誤使用 誤操作 書籍
 
No.1868
 
 

◎製品の誤使用による誤飲・火傷・溺水・転倒・指切断等をどう防ぐか!

 ★使い方を間違えてしまう、勘違いしてしまうのは何故か!想定外の使われ方による事故はどう防ぐか!
 ★誰もが「安全」「安心」に使用できる製品やサービスのデザイン、操作性をどのように考え、付与するか!

<家電、日用品、医薬品等の製品事故事例から学ぶ>
  
誤使用・誤操作を防ぐ
製品設計・デザインと安全性評価

 
〜消費者の想定外の使い方、行動を予見し、事故をどう未然に防ぐか〜

発 刊 : 2016年11月30日    体 裁 : A4判 370頁    定 価:70,000円(税抜)    ISBN:978-4-86104-630-8


■ 本書のポイント、読みどころ


1.誤使用や誤操作による製品事故はなぜ起こるのか?

 ・消費者の「うっかり」「思い込み」等によるヒューマンエラーの防ぎ方!
 ・「使い方を間違える」「勘違いしてしまう」のはなぜなのか?
 ・想定外の使われ方による事故やトラブルの防ぎ方
 ・製品の使用環境や仕様が引き起こすヒューマンエラーとは?
 ・外的手がかりによる誤使用・誤操作の防止策の考え方

2.高齢者や子どもを意識した留意点
  
 ・加齢による心身機能の低下に伴う不便さ、わかりにくさとは
 ・子どもの特性、成長や発達に伴う事故防止の考え方
 ・大人には何の問題もない製品仕様でも要注意!
     子どもの安全に配慮した製品づくりに必要なこととは?
 ・大人と子どものヒューマンエラーの違いとは


3.製品事故の未然防止のための考え方とアプローチ法

 ・デザイン、色、音の視点からできる工夫と対策とは?
 ・「安全」「安心」と「操作性」「魅力」の両立のポイント
 ・わかりやすいマニュアル、説明書、webサイトはどう作るか?
 ・自社製品を正しく使ってもらうためのアプローチの仕方
 ・誰が、いつ、どのような状況で使うのかを踏まえた製品設計とは


4 .安全・安心・使いやすい製品づくりのために・・・

 ・誰にでも使いやすいインクルーシブデザインとは
 ・「安全」「安心」のための製品開発の着眼点
 ・思いもよらない事故を防ぐ、安全設計のポイント
 ・事故やトラブルの予見とリスク分析
 ・PL法、ISO、SG制度・・・知っておきたい規格・法とは

■ 執筆者(敬称略) 

首都大学東京 樋口貴広 名城大学 横谷靖
仁愛大学 大野木裕明 千葉大学 矢口博久
電気通信大学 橋山智訓 東京キャリコ認知科学研究所 三星宗雄
(株)ベネッセスタイルケア 福田亮子 (国研)産業技術総合研究所 大山潤爾
宇部フロンティア大学 江藤真紀 千葉大学 下村義弘
(一社)シニア社会学会 森やす子 九州芸術工科大学 岩宮眞一郎
日本インダストリアルデザイナー協会 金井宏水 (株)オトデザイナーズ 坂本真一
(公財)世界平和研究所 高橋義明 信州大学 島田英昭
田口技術士事務所 田口宏之 (株)オフィス・スローライフ 林文博
福田・近藤法律事務所 近藤惠嗣 畑事務所 畑明
パナソニック(株) 阿部圭子 首都大学東京 橋爪絢子
北九州市立大学 松尾太加志 三菱電機(株) 中町剛
東海大学 西口宏美 横浜薬科大学 定本清美
(公財)日本共用品推進機構 星川安之 リンナイ(株) 前田純一
(国研)産業技術総合研究所 多田充徳 日本ガス石油機器工業会 村岡博
大阪市立大学 岡田明 苫小牧工業高等専門学校 松尾優子
日本ヒューマンファクター研究所 垣本由紀子 苫小牧工業高等専門学校 大橋智志
千葉工業大学 越山健彦 苫小牧工業高等専門学校 澤田知之
モリモト医薬(株) 盛本修司

■ 目  次


第1章:人間が「間違え」てしまうのはなぜか

第2章:使用者特性による安全性の考え方

第3章:製品事故におけるリスクと対策

第4章:使いやすさ、わかりやすさ等の評価、原因分析、見える化

第5章:製品事故の未然防止のための考え方とアプローチ法

第6章:誤使用、誤操作を防ぐ設計、デザインの考え方

第7章:誤使用、誤操作を防ぐマニュアル作成のポイント

第8章:製品事例からみる安全・安心・使いやすさと機能性等の両立

 

