触感 触り心地 セミナー

        
触り心地の制御、評価技術と 新材料・新製品開発への応用
衛生製品とその材料開発 事例集
 
<セミナー No.703213>

★ さらさら、しっとり、ふわふわ…オノマトペで表される触感表現を客観的に把握するには?
★ ヒトの触感知覚メカニズムから測定手法、統計手法の選び方、実際の製品への応用事例まで詳説します!

触り心地の
定量評価と製品開発への応用


〜触感と物理量の関係性〜

■ 講師

1.名古屋大学  大学院工学研究科 機械理工学専攻 講師 博士(情報科学) 岡本 正吾 氏

2.大阪大学 大学院工学研究科 環境・エネルギー工学専攻 准教授 博士(工学) 秋山 庸子 氏

3.慶應義塾大学 理工学部 機械工学科 准教授 竹村 研治郎 氏

4.富士通デザイン(株) S&P事業部 チーフデザイナー 藤原 和博 氏

■ 開催要領
日 時

平成29年3月21日(火) 10:00〜16:20

会 場 [東京・五反田] 技術情報協会 8F セミナールーム
聴講料

1名につき60,000円(消費税抜き、昼食・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき55,000円(税抜)〕
〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。 詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕

 
■ プログラム

【10:00〜11:20】

1.触覚による素材の粗さ・硬軟・摩擦・温冷の知覚メカニズム

名古屋大学  大学院工学研究科 機械理工学専攻 講師 博士(情報科学) 岡本 正吾 氏

【習得できる知識】
 素材の触知覚に関する基本元素である,粗さ・硬軟・摩擦・温冷の知覚メカニズムについて,接触の機械力学・心理物理学・神経生理学の観点から基礎を理解することができます.

【講座趣旨】
 素材の触知覚の基礎を幅広く理解して頂けます.特定の素材や製品についてではなく,万事に応用可能な事項についてお話します.

1.素材知覚の5次元

2.2種類の粗さ知覚

3.マクロな粗さの知覚原理

4.ミクロな粗さの知覚原理

5.摩擦知覚の原理

6.表面粗さと摩擦の関係

7.硬軟の知覚原理

8.ヘルツの接触理論から見た柔らかさ知覚

9.温冷の知覚原理

10.知覚次元と触れ方の関係

【質疑応答】

【11:30〜12:50】

2.材料の触感設計のための手法と課題

大阪大学 大学院工学研究科 環境・エネルギー工学専攻 准教授 博士(工学) 秋山 庸子 氏


【習得できる知識】
 材料の触感設計のための基本的な考え方,また触感の官能評価項目に対応する 物理的因子とその客観的計測手法,およびそれらの情報の材料設計への応用につい て習得できる

【講座趣旨】
 材料の触感設計のためには,触感の背後にある物理的因子を明らかにすることが必要である。それぞれの触感を定義づける物理モデルの構築とそれを材料設計に生かした例について紹介する

1. 触感の物理現象を探る
 1-1 皮膚感覚のメカニズム
 1-2 触感の物理モデルの考え方
 1-3 物理モデルと材料の微構造との関係づけ

2.物理モデル構築のための官能評価データの解析
 2-1 物理現象を意識した触感の官能評価
 2-2 官能評価の多変量解析とその解釈
 2-3 多変量解析の落とし穴とその解決方法
 2-4 機器測定と官能評価との関係づけ

3. 触感の物理モデルに基づく材料設計
 3-1 材料設計の具体例(繊維製品や化粧品の実例を中心に)
 3-2 触感設計の妥当性の評価
 3-3 類似した感覚の見分け方
 3-4 高次触感の解明と新触感の創出に向けて

【質疑応答】


【13:30〜14:50】

3.物理量から具体的触感,抽象的触感の推定〜「ざらざら/ふわふわ」から「好き嫌い」まで〜

慶應義塾大学 理工学部 機械工学科 准教授 竹村 研治郎 氏

【講座趣旨】
 触感は我々が外界を認識する際に重要な役割を果たすが,視覚や聴覚に比べて定量化が難しい.本講演では触感を表す様々な形容詞を階層的に捉えることによって,物体表面の物理量からヒトが感じる触感を推定する手法を解説する. 
 


1.触感とは?
 1-1 触覚と触感の違い
 1-2 触感の重要性と難しさ

2.触感知覚のメカニズム
 2-1 皮膚の構造と機械受容器
 2-2 触感を表す形容詞と分類

3.官能評価と触知覚構造
 3-1 官能評価実験の方法
 3-2 因子分析による触感因子の抽出とその関係の定式化

4.触感に関係する物理量
 4-1 物理量の測定方法
 4-2 機械受容器の特性を考慮したデータ処理

5.触感の推定式と検証
 5-1 物理量と触感因子の関係式
 5-2 触感推定結果と検証

6.まとめ

【質疑応答】


【15:00〜16:20】

4.質感とユーザビリティの関わり

富士通デザイン(株) S&P事業部 チーフデザイナー 藤原 和博 氏

【習得できる知識】
 ・質感の中でも、特に温感、グリップ感に対するメカニズム  
 ・
質感の開発に人間工学的な観点からどのようにアプローチするか、という考え方
 ・上記の知見を具体的に製品に適用していく方法、考え方


【講座趣旨】
 人間工学的な知見や学術的な知見を活かした質感の開発を行う事で、理にかなった質感の開発が可能になる。本講座では、触感、温感のメカニズムを実際の触感開発に応用していくプロセスを説明する。



1.市場の変化、使い方の変化によるニーズの変化

2.温かい事を不快にさせない質感の理解、質感開発へのアプローチ、評価

3.長時間持っていられる快適さ質感の構造理解

4.グリップする、と感じるメカニズム

5.触りたい、と感じるメカニズム

6.実際の製品への応用

7.実際の製品で質感をコントロールする方法


【質疑応答】

触感 触り心地 官能評価