排水 汚水 書籍

No.1784

 

排水・汚水処理技術集成vol.2

発刊:2013年12月    体裁:B5判 436頁    定価:41,800円(税込)

発行:(株)エヌ・ティー・エス    販売:(株)技術情報協会     ISBN 978-4-86469-081-2 

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2007年の発行以来、好評をいただいている「排水・汚水処理技術集成」の第2弾!

これまでの技術では対処できない微量の化学物質や病原微生物などの新たなリスク、従来の一過型でない、21世紀型の水循環システムの構築を視野に入れた処理技術など、持続可能な水利用を実現する上で不可欠な排水・汚水処理技術を詳解する。

■執筆者一覧(敬称略,掲載順)計58名
 田中  宏明 京都大学大学院工学研究科附属流域圏総合環境質研究センター 教授
 浅見  真理 国立保健医療科学院生活環境研究部 上席主任研究官
 小坂  浩司 国立保健医療科学院生活環境研究部 主任研究官
 尾崎  博明 大阪産業大学工学部 教授
 谷口  省吾 大阪産業大学工学部 助手
 高浪  龍平 大阪産業大学工学部 助手
 宮川  信一 大学共同利用機関法人自然科学研究機構基礎生物学研究所 岡崎統合バイオサイエンスセンター 助教
 井口  泰泉 大学共同利用機関法人自然科学研究機構基礎生物学研究所 岡崎統合バイオサイエンスセンター 教授
 原本  英司 山梨大学大学院医学工学総合研究部 助教
 山口  隆司 長岡技術科学大学工学部環境・建設系 教授
 幡本  将史 長岡技術科学大学工学部環境・建設系 助教
 中村  明靖 長岡技術科学大学工学部環境・建設系 特任助教
 多川   正 香川高等専門学校建設環境工学科 准教授
 山崎  慎一 高知工業高等専門学校環境都市デザイン工学科 准教授
 池田   宰 宇都宮大学大学院工学研究科 教授/工学研究科長/工学部長
 清   和成 北里大学医療衛生学部 教授
 池   道彦 大阪大学大学院工学研究科 教授
 廣岡 佳弥子 岐阜大学流域圏科学研究センター 准教授
 市橋   修 岐阜大学流域圏科学研究センター 特定研究補佐員
 山田  剛史 豊橋技術科学大学大学院工学研究科環境・生命工学系 助教
 吉川  成志 東洋製罐グループホールディングス株式会社綜合研究所第二研究室
 片山  傳喜 東洋製罐グループホールディングス株式会社綜合研究所第六研究室
 平石   明 豊橋技術科学大学大学院工学研究科環境・生命工学系 教授
 西田  友昭 静岡大学大学院農学研究科 教授
 長岡   裕 東京都市大学工学部 教授
 酒井  俊郎 信州大学工学部 准教授
 殷   煕洙 独立行政法人農業環境技術研究所有機化学物質研究領域 主任研究員
 堀   久男 神奈川大学理学部 教授
 小島   昭 群馬工業高等専門学校物質工学科 特命教授
 深堀  秀史 愛媛大学農学部 助教
 藤原   拓 高知大学教育研究部自然科学系農学部門 教授
 辰巳  憲司 独立行政法人産業技術総合研究所環境管理技術研究部門、浄化機能促進研究グループ 招聘研究員
 小林  高臣 長岡技術科学大学工学部物質・材料系 教授
 大城   優 株式会社カサイ水環境事業部 主任研究員
 内田  修司 福島工業高等専門学校物質工学科 教授
 安岡  康一 東京工業大学大学院理工学研究科 教授
 見市  知昭 大阪工業大学工学部 准教授
 桑畑  周司 東海大学工学部 専任講師
 吉木  宏之 鶴岡工業高等専門学校電気電子工学科 教授
 岸本  直之 龍谷大学理工学部 教授
 三浦  大介 首都大学東京大学院理工学研究科 准教授
 森田   穣 株式会社日立製作所インフラシステム社技術開発本部松戸開発センタ 水環境システム部 主任研究員
 岡   徹雄 新潟大学工学部附属工学力教育センター 教授
 寺澤  俊久 株式会社イムラ材料開発研究所
 辻村  盛夫 愛知技研株式会社
 横山  和哉 足利工業大学工学部電気電子学科 准教授
 神子  直之 立命館大学理工学部 教授
 岩崎  達行 岩崎電気株式会社技術本部研究開発部光応用研究課 課長
 津野   洋 大阪産業大学人間環境学部 教授
 水野  忠雄 京都大学大学院工学研究科 講師
 高橋  信行 独立行政法人産業技術総合研究所環境管理技術研究部門 テクニカルスタッフ
 和田  洋六 日本ワコン株式会社 監査役
 前澤  昭礼 静岡大学大学院工学研究科 准教授
 尾上   薫 千葉工業大学工学部生命環境科学科 教授
 和田  善成 千葉工業大学工学部資源・エネルギー環境科学研究室 博士研究員
 松本  真和 日本大学生産工学部基礎科学系 助教
 大川  浩一 秋田大学大学院工学資源学研究科 講師
 関口  和彦 埼玉大学大学院理工学研究科 助教