◇第1章: 人間が「間違え」てしまうのはなぜか◇

第1節 環境が引き出すヒューマンエラーとは

 1.アフォーダンス
 2.アフォーダンスの発想とデザイン
 3.慣れや文化的背景が決める良いデザイン
 4.ヒューマンエラーの防止に寄与するデザイン
  4.1 わざと使いにくくするデザイン
  4.2 ミスしたくてもミスできないデザイン
  4.3 ミスすることを想定済みのデザイン


第2節 認知機能と加齢による変化

 1.認知機能と個人差
 2.認知機能の加齢変化
 3.高齢者の認知機能の低下の個人差と日常行動


第3節 子どものヒューマンエラー

 1.おとなのヒューマンエラー
  1.1 ヒューマンの意味
  1.1 子どもの行為の特徴
 2.子どもの成長・発達
  2.1 環境への積極的関わりと子どもの発達的変化
 3.子どもの学習の原理
  3.1 2つのタイプの学習
  3.2 オペラント条件づけによる学習
  3.3 レスポンデント条件づけによる学習
  3.4 観察学習(ッモデリング)
 4.ヒューマンエラー再考
  4.1 おとなのヒューマンエラー
  4.2 子どもの育ちと学び

 

◇第2章 使用者特性による安全性の考え方◇

第1節 人間の自然な動作や思考を促す情報システムのデザイン

 1.人間中心設計(Human-Centred Design)
 2.情報メディアに対する人間の反応
  2.1 メディアの等式(Media Equation)
  2.2 カプトロジ(Computers as a Persuasive Technologies)
 3.人間の知的・創造的活動を支援するシステムのデザイン原則
  3.1 記憶容量
  3.2 認知モード
 4.システム設計例の紹介
  4.1 マンガデザイナ支援システム
  4.2 ユーザの自由なジェスチャによるロボットの動作指示


第2節 高齢者の視覚機能による起こりやすいヒューマンエラーとその対策

 1.加齢により視覚機能に生じる変化
  1.1 眼球に見られる生理的変化
  1.2 空間的視覚機能に見られる変化
  1.3 時間的視覚機能の低下
 2.加齢による視覚機能の低下が引き起こす可能性のあるヒューマンエラーとその対策
  2.1 薬の服用
  2.2 家電製品の操作
  2.3 情報通信機器のGUI
  2.4 歩行や乗り物の利用による移動


第3節 高齢者の転倒と転倒要因の関連性−視覚と咬合力に注目して

 1.日本の高齢化の現状と課題
 2.本稿が用いていることばの定義
  2.1 転倒とは
  2.2 重心動揺とは
  2.3 老研式活動能力指標(TMIG Index of Competence)とは
  2.4 身体的ADL(日常生活動作:Activities of Daily Living)とは
  2.5 転倒後症候群
  2.6 廃用症候群
 3.地域在住高齢者の転倒要因
 4.地域在住高齢者の転倒発生と視知覚および姿勢制御
  4.1 研究の概要
  4.2 研究の目的
  4.3 研究の方法
  4.4 調査の結果
  4.5 研究の考察
 5.地域在住高齢者の転倒発生と咬合力
  5.1 研究の概要
  5.2 研究の目的
  5.3 研究の方法
  5.4 研究の結果
  5.5 研究の考察


第4節 キッズデザインツールズの創造的活用

 1.KIDS DESIGN TOOLS とは
  1.1 子どものからだ図鑑
  1.2 子どものからだパスデータ集
  1.3 2.5Dキッズパーツ
  1.4 2Dキッズモデル
  1.5 3Dキッズモデル
 2.ツール開発の経緯
 3.KIDS DESIGN TOOLS 詳細と活用方法
  3.1 子どものからだ図鑑
   3.1.1 全身寸法
   3.1.2 手足の寸法
   3.1.3 乳幼児の発達
   3.1.4 身体能力
   3.1.5 指と安全な隙間
   3.1.6 チャイルドレジスタンス
   3.1.7 乳幼児の事故年齢
   3.1.8 事故情報データ、その他
  3.2 子どものからだパスデータ集
   3.2.1 収録内容
   3.2.2 目的と使い方
  3.3 2.5Dキッズパーツ
   3.3.1 目的と使い方
   3.3.2 活用事例
  3.4 2Dキッズモデル
   3.4.1 目的と使い方
   3.4.2 活用事例
  3.5 3Dキッズモデル
   3.5.1 目的と使い方
   3.5.2 活用事例
 4.その他安全のためのチェックツール
  4.1 胴体プローブ
  4.2 その他ツール
 5.まとめ
  5.1 デザイン開発プロセスへの活用
  5.2 安全知識循環型社会へ向け

