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DDS 薬 書籍
No.1712

☆既存薬の改善・LCM・差別化に役立つ実務ノウハウ集!
 ☆「薬効・服薬性の向上」「副作用の軽減」、、付加価値製剤の開発と市販化するための情報を網羅!
 

〜医療ニーズ、規制、最新技術、薬価、事業戦略、事例をふまえた〜

DDS製剤の開発・評価と実用化手法

発 刊 2013年 3月29日   体 裁 A4判 680頁   定 価 95,000(税抜)

■ 書 評

【 エーザイ(株) ポートフォリオ戦略・推進部 担当課長 毛利元昭氏 】
【 エーザイ(株) 事業開発部 部長 鈴木蘭美氏 】

 本書は教育機関、医療機関および医薬品産業に関わる高名な研究者の方々が執筆され、技術書としては網羅的かつ実用的で、製剤技術研究者の幅広いニーズに応えている。また、DDS製剤技術の基礎と応用を、具体的な例を踏まえて分かり易く幅広く紹介しているだけでなく、DDS製剤への医療ニーズや、DDS技術の知的財産マネジメントや医療経済性評価など、DDS製剤に関する事業性の観点からも記述されている点で、他のDDS製剤関連の技術書にはないユニークさがある。

 製剤設計については、投与経路・到達部位別にピンポイントに薬物を送達・滞留させる最新技術を含めた実用例が紹介されている。また、錠剤、フィルム製剤、ゼリー製剤、カプセル製剤、貼付剤、OD錠、点眼剤、マイクロニードル、リポソーム製剤など幅広い剤形ごとに設計ポイントが事例の紹介とともに解説され、開発におけるレギュレーションについても触れられており、技術開発の手引書として大変参考となるものと思われる。

  また、バイオ医薬品へのDDS技術の実用化に向けた動向や、核酸デリバリーに関する最新技術も紹介されており興味深い内容となっている。 DDS製剤への医療ニーズについては、がん、炎症・自己免疫疾患、神経性疾患、疼痛、糖尿病、感染症、循環器病、内耳疾患などの各疾患領域において今後の開発・応用が期待されるDDS技術とは何か?という観点で、さらに実際に医療機関におけるDDS開発への要望という観点で医療ニーズが網羅的かつ総論的に纏められており、製剤研究に従事する技術研究者にとっては有用な情報である。DDS技術の知的財産マネジメントについては、日本、米国、中国、インド各国の特許出願の傾向や審査動向が具体的に記載されており、知的財産の管理・出願戦略を策定する上での基礎情報として有用であろうと思われる。 さらに本書では、経済的価値の評価とライセンシングについても触れられており、市場規模と収益予測の手法、薬価算定の現状、ライセンシングでの留意点などが簡潔に纏められている。これらの知識・知見は、製薬企業の技術研究者にとっても認知しておくべき必要な情報である。

 近年注目されているドラッグリポジショニング・ドラッグプロファイリングには、DDS技術を応用した知的財産戦略は重要な要素であり、本書からの学びが、より安全でより革新的な治療薬の実現に繋がることを期待する。


■ 本書のポイント

◇ 狙った部位にピンポイントに薬を届ける・留める最新技術
  - 脳・神経、骨、腎臓、肝臓、腸、がん組織、に特異的なDDS技術の展望と、その使いこなし方

◇ バイオ医薬品へのDDS技術の応用
  - 抗体・核酸・再生医療・ワクチン・遺伝子・ホルモン、、
    それぞれの製剤分野での最新技術・有望な技術と、実用化のポイントを解説

◇ 剤形毎に製剤設計のポイントを解説
  - 錠剤、フィルム製剤、ゼリー製剤、カプセル製剤、貼付剤、
        OD錠、点眼剤、マイクロニードル、リポソーム製剤の製剤開発例

◇ 規制・薬事への対応のポイントを製剤毎に掲載
  - 注射剤、錠剤、点眼剤、貼付剤、カプセル剤の規制対応の具体的留意点
  - ICHQ8、ナノ医薬品への関連規制を考慮した製剤開発とは?
  - DDSとしての特徴をエビデンスベースで如何に申請資料に反映させるか?
                      審査報告書の実際の例から見たポイントとは?

◇ ドクター、医療従事者に求められるDDS製剤がわかる!
  - がん、炎症・自己免疫疾患、神経性疾患、疼痛、糖尿病、感染症、循環器病、内耳疾患、
                臨床医がこれからのDDS技術に期待することとは?
  - 服薬コンプライアンスに関するアンメットニーズとは?

◇ 特許・知財戦略の進め方
  - 日本、米国、中国、インドそれぞれの特許出願・審査
  - 特許調査、権利化の留意点

◇ 薬価・ライセンス・LCM戦略の留意点
  - DDS製剤の薬価と医療経済性の評価
  - デューデリジェンス実施、経済条件設定の考え方

◇ 高度な技術を持ち腐れさせずに製品化につなげる!
  - ミセル化、ナノ技術、ゲル、コーティング、、
               DDSへの技術の活用・開発事例を多数収録!

■ 執筆者(敬称略)
エーザイフードケミカル(株) 芦澤一英 長崎大学病院 柳原克紀
星薬科大学 小幡誉子 長崎大学病院 河野茂

城西大学

大竹一男 静岡県立大学 刀坂泰史
城西大学 夏目秀視 静岡県立大学  
東京理科大学(元大塚製薬) 山下親正
  /国立病院機構 京都医療センター
砂川陽一 
ラクオリア創薬(株) 嶋田薫 国立病院機構 京都医療センター 長谷川浩二
武蔵野大学 大塚誠 静岡県立大学 森本達也
杏林大学 清水英樹 京都大学 坂本達則
杏林大学 要伸也 秋田大学医学部附属病院 藤山信弘
東京大学先端科学技術研究センター 藤田敏郎 秋田大学医学部附属病院 三浦昌朋
長崎大学大学院 麓伸太郎 鹿児島大学医学部・歯学部附属病院 菅原英輝
京都薬科大学 山本昌 鹿児島大学医学部・歯学部附属病院 武田泰生
浜理薬品工業(株) 小林征雄 産業医科大学病院 蒲池英博
ツキオカフィルム製薬(株) 西村美佐夫 産業医科大学病院 高橋浩二郎
東京理科大学 花輪剛久 千葉大学医学部附属病院 石井晃
東洋カプセル(株) 高橋雅人 千葉大学医学部附属病院 仲佐啓詳
城西大学 三木涼太郎 千葉大学医学部附属病院 有吉範高
城西大学 関俊暢 岩手医科大学附属病院 佐藤淳也
大日本住友製薬(株) 岩田基数 岩手医科大学附属病院 工藤賢三
千寿製薬(株) 稲田勝弘 岩手医科大学附属病院 高橋勝雄
千寿製薬(株) 岩崎卓也 岡山大学病院 河崎陽一
テルモ(株) 粕川博明 岡山大学病院 千堂年昭
テルモ(株) 吉野敬亮 岡山大学病院 村川公央
浜松ホトニクス(株) 塚田秀夫 愛媛大学医学部附属病院 田中亮裕
武庫川女子大学 内田享弘 滋賀医科大学医学部附属病院 宮口美由紀
武庫川女子大学 吉田都 滋賀医科大学医学部附属病院 寺田智祐
(株)サンギ 宮坂亮介 川崎医科大学附属病院 近藤えり子
岡山大学 水谷昭文 獨協医科大学病院 岩瀬利康
岡山大学 重廣司 ユニアス国際特許事務所 春名真徳
岡山大学 笠井智成 ユニアス国際特許事務所 高山周子
塩水港精糖(株) 三國克彦 山本秀策特許事務所 駒谷剛志
倉敷芸術科学大学 萬代忠勝 原謙三国際特許事務所 藤田けんじろう
岡山理科大学 濱田博喜 北京尚誠知識産権代理有限公司 遠藤真治
岡山大学 妹尾昌治 国立民族学博物館 上池あつ子
奈良県立医科大学 川田啓之 ノバルティス ファーマ(株) 柳澤正拡
奈良県立医科大学 斎藤能彦 日本新薬(株) 清水尚人
静岡県立大学 伊藤邦彦 大阪工業大学(元武田薬品工業) 宇佐見弘文
(株)リボミック 藤原将寿 元ディナベック 矢野嘉宏
静岡県立大学 浅井知浩 屋代弁理士事務所(元エーザイ) 屋代順治郎
静岡県立大学 奥直人 日本大学大学院 (元特許審査官) 加藤浩
東京大学医科学研究所 幸義和 (株)野村総合研究所 足立興治
大阪大学 廣部祥子 (株)野村総合研究所 小久保欣哉
大阪大学 岡田直貴 クレディ・スイス証券(株) 酒井文義
大阪大学 中川晋作 NPO法人メディッセ(元武田薬品工業) 志甫理
(独)医薬基盤研究所 角田慎一 Pharma Business Consultant 長江敏男
(独)医薬基盤研究所 鎌田春彦 (株)レクメド 松本正
大阪大学 堤康央 北浜法律事務所 中村小裕
(株)ビークル 郷保正 北浜法律事務所 井垣太介
京都薬科大学 小暮健太朗 阿部・井窪・片山法律事務所 本多広和
北海道大学 気賀澤郁 国立医薬品食品衛生研究所 加藤くみ子
京都薬科大学 濱進 テバ製薬(株) 今井啓二
北海道大学 梶本和昭 KMT Pharm. Consulting Japan 高橋謙一
(株)エレガフィ 飛永芳一 参天製薬(株) 中田雄一郎
京都大学 田畑泰彦 広島国際大学(元シオノギクオリカプス) 長田俊治
東北大学 永井展裕 ライオン(株) 小出倫正
福島県立医科大学 出村信隆 第一三共(株) 小林慶行
高崎健康福祉大学(元持田製薬) 荻原琢男 (株)ナノエッグ 久保田芳樹
高崎健康福祉大学 井戸田陽子 (株)ナノエッグ/聖マリアンナ医科大学 山口葉子
金沢大学 中西猛夫 ホソカワミクロン(株) 塚田雄亮
金沢大学 玉井郁巳 ホソカワミクロン(株) 辻本広行
(独)理化学研究所 石川智久 愛知学院大学 山本浩充
千葉大学大学院 関根秀一 岐阜薬科大学/愛知学院大学 川島嘉明
(独)物質・材料研究機構 川上亘作 慶應義塾大学 水島徹
同志社女子大学(元武田薬品工業) 伊賀勝美 片山化学工業(株) 平井政彦
東京大学医科学研究所 今井浩三 九州工業大学 引間知広
東京大学医科学研究所 谷口博昭 アステラス製薬(株) 勝眞正孝
聖マリアンナ医科大学 武永美津子 コスメディ製薬(株) 権英淑
聖マリアンナ医科大学 遊道和雄 コスメディ製薬(株) 神山文男
聖マリアンナ医科大学 松本伸行 京都薬科大学 勝見英正
聖マリアンナ医科大学 伊東文生 (株)モリモト医薬 盛本修司
香川大学医学部附属病院 中村祐 帝京大学(元東レ) 鈴木亮
(独)国立病院機構相模原病院 長谷川一子 帝京大学 小田雄介
山形大学 黒谷玲子 帝京大学 丸山一雄
東邦大学 浦裕之 北海道薬科大学 丁野純男
日本医科大学武蔵小杉病院 太組一朗 福岡大学 三島健司
群馬大学医学部附属病院 戸部賢 近畿大学 後藤光昭
群馬大学大学院 齋藤繁 (株)メニコン 平谷治之
埼玉医科大学 松田昌文 大塚製薬(株) 友平裕三
川崎医科大学 加来浩平 秋山錠剤(株) 阪本光男
    メビオール(株) 吉岡浩
■ 目  次 ※詳細項目は下部をご参照ください。
◆ 第1章:投与経路別/到達・集積部位別のDDS技術の動向と実用化の可能性