■ 目  次   ※詳細目次は下部をご参照ください。

序 論 水処理技術が拓く21 世紀型水循環社会への挑戦

第1編 水環境を脅かす新たな汚染物質の実態

第2編 処理技術研究の最前線

 

序論 水処理技術が拓く21 世紀型水循環社会への挑戦 (田中 宏明)

 1. 20 世紀型都市水循環システムの限界
 2. 20 世紀型の水循環システムの限界と改善
 3. 21 世紀型都市水循環システムの構築に向けて


第1編 水環境を脅かす新たな汚染物質の実態

第1章 硝酸性窒素・亜硝酸性窒素 (浅見 真理)
 1. 起源・用途
 2. 現行規制など
 3. 毒 性
 4. 環境における窒素の循環と形態変化
 5. 窒素総使用量の増加―人間の活動に伴う窒素負荷の増大
 6. 河川,湖沼における全窒素の汚染状況
 7. 地下水における汚染状況
 8. 水道における検出状況
 9. まとめ

第2章 過塩素酸・NDMA (小坂 浩司)
 1. 過塩素酸
 2. NDMA
 3. まとめ

第3章 PPCPs・有機フッ素化合物 (尾崎 博明,谷口 省吾,高浪 龍平)
 1. はじめに
 2. 医薬品類による水環境汚染
 3. 有機フッ素化合物による水環境汚染
 4. 下水処理場における医薬品類と有機フッ素化合物の挙動
 5. 医薬品類および有機フッ素化合物の分解技術  
 6. おわりに

第4章 環境ホルモン (宮川 信一,井口 泰泉)
 1. 水環境を脅かす化学物質
 2. 化学物質の評価アッセイ系について
 3. まとめ

第5章 1,4―ジオキサン (浅見 真理)
 1. 特 徴
 2. 用 途
 3. 検出事例
 4. 局地的な汚染事例
 5. 排水中の検出状況
 6. 浄水における処理
 7. 促進酸化処理における分解
 8. 対策と暫定基準
 9. 今後の課題

第6章 病原微生物 (原本 英司)
 1. 水系感染性の病原微生物
 2. 水環境中における病原微生物の移送経路
 3. 病原微生物の検出法
 4. 国内の水環境中からの病原微生物の検出事例
 5. 今後の展望


第2編 処理技術研究の最前線

第1章 生物処理技術 総 説 ―嫌気性生物処理を中心に― (山口 隆司,幡本 将史,中村 明靖,多川 正,山崎 慎一)
 1. はじめに
 2. 生物反応槽の形式
 3. おわりに

 第1節 微生物細胞間情報伝達機構制御を利用した水処理技術 (池田 宰)
 1. はじめに
 2. 微生物細胞間情報伝達機構について
 3. 活性汚泥法へのQuorum Sensing 制御技術の応用
 4. Quorum Sensing 制御によるバイオフィルム,バイオファウリング対策技術開発
 5. おわりに