 

◇第3章 製品事故におけるリスクと対策◇

第1節 利益を生み出す製品設計の仕組み作り

 1.利益を生み出す製品を育てるには仕組みが必要
 2.仕組みを作る上で押さえておきたいポイント
 3.製品設計の仕組みの概要
 4.製品設計プロセスについて
 5.インプットについて
 6.製品の使われ方の明確化
 7.安全・性能を確保すべき範囲の決定
 8.要求仕様書・詳細設計書
 9.FMEA
 10.図面・仕様書作成
  10.1 図面
  10.2 仕様書


第2節 消費者安全とアノマリー:消費者事故は消費者の自己責任か

 1.消費者事故を取り巻く環境
  1.1 消費者事故の推移
  1.2 先行研究
 2.消費者事故に関する分析結果
  2.1 消費者事故に関連する安全認識と実際の日常行動
  2.2 消費者事故の行動経済学からの検討


第3節 研究開発と法工学〜リスク認識とリスクコミュニケーションの重要性〜

 1.法学と工学
 2.安全性と法律
 3.安全文化
 4.安全の定義とリスク
 5.「想定外」とは何か
 6.リスクコミュニケーションの重要性

 

◇第4章 使いやすさ、わかりやすさ等の評価、原因分析、見える化◇

第1節 シニア、高齢者向け製品に求められるユーザビリティ評価の仕方

 1.対象となるターゲットユーザを適切に選ぶ
  1.1 被験者の選定
  1.2 高齢者の分類
  1.3 要支援、要介護者を対象としたユーザビリティ評価事例
 2.主観・定性評価だけによらず、客観・定量データにより事実をつかむ
  2.1 客観・定量データ取得の必要性
  2.2 人間工学手法を用いた使いやすさの可視化・定量化
   2.2.1 身体負担の可視化・定量化評価事例(アームレスト付きトイレの開発)
   2.2.2 デジタルヒューマンシミュレーション技術による身体負担の可視化・定量化
 3.ユーザビリティ評価を開発プロセスに組み込む
  3.1 ユーザ中心設計
  3.2 企画段階
  3.3 設計・開発段階
  3.4 評価・検証段階
   3.4.1 UD商品特徴マップ
   3.4.2 UD総合チャート
  3.5 販売段階


第2節 誤使用,誤操作防止のための外的手がかりによる対策

 1.ヒューマンエラーと外的手がかりの役割
  1.1 ヒューマンエラーの種類
  1.2 外的手がかりの役割
 2.外的手がかりの種類
  2.1 対象
  2.2 表示
  2.3 ドキュメント
  2.4 人
  2.5 電子アシスタント
 3.子どもや高齢者のための効果的な外的手がかり
  3.1 外的手がかりを利用されやすいようにする
   3.1.1 対象
   3.1.2 表示
   3.1.3 ドキュメント
   3.1.4 電子アシスタント
  3.2 より高い手がかりの種類に
 4.外的手がかりは子どもや高齢者に役に立つのか−外的手がかりの評価−
  4.1 使えないように防護する
  4.2 インクルーシブデザインを目指す


第3節 行為・操作・動作の“しやすさ”の定性的・定量的評価法

 1.日常生活における行為と人間機能
  1.1 人間機能
   1.1.1 感覚機能
   1.1.2 知覚・認知機能
   1.1.3 運動機能
  1.2 人間機能と加齢(aging)による変化
  1.3 日常生活行為とその評価
   1.3.1 起居・移動
   1.3.2 食事
   1.3.3 排泄
   1.3.4 更衣
   1.3.5 入浴
   1.3.6 整容
   1.3.7 書字・その他
  1.4 日常生活関連行為(Instrumental Activities of Daily Living)
 2.上肢動作の分類
  2.1 上肢動作の分類と定性的評価
   2.1.1 サーブリッグ分析
   2.1.2 移動動作と終局動作
  2.2 動作の分類とムダの除去
 3.上肢動作の定量的評価法の紹介
  3.1 動作時間の定量的評価〜PTS(Prdetermined Time Standards)
  3.2 MODAPTSを用いた動作の定量的評価法の例
  3.3 動作の困難度の定量的評価 〜Fittsの困難度指標
 4.最後に 〜 シニアにとって使いやすい機器の開発にあたっ

