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§ 第1部 皮膚状態の測定・評価編 §
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◆ 第1章:皮膚の形状を測定したい |
□第1節 VISIAによる撮影の留意点と目尻シワの撮影のワンポイント
1 VISIAについて
2 VISIA撮影時の留意点
3 目尻シワ(いわゆるカラスの足跡)撮影のワンポイント
□ 第2節 顔面の小ジワを測定したい(皮膚レプリカによる小ジワ解析)
1 レプリカを用いたシワ解析法
1.1 レプリカ採取法
1.1.1 レプリカ剤について
1.1.2 レプリカ採取時の環境条件と留意点
1.2 レプリカによる斜光照明を用いた二次元画像解析法
1.2.1 使用する測定機器
1.2.2 シワ解析方法
1.3 レプリカによる三次元解析法
1.3.1 使用する測定機器
1.3.2 シワ解析方法
1.3.3 シワ領域の評価パラメータ
2 測定する際に特に留意しなければいけないこと
2.1 試験デザインの留意点
2.2 測定における留意点
3 評価するためのデータの解析方法とその信頼性
3.1 信頼性のあるデータ選定
3.2 有効性の判断基準
3.3 消費者視点での信頼性
□第3節 顔の三次元再構成に基づくたるみ計測
1 ストライプ画像からの三次元再構成法
1.1 三次元再構成法
1.2 ストライプ画像の取得
1.3 キャリブレーション
1.4 画像処理手順
1.4.1 カラーストライプの作成
1.4.2 マスク画像作成
1.4.3 色の対応付けと三次元形状計算
2 再構成結果に基づいたたるみ計測
2.1 顔形状の三次元再構成法
2.2 精度の定量評価
2.3 肌のたるみ計測
2.3.1 目元たるみ測定法
2.3.2 目元たるみ測定結果
□第4節 顔面のひずみを測定したい
1 ひずみとひずみ測定法
2 三次元画像相関法を用いた表面ひずみ測定の原理
2.1 ステレオ視による三次元形状および変位の測定
2.2 画像相関法による対応点の探索
2.3 三次元表面上のひずみの算出方法
3 顔面のひずみ測定例
3.1 測定装置および測定手順
3.2 測定結果
□第5節 顔面のキメを測定したい
1 機器選定とその使い方
2 測定する際に特に留意しなければいけないこと
3 測定結果の評価方法
4 評価するためのデータの解析方法とその信頼性
4.1 定量的指標の取得
4.1.1 十字2値化と短直線マッチング
4.1.2 定量的指標の定義
4.2 定量的指標による視感評価値の推定
4.2.1 視感評価
4.2.2 重回帰分析による評価値推定
4.2.3 評価値推定結果
4.3 評価値推定結果の信頼性
□ 第6節 皮膚のハリ・柔軟性(粘弾性)を測定したい
1 皮膚の力学モデル
1.1 ハリ・柔軟性と粘弾性
1.2 粘弾性モデル
2 様々な計測方法と計測時の留意点
2.1 様々な計測方法・装置
2.2 計測時の留意点
3 吸引法
□第7節 顔面の毛穴の大きさ・数の測定
1 測定法間で共通する測定環境および毛穴測定部位
1.1 測定部位、領域
1.2 洗顔条件(皮脂、テカリの影響)
1.3 測定時の姿勢
2 各種計測方法例
2.1 画像を用いた毛穴解析
2.1.1 毛穴の個数、形状の解析
2.1.2 ビデオマイクロスコープ画像採取
2.1.3 画像解析ソフトを用いた毛穴面積、形状解析
2.1.4 毛穴の目立ち具合の判別法
2.2 レプリカを用いた毛穴解析
2.2.1 レプリカを用いた毛穴形状の転写
2.2.2 レプリカの3Dデータ化
2.2.3 3Dデータの解析
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◆ 第2章:皮膚色の測定と評価を行いたい |
□第1節 顔面の色素斑(しみ、そばかす)の測定
□第2節 皮膚色決定成分(メラニン、ヘモグロビン)の測定
□第3節 くすみの測定評価
□第4節 肝斑における色調の定量評価
1 測定機器を使用する場合の機器選定とその使い方
2 測定機器を使用しない場合の評価の仕方
3 測定する際に特に留意しなければいけないこと
4 測定結果の評価方法
4.1 分光測色計
4.2 メグザメータ
4.3 画像解析システム(分光画像解析法)
5 測定結果の解析
5.1 評価するためのデータの解析方法とその信頼性
5.2 肝斑における色調解析例
□第5節 くまの測定評価を行いたい
1 目の下のくまのできる主な原因
2 皮膚の光学特性
3 くまの評価方法
3.1 目視および写真による評価
3.2 機器測定による評価
3.2.1 メラニン指数、紅斑指数による方法
3.2.2 ロボスキンアナライザーによる方法
3.2.3 色彩計を用いる方法
□第6節 皮膚の血流測定を行いたい
1 皮膚微小循環研究の意義
2 皮膚微小循環系の役割
3 皮膚血流の測定条件
4 皮膚血流測定法
4.1 レーザードップラー法(laser Doppler flowmetry)
4.1.1 概要
4.1.2 原理
4.1.3 方法
4.1.4 解析法
4.1.5 計測上の注意
4.2 レーザースペックル法(laser speckle flowgraphy)
4.2.1 概要
4.2.2 原理
4.2.3 方法
4.2.4 応用例
4.3 毛細血管顕微鏡法(capillary microscopy)
4.4 経皮的酸素分圧測定法(transcutaneous oxygen tension
measurement)
4.5 近赤外分光法(near infrared spectroscopy)
4.5.1 近赤外分光を用いた静脈閉塞による皮膚血流量計測法の測定原理
4.6 放射線アイソトープ法(radioisotope method)
4.7 水素クリアランス法(hydrogen clearance method)
4.8 熱拡散法(thermal diffusion method)
4.9 容積脈波法(plethysmography)
4.10 サーモグラフィ(thermography)
4.11 局所温度負荷試験法
4.12 交感神経性皮膚血流反応(sympathetic flow response;
SFR)
4.13 皮膚描記法(dermography)
□第7節 性差における皮膚色の評価
1 男女の皮膚色の測定
1.1 方法
1.1.1 対象者
1.1.2 測定試料
1.1.3 測定部位
1.2 結果
1.2.1 皮膚色の性差
2 顔の皮膚色が及ぼす性別判断への影響
2.1 方法
2.1.1 対象者
2.1.2 顔刺激
2.2 結果
2.2.1 性別判断に対する肌色の影響
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◆ 第3章:水分量の測定と評価を行いたい |
□第1節 保湿機能を評価するための角層水分量を測定したい
1 生体の受動的電気特性
2 角層水分測定
2.1 低周波皮膚インピーダンス測定法
2.1.1 測定装置
2.1.2 皮膚の状態変化に伴うインピーダンスの挙動
2.2 高周波インピーダンス測定法
2.2.1 測定装置
2.2.2 角層の水分測定例
□第2節 皮膚バリア機能を評価するためのTEWL(経表皮水分蒸散量)を測定したい
1 測定機器の種類と使用法
1.1 測定機器の種類
1.1.1 開放型
1.1.2 閉鎖型
1.2 測定機器の使用法
1.2.1 測定室の環境
