メチル化 DNA セミナー
                  
次世代のがん治療薬・診断のための研究開発
最先端バイオマーカーを用いた診断薬/診断装置開発と薬事対応
 
<セミナー No.702101>

★ 煩雑な操作が少ない測定装置とは?
      ★ がんのリスク予測、存在診断、治療効果予測に活用できる!

メチル化DNAの測定技術開発

〜簡易検出法・メチル化頻度測定〜


■ 講師

【第1部】 東京大学 大学院工学系研究科 化学生命工学専攻 教授 岡本 晃充 氏

【第2部】 東京工科大学 応用生物学部 助教 吉田 亘 氏

【第3部】 東京医科歯科大学 医歯学総合研究科・分子腫瘍医学分野 講師 秋山好光 氏

【第4部】 千葉大学大学院医学研究院 分子腫瘍学 教授 金田 篤志 氏

■ 開催要領
日 時 平成29年2月6日(月) 10:00〜17:15
会 場 [東京・五反田] 日幸五反田ビル 8階 技術情報協会 セミナールーム
聴講料

1名につき60,000円(消費税抜き/昼食・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき55,000円〕
〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。
 詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕

■ プログラム

【10:00〜11:30】

【第1部】 がん診断のための血中メチル化DNAの簡易検出法の開発

東京大学 大学院工学系研究科 化学生命工学専攻 教授 岡本 晃充  氏

 

【講座主旨】
 DNAメチル化は、DNA上で最も頻繁に起こる化学修飾であり、遺伝子発現を制御する鍵反応である。その質と量が異常になった時、細胞機能が乱れ疾病を引き起こす。そのもっとも典型的な例が細胞のがん化である。本セミナーでは、化学的にDNAメチル化を解析する技術を振り返り、それらの特徴と問題点を議論する。また、最新のメチル化DNA解析法とその使い方についても紹介する

【講演内容】
1.DNAメチル化とは

2.DNAメチル化解析法の実際

3.DNAメチル化解析の新技術



【質疑応答】


【11:45〜13:15】

【第2部】 メチル化DNA簡易測定法の開発

東京工科大学 応用生物学部 助教 吉田 亘 氏

ご専門分野:バイオセンシング

 
 

【講座主旨】
 ヒトゲノムDNAにおいてシトシン・グアニン配列中のシトシンはメチル化され、これが遺伝子発現制御に関連している。正常細胞と比較すると、がん細胞では癌関連遺伝子のメチル化状態が異常になること、またゲノム全体のメチル化頻度が低下していることが報告されており、これらは癌のバイオマーカーとして期待されている。本セミナーでは遺伝子特異的なメチル化頻度とゲノム全体のメチル化頻度を簡便に測定する方法について紹介する。

【講演内容】

1.DNAメチル化

2.遺伝子特異的メチル化頻度測定方法
 2-1. バイサルファイト処理を利用する方法
 2-2. メチルシトシン認識分子を利用する方法
 2-3. DNA四重鎖構造を利用する方法

3.ゲノム全体のメチル化頻度測定方法
 3-1. HPLCを利用する方法
 3-2. バイサルファイト処理を利用する方法
 3-3. メチルシトシン認識分子を利用する方法

4.まとめ




【質疑応答】


【14:00〜15:30】

【第3部】 臨床的に活用されているDNAメチル化診断

東京医科歯科大学 医歯学総合研究科・分子腫瘍医学分野 講師 秋山好光 氏

ご専門分野:分子腫瘍学、エピジェネティクス

 
 

【講座主旨】
 がんの臨床病理学的諸性状に関連する多くの遺伝子の異常メチル化が報告されている。さらに、異常メチル化を指標とすることで、がんのリスク、患者の予後および治療効果を予測できる可能性が高まっている。特にMGMT遺伝子メチル化は脳腫瘍における抗がん剤治療の効果を予測する代表的因子として活用されており、DNAメチル化はがん診断のバイオマーカーとして実用化が進んでいる。本セミナーでは、臨床的に活用されているDNAメチル化診断に着目し、その作用機序およびがん診断への効果について紹介する。

【講演内容】

1. がんの臨床病理学的諸性状に関わるDNAメチル化の概要

2. 治療予測因子としてのDNAメチル化の実用化
 1) 抗癌剤の薬剤耐性におけるMGMT酵素の分子機構
 2) MGMT遺伝子メチル化に基づく脳腫瘍の化学療法の評価と現状

3. がん診断へのDNAメチル化解析の応用
 1) 前立腺がん診断へのメチル化バイオマーカー
 2) がんのリスク予測マーカー

4. 将来的に期待されるメチル化バイオマーカーと診断法の開発

5. まとめ


【質疑応答】


【15:45〜17:15】

【第4部】 胃癌におけるDNA異常メチル化の分子誘導機構

千葉大学大学院医学研究院 分子腫瘍学 教授 金田 篤志 氏

 
 

【講座主旨】
  遺伝子プロモーター領域のDNA異常メチル化による遺伝子サイレンシングは多くの悪性腫瘍において癌抑制遺伝子を不活化する重要な分子機構である。その中でも胃癌はDNA異常メチル化の関与が大きく、Epstein-Barrウイルス関連胃癌は全てのヒト悪性腫瘍の中でも最も顕著なDNA異常メチル化を呈するサブタイプである。本セミナーでは、メチル化DNA検出・測定・診断への応用を理解する上で重要な、癌にどのように異常メチル化が誘導されるか、その機構について胃癌を例に挙げて解説する。

【講演内容】

1.胃癌の層別化と各サブタイプのゲノム網羅的DNAメチル化模様

2.各メチル化サブタイプの原因
 1) ピロリ菌感染・慢性炎症による異常メチル化蓄積
 2) Epstein-Barrウイルス感染による異常メチル化誘導

3.異常メチル化の分子機構
 1) メチル化誘導因子とメチル化抵抗因子
 2) メチル化抵抗因子の低下による異常メチル化獲得


【質疑応答】


 

 

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