第1節 新規事業における情報収集手法のコツ
【1】新規事業における情報収集手法のコツ
1.新規事業の生き残り
2.「混沌」から研究開発テーマを「集中」させるための情報収集
2.1 アカデミアからの情報収集
2.2 顧客候補・コンペティターからの情報収集
【2】新規事業における情報収集のコツ
1.ケースの紹介:AQSOA?(アクソア?)
1.1 研究テーマ探索時の環境
1.2 研究テーマ選定の過程
1.3 結果
2.研究テーマ提案に重要と感じたこと
【3】技術者だからこそ担えるマーケティング戦略
1.産業財マーケティング戦略における視点理論
2.コンセプト翻訳
3.技術開発モチベーションの対称性
【4】新規事業におけるアイデアの発想法と情報収集手法のコツ
1.駄菓子欲しさに7歳で起業
2.落第社員に最後のチャンス
3.天才の意外な一面
4.無防備な商談、結果は惨敗
5.失敗から学んだこと
6.ミイラ取りがミイラに
7.価値0円の情報とプライスレスの情報
8.懲りずに2回目の無謀なチャレンジ
9.新しい才能を開花
【5】新規事業着想から事業化への仮説構築、事業評価GO/No-goまでの罠
1.医薬と他産業の研究開発、製品ライフサイクル
2.予測と仮説構築、事業価値評価の罠
3.仮説構築、同製品コンセプトテスト
4.情報収集と評価活用
5.GO/No-go嵌りそうな罠、嵌ってほしくない罠
6.終わりに、組織と個人の国際競争力
【6】新規事業における情報収集手法のコツ
1.情報源
1.1 特許
1.2 論文
1.3 顧客からのニーズ
2.分析方法
2.1 パテントマップ
2.2 論文のデータベース化
2.3 顧客からのニーズのような分散した情報のデータベース化
【7】新規事業における情報収集手法のコツ
1.そもそも新規事業とは
2.ステージ3における情報収集とは?
3.情報収集の方法
3.1 入手法
3.2 発信法
【8】新規事業や研究開発テーマの探索に求められること
1.日本企業の事業環境
1.1 フロントランナーとなったことによるイノベーションの変化
1.2 低価格化競争と市場の成熟の問題
1.3 将来的な国内市場の伸び悩み
1.4 海外市場での苦戦
2.日本企業の研究開発投資の傾向
2.1 短期と中長期の研究開発費のバランス
2.2 不確実な領域へのチャレンジ
3.課題の整理とイノベーション創出に向けて求められること
3.1 日本企業の課題の整理
3.2 イノベーション創出に向け、新規事業や研究開発テーマの探索に求められることは何か
4.考えられるアプローチ
4.1 将来ビジョン構築からのテーマ探索
4.2 ボトムアップによるテーマ探索
4.3 オープン・イノベーションをどう考えるか
4.4 グローバル化対応をどう考えるか
4.5 失敗を許容し、チャレンジできる企業風土構築の重要性
【9】新規事業における情報収集
1.テーマ選択の為の情報
2.研究開発計画設定の為の情報
3.もう一度 情報を見直す
【10】新規事業における情報収集のコツ
1.3C分析と情報収集
2.出会いを求めて情報収集へ
【11】新規事業における情報収集と研究開発
1.新規事業における研究開発のための情報収集とは
1.1 市場情報の確からしさ
1.2 情報の価値、差別性、情報の共有化、
2.新規事業における産学連携
【12】新規事業につながる研究開発テーマの情報収集について
1.新規事業につながる新しい研究開発テーマの領域を決定するために
2.新規研究開発テーマに関する情報収集
2.1 特許情報
2.2 論文からの学術情報
2.3 学術集会/講習会などからの情報
2.4 非公開の情報
【13】10年先を見据えた開発の為の情報収集
1.伝えたい事
2.誰も判らない10年後、絶対に必要な10年後の目標
3.自分の描く図絵
4.将来から現在に、現在から将来に