 

◇第5章 製品事故の未然防止のための考え方とアプローチ法◇

第1節 高齢者、子どもの製品事故を未然に防ぐための共用品の考え方

 1.共遊玩具
  1.1 共遊玩具マーク
  1.2 マーク表示までの手順
 2.おもちゃ大賞
  2.1 日本おもちゃ大賞
 3.勉強会という「たすき」リレー
 4.共用品
 5.目の不製品事故を未然に防ぐための共用品とは?
 6.駅のホームドアの例
 7.高齢者・障害のある人と 製品の安全性(+不便さ調査)
  7.1 カタログはその商品の仕様を
                   (誰でも)理解することができるか?
  7.2 取扱説明書は(誰でも) 読むことができるか?
  7.3 パッケージは(誰でも) 中身を識別できるか?
                       開封性は?保管、廃棄は?
  7.4 使用に関係する表示は(誰でも) 見えるか?
  7.5 操作部は、(誰でも) 操作できるか?
 8.一般製品を共用品にする極意


第2節 ライターにおける安全性と操作性の両立


第3節 高齢者・子どもにも安全で使いやすいものづくりのための人間工学の考え方

 1.高齢者対応のものづくり
  1.1 高齢者のニーズ
  1.2 身体機能への対応とデータの捉え方
  1.3 高齢者の認知機能の特性とその対応
  1.4 高齢者の感性,行動特性への対応
 2.子ども対応のものづくり
  2.1 子どものための人間工学
  2.2 考慮すべき子どもの特性
  2.3 子どもの心身機能データ
  2.4 健全な成長への対応
 3.高齢者・子どものデータやニーズを設計値に落とし込む
  3.1 データの翻訳
  3.2 ニーズの取得


第4節 事故調査はどう進めるか

 1.事故調査の目的
 2.調査をどこが担当するか
 3.運輸安全委員会について
 4.調査と捜査について
 5.ヒューマンエラーと ヒューマンファクター
  5.1 ヒューマンエラーについて
  5.2 何故、エラーは発生するのであろうか ―エラーという人間行動の背景―
 6.公共交通事故における被害者支援について


第5節 子どもの製品事故防止のための安全設計の考え方

 1.子どもと子どもの事故
  1.1 ここでいう「子ども」とは
  1.2 ここで考える「製品」とは
  1.3 子ども用品以外での危害の実情
    子ども用品以外での危害1.誤飲事故
    子ども用品以外での危害2.溺水事故
    子ども用品以外での危害3.転倒・転落事故
    子ども用品以外での危害4.その他の事故
 2.子ども用品等の安全設計のためのハザード分析とリスク分析
  2.1 ハザード・リスクの特定のための手法
   ・事象の木解析(ETA;Event Tree Analysis)
   ・故障の木解析/フォルト・ツリー解析(FTA;Fault Tree Analysis)
   ・操作ハザードスタディ(HAZOP;Hazard and Operability Study)
   ・故障モード影響解析(FMEA;Failure Mode Effect Analysis)
  2.2 ISOガイドによるハザードの特定
 3.リスクアセスメント
  3.1 リスク評価を中心としたリスクアセスメントについて 
  3.2 リスク評価後のリスク低減対策
 4.子どもの特性を知る
  4.1 子どもの発達特性
  4.2 体格等の発達特性
  4.3 動作能力(最大筋力)の発達特性
  4.4 認知力、行動に関する発達特性
 5.子どもの安全を目的とした安全規格や安全法規則等
  5.1 ISO/IEC Guide 50について
  5.2 米国の子ども用品を中心とした製品安全制度
   5.2.1 米国における消費者安全を所管する機関;
                   CPSC(消費者製品安全委員会)
   5.2.2 消費者製品安全法(CPSA;Consumer Product Safety Act)
   5.2.3 消費者製品安全改善法(CPSIA;Consumer Product Safety Improvement Act of 2008)
   5.2.4 連邦危険物質法(FHSA:FEDERAL HAZARDOUS SUBSTANCES ACT)
   5.2.5 子どもの誤飲防止関連法規制
   5.2.6 その他の安全法規及び関連規格