第1節: 各投与経路別のDDS技術

  □ 1. 経口製剤のDDS技術の動向と今後

   1.製剤技術を活用した医薬品開発の現状
   2.医薬品の投与方法
   3.放出制御製剤について
    3.1 放出制御製剤管理の重要性
    3.2 放出制御製剤とは
     3.2.1 放出制御製剤のメカニズムの基本的事項
     3.2.2 放出制御製剤の設計と管理の基本的事項
     3.2.3 放出制御製剤の試験法・評価項目
   4.放出制御製剤の設計
    4.1 設計時の留意点
    4.2 設計時の留意点
     4.2.1 放出挙動の選択
     4.2.2 放出メカニズムの選択
     4.2.3 剤型の選択
     4.2.4 徐放化を付与する部分の製法
     4.2.5 パルス型の例
    4.3 放出制御製剤の分類
     4.3.1 薬物拡散制御の設計による分類
     4.3.2 パルス型薬物放出製剤(時間的な放出制御)の分類と事例
     4.3.3 放出制御製剤の剤形的分類

  □ 2. 経皮吸収製剤のDDS技術の動向と今後

   1.薬物の経皮吸収性評価
     - 受動拡散
     - 皮膚透過実験
     - 薬物の物性
     - 角層の透過
     - 角層透過経路
   2.研究開発の動向
     - 吸収促進剤の併用
     - 皮膚刺激性
     - 安全性を重視した化合物選び
     - 生体成分やその関連化合物
     - 微粒子型製剤の可能性
     - 実際に市販されている経皮吸収型製剤
   3.実用化が期待できる薬剤・領域
     - 経皮ワクチン
     - ニードル型製剤
   4.実用化の課題

  □ 3. 経鼻投与製剤のDDS技術の動向と今後

    ・開発されている製剤
    ・鼻粘膜からの薬物透過性
    ・ターゲットとなる薬剤
     - rapid onset が必要な薬物
     - 注射剤しかない薬物
     - 難溶性の薬物
     - 疾患が原因で経口投与できない薬物
     - 高分子薬物
     - 脳内への送達の必要な薬物
     - 日周リズムを考慮すべき薬物
    ・スプレー型製剤
     - 投与できる容積
     - 鼻腔内投与技術
     - 全身作用を有する経鼻スプレー製剤
     - 防腐剤・添加剤と毒性
    ・ドロップレッド型製剤
     - 投与量の正確さ
     - ムコシリアリークリアランス
     - 初回通過代謝の回避、脳内の送達
    ・パウダー型製剤
     - 粒子径の均一化
     - 経鼻担体技術・経鼻投与デバイスの開発
     - 臨床治験
    ・ゲル製剤
     - 鼻腔内の滞留性と分散性
     - 投与デバイスの開発
    ・経鼻吸収型製剤として現在治験中の全身作用性薬物
    ・実用化が期待される薬剤

  □ 4. 吸入剤・吸入デバイスの現状と課題

   1.はじめに
     - 吸入システムの設計
     - 肺内到達量
     - 服薬アドヒアランスの向上
     - 吸入剤の各種剤形の特長と課題
   2.加圧式定量噴霧エアゾール剤
   3.吸入液剤
   4.粉末吸入剤
   5.おわりに

 第2節: 各到達部位別のDDS技術

  □ 1. 脳・中枢神経系へのDDS
         〜血液脳関門を透過させるDDS技術の動向と今後〜

   1.血液脳関門を透過させる化学的な薬物送達
   2.血液脳関門を透過させる薬理学的薬物送達
    2.1 ABC排出タンパク質の阻害
    2.2 血液脳関門表面の情報を利用する薬物送達
   3.血液脳関門を透過させる製剤的な薬物送達
    3.1 リポソームによるCNSへの薬物送達
    3.2 高分子ナノ粒子によるCNSへの薬物送達
    3.3 高分子ミセルによるCNSへの薬物送達
    3.4 固体脂質ナノ粒子(SLN)によるCNSへの薬物送達
    3.5 磁気制御によるCNSへの薬物送達
    3.6 超音波とマイクロバブルによるCNSへの薬物送達

  □ 2. 骨へのDDS技術の動向と今後
         〜病態応答性薬物放出制御機能を有する骨細胞スキャホールドデバイスの開発〜

   1.自然骨の分子化学構造,生物学的機能と代謝
   2.自己硬化型アパタイトセメントによるDDSの構築
   3.骨粗鬆症病態に応答する薬物放出特性
   4.生体模倣有機・無機複合化人工骨によるDDSの構築
   5.細胞活性依存薬物放出機構を用いた遺伝子デリバリーシステム
   6.骨セメントによる3次元セルスキャホールドの設計と骨再生医療

  □ 3. 腎臓への特異的DDS技術の動向

   1.腎臓ターゲットとしてDDS
    1.1 キャリアシステムと対象物の総論
    1.2 腎臓障害の総論
   2.腎臓の解剖・生理学的特徴
    2.1 ネフロン構造
    2.2 糸球体での濾過構造
    2.2 尿細管での再吸収システム
   3.糸球体ターゲットのDDS
   4.尿細管ターゲットのDDS
   5.現在のナノキャリアと今後の課題

  □ 4. 肝臓への特異的DDS技術の動向

   1.肝臓の構造と構成細胞
    1.1 肝臓の構造
    1.2 肝臓の構成細胞
   2.肝臓疾患の治療戦略
    2.1 肝炎
    2.2 肝硬変
    2.3 肝癌
    2.4 遺伝性肝臓疾患
   3.肝臓への特異的DDS
    3.1 プロドラッグ化
    3.2 キャリアの利用
    3.3 投与経路
    3.4 物理刺激の併用
   4.実用化の課題

  □ 5. 大腸への特異的DDS技術の動向
     〜キトサンカプセルを用いたタンパク性医薬品及び炎症性腸疾患治療薬の大腸特異的送達法の開発〜

   1.キトサンカプセルの特徴
    1.1 大腸特異的送達法に用いたキトサンカプセルの構造
    1.2 キトサンカプセルの消化管内移動性の評価
    1.3 キトサンカプセルからの内容薬物の放出試験
   2.キトサンカプセルを用いたインスリンの大腸特異的送達法の開発
    2.1 キトサンカプセル経口投与後のインスリンの大腸特異的送達ならびに消化管吸収性の改善
    2.2 キトサンカプセル経口投与後のインスリンの消化管吸収性
    2.3 キトサンカプセルを用いたインスリンの大腸特異的送達ならびに吸収改善の過程
   3.キトサンカプセルを用いたプレドニゾロンの大腸特異的送達法の開発
    3.1 キトサンカプセルに封入されたプレドニソロンの In vivo 体内動態の評価
    3.2 キトサンカプセルに封入されたプレドニゾロンの大腸炎治療効果
    3.3 キトサンカプセルに封入されたプレドニゾロンの全身性副作用の検討
    3.4 キトサンカプセル経口投与後のプレドニゾロンの大腸特異的送達ならびに治療効果増強の過程