5.何を知りたくてその為に何を必要としているのか
6.マクロ情報
7.皆が想像する10年先
8.技術的には
9.国内に留まらず
10.インターネットだけに依存しない
11.鵜呑みにしない
12.複数の接触を持つ,間接情報の積重ねを
13.24時間探索です
14.何が影響するか判らない
15.明日必要な情報、10年先の構想に必要な情報
16.怖れずに
17.世に出るタイミング次第という事もあります
18.間違いないkey Word
19.10年先を目指して
【14】新規事業開拓マネジメント
1.新規事業は必ず立ち上がるという幻想を捨てる
2.新規事業開拓のプロセスマネジメント
3.プロジェクト凍結・撤退の基準策定
第2節 技術戦略、技術ロードマップからの研究開発テーマの見つけ方
【1】技術ロードマップ活用による中長期研究テーマの創出
1.コア技術を生かす技術戦略の重要性
2.リチウムイオン電池の技術ロードマップ活用による中長期テーマの創出
【2】技術ロードマップ活用による中長期研究テーマの創出
1.公的ロードマップの見方
2.社会システムとの整合性
3.規制適正化や標準化戦略をロードマップに組み込む
4.エントリーマーケット
5.顧客の囲い込みと標準化による市場拡大のバランス
6.政府機関の行動原理
【3】ロードマッピングとシナリオプランニングの融合による
将来有望な新事業・新製品・新サービスの共創
〜不確実性が高くリスクの大きい経営環境におかれた
企業における研究開発テーマの探索〜
1.ロードマッピングという戦略策定・実践手法が重要になった背景
1.1 ロードマップとは
1.2 具体的ストーリーと具体的解決策としてのロードマップ
1.3 技術の融合を視野に入れたロードマップ
1.4 ロードマップの限界への対応と作成に際しての考え方
2.シナリオプランニングという戦略策定手法が重要になった背景
2.1 シナリオプランニングとは
3.ロードマッピングとシナリオプランニングの融合が効果を発揮する経営環境
3.1 社会トレンドの見極め
3.2 シナリオとビジネスモデルの組み合わせの進め方
【4】技術ロードマップによるキーテクノロジー・R&Dテーマの明確化と
R&Dアウトソーシングとしての技術ベンチャリング
1.情報家電事業を取巻く事業環境とR&Dアウトソーシングの必要性
2.技術ロードマップによるキーテクノロジーとR&Dテーマの明確化
3.R&Dアウトソーシングとしての技術ベンチャリング
4.技術ベンチャリングにおける留意点
4.1 双方の歩み寄りとスピーディな判断が必要
4.2 ベンチャーコミュニティーの「インサイダー」(一員)になることが重要
【5】技術ロードマップを活用したテーマの見つけ方
1.製品・技術ロードマップの作成プロセス
2.製品・技術ロードマップ作成の意義と効果
3.ロードマップを活用したテーマの見つけ方
【6】市場と技術の未来洞察による研究開発テーマの抽出と絞り込み
−技術コア、市場推定、ポートフォリオと統合ロードマップを用いた方法−
1.技術コアと市場可能性マップから将来の商品・事業化テーマの抽出
2.MOTマーケティング法による将来市場の掴み方とテーマの検証
3.フェルミ推定法の活用による概算の考え方:見えないマーケットの大きさを推定する
4.研究開発テーマの事業性評価の可視化と戦略的絞込み手法
5.統合ロードマップ作成による、事業化、研究開発テーマの絞り込み
6.未来を先取りした研究開発テーマを抽出・選定し絞り込みを実践するために
【7】未来構想と研究開発
1.清水建設における未来構想の系譜
2.未来構想の推進
3.宇宙分野での取り組み事例
4.イノベーションと構想力
【8】時代を先読みする商品発想と具現化へのテクニカル・プロデュース
1.イノベーション
2.生活改良型イノベーション
3.生活新興型イノベーション