第6節 誤飲事故防止のための次世代錠剤包装「ESOP」の開発
   ―PTP包装に代わる安全なコンプライアンス包装の提案―

 1.ESOP包材のバリア性能
 2.各種性能評価試験
  2.1 ESOPの錠剤取り出し性評価
  2.2 ESOPの耐酸性確認試験
  2.3 ESOPの落下試験
  2.4 ESOPの減圧リーク試験


第7節 事故を防止するためのドライバの生体情報による運転状態の評価

 1.自動車の使用と生体情報
  1.1 自動車の運転状態
  1.2 自動車の使用と生体情報の関係
  1.3 生体情報の起源
  1.4 生体情報による自動車使用時の評価
 2. 生体情報の計測と評価
  2.1 眼球運動・視線
  2.2 筋電図
  2.3 血液循環
  2.4 重心動揺・体動
  2.5 脳活動
  2.6 内分泌系
  2.7 発汗・皮膚温
  2.8 呼吸

 

◇第6章 誤使用、誤操作を防ぐ設計、デザインの考え方◇

第1節 色,色彩

[1] 高齢者に見やすい・わかりやすいウェブサイト
 1. シニア・高齢者が見やすいウェブサイト作成のポイント
  1.1 フォントサイズは12pt以上になるよう,相対指定する
  1.2 テキストと背景のコントラストは4.5:1以上に設定する
  1.3 行間は150%以上に設定する
  1.4 黄色,青,グレーの使用時は注意が必要
  1.5 「動き」のある見せ方はできるだけマイルドに
  1.6 見出し・図表・動画を活用する
  1.7 馴染みの薄いカタカナ言葉,アルファベットの使用を避ける
  1.8 主要な動線は必ずファーストビューに収める


[2] 色の識別しやすさとその活用
 1. 色の識別,認識,同定とヒューマンエラー
 2. 色覚のメカニズムと表色系
 3. 色の識別の時間特性
 4. 色の識別の空間特性


[3] カラーユニバーサルデザインの理論と実践
 1. ユニバーサルデザイン(UD)とバリアフリー(BF)
  1.1 バリアフリー
  1.2 ユニバーサルデザイン
 2. カラーユニバーサルデザイン(CUD)
 3. 人間の色覚の型
  3.1 定型色覚(typicalcolorvision)と非定型色覚(atypicalcolorvision)
  3.2 出現率
  3.3 色覚のメカニズム
  3.4 混同色軌跡
  3.5 2色覚の人が見る色
 4. 高齢者の色覚
 5. カラーユニバーサルデザイン(CUD)の構築に向けて
  5.1 海外における指針(例)
  5.2 わが国における指針(例)
  5.3 その他の例
 6. 提言


[4] 色の認知・心理・意味
 1. 色の認知
  1.1 空間的要因
  1.2 時間的要因
  1.3 強度的要因
 2. 色の心理
  2.1 色の知覚的効果
  2.2 色の心理的効果
  2.3 色の感情的効果(イメージ)
 3. 形,運動と色
 4. 安全色(safetycolor)
 5. カラーユニバーサルデザイン(CUD)
  5.1 ユニバーサルデザイン(UD)とバリアフリー(BF)
  5.2 カラーユニバーサルデザイン(CUD)
  5.3 非定型色覚者(1型および2型2色覚)が混同しやすい色
  5.4 解決策の例
  5.5 その他の例
  5.6 高齢者の色覚
  5.7 まとめ



第2節 デザイン,形状,設計

[1] 認知支援工学に基づく効果的な設計支援〜デザインソムリエ〜
 1. 高齢者対応デザインの重要性と課題
  1.1 高齢者対応で直面する3つの壁
   1.1.1 高齢者の感覚をイメージしにくい
   1.1.2 数名の高齢者の意見に引っ張られてしまう
   1.1.3 高齢者自身の主観報告は調査方法に左右されやすい
  1.2 高齢者の特性を客観的に測る
   1.2.1 意図的に操作しにくい調査を用いる
   1.2.2 対象者群全体の分布のばらつきに注目する
   1.2.3 対象者の生活や既往歴に注目する
 2. ユーザの感覚知覚特性に合わせたデザイン支援ツール
  2.1 感覚特性データ
  2.2 デザイン支援GUI
  2.3 デザイン支援ポータルサイト
   2.3.1 感覚から選ぶ
   2.3.2 目的から選ぶ
   2.3.3 横断検索
   2.3.4 デザイン例を見る
  2.4 感覚特性データベースの補完
 3. ユーザの注意認知特性と時間を考慮した時短デザイン支援ツール
  3.1 感覚特性データ
  3.2 注意認知特性に基づくデザインの重要性
  3.3 時間特性に基づくデザインの重要性
  3.4 時短デザインに基づく安全で効率的なデザイン支援
  3.5 時短デザイン支援ツール
 4. 究極の個人対応を目指したデザインソムリエシステム