◆ 第2章:剤形毎の開発・製剤設計・調製

第1節: 経口DDS錠剤の溶出制御方法と開発における製剤設計

   1.錠剤からの薬物の溶出制御方法
   2.塩酸ジルチアゼムを例として経口DDS錠剤の製剤設計と製品開発
   3.我が国で市販されている徐放錠とその技術
    3.1 ニフェジピン
    3.2 酒石酸メトプロロール
    3.3 塩酸ニカルジピン
    3.4 マレイン酸エナラプリル
    3.5 タムスロシン
    3.6 ベラプロストNa
    3.7 パリペリドン
    3.8 モルヒネ
    3.9 塩酸オキシコドン
    3.10 メサラジン
    3.11 ランソプラゾール

 第2節: フィルム製剤の製剤設計

   1.フィルム製剤の製造方法
    1.1 ベースフィルム
    1.2 溶液流延法
    1.3 フィルム製剤の基剤
   2.フィルム製剤の製造工程 図.1
    2.1 塗工工程(コーティング)
    2.2 乾燥工程
   3.製剤の実用化検討
    3.1 実験方法
     3.1.1 フィルム原料および調製
     3.1.2 製剤の投与単位の均一性
     3.1.3 被験者
     3.1.4 化学療法
     3.1.5 制吐薬
     3.1.6 催吐性の管理に関する評価
     3.1.7 アンケートによる溶解性経口フィルムの口への受け入れやすさの調査
     3.1.8 統計的分析
   4.結果
    4.1 経口フィルムの調製品の投与単位の均一性
    4.2 DEX錠とDEXフィルムの制吐効果の比較
    4.3 DEXフィルムの口腔内への受け入れやすさについてのアンケートの結果について
    4.4 DEXフィルムとDEX錠の他の副作用の発症の比較

 第3節: ゼリー製剤の製剤設計

   1.国内におけるゼリー剤の開発状況
   2.海外におけるゼリー状製剤開発・市販状況
   3.ゼリー剤の物性評価
    3.1 ポリエチレンオキサイド(PEO)-カラギーナン(CG)ゲルの調製と評価
     3.1.1 APN-gelの破断特性評価
     3.1.2 APN-gelの融点
     3.1.3 APNgelのゲル強度
     3.1.4 APNgelの離漿性
     3.1.5 APNの溶出挙動
     3.1.6 APNgelの官能試験
    3.2 PEO-CG混合溶液の含嗽基剤としての有用性
     3.2.1 PEO-ι-CG混合物の性状と流動性
     3.3.2 PEO -INA混合物の付着性
   4.医療現場におけるゼリー状製剤の必要性
    4.1 服用しやすい内服薬の剤形
    4.2 多数の錠剤を服用する際の服用方法
    4.3 苦味を有する薬剤の服用方法

 第4節: カプセル製剤の製剤設計

   1.硬カプセル剤
    1.1 充填機の特性
     1.1.1 充填の標準的フロー
     1.1.2 充填機の特性
     1.1.3 硬カプセル剤の添加剤
      (1) 賦形剤
      (2) 崩壊剤
      (3) 結合剤
      (4) 滑沢剤
      (5) 湿潤剤
    1.2 腸溶コーチング
    1.3 放出制御
   2.軟カプセル剤
    2.1 ロータリーダイ式カプセル
     2.1.1 型の選択
     2.1.2 カプセル剤皮の選択
     2.1.3 マイクロエマルジョン
    2.2 二重ノズル式カプセル(シームレスカプセル)
     2.2.1 カプセル内容物の検討
   3.カプセル剤の溶出試験

 第5節: 貼付剤の製剤設計

   1.貼付剤の特徴と種類
    1.1 貼付剤の特徴
    1.2 貼付剤の種類
   2.薬物・基剤の物性と透過性
    2.1 薬物皮膚透過速度と主薬として望ましい物性
    2.2 高分子膜の薬物透過性予測
    2.3 粘着基剤中の薬物拡散性
   3.皮膚透過性の評価法
    3.1 In silico皮膚透過性予測
    3.2 In vitro皮膚吸収試験法
    3.3 In vivo皮膚吸収試験法

 第6節: 口腔内崩壊錠の製剤設計

   1.口腔内壊錠の設計における物理化学的背景と設計のポイント
   2.エージング処理による多孔質口腔内崩壊錠の設計
    2.1 処方成分の選択
    2.2 製造条件の選択
   3.外部滑沢打錠法による口腔内崩壊錠の設計
    3.1 速崩壊錠の設計
    3.2 口腔内崩壊錠の設計
     3.2.1 外部滑沢打錠装置について
     3.2.2 口腔内崩壊錠の処方設計
     3.2.3 外部滑沢打錠の適用

 第7節: 点眼薬の製剤設計

   1.点眼剤の基本的な製剤設計
   2.眼内移行性を改善するための製剤設計
    2.1 眼表面での薬物の滞留性を上げて眼内への薬物の移行を向上させる方法
     2.1.1 粘性剤の使用
     2.1.2 ゲル化剤の使用
    2.2 膜透過を促進して薬物の移行を向上させる方法
     2.2.1 透過促進剤の使用
     2.2.2 イオンペアを利用した眼内移行性の改善
     2.2.3 プロドラッグによる眼内移行性の改善
     2.2.4 乳濁性点眼剤による薬物の眼内移行性の改善

 第8節: リポソーム製剤の製剤設計

   1.リポソームの特徴
   2.リポソームを臨床応用可能にした技術
    2.1 PEGylationとその進化
    2.2 pH勾配法と新しい放出特性評価
   3.我々が目指すところ


◆ 第3章:DDS医薬品の有効性・安全性の評価と判断例

 第1節: イメージング技術を用いた評価手法

   1.PETイメージングの原理
   2.低分子量の医薬品のDDS
    2.1 15R-TICの脳内到達性改善のイメージング
    2.2 リポソームによる臓器送達性改善のイメージング
   3.生体由来高分子のDDSの評価
    3.1 ペプチド・タンパク質のDDS改善のイメージング
    3.2 核酸のDDS改善のイメージング

 第2節: 味覚の定量評価技術を用いた評価手法

   1.インテリジェントセンサーテクノロジー社の味認識装置を用いた各種医薬品の味評価
    1.1 塩基性医薬の苦味の定量化
    1.2 H1抗ヒスタミン薬の苦味評価
     (1) 薬物濃度(対数)とセンサ出力の直線性
    (2) 主成分分析による薬物のグループ化と特徴付け
   2.アルファ・モス社の電子味覚システムASTREEを用いた各種ファモチジン含有口腔内崩壊錠(ODT)の味評価

 第3節:DDS薬品の有効性・安全性の評価例
        〜HAPを用いたベザフィブラートの溶解度と腸管吸収の改善及び毒性軽減〜

   1.ベザフィブラート/HAP製剤の作製
   2.ベザフィブラート/HAP製剤の有効性・安全性評価例
    2.1 溶解度及び血中動態試験
    2.2 高脂血症モデルラットを用いた効果試験
    2.3 連続投与による毒性試験
   3.おわりに

 第4節:DDS技術の開発と有効性・安全性の評価例
        〜標的型DDS製剤のがん細胞標的評価:IT50 〜イムノリポソームの標的評価

   1.IC50
   2.IT50
   3.IT50値の算出例
   4.まとめ

 第5節: DDS技術の開発と有効性・安全性の評価例
        〜血栓溶解薬内包ナノパーティクルと超音波の併用による血栓溶解技術の例〜

   1.実験方法
    1.1 血栓溶解薬内包ナノパーティクルの作製
    1.2 NPのtPA活性測定
    1.3 NPの血栓結合性の検討
    1.4 経胸壁超音波照射装置作製
    1.5 ブタAMIモデルでの血栓溶解実験
   2.実験結果
    2.1 tPA活性
    2.2 NPの血栓結合性(ターゲッティング機能)
    2.3 ブタAMIモデルにおける血中tPA活性
    2.4 ブタAMIモデルにおける血栓溶解実験結果
   3.考察


◆ 第4章:バイオ・生物製剤への応用に向けたDDS技術の動向と実用化の可能性

第1節: 製品・製剤毎のDDS研究の動向

  □ 1. 抗体医薬品のDDS技術の動向と実用化の可能性

   1.抗体医薬品開発の歴史
    1.1 免疫血清療法
    1.2 モノクローナル抗体
    1.3 ヒト化抗体
    1.4 完全ヒト型抗体
   2.抗体医薬品の臨床応用
    2.1 対象疾患と標的分子
    2.2 抗体医薬品の薬効メカニズム
     2.2.1 結阻害作用
     2.2.2. ADCC/CDC作用
     2.2.3 ターゲティング作用
   3.抗体医薬品の体内動態
   4.次世代抗体技術

  □ 2. 核酸医薬品のDDS技術の動向と実用化の可能性

   [1] 核酸医薬品であるアプタマーのDDSに応用されうる技術・検討事例

   1.アプタマーとsiRNA(small interfering RNA)
    1.1 PSMA(Prostate Specific Membrane Antigen)アプタマーとsiRNA
    1.2 HIV-1 gp120アプタマーとHIV rev/tat siRNA
   2.アプタマーと抗がん剤
    2.1 PSMAアプタマーとドキソルビシン
    2.2 PTK7(Protein tyrosine kinase 7)アプタマーとドキソルビシン
   3.アプタマーのナノ粒子への応用
    3.1 PSMAアプタマーを利用したナノ粒子
    3.2 ヌクレオリンアプタマーを利用したナノ粒子

   [2] RNA干渉医薬のDDS技術の動向と実用化の可能性

   1.核酸デリバリーシステムの開発
    1.1 脂質ナノ粒子の実用化
    1.2 新規脂質ナノ粒子の設計
    1.3 人工エクソソームの研究
    1.4 化学修飾
   2.核酸デリバリーシステムの評価手法
    2.1 分子イメージングの応用
    2.2 siRNAの体内動態