1.2.2 被験者
1.2.3 測定者
2 評価するためのデータ解析方法
□第3節 湿潤測定 -簡便なセンシング-
1 インピーダンス湿潤測定
2 静電式湿潤測定
3 測定における注意点
□第4節 表皮pHを測定したい
1 測定機器を使用する場合の機器選定とその使い方
2 測定機器を使用しない場合の評価の仕方
3 測定する際に特に留意しなければならないこと
4 測定結果の評価方法
5 評価するためのデータの解析方法と信頼性
□第5節 角層中の天然保湿因子(Natural Moisturizing Factor
= NMF)の測定
1 NMF(天然保湿因子)とは
2 NMFの測定方法
2.1 測定を実施するにあたって
2.2 NMFの測定法について
2.3 低侵襲的方法によるNMFの採取・抽出方法
2.4 低侵襲的方法にて採取されたNMFの定量方法
2.5 データの解析方法
3 応用例
□ 第6節 皮膚の乾燥度を評価したい
1 目視スコア化法(視覚評価)
1.1 緒言
1.2 皮膚の役割
1.3 皮膚とうるおいの関係
1.4 研究事例
2 共焦点ラマン分光法(機器評価)
2.1 緒言
2.2 他の角質水分量評価法との比較
2.2.1 電気的測定法(高周波電流法)
2.2.2 ATR(全反射)-FTIR法
2.2.3 光音響(PAS)測定法
2.2.4 近赤外線分光法(NIRS)
2.2.5 磁気共鳴画像法(MRI)
2.3 研究事例
2.4 特許事例
3 魚鱗癬(ぎょりんせん)について
□ 第7節 発汗量を測定したい
1 測定機器を使用する場合の機器選定とその使い方
1.1 換気カプセル型発汗計
1.2 空気流量補償方式換気カプセル型発汗計
2 測定機器を使用しない場合の評価の仕方
3 測定する際に特に留意しなければいけないこと
3.1 測定方法
3.2 測定する際の留意事項
4 測定結果の評価方法とデータ解析
5 発汗量測定の最新情報−日常行動における発汗量と耳内温度の測定−
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◆ 第4章:皮脂成分の測定と評価方法 |
1 皮脂について
1.1 皮脂の組成
1.2 皮脂の分泌メカニズム
1.3 皮脂の役割と弊害
2 皮脂の測定法
2.1 皮脂を測定する
2.1.1 SEBUMETER(Courage+Khazaka社製)
2.1.2 赤外分光(IR)法
2.1.3 ガスクロマトクグラフ(GC)法
2.1.4 薄層クロマトクグラフ(TLC)法
2.2 皮脂に過多に伴う皮膚状態を測定する
2.2.1 毛穴の評価
2.2.2 テカリ,化粧くずれの評価
3 皮脂測定に影響をあたえる因子
3.1 部位差
3.2 季節変動
3.3 年齢
4 皮脂対策化粧品の有用性評価
4.1 5α-リダクターゼ阻害剤および抗菌剤配合
4.2 リパーゼ阻害剤配合クリームの1ヶ月連続使用試験
4.3 皮脂吸収粉体配合メイク品の使用試験
5 今後期待されること
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◆ 第5章:皮膚組織の測定がしたい |
□第1節 超音波による皮膚の評価
1 はじめに
2 皮膚組織の音速イメージング
3 音響インピーダンスイメージング
4 超音波3次元イメージング
□第2節 皮膚(真皮)のコラーゲン量を測定したい
1 測定原理
2 実験装置
3 実験結果
3.1 切片サンプルの計測
3.2 ヒト頬における真皮コラーゲンのin vivo計測
3.3 皮膚老化による真皮コラーゲン線維構造の変化
3.4 皮膚老化による真皮コラーゲン線維構造の変化
□第3節 皮膚(真皮)のエラスチン量を測定したい
1 重量法
1.1 重量法(T)
1.1.1 操作手順
1.1.2 測定結果の評価方法
1.1.3 エラスチン量の評価
1.2 重量法(U)
1.2.1 操作手順
1.2.2 測定結果の評価方法
1.2.3 エラスチン量の評価
2 画像解析
2.1 画像解析の操作
2.1.1 画像解析ソフトImageJ
2.1.2 画像Aの加工
2.1.3 画像Bのテキストデータ化
2.2 画像解析の評価例
□ 第4節 皮膚のAGEsを測定したい
1 AGE Readerによる皮膚AGEs蓄積量の測定法
1.1 AGE Reader
1.2 AGE Readerによる皮膚AGEs測定部位
1.3 皮膚の蛍光強度(AF)と加齢の関係
1.4 皮膚の蛍光強度(AF)と生活習慣の影響
2 テープストリッピング法による角層蛋白中のCML測定法
2.1 角層テープストリッピング法
2.2 角層蛋白の採取と抽出
2.3 角層CMLの測定
2.4 抗糖化作用成分の経口摂取による角層CMLの変動
3 AGEsの非侵襲的測定による皮膚糖化の評価
4 皮膚AGEs測定における課題
□第5節 皮下脂肪組織を可視化する
1 近赤外光の散乱を利用した皮下脂肪厚測定法
1.1 脂肪による近赤外光の散乱
1.2 皮下脂肪厚測定の例
2 近赤外光の吸収を利用した皮下脂肪可視化法
2.1 脂肪による近赤外光の吸収
2.2 近赤外ハイパースペクトルイメージング
2.3 皮下脂肪可視化の方法
2.3.1 HSI測定原理
2.3.2 光学系
2.3.3 HSCの取得
2.3.4 HSCデータ解析方法
2.4 皮下脂肪可視化例
2.4.1 皮下脂肪ファントムの作製
2.4.2 皮下脂肪ファントムの可視化
□ 第6節 ヒアルロン酸産生促進作用の評価法
1 概要
2 使用試薬
3 使用細胞
4 試験手技
4.1 試薬調整
4.1.1 培地
4.1.2 基礎培地
4.1.3 低血清培地
4.1.4 5倍希釈TrypLE
4.2 細胞培養手技
4.3 評価物質溶液の調整
4.3.1 評価物質の性状 粉体
4.3.2 評価物質の性状 液体
4.3.3 評価物質の性状 脂溶性
4.4 操作
4.5 ELISA Assay手技
4.6 WST-8 Assay
□ 第7節 コラーゲン産生促進作用の評価法
1 概要
2 使用試薬
3 使用細胞
4 試験手技
4.1 試薬調整
4.1.1 培地
4.1.2 基礎培地
4.1.3 低血清培地
4.1.4 5倍希釈TrypLE
4.2 細胞培養手技
4.3 評価物質溶液の調整
4.3.1 評価物質の性状 粉体
4.3.2 評価物質の性状 液体
4.3.3 評価物質の性状 脂溶性
4.4 操作
4.5 ELISA Assay手技
4.6 WST-8 Assay
□第8節 線維芽細胞芽細胞が産生する酵素を測定したい
1 MMP-1産生抑制評価法
1.1 RT-PCRによるMMP-1遺伝子発現の評価
1.1.1 total RNAの抽出
1.1.2 cDNAの作製
1.1.3 PCR反応
1.2 ウエスタンブロッティングによるタンパク発現の評価
1.2.1 UVAによる線維芽細胞からのMMP-1発現誘導
1.2.2 電気泳動とウエスタンブロッティング
1.3 データの解析
2 MMP-1活性抑制評価法
2.1 FITC標識T型コラーゲンを用いたMMP-1活性測定法
2.1.1 サイトカインによるMMP-1合成誘導
2.1.2 UVA曝露によるMMP-1合成誘導
2.1.3 MMP-1活性測定
2.2 データの解析
□第9節 皮膚のみずみずしさを測定するための皮膚摩擦を評価したい
1 測定機器を使用する場合の機器選定とその使い方
1.1 測定機
1.1.1 一般摩擦測定機
1.1.2 生体肌測定用摩擦測定機
1.1.3 三次元摩擦測定機
1.2 接触部材
