすぐにわかる!


◆原料の貯蔵からダイの設計、装置の運転まで網羅!本書を開けば必ず答えが見つかる!
 ・セミナー受講者からはこんな声が多かった!
      『基礎知識がない』 『原理・原則がわからない』

 ⇒【樹脂の温度・粘度の影響】 や 【SP値の活かし方】 など押出成形の必須知識を過不足なく凝縮!
 ⇒【樹脂を均一に混練するポイント】 や 【脱揮の進め方】 など加工プロセスの鉄則と経験則を公開!


◆経験豊富な現役のエキスパートが明かす、『現場で使えるノウハウ』
  ・今までの書籍では理論は分かる。しかし、理論通りに進むほど押出成形は簡単ではない!
 
 ⇒一つのQuestionに対して樹脂、機械メーカーなど複数の観点からアプローチ!
 ⇒ 現場のリーダー達が口を揃えて注意する 【最重要項目】 と、
      様々な立場での 【見解の違い】 が役立つ!


◆セミナー受講者から最も要望の多かった『外観不良トラブルの対策』を多数収録!
 ・スジ、フィッシュアイ、ギアマーク、シャークスキン、ゆず肌、異物混入、、、
   多く寄せられたリクエストは
      『実例を挙げて説明してほしい!』 『ユーザーの要求が高くて困っている!』

 ⇒トラブル事例の写真が豊富に掲載しているので、目で確認できる!
 ⇒スクリュの回転数、ダイ・シリンダの温度制御など、具体的な対策法を解説!
■ 執筆者(敬称略)

(株)カワタ
本間技術士事務所
山形大学
九州大学 
理研ビタミン(株) 
西沢技術研究所
住友化学(株)
児玉化学工業(株)
旭化成エンジニアリング(株)

峯林修
本間精一
小山清人
梶原稔尚
指田和幸
西沢仁
城本征治
竹原秀麿
綾部守久

(株)プラスチック工学研究所
(株)池貝
(株)プラコー
(株)プライムポリマー
(株)東ソー分析センター
横河電機(株)
日立造船(株)
旭化成ケミカルズ(株)
アイメックス(株)

辰巳昌典
横田新一郎 
秦範男
大槻安彦
高取永一
佐々木尚史
古橋善男
渋谷和宏
五十嵐康雄

■ 目  次


第1章 押出成形での原料受入れ・貯蔵、乾燥・供給の進め方 

Q1 コンタミ混入を防ぐ原料の受け入れ・貯蔵方法とは?
 1. 樹脂材料流通形態のちがい
 2. 陽圧化の方法

Q2 輸送に伴う生成物や異物を除去するには?
 1. 輸送に伴う生成物とは?
 2. 輸送による生成物の低減手段
  2.1 原料輸送における輸送速度の適正化
  2.2 配管材の影響
 3. 異物除去の手段について

Q3 乾燥済み原料を輸送するには?

第2章 押出成形の基礎、メカニズム

Q4 押出成形をする上で必ず押さえておかなければならない点は?

Q5 押出成形のし易さ、し難さはどうやって決まる?
 1. 樹脂の押出成形性
 2. 製品断面形状
 3. 表面外観

Q6 樹脂の比容積、圧力、温度の関係とは?

Q7 残留ひずみ、そり、変形の発生メカニズムは?
 1. 冷却ひずみ
 2. 配向ひずみ
 3. 熱ひずみ

第3章 高分子レオロジーの成形加工への活かし方

Q8 ニュートン流体およびせん断粘度と伸長粘度の関係は?(1)
 1. 応力とひずみについて
 2. 理想弾性体と純粘性流体(Newton流体)について
 3. 高分子溶融体のせん断流動特性と伸長流動特性の比較
  3.1 線形粘弾性
   3.1.1 粘度のひずみ速度依存性,周波数依存性
  3.2 非線形粘弾性
   3.2.1 定常せん断粘度
   3.2.2 一定ひずみ速度伸長

Q9 非ニュートン流体およびせん断粘度と伸長粘度の関係は?(2)
 1. 粘性
 2. 単純せん断流動とせん断粘度
 3. 純粘性非ニュートン流体のレオロジー方程式
 4. 変形様式と粘度
 5. 単純伸長流動と伸長粘度

Q10 目的にあった粘度計の選び方と粘度測定のポイントは?
 1. メルトフローインデクサー
 2. 毛細管粘度計(キャピラリー粘度計)
 3. 回転型粘度計
 4. 伸長粘度計
  4.1 一軸伸長粘度
  4.2 一軸伸長粘度計
  4.3 平面および二軸伸長粘度計

Q11 粘弾性特性と成形加工プロセスとの関係は?
 1. 線形粘弾性と緩和時間分布
 2. 非線形粘弾性
  2.1 せん断流動特性
  2.2 伸長流動特性

Q12 二軸押出機の混合・混練評価方法とは?
 1. 混合・混練メカニズム
 2. 実験による評価
 3. 数値シミュレーションによる評価
  3.1 分配混合指標
  3.2 分散混合指標
 4. 数値シミュレーションによる評価の例