  □ 3. ワクチンのDDS技術の動向と実用化の可能性

   [1] 粘膜ワクチン製剤のDDS技術の実用の動向

   1.粘膜免疫
   2.経鼻ワクチンDDS
    - ナノゲル
   3.経口ワクチンDDS
    - ワクチン発現米

   [2] 経皮ワクチン製剤のDDS技術の動向と実用化の可能性

   1.皮膚の免疫学的特徴
   2.経皮ワクチンデリバリー技術の発展
    2.1 弾性リポソーム
    2.2 エレクトロポレーション
    2.3 Jet injector
   3.粘着性およびガーゼパッチを用いた経皮ワクチン
    3.1 親水性ゲルパッチを用いた経皮ワクチンの開発
    3.2 親水性ゲルパッチを用いた経皮ワクチンの臨床研究
    3.3 粘着性およびガーゼパッチの実用化に向けた今後の課題
   4.皮膚内溶解型マイクロニードルを用いた経皮ワクチン
    4.1 各種マイクロニードルデバイスの開発
    4.2 皮膚内溶解型マイクロニードルを用いた経皮ワクチン

  □ 4. 遺伝子医薬品・タンパク医薬品・ホルモン製剤

   [1] タンパク医薬・ホルモン製剤・核酸医薬の応用に向けたDDS技術の動向と実用化の可能性

   1.DDS技術が付加されたバイオ医薬品の現状
    1.1. タンパク質
    1.2. ホルモン
    1.3. 遺伝子
   2.バイオ医薬品に対する最新のDDS技術の動向
    2.1. 安定性向上
    2.2. 動態制御
    2.3. 高機能化
   3.将来展望

   [2] タンパク製剤の細胞内導入技術

   1.バイオナノカプセルとは?
   2.バイオナノカプセルを用いた既存の技術
    2.1 BNCを用いた低分子化合物封入製剤
    2.2 BNCのDDS以外の応用
   3.タンパク質内包バイオナノカプセル
    3.1 タンパク質内包BNCの製造原理
    3.2 タンパク質内包BNCの製造法の開発
    3.3 タンパク質内包BNCの性質
    3.4 タンパク質内包BNCによる細胞内へのタンパク質導入

   [3] バイオ・生物製剤の非侵襲的な経皮DDS技術

   1.薬物封入リポソームのイオントフォレシス
    1.1 インスリン封入リポソームのイオントフォレシスによる血糖値抑制効果
    1.2 抗酸化酵素SOD封入リポソームのイオントフォレシスによる紫外線誘導皮膚傷害の抑制効果
    1.3 抗酸化剤アスタキサンチン封入リポソームのイオントフォレシスによるメラニン生成抑制
   2.核酸医薬のイオントフォレシス
    2.1 siRNAのイオントフォレシス
    2.2 CpGオリゴDNAのイオントフォレシスによるガン免疫治療

   [4] マイクロインプリメントのバイオ・生物製剤 活用技術

   1.経皮刺入現象ついて
    1.1 刺入現象の解析
    1.2 三角錐マイクロインプリメントの製作方法
    1.3 加熱溶融・冷却凝固の方法
    1.4 耐熱性のない薬剤の搭載
   2.刺入性評価方法
    2.1 刺入マイクロインプリメントの観察
    2.2 生体安全性評価
    2.3 薬剤の有効性評価
   3.数理的な考察

  □ 5. 再生医療におけるDDS開発

   1.再生医療におけるDDS技術の重要性
   2.DDSに必要なバイオマテリアル技術
   3.DDS技術を活用した再生治療
   4.DDS技術を活用した再生治療の新しい展開
   5.再生治療と再生研究の未来に向けて

 第2節: バイオ分野に期待される技術の動向

  □ 1. 細胞製剤技術の現状と実用化の課題

   1.細胞の機能化
    1.1 眼科医療における細胞治療
    1.2 遺伝子工学を駆使した細胞治療
    1.3 細胞の機能制御
   2.細胞製剤の投与方法
    2.1 細胞免疫隔離カプセル
    2.2 細胞シート化
   3.実用化の課題

  □ 2. タンパク及びペプチドの非注射剤化の可能性とその意義

   1.開発史
   2.臨床ニーズ
   3.経口経路
   4.経皮経路


◆ 第5章:トランスポーターを利用したDDS開発

 第1節: 薬物トランスポーターの研究とDDS開発への活用例

   1.生体膜輸送の基礎
    1.1 細胞膜の構造
    1.2 膜透過機構
     1.2.1 受動輸送passive transport
      (1)単純拡散simple diffusion
      (2)促進拡散facilitated diffusion
     1.2.2 能動輸送active transport
     1.2.3 膜動輸送membrane-mobile transport
   2.トランスポーターの分類
    2.1 Influx トランスポーター(SLC family)
    2.2 Efflux トランスポーター(主にABC family)
   3.トランスポーターの遺伝子多型と疾患
    3.1 トランスポーターと疾患
    3.2 トランスポーターの遺伝子多型と薬物動態
    3.3 トランスポーターの遺伝子多型と疾患
   4.薬物トランスポーターの種類と特徴
    4.1 Influx トランスポーターと医薬品の消化管吸収
    4.2 Efflux トランスポーターと医薬品の消化管吸収
    4.3 トランスポーターを介した相互作用
   5.DDS開発への応用の可能性
    5.1 トランスポーターの活用と阻害
    5.2 トランスポーターの臓器分布・局在パターンの利用

 第2節: 消化管吸収トランスポーターを利用したDDS開発

   1.オリゴペプチドトランスポーター
    1.1 PEPT1基質認識
    1.2 PEPT1に輸送される薬物
   2.PEPT1を介した医薬品の消化管吸収
    2.1 薬理活性体へのアミノ酸またはジペプチドの付加
    2.2 薬理活性体のアミノ酸エステル結合
   3.PEPT1の機能調節による医薬品の吸収改善
    3.1 添加剤の併用による消化管管腔内pHの酸性化
    3.2 生物学的因子の調節によるPEPT1の活性促進
    3.3 PEPT1とアミノ酸トランスポーターの共役による薬物の消化管吸収改善

 第3節: 血液脳関門トランスポーターの研究動向を踏まえたドラッグデザイン・DDS

   1.血液脳関門に発現する薬物トランスポーター
   2.BCRPの高速スクリーニングとQSAR解析法
    2.1 BCRPの高速スクリーニング
    2.2 新しいQSAR解析方法
   3.悪性脳腫瘍の光線力学治療にむけた創薬分子デザイン
    3.1 悪性脳腫瘍の光線力学治療
    3.2 光線力学治療に応用するBCRP阻害剤の選択

 第4節:肝臓トランスポーターを利用したDDS開発

   1.肝臓に発現する取り込みトランスポーターの分類と機能
    1.1 有機カチオントランスポーター(Organic anion transporting polypeptides: OATPs)
    1.2 有機カチオントランスポーター(Organic cation transporter:OCTs)
   2.肝臓に発現する排泄トランスポーターの分類と機能
    2.1 有機アニオントランスポーター(Multidrug resistance associated protein 2: MRP2)
    2.2 有機アニオントランスポーター(Multidrug resistance protein 3: MDR3)
    2.3 その他(Breast cancer resistance protein: BCRP)
   3.肝臓に発現するトランスポーターのDDSにおける役割
    3.1 肝腎振り分けにおける取り込みトランスポーターの役割について
    3.2 腸肝循環におけるトランスポーターの役割について
     3.2.1 胆汁酸
     3.2.2 プラバスタチン


◆ 第6章:開発段階における剤形・DDSの選択

第1節: 原薬物性に応じた剤形選択

   1.物性に応じた経口製剤開発
    1.1. 難水溶性化合物の経口製剤化
     1.1.1 可溶化製剤
     1.1.2 固体分散体
     1.1.3 ナノ結晶製剤
    1.2 膜透過性や代謝に問題を抱える化合物の経口製剤化
   2.経口製剤以外の選択
    2.1 注射剤
    2.2 吸入剤
    2.3 その他の局所投与製剤

 第2節: 薬物動態研究から見た開発段階における製剤開発の考え方

   1.開発段階における製剤担当の位置付け
   2.吸収性を決める要因
    2.1 薬物動態特性から見た理想の化合物
    2.2 吸収性の指標
    2.3 Biopharmaceutical Classification System (BCS)
   3.吸収率のマトリックス表示
    3.1 吸収率が決まる原理
    3.2 吸収率と粘膜透過性の関係を示す消化管吸収モデル
    3.3 吸収率の簡易計算
    3.4 吸収率のマトリックス表示
    3.5 シクロスポリンの製剤の吸収率マトリックス表示における位置付け
    3.6 BCSの数値モデルを使った判断基準
   4.ヒト吸収性予測
    4.1 理論(完全吸収を与える最大投与量Dmaxの概念)
    4.2 Dmaxの求め方(2つの推定法)
   5.可溶化技術
    5.1 ナノ微粒子
    5.2 非晶質化技術(固体分散体)
   6.戦略的な製剤検討
    6.1 製剤検討の流れ
    6.2 開発段階(各臨床試験段階)における製剤検討
    6.3 可溶化製剤(特殊製剤)の検討の流れ
   7.臨床試験データの検証
    7.1 用量―経口クリアランス曲線
    7.2 不完全吸収の事例と製剤検討
     7.2.1 食後投与で吸収率が増大した例
     7.2.2 吸収が大きく変動した例


