癒着防止材 開発 セミナー
                  

手術用シーラント材・癒着防止材の利便化向上を目指した製品開発
体内埋め込み医療材料の開発とその理想的な性能・デザイン

 
<セミナー No.703121>

◎ 「高いハンドリング性」「高い生体親和性」など現場はどのような製品を求めているのか!
◎ 実際の使用状況から製品開発へと活かす!

〜書籍発刊記念!書籍セット申し込みあり!〜

癒着防止材開発のための

材料応用臨床ニーズ


【2日間講座】  9名の講師

@さまざまな領域から見た使用の実際とは?
-産婦人科/心臓血管外科/消化器外科/肝胆膵外科/呼吸器外科
-臨床現場の生の声を聞き、今後の開発に大きく活かせる!

A臨床医が求める新しい癒着防止材の要件とは?
-取扱いが簡便、強度が高い、生体親和性が高い  など

B内視鏡手術を踏まえたデバイスの開発事例!
-開発事例を知り、製品の改良点を見つけ出す!

C動画付きなので、よりわかりやすく理解度を深められる!
-普段あまり見ることのない、手術動画より開発のヒントを得る!

Dナノコンポジット型ヒドロゲルの癒着防止材への可能性とは!
-合成/形状自由性/力学物性/機能性/生体適合性

Eヒアルロン酸誘導体水溶液の術後癒着防止材としての有用性
-ゲル化機構/形成速度・生分解性・強度/癒着阻止機能

F多糖複合フィルムを用いた癒着防止材の開発とは!
-自立性と曲げに強い癒着防止材の開発事例!

G薬事法上の取り扱いと手続きとは!
-日本当局(PMDA)への承認申請の基本的要件と留意点とは

■ 講師

【第1部】日本大学 生産工学部 応用分子化学科 教授 原口 和敏 氏

【第2部】静岡赤十字病院 産婦人科 市川 義一 氏

【第3部】川崎医科大学 心臓血管外科 講師  古川 博史 氏

【第4部】日本赤十字社医療センター 肝胆膵外科 高本 健史 氏

【第5部】大阪大学大学院 基礎工学研究科 教授 田谷 正仁 氏

【第6部】東京理科大学 工学部 工業化学科 准教授 橋詰 峰雄 氏

【第7部】日産玉川病院 気胸センター センター長  栗原 正利 氏

【第8部】北里大学医学部 外科・消化器外科 講師 内藤 正規 氏

【第9部】NPO医工連携推進機構 客員研究員 吉川 典子 氏

■ 開催要領
日 時   平成29年3月13日(月)10:00〜17:30 /14日(火)10:00〜17:15
会 場

[東京・五反田]  日幸五反田ビル 8F 技術情報協会 セミナールーム

聴講料

●聴講料(セミナーのみ):1名につき80,000円(消費税抜、昼食・資料付)〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき75,000円〕

●書籍とセット申込:1名につき 80,000円(消費税抜) 1869「手術用シーラント材」30,000円(税抜)
(http://www.gijutu.co.jp/doc/b_1869.htm)

※すでに1869「手術用シーラント材」をご購入いただいた方は、30,000(税抜)でご受講可能です。詳しくはお問い合わせください。

■ プログラム

【1日目】10:00〜11:30

【第1部】ナノコンポジット型ヒドロゲルを用いた癒着防止材の可能性

日本大学 生産工学部 応用分子化学科 教授 原口 和敏 氏

 

【講演趣旨】

 有機(ポリマー)−無機(クレイ)ネットワーク構造からなるナノコンポジット型ヒドロゲル(NCゲル)は、高い力学物性、透明性、膨潤性に加え、多くの機能性を有し、また薄層フィルムや複雑形状のものが容易に合成できる。NCゲルの優れた機能性、安全性、生体適合性および癒着防止材としての可能性について概説する。


【講演項目】

1.ナノコンポジットゲルの合成と形状自由性
 ・NCゲルは、極めて簡便な方法で再現良く合成できる。薄層フィルム、大型シート、複雑形状まで容易に調製でき、また、独特の成形加工性を有する。

2.ナノコンポジットゲルの力学物性、構造および機能性
 (1)超タフネスを有する力学物性
 (2)有機−無機ネットワーク構造
 (3)多様な機能性(含む刺激応答性、自己修復性)

3.新しいナノコンポジットゲル
 (1)共重合型NCゲル
 (2)UCST型NCゲル
 (3)非水系NCゲル
 (4)多成分系NCゲル

4.ナノコンポジットゲルの生体適合性および医療材料としての可能性
 (1)細胞培養/剥離性
 (2)生体適合性・安全性
 (3)医療用途可能性
 (4)癒着防止材としての可能性

5.今後の展望

【質疑応答】


【1日目】11:45〜12:45 

【第2部】産婦人科領域で臨床医が求める癒着防止材とデバイスの開発

静岡赤十字病院 産婦人科 市川 義一 氏

 

【講演項目】
1.癒着を生じうる手術時の状況と現在の対応

2.臨床で使用可能な癒着防止材とその問題点

3.シート状癒着防止材搬入デバイス開発の経緯と工夫

4.新規癒着防止材に求められる特徴とアウトカム〜臨床試験で有用性をどう評価するか〜

【質疑応答】


【1日目】13:30〜14:30 

【第3部】心臓血管外科領域で臨床医が求める癒着防止材と材料特性

川崎医科大学 心臓血管外科 講師 古川 博史 氏

 


【講演項目】
1.心臓血管外科領域における止血材及び癒着防止材の使用状況

2.心臓血管外科領域における癒着と再手術のリスク

3.心臓血管外科領域における癒着防止材の臨床使用の現況とニーズ

4.新しい癒着防止材の開発における留意点と可能性

5.まとめと今後の展望

   

【質疑応答】


【1日目】14:45〜15:45 

【第4部】肝胆膵外科領域で臨床医が使いたいシーラント材とは?