4.イノベーションを起こす企業風土
5.テクニカル・プロデュース
【9】技術の進歩と戦略の立て方と研究開発テーマの見つけ方
1.技術の進歩
1.1 技術進歩の非線形性
1.2 担当分野の進歩の認識
2.課題の設定
3.目標設定のあり方
4.研究テーマの見つけ方
4.1 提案制度
4.2 研究テーマの見つけ方
4.3 待ち伏せ研究
第3節 コア技術、自社保有技術の棚卸しと研究開発テーマの見つけ方
【1】基幹技術の棚卸と新規研究開発テーマの見つけ方
1.技術の棚卸
2.技術の優位性とは
3.基幹技術と市場ニーズ
4.新規研究開発テーマ探索活動
【2】成長分野で新規事業開発を目指したコア技術を活かした研究開発テーマの見つけ方
1.近代の成長分野
1.1 コア技術の対象
1.2 人の生きる要件はマーケット
1.3 「健康」のための大発明
1.4 下水道の本質に沢山のマーケットが
2.コア技術のマーケットを探す
2.1 コア技術のもう一つの考え方
2.2 我が国のマーケット
3.これからのコア技術のやりどころ
【3】成長分野で新規事業開発を目指したコア技術を生かした研究開発テーマの見つけ方
1.バイエル社
1.1 バイエルマテリアルサイエンス
1.2 日本の位置付け
2.研究開発体制
3.コア技術と成長分野での新規事業と開発テーマ探索・設定
3.1 コア・ケミストリーとコア技術
3.2 成長分野探索と判定
3.3 新規事業開発例とテーマ設定
4.その成功例の拡大
【4】東洋紡におけるコア技術の融合による次代の研究開発テーマの創造
1.東洋紡におけるコア技術の展開と新規事業の拡大の歴史
1.1 東洋紡における新規事業拡大の歴史
1.2 コア技術の活用による新規事業例
1.2.1 繊維の技術ととことん利用する
1.2.2 なんでも繊維の形にしてみる
2.コア技術の維持発展とアウトソーシングとの連携
2.1 コア技術の維持・拡大
2.2 アウトソーシングと自社コア技術の融和
2.2.1 アウトソーシング化にともなうジレンマ
2.2.2 ジレンマを乗り越えるための試み
第4節 研究開発テーマ探索のための技術マーケティングのやり方
【1】技術マーケティングによるR&Dテーマの発掘
1.R&Dテーマの発掘の仕方
1.1 グローバルマーケティングの重要性
1.2 自社のプラットフォームの取り込みの重要性
1.3 破壊的イノベーションへの発展
1.3.1 市場の再定義によるビジネスモデルの構築
1.3.2 コンセプトアウト的テーマの創出とR&Dの実践
1.3.3 R&Dの速さとテーマの低コスト化
【2】新規事業開発における技術マーケティング
【3】新規事業開発における技術マーケティング
1.図1のA事象
2.図2のB事象
3.図1のC事象
4.図1のD事象
【4】技術マーケティングから研究開発テーマ創出への好循環のつくり方
【5】成功に直結する研究開発テーマの熟成法
1.聞いて・見て・使って分かる・・・説明要らずのコンセプト!
1.1 聞いて分かる
1.1.1 サウンド(響き)
1.1.2 表意名称(意味)
1.2 見て分かる
1.3 使って分かる
【6】技術マーケティングに基づいた研究開発テーマの探索
1.グローバル化社会の課題とイノベーション
2.10年先に必要とされるイノベーションの予測
3.イノベーションの芽となりうる研究テーマ
3.1 国の研究開発支援システムについて
3.2 JSPSの研究テーマ
3.3 JSTの研究テーマ
4.まとめ
第5節 ワイガヤ、ブレストによる新しいコンセプト、研究テーマを導き出す方法
【1】「ワイガヤ」による新しいコンセプト、研究テーマの発掘
1.“10年先を見据えた研究テーマ探索の実践”としての「ワイガヤ」
【2】ウォーターフォール手法による新しいコンセプト、研究テーマの発掘
1.ウォーターフォール手法とは?
