第1節 研究開発効率化のための特許情報調査・分析マネジメント
1.研究開発活動に役立つ特許情報
1.1 特許情報の基礎知識
1.2 特許情報の活用方法
2.特許情報調査・分析プロジェクトフローとマネジメントのポイント
2.1 特許情報調査・分析に必要な知識とスキル
2.2 特許情報調査・分析の目的と種類
2.3 特許情報調査・分析プロジェクトフロー
2.4 特許情報調査・分析プロジェクトの実施体制
3.特許情報の限界とその他情報の活用方法
第2節 研究開発の効率化のための準備の仕方・計画の立て方
1.中長期の研究開発のポイント
2.潜在ニーズの具体化・テーマ化
3.効率的なプロセスマネジメント
4.人材育成とインセンティブ
5.リーダの役割
6.部下との効率的なコミュニケーション
7.統計的方法の活用
第3節 会議、ミーティングの生産性向上
1.会議・ミーティングの種類と目的
1.1 種類
1.2 目的と生産性
1.3 ドイツの事例
2.場づくり
2.1 安全空間
2.2 挑戦空間
3.ファシリテーターの鉄則
3.1 目的・アウトプット・イメージを明確にし、常に立ち返る
3.2 肯定語を使うよう誘導する
3.3 下位層から発言、全員発言を促す
3.4 ダメ出しやなぜ発言に対し、どうしたらよいと思うかと聞き返す
3.5 発言はボードに箇条書き、その場でアウトプット完成:議事録・アイデア案・対策案など
3.6 時間厳守、時間切れ解散
3.7 7名までに参加者を厳選する
3.8 オープンスタイル
4.その他の留意点と取り組み
4.1 会議の数を減らす:一旦やめてみる
4.2 意思決定のロジック、ポジションをとるトレーニング
4.3 立ちスタイル
第4節 変化・成果を生む会議の実践 〜会議・ミーティングの効率化・成果増大のコツ〜
1.研究開発現場で働き方改革を実践する意味
2.研究開発現場の会議で起こっている現象
3.実現したいのは会議の効率化?会議成果の増大?
4.会議の質と量を改善するやり方、ツール
4.1 会議の場を設計する“デザインスキル”
4.2 会議を双方向の場にする“インタラクションスキル”
4.3 会議を内容の見える化が発言を促進する グラフィックスキル
5.会議の効率化、成果の増大に向けた取り組みの変化・成果に意識を向ける
5.1 会議実践プロセスにおける「事前」
5.2 会議実践プロセスにおける「実施」
5.3 会議実践プロセスにおける「事後」
第5節 効率的・効果的な情報収集の仕方と資料作成ノウハウ
1.効率的・効果的な情報収集の仕方
1.1 情報収集のプランニング
1.2 目的の確認
1.3 フレームワークの活用
1.4 情報源から考える
1.5 検索の止め時
2.効率的・効果的な資料作成ノウハウ
2.1 適切なボリューム
2.2 プライオリティづけ
2.3 シンプル・イズ・ベスト
2.4 論理的な構成
第6節 研究開発業務に適したタイムマネジメントの手法
1.タイムマネジメントとは?
1.1 タイムマネジメントの基本は「可視化」
1.2 誰もが行う3タイプの仕事
1.3 計画・実行・振り返り
2.具体的な計画の立て方
2.1 時間の可視化:アポイントメントの管理
2.2 仕事の流れと量を把握する:タスクの管理・可視化
2.3 実際の計画の立て方
3.計画を実行する
3.1 アポイントメントを実行する
3.2 タスクを実行する
4.実績を振り返り,改善する
4.1 実績を記録する方法
4.2 実績を振り返ることによる発見と改善
第7節 研究開発業務の迅速化について
1.研究開発業務を迅速化するにあたって理解しておくべき事項
1.1 研究開発に“ムダ”は1つもない
1.2 文献調査の目的はネガティブ論文を見つけ出すことにある
1.3 研究開発とは常識を覆すことである
2.研究開発の迅速化を推進するための考え方
2.1 常識に捕らわれず、先入観をできるだけ排除する
2.2 最初の研究目的を忘れるな
2.3 計画段階から結果を空想する
2.4 失敗は成功へのヒントと考えることが大切である
2.5 できない言い訳を考えずに、どうすればできるかを考える
2.6 研究開発テーマの大きさや難易度を把握する
3.具体的な迅速化方法
3.1 1日の中の時間の使い方について
3.2 計画と実際の段取りをリンクさせて、時間軸を決める
3.3 業務の効率化と試験工程の省略をリンクさせてはいけない
3.4 うまく行かない時はより詳細な実験ノートを取れ
3.5 複数のテーマを同時に進行させる
4.チームリーダーの役割
4.1 チームワークの重要性
4.2 人を増やすことが、研究開発の迅速化に繋がるわけでない
4.3 専門分野の違う集団(プロジェクトチーム)を作れ
4.4 アイデアマンと実行マンの組み合わせが重要
4.5 大きなプロジェクトのリーダーは研究マネジメントに徹するべき
4.6 組織内に当たり前の文化を作る
4.7 研究者のモチベーションを上げることが最も大切である
第8節 付加価値向上を目指す働き方改革支援〜脳科学を活用した従業員パフォーマンスの向上
1.労働生産性の向上
1.1 生産性向上のための人的資本投資
1.2 従業員パフォーマンス向上の指標
2. 脳科学を活用した健康経営
2.1 日本における健康経営への取組み
2.2 脳科学を活用した従業員パフォーマンスの向上
2.3 脳血流の想定と脳のパフォーマンス状態
2.4 脳科学を活用した事例
3.今後の働き方改革の進め方
第9節 仕事の優先順位が明確になる「仕事見える化」ノート術とメモの取り方
1.タイプ別ノート術
1.1 タイプとは〜人×情報
1.2 左脳型ノート
1.3 右脳型ノート
2.右脳でも左脳でも
2.1 共通項
3.コンテンツの構造化
3.1 構造化とは
3.2 構造化の仕方と鍛え方
4.おわりに〜ノートをとることは創造的行為
第10節 人工知能、ビッグデータ、IoT活用の勘所 〜製造業における人材と業務のマッチングを例に〜
1.IoTによる製造業改革
2.生産機器の電力波形に基づく作業内容認識
3.人材と業務のマッチング
4.人工知能、ビッグデータ、IoT活用の手順
第11節 サッポログループにおけるAIを駆使した働き方改革
1.サッポログループの想い
1.1 サッポログループの経営ビジョン
1.2 サッポログループの働き方改革
1.3 サッポログループマネジメントのミッション
2.社内問合せAIを検討・導入する経緯
2.1 社内問合せAIに思い至ったきっかけ/起点
2.2 AIの情報収集
2.3 グループの社内制度を利用した経営への提言
2.4 自社の経営への理解
3.社内問合せAIの実証実験開始
3.1 社内問合せにおける実態調査
3.2 実証実験の目的と仕組み作り検討
3.3 実証実験開始
4.社内問合せAIの本格展開に向けて
4.1 経営者と現場担当者への導入目的の理解
4.2 本格展開に向けた2つの課題
4.3 本格展開に向けて得た運用確立の手応え
4.4 今後の展開の展望
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