Q13 混練・分散における樹脂の粘度・温度の関係とは?
 1. 混練・分散に対する粘度の影響
 2. 混練・分散に対する温度の影響

第4章 成形加工で用いられる添加剤の最適な選び方・使い方

Q14 メヤニ防止、成形品の表面性を向上する加工助剤の使い方とは?
 1. メヤニ防止剤の必要性
 2. メヤニ発生機構
 3. 弊社製品の効果(実用例)
  3.1 リケマスターEXR-060の組成
  3.2 メヤニ評価
  3.3 評価サンプル
  3.4 配合処方
  3.5 評価条件
  3.6 評価結果
 4. メヤニ抑制機構

Q15 難燃剤が押出成形加工へ及ぼす影響と最適な配合の仕方とは?
 1. 難燃材料に要求される難燃性と使用される難燃剤
 2. 難燃剤の選択と適正配合量,配合技術
  2.1 2軸押出機によるコンパウンデング
  2.2 ニーダー,BMミキサーによるコンパウンデング
 3. 押出加工性に与える難燃剤の影響と対策
  3.1 難燃剤の熱挙動と加工性
  3.2 難燃剤の熱分解性,耐熱性と加工性
  3.3 難燃材料の押出加工性を向上させるための難燃剤から見たその他対策

第5章 最適なダイの設計方法

Q16 ダイ内・ダイ外の多層流動状態を解析するには?
 1. 流動解析方法
  1.1 解析手順
  1.2 有限要素法
 2. 有限要素法による多層流動解析
  2.1 支配方程式
  2.2 構成方程式
  2.3 温度依存性
  2.4 物性値
  2.5 境界条件
  2.6 フィルムモデル
  2.7 有限要素法の高分子流動解析への応用
 3. ダイ内多層流動解析
  3.1 流動解析方法
  3.2 解析結果
 4. ダイ外多層流動解析
  4.1 流動解析方法
  4.2 解析結果

Q17 流路設計をする上で把握しておかなければならない因子は?

Q18 スリット寸法変化と流量の関係は?

Q19 流量分布を計算するには?
 1. 簡易流量分布計算方法
 2. 円管と平行平板における流れの式
 3. 計算のアルゴリズム
 4. 3次元解析と簡易計算の使い分け

Q20 流量分布を計算するには?
 1. 単軸スクリューデザインの基本
 2. スクリュー計量部の流路計算
 3. 二次元解析ソフトによる押出機内部の流動解析
 4. 三次元流動解析による流路計算

Q21 最適なランド長さを計算するには?

Q22 マニホールド形状の決定要因と最適なマニホールド径を計算するには?

Q23 平面加工の精度はどこまで必要か?(1)

Q24 平面加工の精度はどこまで必要か?(2)

Q25 ダイの平面加工精度の正しい測定法は?

Q26 表面仕上げの種類と効果は?
 1. 定盤を基準とした測定
 2. 3次元測定器による測定
 3. オートコリメータによる芯直度測定

Q27 エッジ加工のポイントは?(1)

Q28 エッジ加工のポイントは?(2)

Q29 膜厚調整機構にはどんな種類があるのか?(1)
 1. 移動リップ型
 2. ベンディングリップ型
  2.1 直動ネジ方式
  2.2 ボルト式差動ネジ
  2.3 フック式差動ネジ
 3. シムにより厚み調整

Q30 膜厚調整機構にはどんな種類があるのか?
 1. 手動調整機構
 2. 自動調整機構
 3. 粘度調整膜厚制御ヒーター
 4. チョークバー

Q31 膜厚調整機構を使い分ける基準は?
 1. クリアランスによる膜厚調整
 2. 温度による膜厚調整

第6章 加工プロセスの最適化 

Q32 樹脂はどんなふうに溶けていくか?

Q33 ホッパーからの落下量に影響する因子は?
 1. ホッパー下部の開口面積
 2. ホッパーの円錐角または角錐角
 3. ホッパー内部に蓄積されているプラスチック原料の高さ
 4. プラスチック原料の形状,寸法その他

Q34 スクリュでの食い込み量に影響する因子は?
 1. 供給区間のスクリュ溝深さ
 2. 供給区間におけるスクリュフライトのピッチ
 3.  給区間におけるシリンダ内面の表面性状
 4.  給区間におけるシリンダの温度

Q35 均一に溶融するポイントは?

Q36 予備乾燥はどんな場合にどんな方法で行うのか?
 1. 熱風乾燥機
 2. 除湿式乾燥機
 3. 真空乾燥機
 4. マイクロ波乾燥機
 5. ホッパードライヤー

Q37 輸送の推進力を決める因子は?

Q38 正しい脱気の進め方は?

Q39 押出機内の樹脂の劣化を防ぐには?

Q40 ダイスリットの圧力を均一にするには?

Q41 ダイのヒータ温度コントロールのポイントは?

Q42 安定した供給を行うためのポイントは?

第7章 トラブル対策 

Q43 溶融樹脂のダレを防ぐには?

Q44 脈動を防ぐには?