1.1 世界最速、最大変位、高圧ソフト型アクチュエータ開発における研究開発にウォータフォールを利用した例
1.2 ウォーターフォールを行う際の重要なポイント
【3】フューチャーセンターが駆動するイノベーション
1.問い直される企業の使命論:「共通価値の創出」へ
2.経営プラットフォームの転換:競争から共創へ
2.1 行政/自治体運営のためのフューチャーセンター
2.2 イノベーションのためのフューチャーセンター
2.3 複雑な問題への着目
3.日本でのフューチャーセンターの広がり:FC間の連鎖
3.1 戦略・企画部門が主導するフューチャーセンター
3.2 現場が主導するフューチャーセンター
第6節 顧客からの情報収集〜何を聞くべき?どこを重視すべきか?〜
【1】成熟市場における顧客ニーズの調査法
1.既存製品/技術を用いたニーズ調査
2.ニーズ調査の調査手法
3.技術シーズの評価を目的とした調査
4.技術シーズの「価値」を把握するための調査
5.「ニーズ把握」から「価値の創出」のための調査へ
【2】市場分析の進め方と新商品企画への活用について
1.現状把握
2.市場の構造変化を知る
3.顧客ニーズ
4.顧客の構造変化
5.視点を変える道具
6.最後に・・・「知的職人の時代」
【3】市場分析の進め方と新商品企画への活用(B
to C)
1.市場分析の前提条件
1.1 新商品のドメインを設定する
2.ニーズを探る
2.1 マクロトレンドを読む
2.2 先入観を捨て、虚心に観察
2.3 チームとパートナ−ユーザーとで社会的意義を共有
2.4 若者の心を理解する
3.商品コンセプト立案から技術課題への変換
3.1 商品コンセプトの立案
3.2 コンセプトの実現における技術課題の発掘と解決
【4】消費者意識・トレンド調査からの研究開発テーマの見つけ方
1.調査データを使う前提と目的の確認
2.どのような調査データを使うか、使えるか
3.データを利用する視点
4.調査データの見方、使い方
【5】新規R&Dテーマを支援するためのツイッター活用法
1.ツイッターの現状
2.ツイートを検索する
3.トレンドとハッシュタグを追う
4.分析サービスを活用する
【6】リードユーザーからの新規研究開発テーマの見つけ方
1.リードユーザーの定義
2.リードユーザーの求めるニーズ
3.「表商品」と「裏商品」
4.ヒット商品の基本要素
5.リードユーザーからの開発テーマ
【7】販売からの潜在ニーズの掘り起こしとテーマの見つけ方
1. 開発の基本認識
2.ニーズ把握のために
3.具体的な仕掛け
4.場と場所
5.開発事例
5.1 NEWTON3000
5.2 パスカルエア
【8】顧客からの潜在ニーズの掘り起こしとテーマの見つけ方(B
to B)
1.3M is Diversified Technology Company
2.技術プラットフォームの常設展示とビジネス機会創出
3.カスタマーテクニカルセンターで潜在課題を顕在化
4.重要顧客と過ごすカスタマーテクニカルセンターでの時間
5.カスタマーテクニカルセンターの訪問効果
6.カスタマーテクニカルセンターの効果・効能
7.3M日本発の展示場アイデアがグローバル30カ国へ展開
【9】顧客情報からの新しい研究開発テーマの見つけ方
1.テーマの事業化への道筋と課題
2.ジョハリの窓的ポジショニング(開発進行テーマのポジショニング)からの
顧客ニーズ、そのトレンド、次世代材料・技術のアブリ出し、トレンド抽出によるテーマ探索
3.ジョハリの窓的ポジショニング法おける適用例
【10】顧客ニーズの引き出し方とそこからの研究開発テーマの見つけ方
1.現代の社会環境の把握
2.10年後の社会のイメージ
3.10年後を見据えた開発技術の姿
4.顧客ニーズの醸成・確立
5.顧客ニーズの具現化
6.研究開発戦略立案
7.研究開発テーマの立案と展開
