リチウム 電極 セミナー
        
全固体電池のイオン伝導性向上技術と材料、製造プロセスの開発
電気特性の測定、評価とデータ解釈
 

<セミナー No 703208>


★『バインダー』『スラリー化・塗布プロセス』『活物質/集電体界面』が電池性能に及ぼす影響!

リチウム二次電池用正極材料の水系化技術

■ 講師

.日本スピンドル製造(株) 産機モリヤマ事業部 ミキシング事業グループグループリーダー 浅見 圭一 氏

2.関西大学 先端科学技術推進機構 特別任命助教, (株)アイ・エレクトロライト 主幹研究員 博士(工学 副田 和位 氏

3.神奈川大学 工学部 物質生命化学科 准教授 博士(理学) 松本 太 氏

4.山形大学 学術研究院 准教授 博士(工学) 立花 和宏 氏

■ 開催要領
日 時

平成29年3月23日(木) 10:00〜17:00

会 場 [東京・五反田] 技術情報協会 セミナールーム
聴講料

1名につき 60,000円(消費税抜、昼食・資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき55
,000円〕

〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕

■ プログラム

【10:00-11:30】

1. 高速分散装置の特長及びLib水系正極スラリーへの適用

日本スピンドル製造(株) 産機モリヤマ事業部 ミキシング事業グループグループリーダー 浅見 圭一 氏
【活躍】粉体工業会「電池製造技術分科会」幹事

 

【習得できる知識】
・新概念による高速スラリー分散装置の概要
・Lib水系負・正極スラリー化技術

【講座の趣旨】
キャビテーション技術を利用した新規高速分散装置の特長をLib水系負極及び水系正極のスラリー化を例に挙げ説明する。

1.現状のLibスラリー製造の問題点
 1.1 現状のスラリー製造装置
 1.2 現状のスラリー製造装置の課題・問題点
 1.3 現状のスラリー製造工程

2.高速スラリー化のためのイノベーション
 2.1 高速分散装置の特長
 2.2 高速分散装置の用途

3.Lib水系負極スラリーへの適用
 3.1 難溶解性高分子(CMC)の溶解
 3.2 Lib水系負極スラリー(黒鉛/CNT)の高速スラリー化

4.Lib水系正極スラリーへの適用
 4.1 LiFePO4の水系スラリー化について
 4.2 高容量活物質の水系スラリー化について

5.まとめ

【質疑応答】


【12:10-13:40】

2.水系バインダーを用いた高電圧系正極の製造と特性評価

関西大学 先端科学技術推進機構 特別任命助教, (株)アイ・エレクトロライト 主幹研究員 博士(工学 副田 和位 氏

 

【講演の趣旨】
大学と大学発ベンチャーにおける技術の発展で得た,様々な結果を,講演者が実際に 本人の手で実験して得た情報等(失敗談も)も交えて論ずる.高電圧系正極をターゲットと した,弊社で取り扱う新規バインダーの紹介の他,バインダーと電池特性の関わりについて今後のバインダー選定の指針となるような評価結果と合わせて紹介する.

1.本学及び弊社のご紹介
 1.1 株式会社アイエレクトロライトについて(事業展開について)
 1.2 関西大学との関わり(イノベーション創生センター)

2.蓄電デバイスにおけるバインダーをとりまく状況
 2.1 リチウムイオン電池の正極(電極製造プロセスの現状と課題)
 2.2 バインダーの将来像(弊社製品の紹介〜天然高分子材料の利用について〜)

3.天然高分子材料の特性評価
 3.1 バインダーとしての基礎物性
 3.2 極板特性
 3.3 電気化学特性(バインダーの電池特性への関与について)
 3.4 電池特性(層状型,スピネル型各正極材料への展開)

4.今後の展開(作業現場での失敗例等に学ぶ,今後のバインダーの将来)
 4.1 作業現場での失敗
 4.2 おわりに

【質疑応答】


【13:50-15:20】

3.高電圧・高容量正極材料への水系バインダーの適用と性能評価

神奈川大学 工学部 物質生命化学科 准教授 博士(理学) 松本 太 氏

 
1.リチウムイオン二次電池におけるバインダーの機能と役割
 1.1 バインダーの持つべき役割
 1.2 バインダーの種類と分類
 1.3 電池特性に及ぼすバインダーの特性

2.バインダーの分散法と電極の成膜方法
 2.1 高分散性を得るための方法
 2.2 実際の例から見る成膜方法と電池特性の関係

3.水系バインダー
 3.1 水系バインダーの種類
 3.2 水系バインダーと溶媒系バインダーの電池性能の比較
 3.3 カルボキシメチルセルロース(CMC)バインダーについて

4.正極用バインダー
 4.1 正極水系バインダーの種類
 4.2 水系バインダーと溶媒系バインダーの電池性能の比較
 4.3 カルボキシメチルセルロース(CMC)バインダーについて
 4.4 CMCバインダーとLi過剰固溶体正極材料の組み合わせについて

5.ナノ構造を利用した正、負極用バインダー

6.研究動向と今後の課題

【質疑応答】

【15:30-17:00】

4.正極集電体/水系バインダーの接触とリチウムイオン二次電池の信頼性

山形大学 大学院理工学研究科 准教授 博士(工学) 立花 和宏 氏
【専門】電気化学

 

【習得できる知識】
リチウム電池の動作原理の基礎と電極設計のコンセプト。それに関わる各種電池材料物性との関わりとバインダーの役割

【講座の趣旨】
電池の原理をおさらいし、電極内部や集電体表面におけるバインダーの役割を理解し、実際の電池の設計に役立てること。


1.リチウムイオン電池の構造と電極中の電気の流れ方
 1.1 電池の基本とその原理
 1.2 電池から電気が取り出せるということ
 1.3 リチウム電池電極内部の電気の流れ
 1.4 活物質、集電体、導電助材、電解液の役割
 1.5 内部抵抗とサイクル特性

2.電極中のバインダーの役割と電池性能
 2.1 材料の電気物性と極性
 2.2 材料の粉体特性と合材の分散・塗布・乾燥
 2.3 溶剤系バインダーと水分散系バインダー
 2.4 材料混合の順序とバインダーの選択と電池性能
 2.5 バインダー役割と電池性能

3. 正極集電体と合材との接触抵抗とサイクル劣化
 3.1 交流インピーダンス法によるバインダーの評価
 3.2 交流インピーダンス法によるスラリー乾燥過程の導電ネットワーク解析
 3.3 集電体へのバインダー関与と電池性能
 3.4 集電体界面の密着性と内部抵抗
 3.5 バインダーや分散剤が内部抵抗やサイクル劣化に及ぼす影響

【質疑応答】

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