◆ 第7章:各疾患領域における今後開発・応用すべきDDS技術

第1節:がん
       〜DDS研究の動向と各種がん治療におけるDDS開発へのメディカルニーズ〜

   1.Passive Targeting(受動的・標的指向性)DDS
    1.1 リポソーム
    1.2 高分子ミセル(ブロック共重合体)
    1.3 ポリマー・デンドリマー
    1.4 生分解性ポリマー
   2.Active Targeting(能動的・標的指向性)DDS
    2.1 治療用抗体の作用機序と具体例
    2.2 融合型抗体に関して(ドラッグデリバリーの観点から)
     1)抗癌剤融合体
     2)毒素融合体
     3)ADEPT(Antibody-directed enzyme prodrug therapy)
     4)サイトカイン融合体
   3.最後に

 第2節:炎症・自己免疫疾患

  □ 1. 関節リウマチ治療におけるDDS開発へのメディカルニーズ

   1.関節リウマチの病態と診断
   2.関節リウマチの薬物治療
    2.1 生物学的製剤によるターゲット療法
     2.1.1 炎症性サイトカイン(TNFα)を標的とした生物学的製剤
     2.1.2 炎症性サイトカイン(IL-6)を標的とした生物学的製剤
     2.1.3 T細胞を標的とした生物学的製剤
     2.1.4 その他の分子標的や細胞
   3.関節リウマチ治療におけるDDS技術
    3.1 関節リウマチ治療におけるDDS技術
     3.1.1 PEG化抗体医薬
     3.1.2 DDS化非ステロイド系抗炎症薬NSAIDs
     3.1.3 今後期待される医薬品技術

  □ 2. 炎症性腸疾患治療におけるDDS開発へのメディカルニーズ

   1.炎症性腸疾患の治療戦略
    1.1 潰瘍性大腸炎
    1.2 クローン病
   2.5-aminosalicylic acid (5-ASA)製剤
    2.1 Salazosulufapyridine (SASP)
    2.2 5-ASA製剤
   3.ステロイド製剤
    3.1 副腎皮質ステロイド
    3.2 新しいステロイド製剤
   4.抗体製剤
    4.1 抗TNFα抗体
    4.2 TNFα以外の分子を標的とした抗体製剤

 第3節:中枢神経系疾患

  □ 1. アルツハイマー治療におけるDDS開発へのメディカルニーズ

   1.現在販売されている抗認知症薬の剤形の特徴
    −ドネペジル(アリセプト)
    −ガランタミン(レミニール)
    −リバスチグミン貼付剤(イクセロンパッチ、リバスタッチパッチ)
    −メマンチン(メマリー)
   2.投与方法・投与経路・剤形による各薬剤のメリットとデメリット
   3.認知症の患者に望まれる剤形についてのアンケートの結果
   4.認知症の患者に望まれる剤形についてのアンケートの結果からの考察
   5.今後の抗認知症薬の剤形に求められるもの

  □ 2. パーキンソン病治療におけるDDS開発へのメディカルニーズ

   1.PDの長期レボドパ投与症候群について
    1.1 症状
    1.2 メカニズム
   2.長期レボドパ投与症候群に対応するためのdrug delivery systemとは
    2.1. CDD: continuous drug delivery
     2.1.1 徐放薬
     2.1.2 貼付薬
     2.1.3 持続注入法(経十二指腸,皮下,静脈など.)
    2.2 レスキュードーズ
     2.2.1 どのような時にレスキュードーズが必要か?
     2.2.2 効果は如何に判定するか?
    2.3 既存薬と異なった作用部位を有する運動症状改善薬の開発

  □ 3. てんかん治療におけるDDS開発へのメディカルニーズ

   1.てんかん発現の分子機構
    1.1 責任遺伝子
    1.2 てんかん関連遺伝子
   2.てんかん治療薬
    2.1 抗てんかん薬
    2.2 QOL向上のためのてんかん治療法
   3.てんかん治療におけるDDS開発

 第4節:痛み治療 〜痛み治療の現状とDDS開発へのメディカルニーズ 〜

   1.メディカルニーズ
    1.1 術後痛
    1.2 癌性疼痛
    1.3 慢性痛
   2.局所麻酔徐放薬の開発
    1.1 歴史
    1.2 薬剤
   3.徐放薬作成
    3.1 リドカイン徐放シート作成
    3.2 リドカイン徐放粒子作成
   4.徐放試験結果
    4.1 リドカイン徐放シート
     4.1.1 in vitro試験
     4.1.2 in vivo試験
    4.2 リドカイン徐放粒子
   5.動物実験
    5.1 リドカイン徐放シート
    5.2 リドカイン徐放粒子
   6.薬剤作成ならびに動物実験まとめ
   7.今後の展望

 第5節:糖尿病 〜糖尿病治療の現状とDDS開発へのメディカルニーズ〜

   1.インスリン
    1.1 インスリン補充
     1.1.1 インスリン補充治療の現状
     1.1.2 インスリン補充療法の今後
    1.2 薬物によるインスリン分泌促進
    1.3 インスリン分解抑制
    1.4 インスリン作用改善
   2.ブドウ糖代謝介入
    2.1 腸管からのブドウ糖吸収抑制
    2.2 肝臓からのブドウ糖産生抑制(インスリン以外)
    2.3 腎尿細管/腸管などからのブドウ糖排泄促進

 第6節:感染症 〜感染症治療の現状とDDS開発へのメディカルニーズ〜

   ・感染症治療の現状とDDS開発のメディカルニーズ
   ・抗菌薬封入リポソーム製剤の開発
   ・真菌感染症に対するアムホテリシンBのDDS
   ・感染症に対する遺伝子治療の開発
   ・アンチセンスヌクレオチドを用いた遺伝子治療
   ・Short interfering RNA (SiRNA)を用いた遺伝子治療
   ・SiRNAを用いた病原因子抑制による感染症の治療

 第7節:循環器疾患 〜循環器領域のDDS研究動向とメディカルニーズ〜

   1.動脈硬化におけるDDS
   2.虚血性心疾患・心筋梗塞におけるDDS
   3.心不全におけるDDS

 第8節:内耳疾患 〜内耳疾患に対するDDS研究動向とメディカルニーズ〜

   1.はじめに:内耳
   2.内耳障害に対する治療
    2.1 突発性難聴
    2.2 両側の慢性高度難聴
   3.内耳障害の治療の問題点
    3.1 内耳障害の予防、内耳保護、内耳再生
    3.2 内耳の診断技術
    3.3 内耳への薬物投与経路
   4.内耳DDS開発へのメディカルニーズ
    4.1 経正円窓膜投与
    4.2 人工内耳を用いた内耳への薬物投与
    4.3 全身投与薬剤の内耳ターゲティング
   5.おわりに


◆ 第8章:各医療機関における剤形開発・DDS開発への要望

 第1節: 秋田大学医学部附属病院における服薬指導・医療ニーズの現状と、開発してほしい製剤

   1.中枢神経系領域
    1.1 抗精神病薬
    1.2 抗うつ薬
    1.3 パーキンソン病治療薬
    1.4 アルツハイマー病治療薬
    1.5 抗不安薬・睡眠薬
    1.6 医療用麻薬
     1.6.1 フェンタニル
     1.6.2 モルヒネ、オキシコドン
   2.抗がん剤の適正使用・安全使用
    2.1. 抗がん剤被ばく対策
     2.1.1 注射製剤容器の薬剤汚染
     2.1.2 アンプル製剤のバイアル化
     2.1.3 揮発性抗がん剤のキット化と抗がん剤調製の効率化
   3.抗菌薬および抗真菌薬
    3.1 PKPD理論に基づいた徐放性製剤
    3.2 溶解補助剤β-シクロデキストリンの代替
   4.その他の領域・薬剤
    4.1 めまい症治療薬
    4.2 抗高血圧薬の散剤
    4.3 ミコフェノール酸モフェチル(セルセプトCap)
    4.4 ウルソデオキシコール酸製剤
    4.5 テモゾロミド(テモダールカプセル)
    4.6 デカドロン注射液
    4.7 セフメノキシム塩酸塩(ベストロン点眼用、ベストロン耳鼻科用)
   5.製造販売が求められる院内製剤
    5.1 心筋保護液
    5.2 メトロニダゾール軟膏
    5.3 セレン内用液・セレン注射剤
    5.4 キシロカイン嗽液
    5.5 中心静脈カテーテル用エタノールロック注
   6.剤型・シート記載などに対する要望
    6.1 転がりにくい薬剤
    6.2 吸湿性または遮光対策
     6.2.1 錠剤コーティング化
     6.2.2 要遮光の注射薬
    6.3 錠剤シートへの使用期限の記載
    6.4 医療経済面の改善

 第2節: 鹿児島大学医学部・歯学部附属病院における服薬指導・医療ニーズの現状と、開発してほしい製剤

   1.WHO方式がん疼痛治療法
    1.1 鎮痛薬使用の5原則
     1.1.1 経口的に (by mouth)
     1.1.2 時間を決めて規則正しく (by the clock)
     1.1.3 除痛ラダーにそって効力の順に (by the ladder)
     1.1.4 患者ごとの個別的な量で (for the individual)
     1.1.5 その上で細かい配慮を (with attention to detail)
   2.レスキュー・ドーズ
   3.オピオイドローテーション
   4.今後の剤形開発・DDS開発への要望

 第3節: 産業医科大学病院における院内特殊製剤の現状と開発して欲しい製剤

   1.院内特殊製剤の必要性と問題点
    1.1 院内製剤の定義
    1.2 院内特殊製剤の必要性
    1.3 院内特殊製剤の問題点
   2.当院における院内特殊製剤の現状
    2.1 院内特殊製剤の種類と年間調製数
    2.2 院内特殊製剤の申請から使用までの手順
    2.3 院内特殊製剤の具体例とその特徴
     2.3.1 0.5%メシル酸ガベキサート軟膏
     2.3.2 0.2%フルコナゾール点眼液
     2.3.3 インドメタシンスプレー
    2.4 院内特殊製剤の現状から見た今後開発して欲しい製剤