2 測定機器を使用しない場合の評価の仕方
3 測定する際に特に留意しなければならないこと
4 測定結果の評価方法と評価するためのデータの解析方法とその信頼性
4.1 生体肌測定用摩擦測定機
4.1.1 カサカサ肌
4.1.2 みずみずしい肌
4.1.3 カーマインローション塗布肌
4.2 三次元摩擦測定機
□第10節 皮膚直下微小血管の構造を解析したい
1 超音波圧電振動子の設計
1.1 要求仕様
1.2 音波減衰と周波数の関係
1.3 振動子材料
1.4 凹面圧電振動子の構成条件と集束特性
2 皮膚直下血管映像の評価実験
2.1 B-mode血管映像の描出
2.2 3D血管映像の描出
□第11節 皮膚内部の血液層までの距離を測定したい
1 分光学的計測法
1.1 光ファイバを用いた計測
1.2 CCDカメラを用いた計測
1.3 取得データの解析
2 光拡散効果による画像の劣化を利用した計測
□第12節 皮膚の凹凸を評価したい
1 測定の形態
1.1 直接的表面形状測定・間接的表面形状測定
1.2 接触・非接触手法
1.3 画像測定・走査測定
2 光学的手法
2.1 モアレ・トポグラフィと格子パターン投影法
2.2 共焦点レーザ走査型顕微鏡
2.3 レーザ変位計
2.3.1 三角測距法
2.3.2 分光干渉法
3 超音波
3.1 パルスエコー法
3.2 超音波干渉法
3.2.1 超音波干渉法の原理
3.2.2 超音波干渉法による画像と評価
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◆ 第6章:角質、角層を測定したい |
□ 第1節 角層の細胞間脂質の構造を評価したい X線回折による構造 評価
1 X線回折実験により角層の構造を評価する
1.1 X線回折測定法
1.2 小角広角X線回折測定装置
1.3 測定例
1.4 結語
□第2節 電子顕微鏡による角層の構造評価
1 皮膚角層について
2 電子顕微鏡について
3 電子顕微鏡による実像の観察
3.1 凍結切片法について
3.2 グリッドストリッピング法について
4 電子顕微鏡による回折像の観察
5 X線(放射光)回折法と電子線回折法の違いについて
□ 弟3節 テープストリッピング:ターンオーバー評価試験
1 試験の原理
1.1 剥離角質細胞面積の測定
1.2 多重剥離度の測定
1.3 有核細胞率の測定
2 試験手順
2.1 染色液について
2.2 角層採取とスライドガラスへの転写について
2.3 角層採取部位の洗浄
2.4 角層採取とスライドガラスへの転写
2.5 染色と封入
3 解析手順
3.1 細胞面積測定(Adobe Photoshopを用いた方法)
3.2 多重剥離度測定(Adobe Photoshopを用いた方法)
3.3 有核細胞測定
4 データの解釈
4.1 細胞面積
4.2 多重剥離度
4.3 有核細胞率
□ 第4節 角層中酵素を評価したい
1 皮膚酵素によるヒト皮膚の抗酸化能の非侵襲センシング
1.1 皮膚カタラーゼ
1.2 皮膚カタラーゼの抽出と分析
1.3 非侵襲,簡便,即時測定可能な皮膚酵素測定用センサの開発
2 超早期診断のための非侵襲的な皮膚カテプシンLセンシング技術
2.1 カテプシンL (Cat L)
2.2 カテプシンL (Cat L)の測定原理
2.3 イムノクロマト試験紙とカテプシンL (Cat L)分析
3 臨床応用例
3.1 対象と方法
3.1.1 検査プロトコル
3.1.2 角質カタラーゼ活性の分析
3.1.3 皮膚色彩色差の測定
3.1.4 統計処理
4 臨床応用例
4.1 対象と方法
4.1.1 検査プロトコル
4.1.2 角質カタラーゼ活性の分析
4.1.3 皮膚色彩色差の測定
4.1.4 統計処理
4.2 角質カタラーゼ活性を用いた光ストレス評価法
4.2.1 部位間の比較
4.2.2 皮膚色彩色差との相関
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◆ 第7章:外部因子からの影響・ダメージ度を測定したい |
□ 第1節 ストレスが及ぼす皮膚への影響を測定したい 〜皮膚代謝〜
1 ストレスと皮膚代謝
2 測定手法と機器
2.1 測定手法
2.2 測定機器
2.3 データ評価
3 皮膚の光伝搬モデルと分光反射率解析
3.1 層状光学皮膚モデル
3.2 分光反射率解析
4 分光イメージング
4.1 3波長分光イメージング
4.2 RGBイメージング
5 レーザースペックルイメージング
5.1 レーザースペックル血流計
5.2 血流・ヘモグロビン濃度変化同時イメージング
□ 第2節 ストレスが皮膚表面温度に及ぼす影響
1 鼻部皮膚温度測定によるストレス評価系の構築の背景と研究の流れ
2 研究1 実験室レベルでのストレス状態における鼻部皮膚温度の測定
2.1 対象
2.2 方法
2.3 結果と考察
3 研究2アイマスクのリラックス効果の評価に関する研究
3.1 目的
3.2 方法
3.3 結果と考察
□ 第3節 紫外線による皮膚のダメージ度を皮膚マーカーで評価したい
1 紫外線障害による皮膚のダメージと臨床
1.1 紫外線障害
1.2 紫外線障害によって生じる「シワ」と「シミ」
1.2.1 紫外線によるシワの形成
1.2.2 紫外線によるシミの形成
1.3 紫外線発癌
2 皮膚マーカーの分析と評価
2.1 皮膚マーカーの種類
2.2 角質サンプルの採取方法
2.3 皮膚マーカーの分析方法
2.3.1 カテプシンL
2.3.2 カルボニル化タンパク
2.3.3 カスパーゼ-14
□ 第4節 紫外線による皮膚免疫への影響がしりたい
1 皮膚の免疫反応
2 皮膚での検査
2.1 ツベルクリン検査
2.2 DNCB感作試験
3 表皮内抗原提示細胞(Langerhans細胞)の定量検査
4 末梢血免疫担当細胞のin vitro機能検査
4.1 リンパ球幼若化試験
4.2 NK細胞活性
4.3 LAK活性(lymphokine activated killer activity)
4.4 ADCC活性(Antibody-dependent cell-mediated
cytotoxicity 抗
4.5 サイトカイン産生能
4.6 細胞遊走能
4.7 好中球機能検査
4.7.1 好中球殺菌能
4.7.2 好中球貪食能
5 末梢血免疫担当細胞数のフローサイトメトリーによる計測
□ 第5節 皮膚感覚(ニューロメーター)を評価したい
1 ニューロメーターを用いた電流知覚閾値の測定
1.1 各知覚神経線維と神経選択的な知覚閾値
1.2 ニューロメーターの原理と確証
2 ニューロメーターの実際
2.1 測定方法
2.2 ニューロメーターの適応
2.3 ニューロメーターの限界
3 ニューロメーターの今後の展望
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◆ 第8章:疾患を有する皮膚の状態を評価したい |
□ 第1節 アトピー性皮膚炎における皮膚状態の評価を行いたい
1 皮膚バリア機能
1.1 経皮水分蒸散量(TEWL)
1.2 角層水分量
1.3 発汗量
1.4 アトピー性皮膚炎患者のバリア機能
2 TARC 検査
3 臨床現場における皮膚症状の評価
□ 第2節 皮膚の痛みを評価したい
1 皮膚の感覚生理(皮膚の痛み感覚と皮膚受容器)
2 疼痛の種類(分類)
2.1 病態生理的分類(Clinical classification of pain)
2.2 時間的分類
3 皮膚の痛みの評価方法.
