1節 単層・重層塗布技術と不良対策
1.塗布可能な条件
2.塗り付け部の現象と高速塗布化
3.後計量と前計量方式
4.代表的な塗布方式とその特徴
4.1 単層塗布
4.2 同時多層コーティング方式
5.塗布故障と対策
5.1 スロットダイ膜厚分布
5.2 点状欠陥、スジ
2節 塗工液の送液技術とトラブル対策
1.開発背景
2.ポンプの分類
2.1 回転式ポンプとその構造
2.2 往復動式容積ポンプとその構造
3.ダイヤフラムポンプの脈動防止
3.1 脈動波形
3.2 無脈動波形
3.3 特殊等速度特殊カムを用いた2連無脈動
3.4 2連無脈動波形
4.TPLポンプの特徴と構造
4.1 特徴
4.2 ポンプ構造
4.3 ポンプ性能
4.5 メンテナンス性
4.4 ポンプ仕様能力
5.吐出性能比較例
6.代表的塗工液による性能比較
6.1 エポキシ系樹脂、ポリイミド、BTレジン等
6.2 PSA(粘・接着剤)
6.3 シリコーン系PSA
6.4 試験フロー
6.5 試験方法
6.6 試験結果
6.7 脈動データの比較
6.8 まとめ(代表的塗工液による性能比較)
7.高粘度液への対応
8.まとめ(課題と展望)
3節 精密塗工における塗工液の高速連続供給技術
1.SM熱交換器の構造
2.SM熱交換器の特長
3.SM熱交換器の設計計算例
4.SM熱交換器の粘着剤塗工工程における導入例
4節 赤外線照射によるフィルムの乾燥と熱ダメージの抑制
1. 塗布物(スラリー)
2. 乾燥炉と乾燥プロセス概要
3. 赤外線について
4.近赤外線選択波長制御ヒータ
5. 波長制御システムの適用性
6.低温乾燥プロセスの可能性
7. まとめ(新たな乾燥プロセス実現に向けて)
5節 ディジタルホログラフィを用いた塗膜の乾燥解析
1.ディジタルホログラフィによる塗膜乾燥の評価
1.1 ホログラムの記録と像再生
1.2 変位計測を用いた乾燥度の評価
2.各種塗膜の解析を行う実験系
2.1 溶剤系塗料の乾燥解析
2.2 UV光硬化型接着剤による塗膜の硬化解析
2.3 微小なインクドットの乾燥・硬化解析
3.塗膜の乾燥解析結果と考察
3.1 溶剤系塗料の乾燥評価
3.2 UV光硬化型接着剤による塗膜の硬化解析
3.3 微小なインクドットの乾燥・硬化解析
6節 フィルム、コーティング膜の表面性状の試験・計測技術
1.先端モノつくりが抱えている問題点と機械特性試験へのニーズ
2.MSE試験法の開発
3.MSE試験法の概要と試験法の位置づけ
3.1 試験法の原理
3.2 機械的特性の断面連続分布の取得
3.3 材料特性の異なる2面性マッピング
4.試験事例
4.1 ゴム、樹脂、金属、セラミックスのランキング
4.2 多層膜(塗装)の断面分布の可視化
4.3 フィルム表面コーティングの断面分布の可視化
4.4 超薄膜多層膜(メガネAR膜)の断面分布の可視化
4.5 樹脂の環境劣化分布の可視化
4.6 樹脂開発とMSEマップ
4.7 薄膜成膜強度とMSEマップ
4.8 樹脂劣化挙動とMSEマップ
7節 押出ラミネート・コーティングの条件設定とトラブル対策
1.押出ラミネーションの概要
2.押出ラミネーションの種類
2.1 シングル押出ラミネーション
2.2 サンドイッチ押出ラミネーション
2.3 タンデム押出ラミネーション
2.4 共押出ラミネーション
3.押出ラミネーション装置
3.1 押出機
3.2 Tダイ
3.3 引取り装置
3.4 AC剤塗工・乾燥装置
4.押出ラミネーションの接着
4.1 ポリエチレンの酸化
4.2 AC(アンカーコート)剤
5.押出ラミネーションで使われる樹脂
5.1 低密度ポリエチレン(LDPE)
5.2 直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)