 第2節 1,4─ジオキサン分解菌を用いた汚染水の生物処理・浄化技術の可能性 (清 和成,池 道彦)
 1. はじめに
 2. 1,4―ジオキサン分解菌の取得
 3. 1,4―ジオキサン分解菌の特徴
 4. 分解菌を用いたバイオリアクターによる高濃度1,4―ジオキサン含有廃水の処理
 5. 1,4―ジオキサン分解菌の汚染地下水浄化への適用
 6. おわりに

 第3節 微生物燃料電池を用いた廃水からのリンとエネルギーの同時回収 (廣岡 佳弥子,市橋 修)
 1. はじめに
 2. 微生物燃料電池とは
 3. 微生物燃料電池の原理と電子生産微生物
 4. 微生物燃料電池による廃水からのリン回収の原理
 5. 実験に用いた微生物燃料電池の構造
 6. 微生物燃料電池でのリン回収の運転例
 7. 析出がカソードの性能に与える影響とカソードの再生
 8. おわりに

 第4節 生分解性プラスチックを利用した生物学的脱窒処理技術 (山田 剛史,吉川 成志,片山 傳喜,平石 明)
 1. はじめに
 2. 電子供与体供給剤としての生分解性プラスチック
 3. ポリヒドロキシアルカン酸およびポリカプロラクトンを利用した生物学的脱窒処理
 4. ポリ乳酸を利用した生物学的脱窒処理
 5. 酸放出性ポリ乳酸を用いた生物学的脱窒処理
 6. おわりに

 第5節 白色腐朽菌およびリグニン分解酵素による医薬品・身体ケア製品由来物質の除去 (西田 友昭 )
 1. はじめに
 2. 白色腐朽菌およびリグニン分解酵素
 3. 白色腐朽菌およびリグニン分解酵素によるPPCPs の除去
 4. おわりに

第2章 物理処理技術 総 説 ―膜処理技術を中心に― (長岡 裕)
 1. 水処理プロセスの体系化
 2. 物理処理プロセスの体系
 3. 膜処理

 第1節 チタニアナノスケルトンを用いた水中溶存有害有機物の吸着・光触媒分解技術 (酒井 俊郎)
 1. はじめに
 2. チタニアナノスケルトンの形成機構と微細構造
 3. チタニアナノスケルトンによる水中溶存アルキルフェノールの吸着
 4. チタニアナノスケルトンによる水中溶存アルキルフェノールの光触媒分解
 5. おわりに

 第2節 ゼオライト錠剤およびシートを用いた水中のセシウムイオンの除去技術 (殷 煕洙)
 1. はじめに
 2. 粉末ゼオライトの錠剤化
 3. 粉末ゼオライト錠剤の水崩壊性
 4. 粉末ゼオライト錠剤による水中のCs の除去
 5. 粉末ゼオライトシートによる水中のCs の除去
 6. 今後の展望
 7. おわりに

 第3節 微粉末活性炭錠剤による水中の有害性有機化学物質の除去技術 (殷 熙洙)
 1. はじめに
 2. 微粉末活性炭錠剤化
 3. 微粉末活性炭錠剤の水崩壊性
 4. 微粉末活性炭錠剤による水中の有害性有機化学物質の除去
 5. 今後の展望
 6. おわりに

 

 

第3章 化学処理技術 総 説 ―難分解性有機化合物の処理を中心に― (堀 久男)
 1. はじめに
 2. 促進酸化法
 3. フェントン反応
 4. ペルオキソ二硫酸法(過硫酸法)
 5. 超音波分解法
 6. 熱水分解法

 第1節 フッ素系イオン液体の熱水分解 (堀 久男)
 1. はじめに
 2. 実 験
 3. 実験結果
 4. おわりに

 第2節 持続的鉄分供給法による汚水処理技術 (小島 昭)
 1. はじめに
 2. 開発のきっかけ
 3. 鉄を水に溶かす
 4. 炭と鉄の粉で汚水処理(スミテツ法)
 5. 持続的鉄分供給材による汚水処理(タカテツ法)
 6. 肉牛飼育牧場から生じる汚水の浄化
 7. 持続的鉄分供給材による浄化メカニズム
 8. 動物園サル舎池の浄化
 9. おわりに