日本赤十字社医療センター 肝胆膵外科 高本 健史 氏

 

【講座主旨】

 肝臓・膵臓は、消化液を産生する臓器であり、切除した臓器断端から漏出した消化液は、わずかであっても他の臓器を損傷させるリスクがあるため、臓器再生や創傷治癒を邪魔しない、100%のシーリングができる素材が求められている。肝胆膵外科医が求め、患者が必要とする臓器被覆材の特性について、実際の手術や臨床現場の画像とともに解説する。


【講演項目】

1.消化器手術の実際

2.肝胆膵領域・肝胆膵外科の特徴

3.肝胆膵外科分野でシーラント剤が活用できる部位とは?
 3.1 肝切除後の切離面
 3.2 膵切除後の切離面
 3.3 消化管切除吻合後の吻合部
 3.4 リンパ節郭清や剥離後の剥離面
 3.5 手術創部直下

4.肝胆膵外科領域で外科医が求める素材・シーラント材とは?

   

【質疑応答】


【1日目】16:00〜17:30

【第5部】ヒアルロン酸誘導体水溶液の術後癒着防止材としての有用性

大阪大学大学院 基礎工学研究科 教授 田谷 正仁 氏

 


・ヒアルロン酸とは
・ゲル化の機構
・ゲル形成速度と生分解性とゲル強度
・癒着阻止機能 
 など

   

【質疑応答】


【2日目】10:00〜11:30

【第6部】多糖複合フィルムを用いた自立性と曲げに強い癒着防止材の開発

東京理科大学 工学部 工業化学科 准教授 橋詰 峰雄 氏

 

【講座主旨】

 本講演では、我々が最近開発した天然多糖のみを原料とした水に不溶な自己支持性フィルムの基本的な作製法や物性についてふれたのち、癒着防止材としての応用可能性を支持する幾つかの研究例について紹介する。

【講演項目】
1.バイオマテリアルとしてのフィルム材料
 1-1.バイオマテリアル
 1-2.バイオマテリアルとしてのフィルム材料
 1-3.医療に関わるフィルム材料
 1-4.癒着防止材としてのフィルム材料

2.多糖複合フィルムの作製と基礎物性
 2-1.多糖複合フィルム
 2-2.フィルムの作製
 2-3.フィルムの構造および材料特性

3.多糖複合フィルムの生体材料としての機能と癒着防止材への応用可能性
 3-1.フィルムの物質担持および徐放能
 3-2.フィルムの物質透過能
 3-3.フィルムの細胞足場材料としての機能
 3-4.フィルムの生分解性
 3-5.フィルムの癒着防止材としての可能性

   

【質疑応答】


【2日目】11:45〜13:15 

【第7部】呼吸器外科領域での癒着防止材の臨床ニーズ

日産玉川病院 気胸センター センター長 栗原 正利 氏

 

【講演項目】
※詳細な項目は1月初旬にアップいたします。

【質疑応答】


【2日目】14:00〜15:30

【第8部】消化器外科領域で臨床医が求める癒着防止材と材料特性

北里大学医学部 外科・消化器外科 講師 内藤 正規 氏

 

【講演項目】
1.腹腔内癒着の原因

2.腹腔鏡下手術における癒着防止材の使用

3.消化管吻合における器械吻合

4.縫合不全防止に対する自動縫合器の役割

5.求められる製品像

【質疑応答】


【2日目】15:45〜17:15 

【第9部】医療用癒着防止材と薬事法〜薬事法上の取り扱いと手続きについて〜

NPO医工連携推進機構 客員研究員 吉川 典子 氏

 

【講演趣旨】

 生体が備える治癒の仕組みを活用した素材を,新しい医療へ用いることに期待が寄せられている。どのように規制対応をしていくか、保健衛生上の観点から、医療現場に受け入れられるまでを意識した解説を行う。

【講演項目】
1.シートを用いた医療に期待されること
 これからの医療の視点

2.法規制の仕組み
 医薬品医療機器法(薬機法)とは

3.医用材料における品目と業態
 整理して考えるコツ

4.ビジネスとしての製造販売
 要件は何を意味しているか

5.品質の構築の観点
 開発中から準備する

6.製造販売承認申請とは何か
 仕組みを理解して準備する

7.審査の視点
 医用材料の場合に

8.開発薬事という工夫
 マネジメントのコツ

9.医療として、整備すべき点
 医療現場に受け入れられるか

10.次に繋げるコツ

【質疑応答】

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