5.3 エチレン・酢酸ビニル共重合体(EVA)
5.4 エチレン・メタクリル酸共重合体 (EMAA)
5.5 エチレン・エチルアクリレート共重合体(EEA)
5.6 アイオノマー(IO)
5.7 ポリプロピレン(PP)
6.押出ラミネーションのトラブル対策
6.1 接着不良
6.2 偏肉
6.3 ポリ臭
8節 ラミネート加工の手法とその装置、接着剤およびトラブル対策
(ノンソルベント、ドライラミネートを中心に)
1.ノンソルベント(NS:non-solvent
)ラミネーション
1.1 ノンソルベントラミネーションの主な特徴
1.2 NSラミネーションの主な基本構成
1.3 NSラミネーションでの主な問題点
1.4 NSラミネート用接着剤
2.ドライ(DL :dry)ラミネーション
2.1 ドライラミネート用の主な材料と用途
2.2 ドライラミネーターの主な基本構成
2.3 ドライラミネーションプロセスでの主なトラブル
2.4 ドライラミネート用接着剤
2.5 基材と接着剤
9節 軟包装におけるシーラント材、ヒートシール技術
1.包装の役割
1.1 内容物の保護
1.2 フレキシブルパッケージの基本構成とシーラント材
1.3 各種シーラント材
2.ヒートシール性について
2.1 ヒートシール性の種類
2.2 フィルムのヒートシール性
2.3 各種シール性
2.4 樹脂相互の熱接着理論
2.5 ヒートシール性を阻害する要因
3.軟包装に要求されるその他物性
3.1 各種樹脂の屈曲性
3.2 突き刺し強度
3.3 衝撃強度
3.4 圧縮強度
3.5 落下強度
4.パウチ(袋)に要求される品質強度と要求特性
5.各種ヒートシール方式
5.1 ヒートシール方式
5.2 インパルス方式
5.3 高周波シール方式
5.4 超音波シール方式
10節 製袋機の構成と運転条件設定、トラブル対策
1.パウチの形状
1.1 三方パウチ
1.2 チャック付三方パウチ
1.3 スタンディングパウチ
1.4 チャック付スタンディングパウチ
1.5 平底パウチ
1.6 チャック付平底パウチ
1.7 角底パウチ
1.8 全周打抜き異形パウチ
1.9 口栓付パウチ
1.10 異形パウチ
2.製袋加工技術
2.1 製袋機(チャック付スタンディングパウチ)の各ユニット
3.製袋における不具合問題点
3.1 シール部のエアー混入
3.2 袋のカール
3.3 エージレスによるシール不良
3.4 スタンディングパウチの交点ズレ
3.5 異物混入
3.6 袋内部溶着不良
11節 ピロー包装の装置運転条件の設定、品質管理
1.ピロー包装機の種類
1.1 正ピロー包装機
1.2 逆ピロー包装機
1.3 横型4方シール包装機
1.4 横型3方シール包装機
1.5 横ピローシュリンク包装機
2.横ピロー包装機の包装工程とフィルム適性
2.1 フィードコンベア(供給コンベア)
2.2 フィルムサプライ
2.3 フィルム絵柄合わせの制御について
2.4 製袋器(フォーマー)
2.5 センターシール装置
2.6 トップ(エンド)シール装置
3.横ピロー製袋充填包装機の代表的なオプションとフィルム適性
3.1 フィルム自動接合装置
3.2 フィルム蛇行修正装置
3.3 空袋防止装置
3.4 位置ズレ検知(位置ズレスルー)および噛み込み検知装置
12節 プラスチックシートの熱成形と品質向上のポイント
1.加熱方式
1.1 熱板接触加熱式
1.2 輻射加熱式
2.主な成形品の品質不良
3.成形品の品質を向上させるポイント
3.1 熱板加熱成形の品質向上のポイント
3.2 輻射加熱成形の品質向上のポイント
4.成形型の留意点
4.1 金型温度
4.2 型設計
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