AI ロジスティクス 物流 書籍
 
No.1957
“人工知能”の導入による生産性、効率性の向上、新製品開発への活用
IoT ビジネス・機器開発における潜在ニーズと取り組み事例集

スマートロジスティクス

 〜IoTと進化するSCM実行系〜


発刊:2018年3月  体 裁:B5判 294頁  定 価:32,000円(税抜)

発行:(株)エヌ・ティー・エス  販売:(株)技術情報協会  ISBN:978-4-86043-525-7 C3034

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Society5.0、超スマート社会の実現へ向け進化する“物流”最前線!

サプライチェーンの視点からロジスティクスとIoT との連携性を踏まえ、密接に関連するWMS、TMS、WCS につて詳解すると共に物流現場の課題や物流センターの事例についても解説


■ 著者紹介
□監修者 花房  陵
□編集委員長 西田 光男
□編集委員 新林 康則,遠藤 八郎,朴  成浩
   
□執筆者(執筆順) 
花房  陵 ロジスティクス・トレンド株式会社 代表取締役
新林 康則 グラットン・アソシエイツ株式会社 代表取締役
遠藤 八郎 ロジザード株式会社 取締役会長
朴  成浩 株式会社ライナロジクス 代表取締役
簑口  巌 光英システム株式会社システム開発部 主幹技師
石田  学 株式会社ナビタイムジャパンビジネス開発1 部 部長
西田 光男 株式会社アイオイ・システム物流本部 常務取締役・本部長
関   護 有限会社ロジスティクス総合研究所 代表取締役
釜屋 大和 ロジ・ソリューション株式会社戦略コンサル部 上席コンサルタント
   
事例集  
株式会社ダイフク コーポレートコミュニケーション本部広報部

■ 目  次

◇序論 スマートロジスティクスで実現するサプライチェーンの効率化  花房 陵
1 はじめに
2 賢いスマートな時代
3 効率化と生産性
4 業務効率と経営有効性  
  5 全体最適化SCM の思想
6 債権移動と消費活動
Column1 人手不足対策 花房 陵

◇第1編 サプライチェーンマネジメント  新林 康則

第1章 物流,ロジスティクス,SCM
1 物流を取り巻く環境変化
2 ロジスティクス登場
3 SCM の誕生
4 SCM が目指すべきもの

第2章 経営技術としてのSCM
1 商品ライフサイクルと在庫問題
2 ロジスティクスにおけるコスト・トレードオフ問題

 

3 SCM,ロジスティクス組織設計
4 SCM の中小企業による取り組み

第3章 SCM を経営に生かす
1 中小企業のSCM への取り組みの開始
2 SCM の経営への活用
3 SCM を活用した業務改革の具体的な事例
Column2 需要予測は可能になるか 花房 陵


◇第2編 ロジスティクスマネジメント  花房 陵

第1章 物流マネジメント
1 物流の目的
2 SCM 阻害要因
3 物流マネジメント
4 ベンチマーキング診断
5 止まらない物流

第2章 物流人材マネジメント
1 人材のマネジメント手法
2 マインドとハートのマネジメント理論
3 バランス・スコアカード

 

4 個人の努力,学習を測る
5 モチベーション新時代
6 フェア・プロセス

第3章 製販マネジメント 1 欠品のジレンマ
2 マネジメント環境の理解
3 マネジメントの見える化
4 商習慣の環境変化
5 全体最適の在庫レベル
6 製販速度と在庫
Column3 適正在庫 花房 陵


◇第3編 ロジスティクスシステム

第1章 倉庫管理システム(WMS)

第1節 リアルタイム統合在庫管理 遠藤 八郎
1 WMS( Warehouse Management System)とは
2 リアルタイム統合在庫管理

第2節 システム間情報連携 遠藤 八郎
1 WMS の位置付け
2 前工程システム
3 次工程システム
4 データ連携手法
5 連携データ項目と書式(フォーマット)
6 API とセキュリティ

第3節 入出荷業務支援 遠藤 八郎
1 現場支援
2 物流のイノベーション
3 ロケーション管理とステータス管理
4 自動化と機械化
5 商品特性と作業
6 取引特性と作業
7 生産性管理とデータ分析
Column4 物流拠点配置計画 花房 陵

第2章 輸配送管理(TMS)

第1節 TMS とは何か? 朴 成浩
1 今なぜTMS なのか?
2 なぜTMS が必要なのか?
3 TMS にはどのようなものがあるか?