 第4節: 千葉大学医学部附属病院における服薬指導・医療ニーズの現状と、開発してほしい製剤

   1.当院薬剤部業務の概要
   2.当院における病棟業務(薬剤管理指導業務)の現状
   3.病棟常駐フロアにおける業務展開
    3.1 入院患者の持参薬管理
    3.2 定期処方における出力前の処方鑑査
    3.3 病棟薬剤師による入院処方の疑義照会後のオーダ修正
   4.病棟における薬剤師に対する医療ニーズ
   5.開発して欲しい製剤
    5.1 ありそうでない剤形の製剤
    5.2 副作用対策としての製剤
    5.3 感染対策としての製剤
    5.4 現状の製剤で効果不十分な場合

 第5節: 岩手医科大学附属病院における服薬指導・医療ニーズと開発して欲しい製剤

   1.口腔内乾燥・口内炎に適した院内製剤
    1.1 口内炎や口腔乾燥の原因と適応製剤の現状
    1.2 口内炎の予防と治癒を目的とした院内製剤
    1.3 口腔乾燥・口渇の改善を目的とした院内製剤
   2.口腔内に適用する院内製剤に必要な条件と製品化への期待

 第6節: 岡山大学病院における医療ニーズの現状と、開発してほしい製剤

   1.経管投与患者に対する適切な剤形開発の要望
   2.注射剤に対する要望
   3.院内製剤開発に対する要望

 第7節: 愛媛大学医学部附属病院における服薬指導・医療ニーズの現状と、開発してほしい製剤

   1.開発して欲しい製剤
    1.1 内用薬
     1.1.1 口腔内崩壊錠(OD錠:Oral Disintegrant)
     1.1.2 服薬アドヒアランスが懸念される薬剤
      (1)ビスホスホネート製剤
      (2)副腎皮質ステロイド製剤
      (3)大きい錠剤やカプセル
      (4)漢方薬
     1.1.3 経腸栄養剤
     1.1.4 小児・新生児用剤
    1.2 外用剤
     1.2.1 がん治療に伴う口内炎治療薬
     1.2.2 うがい薬
     1.2.3 その他外用剤
    1.3 注射薬
   2.錠剤の印字,PTP包装シートの形状
   3.医療過誤防止のため工夫が望まれる製剤
   4.院内製剤の現状

 第8節: 滋賀医科大学医学部附属病院における製剤開発・服薬指導の現状〜小児科病棟における服薬指導〜

   1.小児の服薬方法
    1.1. 各年齢における服薬方法
     1.1.1 新生児期〜乳児期
     1.1.2 幼児期
     1.1.3 学童期〜思春期
    1.2. 各剤形における服用方法
     1.2.1 散剤・ドライシロップ
     1.2.2 シロップ剤
     1.2.3 錠剤
     1.2.4 坐剤
     1.2.5 吸入薬
   2.小児への服薬指導
    2.1 薬の必要性に関する指導
    2.2 薬の服薬に関する指導
   3.小児特有の問題点
    3.1 剤形変更に伴う問題点
    3.2 薬剤の味に伴う問題点
    3.3 薬剤の力価に伴う問題点
    3.4 徐放性製剤の問題点

 第9節: 乳幼児・小児における服薬指導・医療ニーズの現状と開発して欲しい薬剤

   1.内服薬
    1.1 小児用細粒
     - 主薬成分の味の改善
     - 服用感の改善
     - 1回量の嵩高さの改善
     - 望まれる剤形の提案
    1.2 液剤
    1.3 薬の外観について
   2.外用薬
    2.1 点眼薬
    2.2 吸入薬
    2.3 新しい投与経路としての外用薬
   3.子供の生活状況に合わせやすい製剤
   4.調剤過誤防止のために

 第10節: 医療安全と患者のQOLの改善等から開発が望まれる医療機器・医療材料

   1.医療者が意図した通りに正確に注射剤が投与できる医療機器や医療材料の開発
    1.1 一つの輸液チューブから複数の注射剤をポンプで投与する場合の問題点
    1.2 一つの輸液チューブから複数の注射剤をポンプで投与した時の実験と結果
    1.3 求められる輸液チューブ内の薬液を速やかに混合する機器の開発
   2.患者のQOLと治療効果を改善する剤形への変更
    2.1 口腔内に持続的に作用するグミ剤
    2.2 グミ剤に転用させたい抗癌剤等による口内炎の予防や治療薬等
    2.3 抗癌剤等による口内炎の予防や治療を目的として含嗽剤に製剤化されている医薬品例
   3.小児等に投与し易い剤形
    3.1 ドルミカム等の向精神薬等の点鼻剤


◆ 第9章: DDS技術の特許出願・権利化・知財戦略

 第1節: 主要各国でのDDS関連特許出願の傾向と審査動向

  □ 1. 日本におけるDDS関連特許出願の傾向と審査動向

   1.日本における医薬発明の考え方
   2.DDS技術と特許出願
   3.事例にみる審査動向
    3.1 薬剤放出制御技術における特許成立事例
    3.2 薬剤標的化技術における特許成立事例
    3.3 薬剤吸収制御技術における特許成立事例
   4.まとめ

  □ 2. 欧州のDDS特許から考える薬物送達システム(DDS)の知的財産戦略

   1.はじめに
   2.薬物送達システム(DDS)
   3.医薬発明のライフサイクルマネジメント(LCM)の中のDDSとDDS独自の戦略
    3.1 有効成分中心のLCM
    3.2 DDS中心のLCM〜知的財産戦略の変革
   4.医薬発明の欧州特許の基準
    4.1 伝統的考え方〜医薬発明の特許実務・特許戦略の基本
    4.2 欧州の拡大審決G08/02:用法用量に関する現在の基準
   5.最近の審決例から考える
    5.1 デバイスとしてのDDS
    5.2 組成物型のDDS
    5.3 クレームの考察
    5.4 小括
   6.延長登録(追加的保護証明書制度,SPC)
   7.まとめ

  □ 3. 米国におけるDDS関連特許出願の傾向と審査動向

   1.DDS関連特許出願の傾向
    1.1 DDS関連特許出願の全体傾向
    1.2 DDS関連特許出願の技術分野固有の傾向(1995年以降)
   2.DDS関連特許出願の審査動向
    2.1 米国特許商標庁における審査動向
    2.2 非自明性の判断におけるKSR判決の影響
    2.3 KSR判決後の審査ガイドライン
     - In re Omeprazole Patent Litigation
     - Eisai Co. Ltd. v. Dr. Reddy's Labs., Ltd.
     - Takeda Chemical Industries, Ltd. v. Alphapharm Pty., Ltd.
     - BAYER SCHERING PHARMA AG and BAYER HEALTHCARE PHARAMACEUTICALS, INC.,v.BARR LABORTORIES, INC.
   3.米国特許法改正について
    3.1 ベストモード開示要件の重要性が大きく低下
    3.2 先発明主義から、実質的な先願主義への転換の転換
    3.3 人体組織(human organism)又はこれを一部に含む発明が保護対象から除外

  □ 4. 中国におけるDDS関連特許出願の傾向と審査動向

   1.本稿の要点
   2.調査
    2.1 調査方法
    2.2 公開件数、特許件数の傾向
    2.3 出願人の分析
   3.事例研究
   4.中国での補正

  □ 5. インドにおけるDDS関連特許出願の傾向と審査動向

   1.インドにおけるNDDS開発の概観
    ・主要インド企業のNDDS技術
     - Cipla
     - Lupin
     - Sun Pharmaceuticals
     - Ranbaxy Laboratories
   2.Ranbaxy Laboratoriesの事例
     - Ranbaxyの主要なNDDS製品
   3.特許出願
     - インドにおけるNDDS特許
     - Ranbaxy Laboratories のNDDS特許出願・取得状況

 第2節: DDS関連技術の特許調査手法

   1.調査における一般的な事項
    1.1 予備的調査
    1.2 調査の実施時期と調査の内容
     1.2.1 研究着手前段階(先行技術調査、動向調査)
     1.2.2 特許出願段階
     1.2.3 製造前段階、技術導入・技術提携前段階(侵害性調査)
     1.2.3 特許性阻却事由
     (1)情報提供
     (2)無効審判
   2.調査方法
    2.1 概念検索
    2.2 キーワード検索
    2.3 特許分類(インデックス)による検索
   3.具体的な調査例と特許出願の考え方
    3.1 予備的調査
    3.2 先行技術調査

 第3節: DDS関連技術のクレーム・明細書の書き方

  □ 1. 薬剤放出制御技術のクレーム・明細書の書き方

   1.クレームの書き方
    1.1 クレームの表現形式
    1.2 類型1のクレームの書き方
    1.3 類型2のクレームの書き方
    1.4 類型3のクレームの書き方
    1.5 具体例
   2.明細書の書き方
    2.1 一般論
    2.2 具体例

  □ 2. 薬剤標的化技術のクレーム・明細書の書き方

   1.「抗体」の特許性
    1.1 特許法第36条第4項第1号に基づく特許性の否定
    1.2 特許法第36条第6項第1号に基づく特許性の否定
   2.クレーム記載の留意点
    2.1 クレーム記載の留意点
    2.2 具体例から学ぶ留意点
   3.明細書記載の留意点
    3.1 明細書記載の留意点
    3.2 具体例から学ぶ留意点

