FPC LCP セミナー
        
プラスチックのリサイクルと再生材の改質技術
バイオマス材料の開発と応用
 
<セミナー No.405415>

★LCPフィルム/FCCL構造作成、LCPフィルムの低誘電化手法の解説

【Live配信セミナー】
5G、6Gに向けた

FPCへのLCPの適用技術と

破砕型LCP微細繊維フィルムの開発


■ 講師

FMテック 代表 大幡 裕之 氏

■ 開催要領
日 時

2024年5月29日(水) 10:30〜16:30

会 場 Zoomを利用したLive配信 ※会場での講義は行いません
Live配信セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。
聴講料

1名につき55,000円(消費税込・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき49,500円(税込)〕
〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。
         詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕

※定員になり次第、お申込みは締切となります。

■ プログラム

【講演ポイント】
 スマートフォンを代表に、高周波対応が可能な低誘電基材を用いたFPCの要望は高まっており、LCPやMPIが基材として採用されている。
 本講演では、LCP-FCCLの製法やLCPを用いた多層FPC形成に必要となる要素技術について解説する。
また、さらなる高周波化の要望も強く、近い将来にLCPやMPIでは誘電特性の要求を満たせなくなる。
このため、材料の多孔化やフッ素樹脂等よりLow-Dk・Low?Dfな材料を用いた高周波対応FPC材料の採用が模索されているが、これらの材料は電気特性的には優秀であっても、FPC基板としての基本的な適性を有していない場合が多く、実用的なFPCの形成が困難である。
 本講演ではこのような低誘電特性とFPC基材としての基本特性を両立させるための考え方と、それに基づいて開発した破砕型LCP微細繊維を用いたフィルムの実例を紹介する。

【プログラム】
1.FPCの基本
2.LCPを用いたFPCの基礎
 2.1 LCPとは?
 2.2 LCPフィルム/FPC開発の歴史
 2.3 LCP-FPCの構造とプロセス(材料構成、多層化プロセス)
 2.4 表面処理による接着性改善(加水分解対策、高周波特性)
3. LCPフィルム/FCCL構造の作成法と課題
 3.1 LCPフィルム/FCCLの作り方
  (溶融押し出しフィルム+ラミネート、溶液キャスティング)
 3.2 LCPフィルム/FCCLの問題点
  (溶融押し出しタイプ:耐熱性の限界)
 3.3 複合化、溶液キャスティングタイプ:吸水性)
4.FPC基材にLCPとポリイミドが使われる理由
5.LCP多層FPC形成の要素技術
6.LCPフィルムの低誘電化に向けた検討
 6.1 low-Dk化の限界
 6.2 LCP以外の高周波対応材料と問題
 6.3 発泡フィルム、多孔化の可能性
 6.4 低誘電材料とのハイブリッド化
 6.5 破砕型LCP微細繊維の適用とシート化、配向制御
 6.6 複合化による低誘電化と配向対策
 6.7 FPC基材以外の破砕型LCP微細繊維の用途
7. まとめ

【質疑応答】


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