3.1 ベットサイドの診察所見(表在感覚検査の実際)
3.2 アルゲジオメーターを用いた痛覚測定方法
□ 第3節 褥瘡(皮膚のひずみ)を評価したい
1 褥瘡(皮膚)の評価方法について
2 皮膚の特性とひずみを測定する際の留意点
3 皮膚のひずみ測定
3.1 皮膚のズレ
3.2 皮膚の圧迫
□ 第4節 皮膚の腫瘍解析 〜共焦点走査式レーザー顕微鏡〜
1 測定機器を使用する場合の機器選定とその使い方
2 測定機器を使用しない場合の評価の仕方
3 測定の際に特に留意しなければいけないこと
4 測定結果の評価方法
5 評価するためのデータの解析方法とその信憑性
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◆ 第9章: 毛髪の測定をしたい |
□ 第1節 毛髪のダメージ度の評価を行いたい
1 ダメージヘアの生成
1.1 光によるダメージ
1.2 カラーリング(ブリーチと染毛)によるダメージ
1.3 パーマによるダメージ
2 ダメージ度の評価
2.1 はじめに
2.2 毛髪の物性評価
2.3 毛髪の熱分析
□ 第2節 毛髪の保湿力/水分量の測定法
1 重量法
2 カールフィッシャー法
3 近赤外分光(NIR)法
□ 第3節 毛髪の内部構造を解析したい
1 透過型電子顕微鏡 (TEM)
2 走査型プローブ顕微鏡(SPM)
3 赤外分光光度計 (IR) とラマン分光光度計
4 表面分析装置
5 放射光X線マイクロCT
□ 第4節 毛髪の見えないダメージを可視化したい
1 毛髪試料における紫外線照射によるカルボニル基の形成
1.1 5-FTSCを利用したカルボニル基形成の検出
1.2 イムノブロットを利用したカルボニル形成の検出
2 ケラチンフィルムの作製とUV照射によるカルボニルの検出
2.1 ケラチンフィルムの作製
2.2 UV照射によるカルボニル形成の検出
3 ケラチンフィルム/毛髪試料におけるブリーチ処理によるカルボニルとシステイン酸の検出
3.1 カルボニル基の形成
□ 第5節 毛髪のパサつき感を評価したい
1 官能評価によるパサつき感の評価
2 パサつき感の定量評価に向けての仮説提案
3 測定機器を用いたパサつき感の評価
3.1 qmaxの測定の妥当性検証(官能評価とqmax相関)
3.2 qmaxの理論
3.3 qmaxの理論検証
3.4 qmaxと毛髪ダメージとの関係
4 パサつき感評価の留意点
4.1 機器選定に関して
4.2 qmax測定の留意点
4.2.1 毛髪に関して
4.2.2 機器に関して
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◆ 第10章: 爪の水分量を測定したい |
1 測定機器を使用する場合の機器選定とその使い方
2 測定機器を使用しない場合の評価の仕方
3 測定する際に特に留意しなければいけないこと
4 測定結果の評価方法
5 評価するためのデータの解析方法とその信頼性
6 測定の最新情報〜In vivoヒト爪甲経由水分喪失値と爪甲水分含量指標値の加齢変化〜
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◆ 第11章: 皮膚の経皮吸収性(皮膚内蓄積量・皮膚透過量)の測定がしたい |
□ 第1節 経皮吸収製剤(医薬品)の皮膚透過性の測定 〜軟膏剤・クリーム・貼付剤〜
1 薬物の皮膚透過理論
2 経皮吸収型製剤の構造
3 In vitro 実験・透過実験の方法・解析法
3.1 皮膚の調製法
3.2 In vitro 拡散セル
3.3 In vitro 皮膚透過実験
3.4 経皮吸収実験解析法
3.5 拡散モデルに基づく解析
4 In vivo 評価
4.1 残存法試験
4.2 テープストリッピング法
4.3 マイクロダイアリシス
4.4 In situ 実験法
4.5 共焦点レーザー顕微鏡等を用いた皮膚透過挙動の評価
□ 第2節 経皮吸収製剤(化粧品)の皮膚透過性の測定〜ローション・乳液・クリーム・パック〜
1 皮膚の構造と経皮吸収ルート
2 In vitro皮膚透過実験
2.1 In vitro実験に用いる皮膚の選択
2.2 拡散セル
2.3 試料の分析
3 結果の解析
□ 第3節 三次元培養皮膚モデルを用いた経皮吸収試験
1 技術背景
2 三次元培養皮膚モデルを用いた経皮吸収試験方法
2.1 拡散セル
2.2 三次元培養皮膚モデル
2.3 レシーバ液
3 三次元培養皮膚モデルを用いた経皮吸収試験方法
3.1 三次元培養皮膚モデルの調整方法
3.2 拡散セルの設置方法
3.3 試験サンプル添加方法
4 試験例
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◆ 第12章: ヒト皮膚への信頼性のある安全性試験をしたい |
□ 第1節 ヒトパッチテスト
1 ヒトパッチテストの種類
1.1 閉塞塗布試験(クローズドパッチテスト)
1.2 開放塗布試験(オープンパッチテスト)
1.3 半開放塗布試験(セミオープンパッチテスト)
1.4 繰り返しオープンパッチテスト(ROAT:Repeated Open Application
Test)
2 ヒトパッチテストの手順
2.1 被験者の選抜
2.2 被験物質の調整
2.3 パッチテストユニット
2.4 パッチテストユニットの準備
2.5 パッチテストユニットの除去方法
3 パッチテストの判定
3.1 判定基準
□ 第2節 スティンギングテスト
1 スティンギングテストの方法
1.1 測定環境
1.2 スティンギング物質について
1.3 塗布部位と塗布方法について
2 敏感肌について
2.1 スティンガーの選抜
2.2 スティンギングの判定方法について
□ 第3節 ヒトパッチテスト〜河合法〜
1 皮膚刺激
2 河合法
2.1 試験方法
2.1.1 試料の貼付
2.1.2 レプリカの採取
2.1.3 観察
2.2 判定方法
2.2.1 A-Stage(円形皮丘)
2.2.2 B-Stage(陥凹皮溝;皮溝深化)
2.2.3 C-Stage(膜状鱗屑,皮溝浅化,皮溝消失,不整皮丘皮溝,皺襞皮丘)
2.2.4 D-Stage(肉眼的な炎症反応)
2.3 総合判定
3 追跡調査
□ 第4節 皮膚累積刺激性試験
1 RIPT試験の実施する目的
2 RIPT試験の方法
3 海外試験機関利用の長所
4 RIPT試験の結果の活用
5 RIPT試験実施上の注意点
□ 第5節 ヒト3次元培養表皮モデルを用いた安全性試験