第7節 競合情報、技術情報からテーマを見つけるポイント
【1】新規事業開発のための競合情報の効率的入手とその活用
1.競合情報とは
2.競合情報入手のフレームワーク
3.調査準備
4.調査実行
4.1 公開情報
4.2 浅い情報から深い情報へ
4.3 NDAレベルの情報を入手するために
4.4 会食などの活用の基準
5.活動評価
5.1 入手もれがないかの最終確認
5.2 入手に関連するコストと工数
6.その情報を入手する意味はあるか
【2】技術情報からアイデア・発想を得る方法
1.良質な技術情報とその入手方法について
2.良質な技術情報の融合による新しいアイデアの創出
3.良質な情報を“感動的なストーリー”へと創り上げられる人
【3】技術情報を研究開発に活用する方法
1.情報の収集と分析の意義
2.研究・開発フェーズに沿った情報の収集と分析
3.事業化推進のためのR&D&PとR&D&M
【4】研究開発テーマ探索におけるベンチマーキング
1.オープンイノベーションにおける技術ロードマップの考え方
1.1 IBMの事例
1.2 Intelの事例
2.オープンイノベーションにおける共創場の考え方
2.1 住友3Mの事例
3.人間視点のベンチマーキング
4.おわりに 〜10年後を見据えた研究開発テーマの探索
【5】魅力的なテーマを設定するための将来ニーズのトレンドのつかみ方
1.トレンドを把握するための2つの視点
1.1 時間/空間的視点でのトレンド把握
1.2 人間化視点でのトレンド把握
2.トレンドから課題解決手段への絞り込み
第8節 特許情報・パテントマップからテーマを見つける
【1】研究開発と知財戦略 −テーマ設定における課題−
1.研究開発と知的財産
2.企業における研究開発動向
3.研究テーマの設定における情報活用
3.1 技術調査
3.2 ツールを用いた特許解析
4.研究テーマの設定と進捗管理
5.知を創発する組織
【2】新規事業創出のための特許調査のポイント
1.新規事業創出の各場合における特許調査
1.1 現状の事業の延長、あるいは、周辺の技術や用途開拓の場合
1.2 現状の事業のビジネスモデルや機能・効果を用いるが、
技術分野・用途が大きく異なる場合
1.3 全く手がけていない新しい技術分野、用途の場合
【3】特許電子図書館を利用した特許調査のコツ
1.特許調査の前に
2.特許調査
2.1 特許データベース
2.2 特許調査の対象
2.3 研究開発テーマ発掘のための調査
3.研究開発テーマの発掘
3.1 特許公報のどこを読むか
3.2 「特許の相場」を知る
3.3 研究開発テーマを絞る
3.3.1 新しいテーマの発掘
3.3.2 改良型のテーマの発掘
【4】特許調査の仕方とTRIZを用いた新規研究開発テーマ創出法
1.TRIZを課題の発見に使う
1.1 TRIZの完成とARIZ
1.2 TRIZの改良の動き
1.3 古典的TRIZを再構築したI−TRIZ
2.問題解決よりも課題発見
2.1 新しい課題の意味とレッド・オーシャン
2.2 ブルー・オーシャンと優位性の維持
3.時代を先取りする方法
3.1 理想性の向上
3.2 未来を創出するための戦略的世代進化
3.3 進化のパターンと進化のライン
4.将来生じる可能性のある問題
4.1 潜在的不具合を予測して新しい課題を発見する
4.2 不具合予測の事例
【5】パテントマップを使ったニッチビジネスの種、新規R&Dテーマの発掘
1.パテントマップの種類とその利用方法
1.1 統計分析型パテントマップの利用方法
1.2 内容解析型パテントマップの利用方法
2.ニッチビジネスの種,新規R&Dテーマの発掘方法
2.1 立体思考(=キュービクルシンキング)の有用性
2.2 個人的アプローチと組織的アプローチ
3.パテントマップ活用時のノウハウ
第9節 テーマ発掘を念頭に置いた文献検索、読み方のポイント
