カビ毒 検出 セミナー
                  
 
 
 
<セミナー No 406104>

「カビ毒」の特性、種類および検出法、「カビ毒」の国際的な基準値の決まり方
★ カビの発生原因の原因解明のための各種測定方法!

【Live配信セミナー】


カビの発生予測、混入、発生防止

「カビ毒」
の基礎知識


■ 講師
【第1部】  (株)アメニティー・テクノロジー 代表取締役 永安 克志 氏
【第2部】 東京農業大学 応用生物科学部 教授 小西 良子 氏
■ 開催要領
日 時

2024年6月20日(木) 10:30〜16:00

会 場 Zoomを利用したLive配信 ※会場での講義は行いません
Live配信セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。
聴講料

1名につき 55,000円(消費税込、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき49
,500円〕

〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕

■ プログラム

【10:30〜12:30】 

【第1部】 かび発生時期の予測、発生原因の特定、及び混入、発生防止対策

(株)アメニティー・テクノロジー 代表取締役 永安 克志 氏

 

【講座主旨】

1.現有環境におけるカビ発生有無の予測し、発生すると予測された時の対策について解説いたします
2.カビが発生した時の原因追及方法を解説いたします
3.カビの混入及び発生防止について解説いたします


【講演内容】
1.カビが発生する環境条件
 ・カビの発育条件
 ・カビの発生する温湿度
 ・胞子の大きさと生育環境との関係
 ・カビの生える速度

2.室内や工場内のカビ
 ・カビの種類
 ・カビの量
 ・浮遊カビの許容濃度
 ・カビの害

3.カビの発生原因の原因解明
 ・原因解明のための各種測定方法
 ・浮遊カビの測定方法
 ・カビの発生予測(カビ指数)
 ・カビセンサー
 ・付着カビ測定
 ・カビ発生原因の解明方法

4.かびの混入・発生防止
 ・清掃について
 ・消毒方法
 ・クリーンルーム
 ・温湿度の制御
 ・防カビ剤について



【質疑応答】


【13:30〜16:00】  

【第2部】 かび毒の特性、種類、検出について

東京農業大学 応用生物科学部 教授 小西 良子 氏

 

【講座主旨】
 カビは私たちの環境に存在する身近な微生物ですが、意外とカビの産生する毒については知られていません。特に食品に汚染するカビ毒では、国際的な基準値が設けられているものも多く存在します。本講演では、「かび毒」の基礎知識としてその特性、種類および検出法についてご紹介し、皆様の理解が深まれば幸いです。


【講演内容】

1.カビ毒とは
 @ 3大特性を知る
 A 種類と毒性:食品を汚染するカビ毒
   (アフラトキシン、アフラトキシンM1,デオキシニバレノール、ニバレノール、パツリン、オクラトキシンA,
    フモニシン、シトリニン、T2トキシンなど)および環境中のカビ毒(サトラトキシン)
 B 国際的な基準値と食品衛生法:コーデックス基準値の決まり方、食品衛生法での基準値の決まり方

2.カビ毒の検出法
 @ 公定法:総アフラトキシン、アフラトキシンM1,デオキシニバレノール、パツリン
 A 簡易法:ELISA法、ラテラルフロー法、
 B その他:UV照射法

3.カビ毒汚染を予防するには
 火のないところに煙はたたない!


【質疑応答】


◆略歴◆

●小西 良子氏

東京大学大学院博士課程修了、国立予防衛生研究所、国立感染症研究所、国立医薬品食品衛生研究所(最終職 衛生微生物部長)を経て、平成25年から麻布大学生命・環境科学部教授 平成31年4月から東京農業大学 応用生物科学部教授


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