1 培養表皮モデルとは
2 培養表皮モデルを用いる安全性試験
3 培養表皮モデルを用いた皮膚刺激性試験
3.1 試験法の原理
3.2 試験法の限界
3.3 試験方法
3.3.1 被験物質の適用
3.3.2 後培養時間の設定、および細胞生存活性の測定
3.3.3 試験の許容基準
3.3.4 結果の解釈および予測モデル
4 試験に使用される培養表皮モデルの要件
4.1 細胞生存活性
4.2 バリア機能
4.3 組織構造
4.4 品質管理
4.5 試験法の信頼性
5 培養表皮モデルを用いた皮膚腐食性試験
5.1 試験法の原理
5.2 試験方法
5.3 試験に使用される培養表皮モデルの要件
5.4 試験法の信頼性
6 光毒性試験
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◆ 第13章: 年代別での皮膚の測定法 |
□ 第1節 エイジング度の測定法―皮膚・容貌・体形―
1 皮膚・容貌・体形
2 皮膚
2.1 色
2.2 肌理、しわ
2.2.1 ダーモスコピー
2.2.2 3次元解析装置
2.2.3 レプリカ法
2.2.4 その他の局所3D計測器
2.2.5 共焦点レーザー顕微鏡
2.2.6 Optical Coherence Tomography (OCT)
2.2.7 in vivo 共焦点ラマン分光装置
2.2.8 輝度
3 容貌
3.1 トータル計測機器
3.1.1 計測機器
3.1.2 肌解析
3.1.3 マイクロスコープ
3.1.4 油分水分センサー、水分センサー
3.1.5 その他
3.2 たるみの計測
3.2.1 超音波診断装置
3.3 毛髪
4 体型
□ 第2節 高齢者における身体部位別の表皮水分量,油分量の測定
1 測定方法
1.1 対象と倫理的配慮
1.2 期間と場所
1.3 データ収集方法
1.4 データ分析方法
2 測定結果
2.1 皮膚油分量の入浴前後の変化
2.2 皮膚水分量の入浴前後の変化
3 考察
□ 第3節 乳児の表皮pH・水分量・皮膚温の測定
1 乳児の表皮の特徴
2 測定機器を使用する場合の機器選定とその使い方
2.1 測定機器の選定
2.2 測定機器の使い方
2.2.1 乳児の表皮pHの測定
2.2.2 乳児の表皮水分量の測定
2.2.3 乳児の皮膚温の測定
3 測定する際に特に留意しなければならないこと
3.1 表皮pH測定の際に留意すること
3.2 表皮水分量測定の際に留意すること
3.3 皮膚温の測定の際に留意すること
4 測定結果の評価
5 評価するためのデータ解析方法とその信頼性
6 測定機器を使用しない場合の評価の仕方
6.1 測定機器を使用しないで、表皮pHを評価する方法
6.2 測定機器を使用しないで、表皮水分を評価する方法
6.3 測定機器を使用しないで、皮膚温を評価する方法
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§ 第2部 各種製品の評価編 §
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◆ 第1章:スキンケア製品の有用性評価 |
□ 第1節 抗シワ剤
1 試験計画を立案するためのポイント
1.1 対象とすべき部位および被験者
1.2 試験施設および試験環境
1.3 禁止事項
1.4 試験サンプルおよび塗布
1.5 試験期間
1.6 被験者数
1.7 試験方法
1.7.1 試験項目
1.7.2 測定条件
1.7.3 評価項目および方法
1.8.実施の管理
1.8.1 被験者へのアンケート(日誌)
1.8.2 報酬
1.8.3 情報の提供
1.8.4 有害事象
1.9 倫理
1.10 結果の解析と判断基準
2 製品評価の実際
2.1 試験方法
2.1.1 被験者
2.1.2 試験サンプル
2.1.3 試験サンプルの塗布
2.1.4 被験者割付
2.1.5 測定
2.1.6 測定条件
2.1.7 測定項目
2.1.8 測定方法
2.2 結果の解析
2.2.1 写真撮影
2.2.2 レプリカの斜光照明を用いた二次元画像解析
2.2.3 角層水分量測定
2.3 試験の結論
□ 第2節 美白剤
1 三次元培養メラノダームを使った美白剤評価法
1.1 3次元皮膚モデル
1.2 試験方法
1.3 メラニン定量
1.4 MTT試験
1.5 結果
2 UVシミュレーターを使用した紫外線消褪試験
2.1 UVシミュレーター
2.2 試験方法
2.3 結果
□ 第3節 サンスクリーン剤における有用性評価事例
1 試験計画の立て方
1.1 試験の実施(期間、施設)、倫理
1.2 試験の対象
1.3 塗布方法
1.4 観察および評価項目
1.4.1 皮膚所見
1.4.2 安全性
1.4.3 有用性
1.4.4 角層における酸化タンパクとTNF-αの解析
2 評価試験の実施のポイント
3 データ解析と結果
3.1 症例および患者背景
3.2 皮膚所見
3.3 安全性
3.4 有用性
3.5角層における酸化タンパクおよびTNF-α解析
3.5.1酸化タンパク
3.5.2 TNF-α
3.6 アンケート
□ 第4節 荒れ肌改善用ボディケア剤の有用性評価事例
1 実験
1.1 キリンサイ抽出物の調製
1.2 被験試料
1.3 荒れ肌作成条件
1.4 連続塗布条件
1.5 機器測定
1.6 CE成熟度の評価
1.7 荒れ肌改善度評価
2 結果
2.1 キリンサイ抽出物0.05%溶液の荒れ肌改善効果評価結果
2.1.1 TEWLの測定結果
2.1.2 角層水分量の測定結果
2.1.3 CE成熟度の評価結果
2.2 キリンサイ抽出物0.05%配合ローションの荒れ肌改善効果評価結果
2.2.1 荒れ肌回復試験
□ 第5節 洗浄料
1 洗浄料の皮膚への影響
1.1 洗浄料と界面活性剤
1.2 界面活性剤の皮膚への影響
2 低刺激性皮膚洗浄料
2.1 低刺激性界面活性剤
2.2 弱酸性基剤
2.3 添加剤
3 洗浄料の有用性評価方法
3.1 皮膚症状の変化
3.2 角層機能の変化
3.3 角層成分の変化
3.4 界面活性剤の皮膚吸着残留量
3.5 角層タンパク変性作用
3.6 表皮への影響
□ 第6節 クレンジング剤の有用性評価
1 洗顔料・クレンジング剤に必要な要素
2 界面活性剤の皮脂・保湿成分に対する影響
3 クレンジング剤の有用性評価法
4 クレンジング剤の有用性評価と安全性評価
□ 第7節 ほうれい線ケア専用美容液
1 ほうれい線の評価
1.1 ほうれい線が目立つ原因