【1】未だ実用に使われていない過去の発見、要素技術の掘り起こし
1.良い研究テーマを設定するためには
1.1 会社の事業領域の中で探す。他社へも売れる広がりのあるテーマが良い。
1.2 事業部門のニーズを先取りするものが良い。
1.3 目の前に見えるブレークスルー(突破すべき壁)は1つが良い。
1.4 「モッタイナイ科学」という考え方を入れる。
2.上司、経営トップを説得するには
2.1 将来技術の動向をきちんと掴んでいる。
2.2 テーマが上手く行くことを信じる。
2.3 根拠をきちんと他者へ説明する。
2.4 テーマに賭ける熱意を示す。
3.研究テーマを上手に運用して行くには
3.1 適切な人材を選択するように
3.2 自ら研究を行える実力を保つ
3.3 自分も当事者となることで、メンバーの気持ちが分かる。
3.4 メンバーのやる気を引き出すように
【2】特許文献を活用した情報の整理とテーマ探索
1.TRIZとアルトシューラー
2.デジタル孔版製版方式のあけぼの
3.パテントマップの活用方法
3.1 パテントマップの作成
3.2 パテントマップの分析
4.当社自動両面印刷機開発の事例
4.1 パテントマップ作成と構造パターン一覧表作成
4.2 基本構造方式の選定と重要課題テーマの設定
5.戦略的特許出願活動と特許網の形成
【3】研究開発テーマ探索に活かすための文献からの情報収集
1.検討を始めるにあったっての準備
1.1 研究開発環境の分析
1.1.1 インフラからの分析
1.1.2 開発適任者の選出
2.技術課題の抽出
2.1 技術課題のアイデア出し
2.2 自社の将来像を描く
3.10年先を見据えた文献からの情報収集
3.1 過去の経緯に学ぶ
3.2 文献からの情報収集
3.3 文献から得られる客観性
3.4 文献から得られる方向性
4.テーマの選定
5.研究テーマ発掘の実践
5.1 研究テーマの顕在化
5.2 文献からの情報収集
5.2.1 文献調査の具体的例とその役割
第10節 テーマを見つけるための学会・展示会・セミナーの活用とコツ
【1】国内外学会および知財における情報収集とテーマ探索
1.学会関連の価値
2.特許知財と活用
3.研究テーマ設定の効果的方法
【2】研究開発テーマ発掘につながる展示会での情報の取り方・活かし方
1.研究開発
2.企画力・構想力
3.テーマ発掘
4.展示会での情報の取り方、活かし方
5.まとめ
【3】テーマ発掘や展開するための有用な技術情報の取り方
1.発信情報への対処
1.1 溢れる情報量
1.2 発信された情報を活かすために
1.3 情報源の性格
1.3.1 情報発信源の時間的視点
1.3.2 情報の完成度・確度・新しさ
2.情報の取り方
2.1 日常からの情報対処の習慣
2.2 有効な情報をとるために(予習)
2.3 参加後のフォローとしての情報のまとめ・整理の重要性(復習)
3.まとめ
3.1 質的情報としてのまとめ
第11節 経済産業省技術戦略マップの読み方とテーマの見つけ方
1.技術戦略マップ2009の概要
1.1 技術戦略マップ策定の目的
1.2 構 成
1.3 対象領域
1.4 策定プロセス
1.5 一般的な民間の技術ロードマップとの相違点
1.5.1 民間企業での典型的な技術ロードマップと経済産業省の技術戦略マップの相違点
1.5.2 製品レイヤーに関する記載が原則ない
1.5.3 資源配分に関する記載が原則ない
1.5.4 個別のプロジェクト工程表ではない
1.5.5 技術戦略マップのタイムフレームは中長期
2.技術戦略マップの活用アイデア
2.1 ステップ1 技術戦略マップを入手する
2.2 ステップ2 技術戦略マップ検索システムを使う
2.3 ステップ3 自社のコア・テクノロジーの位置づけを知る
2.4 ステップ4 異分野技術の融合によってイノベーションを創出