 第4節: DDS技術に関する特許戦略

   1.知的財産権と特許権
   2.特許法の保護対象
   3.医薬関連特許作成の留意点
   4.DDS特許戦略
   5.DDS技術の海外出願戦略

 第5節: DDS製剤のLCMへの活用〜特許延長制度の見直しの動向と今後〜

   1.審査基準の改訂
    1.1 審査基準改訂の基本方針
    1.2 審査基準改訂の考え方
    1.3 具体的事例
   2.特許庁の考え方
    2.1 上記事例に関連する主なパブリックコメントとそれに対する特許庁回答
   3.今後の出願戦略

 第6節: 特許審査の立場から見たDDS製剤のLCMへの活用

   1.医薬分野の特許審査
    1.1 審査体制
    1.2 審査実務
   2.特許審査とDDS製剤
    2.1 DDS製剤の審査基準
     - 新規性について
     - 進歩性について
    2.2 事例研究
     - 新規性・進歩性を満たす事例
     - 新規性を満たすが、進歩性を満たさない事例
    2.3 考察
   3.DDS製剤のLCM(1)−特許権の存続期間延長制度−
    3.1 特許権の存続期間延長制度
    3.2 改訂審査基準の基本的な考え方
    3.3 改訂審査基準における主な事例とLCM戦略
     - 事例1
     - 事例2
     - 事例3
   4.DDS製剤のLCM(2)−特許出願戦略−
    4.1 新規な有効成分または医薬用途に関する特許出願戦略
    4.2 DDS製剤に関する特許出願戦略
     - 基本発明の特許出願と同時
     - 基本発明の出願公開の直前
     - DDS製剤の製造販売の直前


◆ 第10章: DDS技術の医療経済評価・薬価算定と市場展望

第1節: DDS製剤の薬価と算定の現状

   1. DDS技術の活用について
   2.医療経済評価(HTA)とDDS製剤
    2.1 日本におけるHTAに関する動き
    2.2 諸外国のHTA導入と活用の動向
    2.3 医療経済評価からみたDDS製剤
   3.おわりに

 第2節: DDS市場の動向と今後の展望

   1.DDSの特長
    1.1 メリット
    1.2 種類
   2.DDSの市場規模と将来性
    2.1 広義のDDSの市場規模
    2.2 DDSの将来性
   3.DDSとブロックバスター


◆ 第11章: DDS技術に関するライセンス戦略

 第1節: デューデリジェンス実施のポイント

   1.デューデリジェンスの実施時期
   2.デューデリジェンスにおける重点事項
    2.1 研究開発データ
    2.2 製造
    2.3 法務
     2.3.1 特許
     2.3.2 商標
    2.4 財務
     2.4.1 経営状況
     2.4.2 経済条件
     2.4.3 ベンチャー企業の注意点 
   3.実施方法
    3.1 担当者
    3.2 実施場所
     3.2.1 研究所
     3.2.2 開発本部/CRO
     3.2.3 製造/製剤工場
    3.3 ホスピタリティ
    3.4 費用
    3.5 実施における注意点
     3.5.1 透明性
     3.5.2 相互協力
   4.デューデリジェンスの難しさ
    4.1 デューデリジェンス後の責任
    4.2 薬価基準
    4.3 異なる業界間の共同研究開発体制

 第2節: 経済条件(契約金、マイルストン、ロイヤルティ)の設定とその合理的根拠の示し方

  □ 1. 経済条件の設定とその合理的根拠の示し方 〜導入側の視点

   1.導入側視点によるDDSのニーズ
   2.DDSライセンス導入検討と時期
   3.DDSによる新医薬品の事例
   4.導入側視点の経済条件

  □ 2. 経済条件の設定とその合理的根拠の示し方 〜導出側の視点

   1.ライセンス契約の具体例
    1.1 アリセプトの経皮吸収製剤
    1.2 株式会社メドレックス‐興和株式会社
    1.3 ナノキャリア株式会社−日本化薬株式会社
   2.経済条件の設定
    2.1 契約一時金
    2.2 マイルストーン
    2.3 ロイヤリティ
    2.4 導出側(ベンチャー)の視点

 第3節: ライセンス契約書の作成例

  □ 1. 契約書の書き方,読み方,修正方法の基本

   1.ライセンス契約の主な条項
    1.1 対象技術の実施許諾 (Grant of License)
    1.2 対価(Royalties,Milestone Payment等)
    1.3 報告書の提出
    1.4 帳簿調査権
    1.5 保証 (Warranties)
    1.6 特許権の維持
    1.7 損害賠償 (Indemnification)
    1.8 解除 (Termination)
    1.9 サポート条項 (Support)
    1.10 不争義務・解除権留保特約
    1.11 一般条項
     1.11.1 秘密保持 (Confidentiality)
     1.11.2 紛争解決条項 (Dispute Resolution)
     1.11.3 準拠法(Governing Law)
     1.11.4 完全合意条項(Entire Agreement)
     1.11.5 不可分性(Severability)
     1.11.6 不可抗力 (Force Majeure)
     1.11.7 譲渡禁止(No Assignment)
     1.11.8 権利非放棄 (Waiver of Compliance)
     1.11.9 通知(Notice)
     1.11.10 保険(Insurance)
     1.11.11 定義(Definition)
   2.その他のチェックポイント
    2.1 共同出願特許に関するライセンス
    2.2 独占禁止法の観点からの注意点

  □ 2. 英文ライセンス契約書の作成・読み方における留意点

   1.英文ライセンス契約書の構成
   2.英文ライセンス契約の各条項に関する留意点
    2.1 前文
    2.2 定義
    2.3 対象特許
    2.4 実施権の種類
     2.4.1 独占的ライセンスの内容
     2.4.2 実施許諾についての条項
    2.5 改良発明
    2.6 対価について
    2.7 支払方法・会計記録・監査権
    2.8 表明・保証
    2.9 免責
    2.10 許諾期間
    2.11 準拠法


◆ 第12章: DDS の規制・薬事と対応の留意点

 第1節: 国内外のDDS製剤の開発に関する規制と動向

   1.ナノテクノロジーの医薬品開発への適応と評価について
    1.1 第一世代のナノ医薬品の評価に関する規制文書
     - リポソーム製剤
     - 鉄ナノ粒子製剤
    1.2 次世代のナノ医薬品に関わる規制文書
   2.DDS製剤の免疫学的生体反応に関わる評価
    2.1 薬剤過敏症
    2.2 リポソーム製剤に由来する偽アレルギー反応
    2.3 バイオ医薬品の免疫原性
    2.4 医療機器の血液適合性試験

 第2節:ICH Q8を考慮した製剤開発の進め方

   1.DDS製剤とICH Q8を考慮した製剤開発
    1.1 DDS製剤におけるICH Q8製剤開発の必要性
   2.実験計画法の利用とデザインスペースの構築
    2.1 実験計画法の開始
    2.2 原料、処方の変動要因
    2.3 製造工程、製造条件の変動要因
    2.4 デザインスペースの構築
   3.PAT(Process Analytical Technology)の利用
    3.1 PAT(Process Analytical Technology)の利用の可能性

 第3節:注射剤 の開発・製造に関するレギュレーションと対応の留意点

   1.製造工程
    1.1 加熱滅菌
    1.2 湿熱滅菌
    1.3 乾熱滅菌
    1.4 放射線滅菌
    1.5 エチレンオキサイドガスによる滅菌
    1.6 容器における滅菌が不可能な医薬品のろ過
   2.製造設備
    2.1 清浄度
    2.2 様々なグレードで行われる作業の例
   3.その他の留意事項
    3.1 原料(原薬,添加剤)の管理
    3.2 懸濁性注射剤中の粒子の最大粒子径
    3.3 パラメトリックリリース
    3.4 注射剤に適用される品質試験

 第4節:錠剤・OD剤 の開発・製造に関するレギュレーションと対応の留意点

   1.口腔内崩壊錠とは
   2.欧米薬局方および米国FDAにおける口腔内崩壊錠
    2.1 米国薬局方
    2.2 ヨーロッパ薬局方
    2.3 米国FDA
   3.日本薬局方
   4.承認申請における留意点
   5.品質管理における留意点

 第5節: 点眼剤 の開発・製造に関するレギュレーションと対応の留意点

   1.開発薬事と申請上の留意点
    - 原薬
    - 添加剤
    - 製剤
    - 製剤設計/物理的化学的及び生物学的性質
    - 過量仕込み
    - 製造工程の開発の経緯
    - 容器及び施栓系
   2.品質薬事関連のポイント(審査報告書の実際例から見たポイント)
    - 製剤
    - 類縁物質
    - 安定性試験
    - 貯法

 第6節: カプセル剤 の開発・製造に関するレギュレーションと対応の留意点

   1.開発薬事・申請のポイント 
    1.1 空カプセルに視点を置いた場合の申請の考え方
     ケースI:剤皮に新規物質(新規添加剤)を含む場合
     ケースII:カプセルの剤皮に新規添加剤は含まないが,充てん物に新規添加剤を含む場合
     ケースIII:カプセルの剤皮や充てん物中に新規添加剤を含まないで,空カプセルが日局の規格を満たす場合
     ケースIV:カプセルの剤皮や充てん物に新規添加剤は含まれないが,局方の空カプセルの規格を満たさない場合
    1.2 カプセル剤とDDS製剤
     (1)カプセル剤皮自体がDDSの機能を有する
     (2)カプセルの剤皮は一般的であり,充てん物がDDSの機能を有する
     (3)カプセルの剤皮,充てん物いずれもがDDSの機能を有する
     (4)その他
   2.品質薬事関連のポイント
     (1)局方の規格
     (2)マスターファイルでの規格
     (3)製剤独自の規格