第2節 計画系TMS 朴 成浩
1 計画系TMS の概要
2 輸送計画の難しさ
3 自動計画のアプローチ
4 計画系TMS の活用場面
Column5 物流コスト検証 花房 陵

第3節 実行系TMS:デジタル式タコグラフの現状と進化 簑口 巌
1 はじめに
2 デジタル式タコグラフの普及と位置付け
3 ロジスティックスシステムとデジタコ
4 デジタコの利用
5 デジタコの種類と運用
6 先進的な車両情報の取得方式( CAN-BUS の利用)
7 プローブデータとナレッジデータベース
8 リアルタイムシステムの特性
9 おわりに
Column6 膨張する物流不動産 花房 陵

 

第4節 実行系TMS:デジタル機器(スマホ)による運行管理と支援 石田 学  
1 はじめに
2 スマートフォンについて
3 現在の自動車の運行管理・支援について
4 運行管理・支援の今後
5 運行管理・支援の未来(次世代運行管理システム)
6 おわりに
Column7 戦略物流センター 花房 陵

第3章 倉庫制御システム(WCS) 西田 光男
1 物流センターの現場を支える倉庫制御システム
2 サプライチェーン効率化の一端を担う倉庫作業支援システム
3 デジタルシステムによる作業の効率化
4 進化を続ける作業支援システム
5 情報通信技術の進化
Column8 ロジスティクスファイナンス 花房 陵

第4章 マテリアルハンドリングシステム(MHS)

第1節 マテリアルハンドリングシステム 関 護
1 はじめに
2 マテハンシステムと物流
3 マテハンとロジスティクス
4 マテハンとサプライチェーン
5 マテハンのシステムを創る
6 マテハンシステム全般の変遷概要

第2節 保管システムの種類とその変遷に見る進化 関 護
1 保管設備の種類
2 保管システムの変遷と進化

第3節 搬送システムの種類とその変遷に見る進化 関 護
1 搬送システムの種類
2 搬送システムの変遷と進化

第4節 仕分け・ピッキングシステムの種類とその変遷に見る進化 関 護
1 仕分けシステムの種類
2 仕分けシステムの変遷と進化
3 ピッキングシステムの種類
4 ピッキングシステムの変遷と進化

第5節 複合化されたマテハンシステムの登場 関 護
1 多機能化してきたマテハンシステム
2 保管・仕分機能を持つ立体自動倉庫
3 ピッキング機能を備えた立体自動倉庫
4 台車搭載型水平式回転ラック
Column9 ロボットの投資回収計算 花房 陵


◇第4編  現場報告:物流事業者の課題  釜屋 大和

第1章 物流事業者に横たわるカルチャー
1 物流事業者の基本カルチャーについて
2 3PL という言葉を正しく使用しているのか
3 物流事業者のスマートロジスティクスへの本格参入

第2章 大手物流事業者のスマートロジスティクス構想
1 労働力不足への対策
2 総合物流施策大綱
3 ロボット技術の導入と自動認識技術
4 大手物流事業者の強み  

 

第3章 物流領域からの脱皮
1 先進テクノロジを採用する

第4章 新しいビジネスへのチャレンジ
1 3PL の進化が新しいビジネスのトリガー
2 インダストリー4.0 との融合

第5章 進むべき方向性
1 シェアリングサービスの発展
2 おわりに
Column10 3PL の将来像 花房 陵


◇第5編  物流センターの事例  潟_イフク コーポレートコミュニケーション本部広報部

いわき小名浜菜園株式会社

パルシステム生活協同組合連合会 八王子セットセンター

佐久間特殊鋼株式会社 西尾支店

 

三愛ロジスティクス株式会社[東京]

第一倉庫冷蔵株式会社


※本書に記載されている会社名,製品名,サービス名は各社の登録商標または商標です。なお,本書に記載されている製品名,サービス名等には,必ずしも商標表示(R,TM)を付記していません。  
 

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