2.5 ステップ5 技術戦略マップを活用した技術マッチングをしよう
2.6 ステップ6 技術ロードマッピングとビジネスモデリングの統合
第12節 官公庁の統計データからテーマを見つけるポイント
1.情報の非対称性による「レモン市場」の形成
2.官公庁統計・情報を活用したテーマ探索
2.1 官公庁統計
2.2 官公庁統計を活用したテーマ探索
2.3 白書を活用したテーマ探索
第13節 日経新聞等、経済新聞からテーマを見つけるコツ
1.“情報戦”の基本的姿勢と10大鉄則
2.効果的に読み活用するための10大鉄則
3.10年先を読み解く主な着眼点
3.1 社会経済の動きを把握して大局観を養う
3.2 企業活動の着眼ポイント
3.3 消費者動向、イノベーション活動、新事業開発
4.結語にかえて
第14節 オープンイノベーションによる新規テーマの見つけ方
【1】オープンイノベーションによる新規テーマの見つけ方
1.ヒトゲノム解読による創薬活動への影響
1.1 ヒトゲノムの塩基配列解析
1.2 オミックスの創薬活動に対する影響
1.3 オミックスのバイオベンチャー活用に対する影響
2.技術シーズの目利き人材の育成
2.1 目利き人材の育成
【2】オープンイノベーションによる新規テーマの見つけ方
1.オープンイノベーションとは
2.帝人グループにおけるオープンイノベーション
3.オープンイノベーションのためのネットワーク作り
4.人財育成
【3】オープンイノベーションによる10年先のテーマの見つけ方
−外国人顧客は何で意思決定するか?を理解せよ
日本の情緒的モノ作り技術・商品は簡単には真似できない−
1.状況の共通認識のために日本企業の現状を考える
1.1 オープンイノベーションなどと今更言われなくても・・・
1.2 日本企業は特殊なのか? 課題は何か?
1.3 自社の強みを何とするか? その選択基準は何か?
1.4 グローバルな顧客は何を求めているのか? 意思決定は何によるか? いかにそれを知るか?
1.5 作る技術は世界共通言語だが、買う側である顧客ニーズの違いを生む源泉は何か?
2.新規テーマの見つけ方 10年先のグローバルな商品企画テーマの場合
3.新規テーマの見つけ方 10年先の“企業における基礎研究”テーマの場合
3.1 基礎研究テーマの投資効果
3.2 日本企業の基礎研究
3.3 オープンイノベーションにおける大学の活用、政府補助金の活用アに登場したことがあった。
3.4 レッドオーシャンにならない土俵の設定
4.日本企業の強み“情緒的モノづくり技術”、それに気づくのは外国の人々
第15節 社外人脈からの情報収集と研究開発テーマの見つけ方
【1】社外人脈からの情報収集と研究開発テーマの見つけ方
1.社外人脈からの情報収集
1.1 専門分野の人脈
1.2 異業種の人脈
1.3 社外人脈の活用の成果
【2】社外人脈からの情報収集と研究開発テーマの見つけ方
1.インテリジェンスと人脈形成
1.1 intelligenceのための人脈探し
1.2 intelligenceのための人脈形成
2.彫琢と研究開発テーマ
2.1 彫琢のためにすること
2.2 マンダラを利用した吐き出し
2.3 整理のためのMind Map / Fish Bone
【3】海外での人脈構築、情報収集のコツと研究テーマの見つけ方
1.海外での人脈構築と情報の収集のコツ
2.英語のコミュニケーシ能力を強化する重要なポイントと日本に居ながら海外の人脈を構築する方法
3.ユニークな研究テーマの見つけ方
第16節 既成概念を打ち破り、新たな道を拓くアイデア発想法
1.「学ぶ」は「真似ぶ」
2.独創的なモノマネ
3.新たな道を拓くアイデア発想法
3.1 連想法
3.2 類比法
4.まとめ
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