1.2 評価および解析
1.2.1 皮膚画像解析カウンセリングシステム
1.2.2 皮膚画像3Dイメージングシステム
□ 第8節 スキンケア基礎化粧品の有用性評価結果に影響を与える要因と対策および有用性評価事例
1 美白化粧品の評価結果に影響を与える要因と対策
2 抗老化化粧品の評価結果に影響を与える要因と対策
3 保湿化粧品の評価結果に影響を与える要因と対策
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◆ 第2章: メークアップ製品 |
□ 第1章 パウダーファンデーションの使用感評価と製品開発
1 パウダーファンデーションの官能評価手法
1.1 機器測定と官能測定
1.2 直接測定と間接測定
1.3 偏位計測法と二点識別法
1.4 化粧動作と官能評価
1.5 機器測定と官能評価の測定誤差
2 パウダーファンデーションの機器評価
2.1 粉体の化粧機能の機器分析要素
2.1.1 粉体形状の電子顕微鏡観察
2.1.2 粒子径と粒度分布
2.1.3 アスペクト比と粉体形状係数
2.1.4 嵩密度と吸油量
2.1.5 光沢
2.1.6 動摩擦係数と粉の取れと付着量
2.1.7 均一分散性
2.1.8 硬度と落下試験
2.1.9 色と隠ぺい力
2.1.10 接触角
2.2 粉体の機器計測による官能評価の推定技術の現状
□ 第2節 エマルジョンファンデーションの塗布触感に関する有用性評価事
1 塗布触感評価装置
2 塗布触感の評価
2.1 サンプル
2.2 摩擦係数とストライベック線図
2.3 トラジェクトリ形状と塗布触感
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◆ 第3章: ヘアケア製品 |
□ 第1節 整髪料
1 官能試験
2 客観的測定
2.1 カールリテンション
2.2 皮膜の硬さの評価(カール圧縮試験)
2.3 粘着力測定
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◆ 第4章: 化粧道具 |
□ 第1節 化粧用コットン
1 化粧用コットンの評価
2 モニター試験によるスキンケア効果調査の事例
2.1 一般モニター試験方法
2.1.1 被験者
2.1.2 試験の実施
2.2 試験結果
2.2.1 即時的な保湿性評価
2.2.2 2週間後の肌変化
2.2.3 パッティング前後の肌表面温度変化と色差計測
□ 第2節 化粧用スポンジパフの測定と評価
1 パフの評価
1.1 パフの安全性の評価
1.2 パフの物理評価
1.3 パフの感性評価
2 パフの感性評価の試験計画
2.1 評価ワード
2.2 評価パネル
2.3 評価手順
2.4 官能評価の方法選定
3 パフの感性評価のデータ解析
3.1 官能評価データの解析
3.2 官能評価データの応用
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◆ 第5章: 化粧品と医薬品の使用感評価(べたべた感、さらさら感、しっとり感など) |
□ 第1節 化粧品と医薬品(さっぱり感,しっとり感,べたつきなど)
1 化粧品と医薬品における触感評価,触感設計の考え方
1.1 皮膚に適用する化粧品,医薬部外品,医薬品の分類
1.2 触感評価と触感設計の手法
2 化粧水の「さっぱり感」「しっとり感」の評価
2.1 触感評価手法の概要
2.2 触感の内部構造の検討
2.3 化粧水の組成設計
2.4 組成設計の妥当性の評価
□ 第2節 「しっとり感」の評価
1 試験計画
2 試験条件と方法
2.1 各種条件における被検物質の重量変化
2.1.1 試験条件
2.1.2 試験方法
2.2 水分測定の試験条件
2.2.1 温度と湿度
2.2.2 被験者の性別や試験部位
2.2.3 皮膚に塗布する量と被験物質濃度調整
2.2.4 データ解析
3 試験結果
3.1 各種条件における化合物の重量変化
3.2 「しっとり」する濃度の確認
3.3 「しっとり」を確認する(被験者数を増やす)
3.4 化粧品(化粧水)として「しっとり」を評価する
3.5 官能評価で得られる濃度から「しっとり」を確認する
□ 第3節 べたつき感
1 溶液状態での考察
1.1 高分子の絡み合い
1.2 非線形領域でのレオロジー特性と「べたつき感」
2 皮膚上での濃縮された状況
2.1 皮膚上で高濃度に濃縮された高分子
2.2 グリセリンの問題
□ 第4節 つるつる・ざらざら・すべすべのような表面特性の評価
1 心理イメージの計測による触感の定量化
2 1触感の見本帳づくりの手順
3 マテリアルの物理特性計測による触感の定量化
3.1 中心線平均粗さの計測
3.2 動摩擦摩擦の計測
4 今後の触感定量化への展望
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◆ 第6章: インナーコスメ・食品の改善効果評価事例(保湿、キメ、色、毛穴) |
□ 第1節 プロテオグリカン
1 プロテオグリカン
1.1 プロテオグリカンとは
1.2 プロテオグリカンの発見
1.3 素材の検討
1.4 皮膚のプロテオグリカン
2 素材としての鮭鼻軟骨
2.1 食経験と歴史
2.2 食品用と化粧品用
3 試験計画
3.1 細胞試験および結果
3.2 ヒト経口摂取試験および結果
4 その他の作用
□ 第2節 セラミドとβ-クリプトキサンチンによる肌質改善事例
1 保湿作用
2 美白作用
□ 第3節 機能性食品の肌の改善効果評価例
1 表皮性色素斑に対するサプリメントの有用性評価
1.1 試験方法
1.1.1 対象
1.1.2 割付と解析
1.2 評価項目
1.2.1 有効性評価
1.3 結果
1.3.1 有効性評価
1.3.2 安全性について
1.4 まとめ
2 ニキビに対する有効性評価
2.1 試験デザイン
2.2 被験品
2.3 被験者の選択
2.4 評価方法
2.5 結果
2.6 サプリメントと化粧料による皮脂量の変化
□ 第4節 コラーゲンペプチド摂取によるヒト肌への効果
1 実験方法
1.1 試験食品
1.2 試験デザイン
1.3 評価方法
1.3.1 角層水分量
1.3.2 弾力性
1.3.3 VisioFace SSAによる肌表面解析
1.3.4 皮膚科専門医の皮膚観察による診断評価
1.4 統計処理
2 結果
2.1 被験者背景
2.2 角層水分量と弾力性(R2, R7)
2.3 VisioFace SSAによる肌表面解析