Q45 ダイスジを防ぐには?

Q46 サージングを防ぐには?

Q47 表面光沢をよくするには?

Q48 残留ひずみを防ぐには?

Q49 フィッシュアイを防ぐには?

Q50 メルトフラクチャーを防ぐには?

Q51 ギアマークを防ぐには?

Q52 目やにを防ぐには?

Q53 ドローレゾナンス発生のメカニズムは?

Q54 ドローレゾナンス発生を防ぐには?

Q55 焼けを防ぐには?

Q56 ブリード、ブルームを防ぐには?
 1. ブルーム,ブリード,プレートアウト現象とは
 2. 成形加工時におけるブルーム,ブリード,プレートアウトと対策
  2.1 押出材料の配合設計
  2.2 押出加工,押出設備,加工条件

Q57 異物混入を防ぐには?

Q58 気泡の安定化に溶融粘弾性がどのように影響しているか?
 1. 気泡の不安定化について
  1.1 気泡の破泡・合一
  1.2 表面張力と粘弾性特性の影響
 2. 気泡の不安定化への粘弾性特性の影響
  2.1 気泡の不安定化のシミュレーション
  2.2 歪硬化性の影響
  2.3 緩和特性の影響

Q59 メルトフラクチャー、シャークスキンを解析するには?
 1. メルトフラクチャー,シャークスキンとは
 2. メルトフラクチャー,シャークスキンの原因
 3. 解析の手法について
 3.1 粘弾性による解析 − キャピラリーレオメーターによる解析
 3.2 その他の解析
 3. 2.1 分子論的背景についての解析
 3. 2.2 添加剤や成形機の構造
4. まとめ

Q60 フィルム・シートの厚さを制御するには?
 1. フィルム・シート厚さ測定制御システム
 2. 厚さプロファイル制御方法
  2.1 厚さプロファイル制御の難しさ
  2.2 仮想操作端対応最適化制御
  2.3 エキスパートファジイ制御
  2.4 有限整定応答制御
  2.5 CD適応制御

Q61 流れ方向の膜厚を高精度かするには?
 1. 気泡の不安定化について
  1.1 気泡の破泡・合一
  1.2 表面張力と粘弾性特性の影響
 2. 気泡の不安定化への粘弾性特性の影響
  2.1 気泡の不安定化のシミュレーション
  2.2 歪硬化性の影響
  2.3 緩和特性の影響

Q62 幅方向の膜厚を高精度化するには?
 1. ダイ内部設計
 2. 柔軟な調整機構
 3. 測定・自動調整フィードバック技術
 4.  高性能ダイボディー形状

Q63 幅方向の膜厚を高精度化するには?(2)
 1. Tダイの構造
  1.1 マニホールドの種類と特徴
   1.1.1 ストレートマニホールド
   1.1.2 コートハンガーマニホールド
   1.1.3 内部デッケル・外部デッケルの構造
  1.2 マルチマニホールドダイ
  1.3 フィードブロックダイ
  1.4 スタックプレートダイ
 2. Tダイの加工精度と内部樹脂圧力による口開き
 3. 自動制御システムによるフイルム厚み精度の向上

Q64 高い厚み精度を持たせるには?(1)
 1. 押出機(単軸,2軸押出機)の安定押出
 2. ギアポンプ(GP)
 3. Tダイ
  3.1 構造
  3.2 温度制御
  3.3 厚み調整法
 4. ロール冷却装置
 5. 下流装置
  5.1 厚肉シート成形(ポリシングロール成形)
  5.2 薄肉シート,フイルム成形(巻物製品)

Q65 高い厚み精度を持たせるには?(2)

Q66 スーパーエンプラ樹脂を成形するには?
 1. シート・フイルム製造装置概要
  1.1 シート・フイルム製品主仕様
  1.2 製造装置概要
 2. 金属弾性ロール(UFロール)によるバンクレス成形法(接触成形法)の有効性
  2.1 バンク成形とノンバンク成形の特徴比較
  2.2 スーパーエンプラ樹脂の従来の成形法
  2.3 金属弾性ロール(UFロール)によるノンバンク成形(接触成形)

第8章 押出機メンテナンスの進め方

Q71 押出機内を洗浄するには?
 1. 押出機の洗浄について
 2. 押出機の一般的な洗浄方法
 3. 従来のアサクリンでの洗浄方法
 4. 機能性洗浄材IMXの利用
  4.1 機能性洗浄材IMXの特性
  4.2 IMXの使用方法
 5. 分解掃除時のアサクリン活用について

Q72 メンテナンスする際に押さえてるべき項目は?

Q73 押出成形における引取り機と切断機のメンテナンスは?
 1. 押出成形とアイメックス
 2. 引取機
 3. 切断機
 4. 機械の運転記録
  4.1 引取機の運転記録
  4.2 切断機の運転記録
 5. メンテナンスの目的
  5.1 引取機のメンテナンス
  5.2 切断機のメンテナンス
 6. 日常点検と定期点検
  6.1 日常点検
  6.2 定期点検(メーカーによる点検)

押出成形 ダイ トラブル