 第3節 酸化チタン/高シリカ型ゼオライト複合触媒によるサルファ系抗菌剤の除去技術 (深堀 秀史,藤原 拓)
 1. はじめに
 2. 高シリカ型ゼオライトによるサルファ系抗菌剤の吸着とモデル化
 3. 共存物質存在下におけるサルファ系抗菌剤の吸着
 4. 酸化チタン/高シリカ型ゼオライト複合触媒によるサルファ系抗菌剤の除去
 5. おわりに

 第4節 フェントン酸化を利用した低スラッジ型重金属廃液・排水処理技術 (辰巳 憲司)
 1. はじめに
 2. 無電解銅めっき廃液のフェントン処理の検討
 3. フェントン酸化処理液のフェライト化処理の検討
 4. 無電解銅めっき廃液のCu―フェントン処理の検討
 5. おわりに

 第5節 ゼオライト―ポリマー繊維による放射性セシウム除染技術 (小林 高臣,大城 優,内田 修司)
 1. はじめに
 2. 吸着剤としてのゼオライトと放射性セシウム除染
 3. ゼオライト―ポリマー繊維複合化材
 4. ゼオライト―ポリマー繊維による待ち受け型除染
 5. 土壌汚染への試み
 6. おわりに

 

 

第4章 プラズマによる処理技術 総 説 (安岡 康一)
 1. 水処理とプラズマ
 2. 水処理用プラズマリアクター

 第1節 気泡内プラズマを用いた水中有害有機物の高速完全分解技術 (安岡 康一)
 1. OH ラジカルによる有機物分解
 2. 有機フッ素化合物分解

 第2節 水上パルス放電プラズマを用いた水中難分解性物質の分解技術 (見市 知昭)
 1. はじめに
 2. 原理と特徴
 3. 実験装置と放電プラズマの様子  
 4. 実験結果
 5. おわりに

 第3節 大気圧プラズマジェットを用いた有機染料および水中難分解性有機化合物の分解 (桑畑 周司)
 1. はじめに
 2. 大気圧プラズマジェットの構造と特徴
 3. 水への大気圧プラズマジェット照射による水酸ラジカルの発生と有機化合物の分解
 4. 大気圧プラズマジェットを用いた水の浄化の事例
 5. おわりに

 第4節 プラズマラジカル流のバブリングを用いた水処理技術  (吉木 宏之)
 1. はじめに
 2. プラズマラジカル流のバブリング処理の概念
 3. プラズマラジカル流のバブリング装置
 4. インジゴカルミン水溶液の脱色実験
 5. 環境汚水中の大腸菌群の不活化処理
 6. マイクロバブルとの融合
 7. おわりに

 

 

第5章 電解による処理技術 総 説 (岸本 直之)
 1. はじめに
 2. 処理原理
 3. 排水処理事例

 第1節 電解フェントン型処理による水中難分解性有機物の分解技術 (岸本 直之)
 1. はじめに
 2. 処理原理
 3. 電解フェントン型処理の影響因子
 4. 鉄汚泥の再利用性
 5. 排水処理への適用可能性

 第2節 臭素酸イオンおよび塩素酸イオンの電解還元処理技術 (岸本 直之)
 1. はじめに
 2. 電解還元処理メカニズム
 3. 電極材料
 4. 電解反応器
 5. 臭素酸イオン・塩素酸イオンの電解還元処理特性
 6. 将来展望

 

 

第6章 磁気分離による処理技術 総 説 (三浦 大介)
 1. はじめに
 2. 磁気力の起源
 3. 磁性体粒子の反磁界係数の影響
 4. 高勾配磁気分離
 5. 粒子軌跡モデル
 6. 磁性フロック法 7. 磁性吸着剤法
 8. 磁気アルキメデス法