 第7節: 貼付剤 の研究開発に関するレギュレーションと機能評価の留意点

   1.貼付剤について
    1.1 テープ剤
    1.2 パップ剤
   2.貼付剤のレギュレーション
   3.拡散セル法
    3.1 製剤からの有効成分放出特性
    3.2 放出性の評価と解析法
   4.貼付剤の粘着性
   5.おわりに


◆ 第13章:DDS技術・製剤の開発事例

 第1節: 吸入型インフルエンザ治療薬の開発〜プロドラッグ化を活かした事例〜

   1.ラニナニビルオクタン酸エステルの創製
    1.1 ラニナミビルの創製
    1.2 ラニナミビルオクタン酸エステルの発見 〜ラニナミビルのプロドラッグ化
    1.3 作用機序に関する考察 〜何故、治療が1回完結なのか?
   2.ラニナニビルオクタン酸エステルの薬効プロファイル
    2.1 非臨床薬理(in vivo 効果)
    2.2 臨床試験

 第2節: ミセル化技術を応用したナノカプセルによるDDS技術

   1.NANOEGG:atRAの無機塩コートナノカプセル
    1.1 無機塩コートナノカプセルの概念と基本構造
    1.2 NANOEGG の色素沈着改善効果
   2.α-Lipoegg:α-リポ酸のナノカプセル
    2.1 α-Lipoeggの基本特性
    2.2 ナノカプセル化することで見出されたα-リポ酸の色素沈着治療効果
   3.抗炎症剤:グリチルレチン酸の無機塩コートナノカプセル
    3.1 抗炎症剤の無機塩コートナノカプセル
   4.無機塩コートナノカプセル開発の留意点と今後の展望
    4.1 無機塩コートナノカプセルの作製にあたって
    4.2 薬理効果解析での注意点
    4.3 課題と今後の展望

 第3節: PLGAナノスフェアのDDS製剤・医療デバイスへの応用

   1.PLGAナノスフェアの調製と実用化のための粉体技術
    1.1 PLGAナノスフェアの特徴
    1.2 PLGAナノスフェアの調製法と無菌用途への展開
    1.3 PLGAナノスフェアの実用化のためのナノコンポジット(複合化)技術
   2.PLGAナノスフェア技術を基盤としたDDS研究・実用化例
   3.PLGAナノスフェアによる医療デバイスのDDS化
    3.1 薬剤溶出型ステント(DES:Drug Eluting Stent)
    3.2 NF-κBデコイ核酸のDDS化とバルーンカテーテルへの応用展開

 第4節: レシチン化SOD吸入製剤の開発例

   1.PC-SODの合成、性質
   2.IPF治療薬としてのPC-SODの開発
   3.COPD治療薬としてのPC-SODの開発

 第5節: 温度感受性リポソームの腫瘍治療への応用例

   1.標的指向性リポソーム GLYCOLIPOTMの調製および物性
   2.腫瘍ターゲティング機構
   3.腫瘍部位への集積
   4.シスプラチンの内包化技術の確立
   5.抗腫瘍効果
   6.副作用の評価
   7.おわりに

 第6節: MEMSを利用した薬物送達システムの開発事例

   1.MEMS
   2.MEMSのDDSへの利用
    2.1 経口投与
    2.2 経皮送達
    2.3 体内埋め込み
     2.3.1 受動送達システム
     2.3.2 能動送達システム
    2.4 その他

 第7節: 結腸特異的薬物放出技術の開発事例

   1.ラクチュロースを利用した結腸特異的薬物放出製剤CODESTMの基本設計
    1.1 ラクチュロースの発酵作用をトリガーとした製剤の基本設計
    1.2 製剤設計のコンセプト検証
   2.CODESTMの薬物放出挙動に及ぼす支配要因
    2.1 in vitroにおける薬物とラクチュロースの溶出挙動
    2.2 in vivoにおける薬物放出挙動
   3.γ−シンチグラフィーによるヒト消化管内挙動評価

 第8節: 溶解型マイクロニードルの蛋白医薬DDS製剤への応用

   1.MicroHyalaの物性、薬物送達性及び皮膚安全性
    1.1 MicroHyalaのデメンション
    1.2 MicroHyalaの皮膚内溶解性及び薬物放出性
    1.3 MicroHyalaの皮膚挿入性及び薬物送達性
    1.4 MicroHyalaの機械的強度
    1.5 MicroHyalaの皮膚安全性
   2.溶解型マイクロニードルのペプチド・蛋白性薬物DDS製剤への応用
    2.1 インスリン封入マイクロニードル製剤
    2.2 エキセンディン-4先端部封入マイクロニードル製剤

 第9節: バリアフリー新剤形,易服用医薬品ゼリーキット剤(GT剤)の開発事例

   1.GT剤誕生の背景
   2.従来新剤形の問題点
    2.1 口腔内崩壊錠
    2.2 経口ゼリー剤
    2.3 経口フィルム剤
   3.GT剤の原理,服用方法と特徴
    3.1 GT剤の原理
    3.2 GT剤の服用方法
    3.3 GT剤の簡易製剤としての魅力
    3.4 安定性(溶出性)
    3.5 ゼリーとOBは薬物への安定性面で影響無し
    3.6 OBの組成による溶出性の制御も可能
    3.7 弱シール設計
    3.8 合剤設計の対応

 第10節: 超音波を利用したDDSの開発

   1.超音波造影剤について
    1.1 第一世代超音波造影剤(レボビスト)
    1.2 第二世代超音波造影剤(ソナゾイド)
    1.3 超音波造影剤の今後
   2.超音波を利用した薬物・遺伝子デリバリー
    2.1 超音波薬物デリバリー
    2.2 超音波抗原デリバリー
    2.3 超音波遺伝子デリバリー

 第11節: マクロファージを標的としたDDS技術

   1.動脈壁マクロファージを標的とするDDS
   2.肺胞マクロファージを標的とするDDS
   3.肺胞マクロファージによる捕捉を回避するDDS
    3.1 インスリンの経肺吸収を指向したDDS
    3.2 抗菌薬の肺粘液層滞留性の向上を指向したDDS

 第12節: 超臨界技術を用いたDDS技術の開発

   1.実用化された超臨界流体技術
   2.超臨界二酸化炭素を用いた微粒子製造
   3.超臨界二酸化炭素を利用したナノ・マイクロ複合微粒子
   4.まとめ

 第13節: 糖鎖高分子を用いたDDS開発事例

   1.DDSへの糖鎖応用の現状と可能性
   2.糖鎖結合高分子を用いたDDSの可能性
   3.PV-SugarのDDS実用例
    3.1 肝ターゲティング造影剤としての応用
    3.2 肝ターゲティングDDS剤としての応用
   4.総括

 第14節: ドラックデリバリーコンタクトレンズの開発例

   1.ソフトコンタクトレンズの歴史
   2.CLの機能
   3.使い捨てSCLの普及
   4.眼科疾患治療とドラックデリバリーSCL
   5.市販のSCLからの薬物放出
   6.DDS-SCLという発想
   7.DDS-SCLの開発
    7.1 SCLの架橋濃度の影響
    7.2 ホスト−ゲスト比率の影響
   8.まとめ

 第15節: 新規溶融コーティング法を用いたDDS製剤の開発事例〜テオフィリン徐放性ドライシロップの調製〜

   1.製剤コンセプトの確立
    1.1 核粒子の調製
    1.2 微粒子の溶融コーティング
    1.3 ビーグル犬を用いた薬物動態の確認 
   2.スケールアップに伴う処方改良
    2.1 静電気対策のための核粒子マトリックス基剤と溶融コーティング用微粉末の見直し
    2.2 溶融コーティングのスケールアップ
   3.ビーグル犬及びヒトでの薬物動態
    3.1 ビーグル犬における血中薬物動態
    3.2 健常成人での単回投与試験

 第16節: 経口製剤の薬物放出制御技術と活用事例

   1.経口投与製剤における薬物放出制御技術
   2.放出制御における製剤技術
    2.1 膜透過制御型
     2.1.1 エチルセルロース
     2.1.2 オイトラギットRS
     2.1.3 ワックス溶融コーティング
    2.2 マトリックス拡散制御型
     2.2.1 セルロース系崩壊剤の徐放錠への応用
     2.2.2 ワックス溶融法を用いた徐放性顆粒
     2.2.3 半固形油性マトリックス(OSSM)を用いた徐放性製剤
    2.3 浸食溶解制御型
    2.4 浸透圧制御型
   3.製品化されている放出型DDS製剤
    3.1 ニフェジピンDDS製剤
   3.2 モルヒネ硫酸塩DDS製剤

 第17節: 熱可逆性ハイドロゲルの開発とDDS・製剤開発への応用

   1.昇温時ゲル化型熱可逆性ハイドロゲル
    1.1 熱可逆的ゾル-ゲル転移のメカニズム
    1.2 メビオールジェル?の生物学的安全性
     1.2.1 細菌を用いる復帰突然変異試験
     1.2.2 ほ乳類培養細胞を用いる染色体異常試験
     1.2.3 モルモット抗原性試験(ASA反応およびPCA反応)
   2.熱可逆性ハイドロゲル中の物質拡散
    2.1 DNAフラグメントのゲル電気泳動
    2.2 疎水性物質のゲル中拡散
    2.3 微粒子状物質のゲル中包埋
   3.悪性脳腫瘍への抗癌剤DDS
    3.1 Doxorubicin(DXR)を徐放する熱可逆ハイドロゲル
    3.2 Doxorubicin内包リポソーム (Doxil)を含有する熱可逆ハイドロゲル
    3.3 Camptothecin を徐放する熱可逆ハイドロゲル

 

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