[2] 製品のデザインとアフォーダンス
 1. アフォーダンス
 2. 製品デザインにおける知覚されたアフォーダンスの限界
  2.1 評価方法論としての可能性
  2.2 設計方法論としての可能性
  2.3 発想の方法論としての可能性
 3. 製品デザインにおけるアフォーダンスの落としどころと具体的な使い方


第3節 音

[1] サイン音のデザイン −メッセージを伝える音を操る術−
 1. サイン音とはメッセージを伝える音
 2. サイン音は様々な場面で用いられる
 3. サイン音に求められる特性
  3.1 メッセージを正しく伝える
  3.2 快適さが求められる場合もある
  3.3 音量の設定にはおり合いが必要
  3.4 記憶しやすいサイン音
  3.5 サイン音の棲み分けも必要
 4. サイン音デザイナーの必要性
 5. むすび:サイン音のデザインのあり方


[2] 高齢者のコミュニケーション能力に基づく製品開発,サービス提供の考え方
 1. 高齢者の聞こえ方
  1.1 老人性難聴
  1.2 リクルートメント現象
  1.3 周波数分解能が落ちる
  1.4 時間分解能が落ちる
 2. 高齢者との会話,コミュニケーション
  2.1 高齢者が聞き取りにくい音,言葉を理解する
  2.2 話し方のポイント
 3. 製品開発の考え方

 

◇第7章 誤使用、誤操作を防ぐマニュアル作成のポイント◇
第1節 読みやすく、理解しやすいマニュアルの作成

 1.認知心理学の考え方
  1.1 認知心理学とはなにか
  1.2 マニュアル設計に役立つ3つのポイント
 2.ワーキングメモリ
  2.1 処理容量の限界
  2.2 ワーキングメモリの処理
  2.3 ワーキングメモリとマニュアル設計
 3.知識
  3.1 単語レベルの知識
  3.2 トピックレベルの知識
  3.3 知識とマニュアル設計
 4.知覚
  4.1 無意識下の情報の加工
  4.2 群化
  4.3 選択的注意
 5.高齢者の認知特性
  5.1 ワーキングメモリ
  5.2 知識
  5.3 知覚


第2節 インクルーシヴなコミュニケーション社会へ向けた
               ピクトグラム・JIS絵記号の活用について

 1.言語・コミュニケーション障害とピクトグラム
  1.1 失語症“Aphasia”と自閉症“Autism”の理解
  1.2 言語記号の代替としてのピクトグラム
 2.ピクトグラムの特徴と分かりやすさの理解
  2.1 視知覚からみたピクトグラムのデザイン
  2.2 非常口ピクトグラムの心理学的分析
 3.ピクトグラムから絵記号へ
  3.1 コミュニケーション支援用絵記号
  3.2 障害をもつ人とのコミュニケーション方法論
  3.3 規制から行動支援へ向けたピクトグラム
 4.ピクトグラム・JIS絵記号を生かしたコミュニケーション支援ツール
 4.1 絵文(状況絵)と線形ピクトグラム文
 4.2 線形ピクトグラムへの変換ツール
 4.3 イディオグラムを加えた絵記号体系としての人工言語構築の可能性