 第1節 磁性吸着剤と高勾配磁気分離による下水処理水および産業排水からのリンの除去と回収 (三浦 大介)
 1. はじめに
 2. リンの吸着および脱離機構
 3. リンの吸着・脱離特性
 4. 磁気分離+
 5. システム検討
 6. 産業排水中のリンの除去と回収
 7. おわりに

 第2節 永久磁石を用いた磁気分離水処理システムの開発 (森田 穣)
 1. はじめに
 2. 永久磁石を用いた固液分離用の磁気分離水処理システムの概要
 3. その他の磁気分離水処理技術
 4. その他の話題

 第3節 超電導磁気分離による常磁性ニッケル塩の回収 (岡 徹雄,寺澤 俊久,辻村 盛夫,横山 和哉)
 1. はじめに
 2. 高温超伝導バルク磁石
 3. 無電解ニッケルめっき廃液の磁気分離
 4. おわりに

 

 

第7章 紫外線による処理技術 総 説 (神子 直之)
 1. はじめに
 2. 紫外線の基礎
 3. さまざまな紫外線光源
 4. 紫外線照射による処理効果
 5. 紫外線照射装置の設計および性能評価の基礎
 6. おわりに

 第1節 無水銀紫外線光源を用いた排水処理技術 (神子 直之
 1. はじめに
 2. 無水銀紫外線光源の種類
 3. UV―LED の開発の現況
 4. エキシマランプの状況
 5. おわりに

 第2節 紫外線照射法を用いた水中難分解性物質の処理技術 (岩崎 達行)
 1. はじめに
 2. 紫外線照射法の原理
 3. 紫外線照射法による難分解性有機物の分解例
 4. おわりに

 

 

第8章 オゾンによる処理技術 総 説 (津野 洋,水野 忠雄)
 1. オゾンの特性と水処理技術への応用
 2. オゾンの水への溶解特性と設計因子
 3. オゾンの自己分解と反応
 4. オゾンを用いた促進酸化処理

 第1節 オゾンを用いた促進酸化処理による1,4―ジオキサン分解技術 (高橋 信行)
 1. 1,4―ジオキサンの特性と規制動向
 2. 1,4―ジオキサンの処理技術動向
 3. 1,4―ジオキサンの分解技術
 4. まとめ

 第2節 UV オゾン酸化とイオン交換樹脂法を用いた1,4―ジオキサン含有排水の処理とリサイクル (和田 洋六)
 1. はじめに
 2. 実験方法
 3. 実験結果
 4. おわりに

 第3節 オゾン処理と他の処理法を併用した廃水中有機化合物の分解 (前澤 昭礼)
 1. はじめに
 2. 有機化合物の分解
 3. おわりに

 

 

第9章 微細気泡・超音波による処理技術 総 説 (尾上 薫,和田 善成)
 1. 相へのエネルギー付与に着目した浄化技術の新体系
 2. 微細気泡が関与する反応場の活用法
 3. 超音波照射が関与する反応場の活用法
 4. 酸素種活性種の評価法

 第1節 微細気泡が関与する反応場のハイブリッドによる難分解性有機化合物の分解処理 (尾上 薫,和田 善成,松本 真和)
 1. はじめに
 2. 微細気泡の特性とは
 3. 酸素/電磁波系でのオゾン微細気泡の溶解現象
 4. 微細気泡が関与する異相界面反応に着目した新規反応場の利活用法
 5. 微細気泡が関与する反応場のハイブリッド効果

 第2節 水酸化鉄と超音波による酸化反応を用いたヒ素の吸着除去 ( 大川 浩一)
 1. はじめに
 2. 溶液への超音波照射による酸化反応
 3. 超音波照射によるAs(V)の酸化
 4. 共沈法により生成した水酸化鉄と超音波による酸化反応を用いたAs(V)の除去
 5. ゲーサイトと超音波による酸化反応を用いたAs(V)の除去
 6. 超音波照射とペルオキソ二硫酸カリウム添加によるAs(V)の酸化
 7. おわりに

 第3節 超音波霧化技術を応用した水中有機汚染物質の気相分解技術 (関口 和彦)
 1. はじめに
 2. 物性の異なる有機汚染物質の分解実験
 3. おわりに

 

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