ポリプロピレン セミナー
        
〜約160件の分析・測定事例〜 粉体・微粒子分析テクニック事例集
自動車・航空機用樹脂の最新技術
 

<セミナー No 703204>


★分子構造や分子量と物性・寿命との関連性
★各種添加剤の選び方と使い方のポイント
★密着性向上のための処方とその寿命
★自動車,家電,医療器具などの要求特性への対応法


ポリプロピレンの物性・耐久性・接着性コントロール


■ 講師

第1部 (株)プライムポリマー 自動車材研究所所長付 兼
           自動車材事業部部長付  グローバル品質管理統括 理学博士 小林 豊 氏
         
第2部 BASFジャパン(株) 高性能製品統括本部 プラスチック添加剤部門
        リージョナルテクニカルサービス マネージャー 技術士(化学部門・総合技術監理部門) 山崎 秀夫 氏

第3部 ポリマー&添加剤技術オフィス テクニカルアドバイザー 小瀬垣 公穗 氏

第4部 化薬アクゾ(株) 営業2部 部長 博士(工学) 青木 憲治 氏

■ 開催要領
日 時

平成29年3月31日(金) 10:00〜17:00

会 場 [東京・五反田] 日幸五反田ビル8F 技術情報協会 セミナールーム
聴講料

1名につき 60,000円(消費税抜、昼食・資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき55,000円〕

〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕

■ プログラム

【10:00〜11:30】

第1部 ポリプロピレンの概要 〜構造,性能,応用など〜

●講師 (株)プライムポリマー 自動車材研究所所長付 兼
           自動車材事業部部長付  グローバル品質管理統括 理学博士 小林 豊 氏

 

【講座の趣旨】

  ポリプロピレンは、身の回りで多く使われている汎用樹脂の一つです。その理由として、成形加工しやすい、コストパフォーマンスに優れる、性能をカスタマイズできる等があげられます。この講座では、種々の素材の中で、ポリプロピレンの持つ特徴を説明します。その特徴を生かすためには、適切な銘柄を調達し、最適な加工を施す必要があります。非常に幅広い知識の中で、特に基礎的な技術に焦点を絞って解説します。実務でポリプロピレンを扱っていて、基本を勉強したい人を対象としています。


【セミナープログラム】

1.ポリプロピレンの位置づけ
  1.1 ポリプロピレンの市場
  1.2 ポリプロピレンの歴史
  1.3 他素材と対比した特徴
     1.3.1 金属、セラミックスとの比較
     1.3.2 エンプラ、エラストマーとの比較

2.ポリプロピレンの基本構造
  2.1 分子構造
  2.2 製造方法
  2.3 触媒技術
  2.4 構造と物性との関係

3.ポリプロピレンの実用性能
  3.1 ポリプロピレンの耐久性
  3.2 添加剤の必要性
  3.3 フィラー充填、繊維強化、タフニング

4.ポリプロピレンの用途と性能
  4.1 用途と成形加工法
  4.2 ポリプロピレンの成形性
  4.3 成形加工による構造制御

5.今後の動向
  5.1 グローバルな視点
  5.2 技術的な視点

【質疑応答】


【11:40〜13:10】

第2部 ポリプロピレンの劣化機構と添加剤による 安定化・機能化のアプローチ

●講師 BASFジャパン(株) 高性能製品統括本部 プラスチック添加剤部門
        リージョナルテクニカルサービス マネージャー 技術士(化学部門・総合技術監理部門) 山崎 秀夫 氏

 

【講座の趣旨】

  プラスチック製品は、プラスチック添加剤の技術開発の進展に伴い様々な用途に適用され人々の生活を豊かにしてきました。現在では日常使用に耐えうるプラスチックは添加剤なしでは成り立たないとも言えます。近年、産業の複雑化や市場要求の高度化に伴い、基本的な添加剤の機能の向上に加え、新たな問題や課題が指摘され改善が望まれるようになってきました。 本講演では、ポリプロピレンの劣化機構と添加剤による安定化および機能化のアプローチについて紹介します。


【セミナープログラム】

1.プラスチックの劣化と添加剤
  1-1 プラスチックの熱・光による劣化
  1-2 添加剤分類
  1-3 酸化防止剤
     1-3-1 一次酸化防止剤
     1-3-2 二次酸化防止剤
     1-3-3 フェノールフリー酸化防止剤
  1-4 光劣化防止剤
     1-4-1 紫外線吸収剤・遮蔽剤
     1-4-2 ヒンダードアミン光安定剤
  1-5 相乗効果と拮抗作用

2.事例からみる課題と対策
  2-1 変色の事例と対策
     2-1-1 酸化防止剤による変色
     2-1-2 紫外線吸収剤による着色
     2-1-3 放射線による変色
  2-2 耐熱性の課題と対策
     2-2-1 成形加工時の添加剤の揮発
     2-2-2 高温使用時の長期熱安定性
  2-3 耐酸性の課題と対策
     2-3-1 酸性物質の影響
     2-3-2 耐農薬性
     2-3-3 塗装密着性
  2-4 添加剤の環境への影響
     2-4-1 フォギング
     2-4-2 VOCエミッション


【質疑応答】


【13:50〜15:20】

第3部 ポリプロピレンの耐久性向上、 実践的な課題と対策

●講師 ポリマー&添加剤技術オフィス テクニカルアドバイザー 小瀬垣 公穗 氏

 

【講座の趣旨】

 汎用樹脂の中では、今後の成長が最も期待されるPPであるが、優れたパフォーマンスを持つ開発に成功したものの、外観などが悪くて不採用!もったいない話である。本講座では、実践的な立場から、PP製品開発において添加剤が絡むであろう問題を取り上げ、その特質、改良の方向性につきまとめる。


【セミナープログラム】

1.ポリプロピレンの劣化現象

2.添加剤技術
  2-1 機能剤と安定剤
  2-2 添加剤の必須性と安全性

3.製品使用から見た添加剤起因の問題と対策
  3-1 成形加工時の問題と対策
    ・焼け、揮発分起因他
  3-2 製品使用時の劣化起因の問題
    ・屋内耐久製品の問題と留意点
    ・屋外耐久製品の問題と留意点

4.添加剤技術への期待

【質疑応答】


【15:30〜17:00】

第4部 ポリプロピレン系複合材料における 相溶化剤の機能と役割

●講師 化薬アクゾ(株) 営業2部 部長 博士(工学) 青木 憲治 氏

 

【講座の趣旨】

  オレフィン系樹脂へのグラフト反応メカニズムおよび構造について分析結果をもとに紹介する。また、無水マレイン酸変性ポリプロピレンのグラフト率/分子量バランスに着目し、その特性について述べる。


【セミナープログラム】

1.接着のメカニズム

2.相溶化剤の役割

3.相溶化剤の種類
   3.1 極性モノマー共重合体
    3.2 グラフト変性ポリマー

4.グラフト反応のメカニズム
   4.1 無水マレイン酸変性ポリエチレン
   4.2 無水マレイン酸変性ポリプロピレン
   4.3 グラフト構造
   4.4 グラフト量/分子量バランス

5.相溶化剤の効果
   5.1 ガラス繊維強化ポリプロピレン(GFRPP)
   5.2 ウッドプラスチック
   5.3 フィラー分散 (水酸化マグネシウム、ナノクレー)

【質疑応答】

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