リアルワールドデータ 医薬 セミナー
                  
医薬品売上予測における不確定/動的因数の上手な捉え方
世界の薬価・医療保険制度 早引き書
 
<セミナー No.701101>

★ リアルワールドデータの、課題と限界を認識して、上手に活用しよう!
★ 「市場のモデル化」、「HTA」、「エビデンス創出」、、 などなど、こんなにも使える!

リアルワールドデータ活用による
市場分析・患者数推定・アウトカムリサーチ


■ 講師

【第1部】 東京大学大学院薬学系研究科 ファーマコビジネス・イノベーション教室 特任准教授 清水 央子 氏

【第2部】 クリエイティブ・スーティカル(株) 日本代表 大西 佳恵 氏

【第3部】 近畿大学 薬学部 臨床薬剤情報学分野 教授  田 充隆 氏

■ 開催要領
日 時 平成29年1月17日(火) 10:00〜17:00
会 場 [東京・五反田] 日幸五反田ビル 8階 技術情報協会 セミナールーム
聴講料

1名につき55,000円(消費税抜き/昼食・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき50,000円〕
〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。
 詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕

■ プログラム

【10:00〜12:00】

【第1部】 リアルワールドデータを用いた医薬品市場のモデル化と患者数の推定

東京大学大学院薬学系研究科 ファーマコビジネス・イノベーション教室 特任准教授 清水 央子  氏

 

【講座主旨】
  「ビッグデータ」、「データサイエンス」、「統計学」などの言葉が一般に話題に上るようになって久しいが、医療の世界も例外ではなく、日本では国民皆保険制度の下レセプト情報を中心にその利活用が進んでいる。その一方、カルテなど診療記録は、数十施設単位で集積されたデータベースが散在している状況である。 個々のデータベースは有益な情報を与えてくれるが、それぞれに情報の粒度やカバレッジは限定的である。したがって各種のリサーチクエスチョンに対して明快な回答を得るためには、これらを組合わせてモデル化し解析するデータサイエンスの技術が鍵となる。 本講座では、RWDの現状と課題を体系的に明らかにするとともに、医薬品の価値の最大化に向けた解析手法について学ぶ。

【講演内容】
1.日本のリアルワールドデータ(RWD)
 ・医療ビッグデータとRWDの集積状況
 ・製薬会社などが活用している民間医療情報データベース
 ・RWDで確認できる項目と特徴

2.リアルワールドデータを使った医薬品の開発とマーケティング
 ・RWDに基づく医薬品市場のモデル化
 ・RWDを使った解析事例
 ・患者数の推定
 ・データ解析に必要な要素技術と注意事項

3.リアルワールドデータの限界と課題
 ・既存のRWDからは取りにくい情報
 ・リアルワールドデータRWDの利活用の課題

4.医療はリアルワールドデータRWDからビッグデータの時代へ



【質疑応答】


【12:45〜14:45】

【第2部】 リアルワールドデータを用いたアウトカムリサーチ

クリエイティブ・スーティカル(株) 日本代表 大西 佳恵 氏

 
 

【講座主旨】
 日本でもレセプトデータ等のリアルワールドデータによる実臨床に基づいた患者の治療実態が把握可能となり、患者さん中心の医療からも患者アウトカムの情報がますます重要となりつつある。本講演では、これらのデータを活用した臨床および経済的なアウトカムのエビデンス創出やメッセージ化を研究事例と共に解説を行う。また、医療技術評価(HTA)に活用可能なリアルワールドによるアウトカムも概説する。

【講演内容】

1.臨床・経済アウトカムによるキーメッセージ
 ・ギャップとアンメットニーズ
 ・HEORの観点からの効果的なメッセージ創出と情報提供

2.リアルワールドデータ
 ・リアルワールドデータとは
 ・リアルワールドデータの種類
 ・利点・留意点

3.リアルワールドデータの活用事例
 ・治療実態
 ・臨床・経済的アウトカム
 ・安全性評価

4.医療技術評価への応用
 ・リアルワールドデータによるHTAのためのアウトカム


【質疑応答】


【15:00〜17:00】

【第3部】 リアルワールドデータによるリスクシグナルおよび新規薬効シグナルの検出

近畿大学 薬学部 臨床薬剤情報学分野 教授  田 充隆 氏

 
 

【講座主旨】
 リアルワールドデータとしての有害事象自発報告データベース、レセプトデータベースおよび処方データベースを用いた医薬品の安全性評価としてのリスクシグナルの検出について解説する。さらに、その手法を応用した既存医薬品の新規薬効探索研究の可能性について解説する。

【講演内容】

1.有害事象自発報告データベースの不均衡分析によるリスクシグナルの検出
 1)不均衡分析のアルゴリズム
 2)各国の有害事象自発報告データベース
 3)研究事例

2.レセプトデータベースおよび処方データベースのSymmetry analysisによるリスクシグナルの検出
 1)Symmetry analysisのアルゴリズム
 2)研究事例

3.異なるデータベース、異なるアルゴリズムを用いたMulti-methodological approachesによるリスクシグナルの評価

4.既存医薬品の新規薬効シグナル探索への応用の可能性
 1)理論的背景
 2)研究事例




【質疑応答】


 

●講師略歴

○清水 央子 様
マッキンゼー・アンド・カンパニー日本支社に入社。主に製造業クライアントの製品市場戦略、組織戦略および国内外企業のグローバル化戦略策定に携わる。その後渡米、大手会計士事務所Ernst & Young日本企業担当部門にて主に日本企業の北米投資を支援。その後ツーリズム関連の会社を起業

1998年帰国後は米系ITコンサルティングの日本法人立ち上げと企業活動の統合システムERPの構築に従事した後、2000年医療機器のエドワーズライフサイエンス鰍ノ入社し、医療の世界に飛び込む。その後アイ・エム・エス・ジャパン(株)を経て2007年グラクソ・スミスクライン(株)に入社。当時黎明期だった各種民間医療データベースを活用した治療や薬剤使用実態の分析、疫学研究および医薬品市場の分析チームをリードし、同社におけるデータを戦略的に活用した医薬品の開発、販売活動を推進



○大西 佳恵 様
日本で病院薬剤師勤務後、ボストン大学で公衆衛生修士(疫学)、コロンビア大学で理学修士(生物統計)を取得。アメリカでバイオテックの会社と製薬会社で臨床開発の統計解析に従事。2004年日本に帰国後、製薬会社で臨床開発の統計解析や医療経済・アウトカム研究、政策アドボカシーに従事。2014年9月よりクリエイティブ・スーティカル株式(医療経済・アウトカム研究・マーケットアクセスを専門)日本代表。

 

○田 充隆 様
1977年3月  長崎大学薬学部卒業
1979年3月  長崎大学大学院薬学研究科修了
1979年4月   国立大阪病院薬剤科
1988年10月  厚生省薬務局・生活衛生局
1991年10月  国立療養所宇多野病院薬剤科 副薬剤科長
1996年4月   国立循環器病センター薬剤部 副薬剤部長
2006年4月   近畿大学薬学部 教授

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