2.4 皮膚科専門医の皮膚観察による診断評価
2.5 血液成分分析
3 考察
3.1 POの吸収性と効果
3.2 作用機序
□ 第5節 グルコサミン
1 グルコサミンによる美肌効果の評価
1.1 正常ヒト皮膚線維芽細胞を用いたグルコサミンによるヒアルロン酸放出量への影響
1.2 乾燥肌に対するグルコサミンの臨床効果
1.3 光老化モデルマウスにおける皮膚症状の改善効果
2 グルコサミンによる美白効果
2.1 メラニンについて
2.2 色素細胞を用いたグルコサミンによるメラニン合成抑制効果
2.3 美白効果のまとめ
□ 第6節 アルガトリウムとコラーゲンペプチドを組み合わせた食品による美白および肌質改善効果に対する検討
1 アルガトリウム?とは
2 色素沈着抑制試験
3 臨床試験
3.1 試験方法
3.1.1 試験デザイン
3.1.2 試験食品
3.1.3 被験者選定
3.1.4 観察・測定条件および被験者管理
3.1.5 有効性の評価項目
3.1.6 安全性の評価項目
3.1.7 統計解析
3.2 結果
3.2.1 被験者の内訳
3.2.2 有効性
3.2.3 安全性
3.3 考察
□ 第7節 ラクトコッカス ラクチス サブスピーシーズ クレモリス H61
1 試験計画の立て方
1.1 被験者
1.2 被験物質
1.3 評価の方法
1.4 測定結果
2 データ解析のポイント
3 評価試験実施のポイント
□ 第8節 アポラクトフェリン(ニキビ)
1 アポラクトフェリンの抗菌効果
2 終末糖化産物(AGEs)とアポラクトフェリン
3 皮膚への効果評価
3.1 20歳代女性対象治験
3.2 35歳以上男女対象治験
4 その他(外用剤としてのアポラクトフェリンの効果)
□ 第9節 皮膚の健康維持に関与するプロバイオティクス・プレバイオティクスの可能性
1 フェノール類と皮膚
2 ヒトでの有効性
2.1 プレバイオティクス(ガラクトオリゴ糖)の皮膚性状に対する影響
2.2 シンバイオティクスの皮膚性状に対する影響
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◆ 第7章: 家電による改善評価事例(保湿、キメ、色、毛穴など) |
□ 第1節 エアコンから発生する帯電微細水分粒子(ミスト)が,皮膚の潤い,バリア機能,「はり」へ及ぼす効果
1 方法
1.1 評価項目(測定機器および測定法については表1)
1.2 被験者
1.3 実験プロトコル(詳細は図2)
2 評価試験の実施ポイント
3 データ解析
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◆ 第8章: 触感・肌ざわり評価を行いたい |
□ 第1節 タオル
1 実験方法
1.1 実験概要
1.2 試料
1.3 官能検査方法
1.4 力学特性の測定方法
1.4.1 パイル糸の力学特性
1.4.2 タオルの力学特性
2 結果および考察
2.1 タオルの設計パラメータと平均評価値の関係
2.2 因子分析結果
2.3 パイル糸およびタオル布の力学特性の測定結果
2.4 重回帰分析による触感と力学特性との関係
□ 第2節 ティッシュペーパー
1 試験計画をどのように立てたのか?
1.1 評価項目
1.1.1 力学量の測定
1.1.2 官能試験
1.2 被験者
2 評価試験の実施ポイント
2.1 試料
2.1.1 一般ティッシュペーパー
2.1.2 保湿ティッシュペーパー
2.2 力学量の測定
2.2.1 摩擦特性
2.2.2 柔軟度
2.2.3 引張り強さ
2.2.4 坪量
2.3 官能試験
2.3.1 肌触り特性評価基準
2.3.2 肌触り特性判定値
3 データ解析
3.1 力学量と官能試験の測定結果から各要因間の相関係数を求めた。
3.1.1 一般ティッシュの官能試験と力学量の相関
3.1.2 保湿ティッシュの官能試験と力学量の相関
3.2 摩擦特性と肌触り
3.3 保湿ティッシュの摩擦特性
□ 第3節 吸水性衛生用品の肌ざわりの評価
1 紙おむつの肌ざわりの評価
1.1 試料および主観評価の方法
1.1.1 乾燥状態での主観評価の留意点
1.1.2 含水状態での主観評価の留意点
1.2 肌ざわりの主観評価の結果と考察
1.2.1 乾燥状態での肌ざわりの主観評価結果
1.2.2 含水状態での肌ざわりの主観評価結果
1.3 紙おむつの肌ざわりの客観的評価
1.3.1 素材特性の測定方法
1.3.2 素材特性に基づく肌ざわりの客観的評価
2 おりものシートのべたつき感の評価
2.1 べたつき感の主観評価の方法
2.1.1 着装試験(フィールドテスト)によるべたつき感の評価
2.1.2 手ざわりによる触感の主観評価
2.2 着装評価と手ざわり評価の関係
2.3 おりものシートのべたつき感の客観的評価
3 トイレットペーパーの肌ざわりの評価
3.1 肌ざわりの主観評価の方法
3.2 肌ざわりの主観評価結果と考察
3.3 素材特性に基づく肌ざわりの客観的価結
□ 第4節 自動車シート表皮布の「手触り感」の数値化について
1 自動車シート表皮布の重要性
2 表皮布の「手触り感」評価について
2.1 「手触り感」評価形容語の選定について
2.2 「手触り感」官能検査方法
2.2.1 官能検査とは
2.2.2 「手触り感」官能検査方法について
3 「手触り感」評価結果
3.1 被験者の判定能力と表皮布の「手触り感」
3.2 「手触り感」評価結果へ 因子分析の適用
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◆ 第9章: 製品評価で特に押さえておくべき留意点 |
□ 第1節 人種差の特長をつかんだ培養ヒト皮膚三次元モデルでの評価法
1 培養ヒト皮膚三次元モデルのラマン分光スペクトル計測とそのH2O2(過酸化水素)刺激による変化
1.1 培養ヒト皮膚表皮における振動分光法によるシミの可視化
2 過酸化水素刺激による色素沈着誘導モデルを用いたラマン分光スペクトルの
人種の異なる培養ヒト皮膚三次元モデル間の違い
2.1 ラマン分光スペクトルの経日変化
2.2 異なる培養ヒト皮膚三次元モデルのタンパク質由来のラマンバンドの刺激応答性の違い
2.3 異なる人種由来培養ヒト皮膚三次元モデルにおけるシミ発生の違い
3 ラマンスペクトルによる新規可視化計測
3.1 ラマン顕微鏡による観察
3.2 顕微鏡ラマン分光システムを用いたラマンPCA (主成分解析)イメージング