第3節 ヒューマンエラーを防ぐマニュアル作成

 1.マニュアル作成の基礎 〜マニュアルとは〜
 2.書き方のポイント
  2.1 マニュアルの構成
  2.2 書き出しの留意点
  2.3 本文の書き方
  2.4 わかりやすい説明書・マニュアル作成の基礎
 3.図表の効果的な利用
  3.1 ビジュアルの効果
  3.2 カタログの場合 〜製品のイメージアップ〜
  3.3 技術資料の場合
  3.4 ソフトマニュアル
 4.PL(製造物責任)法 の対応策
  4.1 PL 法とは
  4.2 産業機械分野のPL 対応
  4.3 一般機械におけるPL の考え方
  4.4 PL 法の特徴
   4.4.1 欠陥の要件
   4.4.2 機械の信頼性
   4.4.3 PL 法への具体的対応策
  4.5 PL 対応を考えた業務指針
  4.6 PL 施行後の動向
  4.7 PL 法対応の概論
   4.7.1 基本的理念
   4.7.2 欠陥とは
  4.8 PL 対策の概要
   4.8.1 予防策
   4.8.2 警告ラベルと取扱い説明書
   4.8.3 マニュアルの必要条件
   4.8.4 PLP としての記載内容
   4.8.5 警告ラベル 〜相手に伝えるべき事項〜
   4.8.6 記載の方法
 5.ISO9000 に対応した品質マニュアルの在り方
  5.1 ISO9000 とは<br>
 6.ISO14000 に対応した環境マニュアルの在り方

 

◇第8章 製品事例からみる安全・安心・使いやすさと機能性等の両立◇
第1節 医薬品の誤飲を防ぐ包装の形、色、表示デザイン

 1.医薬品包装の形と正しい服用
  1.1 散剤の開封
  1.2 飲めない薬をなくすために(GT 剤)
 2.ユニバーサルカラーを取り入れた医薬品包装の必要性
  2.1 錠剤PTP の表示は認識されているか
  2.2 点眼薬を正しく使えるか
  2.3 汎用する医薬品にわかりやすい色と表示に求められるもの
 3.セルフメディケーションにおいて求められる表示デザイン


第2節 小児が取り出せず高齢者に取り出しやすい(CRSF)薬剤包装「ESOP」の開発

 1.医薬品包装として考慮した安全設計
 2.CRSF包装としての評価


第3節 高齢者の特性,利用状況に適合した携帯電話

 1.先行研究における
    高齢者ユーザの特性の理解と高齢者向け携帯電話の開発
  1.1 高齢者ユーザの特性
  1.2 加齢に伴う様々な変化
  1.3 高齢者向けにデザインされた携帯電話やそのサービス
 2.高齢者ユーザの多様性と携帯電話の利用における課題
  2.1 高齢者の多様性を把握するためのアプローチ
  2.2 世代による特性と出生コホート
  2.3 携帯電話の利用における格差と過去の経験への依存
  2.4 高齢者における携帯電話の利活用とその意欲
  2.5 高齢者を対象とする場合の調査を行う際の工夫


第4節 蒸気レスIH ジャー炊飯器の開発事例

 1.蒸気レスIH ジャー炊飯器の概要
 2.開発経緯


第5節 誰もが安全・安心に使いやすいパッケージデザインとは

 1.高齢者に選ばれる製品とは
 2.安全や安心、喜びを得られる製品づくりに必要なこと
 3.どんなデザインをすればいいのか
 4.使いやすさ、安全・安心のために知っておきたいこと
  4.1 UDの7原則
  4.2 色覚障害
  4.3 点字
 5.これからの使いやすく、安全・安心なものづくりのために
  5.1 どこに注目すればいいのか
  5.2 パッケージデザインに大切なこと


第6節 ガス・石油機器における現状の取り組みと安全・安心のポイント

 1.JGKAの概要
 2.ガス石油燃焼機器の安全化への取り組み
  2.1 ガスコンロの安全化への取り組み
   2.1.1 Siセンサーコンロ
   2.1.2 Siセンサーコンロの出荷台数と
                      コンロを原因とする火災件数
  2.2 ガス給湯器・ガスふろがまの安全化への取り組み
   2.2.1 製品の安全高度化
   2.2.2 安全型機器への買い替え促進
  2.3 石油燃焼機器の安全化への取り組み
   2.3.1 技術上の基準
  2.4 点検による事故の未然防止
   2.4.1 長期使用製品安全点検制度
   2.4.2 点検または取り替えの目安
 3.高齢者・障害者への配慮設計について
  3.1 高齢者・障がい者対応設計委員会について
   3.1.1 委員会活動
  3.2 高齢者・障害者配慮設計の具体的内容
   3.2.1 視認性
   3.2.2 操作性
   3.2.3 音声ガイド
   3.2.4 軽量化


第8節 紛らわしい医薬品包装・表示

 1.何を間違えるか
 2.現場の実例
 3.対策
  3.1 厚生労働省,メーカー側
  3.2 現場での工夫

 

 

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