4 ヒト皮膚のシミ等の色素沈着の超早期検の新規診断・分析手法の確立・実現にむけて
□ 第2節 製品を正確に評価するための統計解析手法
1 効果における統計とは
1.1 2つのグループに効果はあるか
1.2 検定による評価
2 どのような集団なのか把握する
2.1 代表値
2.2 散布度
2.2.1 範囲
2.2.2 分散
2.2.3 標準偏差
2.3 2つのグループを代表値と散布度で比較する
3 検定を理解するコツ
3.1 母集団と標本
3.2 検定とは何か
3.3 帰無仮説とは何か
3.4 検定のシステム
3.5 検定統計量と分布
3.6 片側検定と両側検定
3.7 検定結果は何を示すか
3.8 検定を行う前に
3.8.1 検定で何を明らかにするのか
3.8.2 標本が何を示しているのか
4 検定の具体例
4.1 平均値の差の検定
4.1.1 対応のない場合の平均値の差の検定
4.1.2 対応のある場合の平均値の差の検定
4.2 独立性のχ2検定
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§ 第3部 各種製品における皮膚炎事例紹介 §
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◆ 第1章:各種化粧品による皮膚炎事例紹介 |
□ 第1節 口紅による皮膚障害事例
1 皮膚障害事例
2 重症度の評価法
3 診断法
4 疾患の治療法
□ 第2節 ファンデーションによる皮膚炎
1 接触蕁麻疹の事例
1.1 非アレルギー性接触蕁麻疹の事例紹介
2 接触皮膚炎の事例
2.1 アレルギー性接触皮膚炎
2.2 非アレルギー性接触皮膚炎(刺激性接触皮膚炎)
□ 第3節 化粧水,乳液による皮膚障害事例
1 症例
2 臨床検査事項
3 鑑別診断
4 治療および経過
5 貼付試験
6 考察
□ 第4節 目周囲化粧品による接触皮膚炎
1 アイメイク化粧品
1.1 アイシャドウ
1.2 マスカラとマスカラリムーバー
2 日常化粧品
2.1 洗浄剤【刺激性接触皮膚炎】
2.2 美容クリーム【アレルギー性接触皮膚炎】
3 目周囲化粧品グッズ
3.1 つけ睫毛
3.2 睫毛エクステンション(植え睫毛)
3.3.1 ビューラー(金属)
3.3.2 ビューラー(ゴム部)
□ 第5節 マニュキュア
1 爪の構造と各部位の名称および機能
2 マニキュアに使用される化粧品
3 マニキュア製品によるアレルギー性接触皮膚炎
3.1 ネイルハードナ―による接触皮膚炎
3.2 ネイルエナメルによる接触皮膚炎
3.3 ジェルネイルによる接触皮膚炎
3.4 スカルプチュアによる接触皮膚炎
3.5 付け爪の接着剤による接触皮膚炎
4 マニキュアによる非アレルギー性の皮膚障害
4.1 横溝形成
4.2 爪甲層状分裂
4.3 爪甲の黄染
4.4 緑色爪
4.5 爪下皮の延長
4.6 爪床部からの出血
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◆ 第2章: 医薬品 |
□ 第1節 外用剤 ルリコナゾールによる接触皮膚炎
1 症例
1.1 症例:78歳、女性。
2 考察
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◆ 第3章:化学物質による皮膚炎事例紹介 〜原因究明を目指して〜 |
1 塩化ビニル手袋による接触皮膚炎
2 眼鏡先セルによる接触皮膚炎
3 デスクマットによる接触皮膚炎
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◆ 第4章:金属接触アレルギーと全身型金属アレルギー
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1 金属接触アレルギー
1.1 パッチテスト陽性頻度
1.2 金属接触アレルギーの診断
1.2.1 パッチテスト方法
1.2.2 パッチテスト判定
1.3 金属接触アレルギーの治療
2 全身型金属アレルギー
2.1 定義
2.2 全身型金属アレルギーの誘発因子
2.3 全身型金属アレルギーにより誘発される発疹
2.4 全身型金属アレルギーの診断
2.4.1 パッチテスト
2.4.2 金属内服テスト11
2.4.3 該当金属を高濃度に含む食品による金属内服テストの試み
2.4.4 リンパ球幼若化試験
2.5 全身型金属アレルギーの治療
2.5.1 経皮接触の制限
2.5.2 金属の経消化管摂取の制限
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◆ 第5章:疾患を有する皮膚の状態を評価したい |
□ 第1節 ニキビにおける皮膚状態の評価を行いたい
1 ニキビにおける皮膚状態を診断
1.1 はじめに
1.2 ざ瘡の疫学
1.3 尋常性ざ瘡重症度分類
1.4 ざ瘡患者の皮膚
1.4.1 皮疹
1.4.2 皮膚生理機能の変化
1.4.3 細菌学的な変化
1.5 治療
□ 第2節 乾癬における皮膚の状態の評価を行いたい
1 尋常性乾癬の疫学データ1)
2 尋常性乾癬の重症度の評価法
2.1 皮疹の重症度評価
2.1.1 Body Surface Area: BSA
2.1.2 Psoriasis Area and Severity Index (PASI)2)
2.2 QOLの重症度評価
2.2.1 Dermatology Life Quality Index (DLQI)3)
2.2.2 Psoriasis Disability Index (PDI)4)
2.3 重症の目安
3 健常者と尋常性乾癬患者の皮膚状態の比較と診断法
3.1 視診
3.2 皮膚生検
4 尋常性乾癬の治療法
4.1 外用療法
4.1.1 ステロイド外用薬
4.2.2 活性型ビタミンD3外用薬
4.2 光線療法
4.2.1 narrow band UVB
4.2.2 PUVA (psoralen‐ultraviolet A)
4.2.3 エキシマライト
4.3 経口薬
4.3.1 シクロスポリン(ネオーラルR)
4.3.2 エトレチナート(チガソンR)
4.3.3 メトトレキサート
4.4 生物学的製剤
4.4.1 インフリキシマブ(レミケードR)
4.4.2 アダリムマブ(ヒュミラR)
4.4.3 ウステキヌマブ(ステラーラR)
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