唾液 診断 セミナー
                  
次世代のがん治療薬・診断のための研究開発
最先端バイオマーカーを用いた 診断薬/診断装置開発と薬事対応
 
<セミナー No.704101>

★ 診断成分の分離、回収、解析技術の最前線! キット・装置化への要件は?

唾液からのがん早期診断技術の開発

〜病院・在宅・介護現場で使用できる〜


■ 講師

【第1部】 神奈川歯科大学 大学院歯学研究科 口腔科学講座 唾液腺健康医学分野 准教授 猿田 樹理 氏

【第2部】 公益財団法人がん研究会 がん研究所 蛋白創製研究部 部長 芝 清隆 氏

【第3部】 青山特許事務所 顧問弁理士 加藤 浩 氏

■ 開催要領
日 時 平成29年4月5日(水) 10:30〜16:30
会 場 [東京・五反田] 日幸五反田ビル 8階 技術情報協会 セミナールーム
聴講料

1名につき55,000円(消費税抜き/昼食・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき50,000円〕
〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。
 詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕

■ プログラム

【10:30〜12:00】

【第1部】 唾液によるがん診断の現状と課題

神奈川歯科大学 大学院歯学研究科 口腔科学講座 唾液腺健康医学分野 准教授 猿田 樹理 氏

 

【講座主旨】
 唾液には、@侵襲性がない、A採取に場所を問わない、B複数回採取可能であること、C経時的検討に向いている、D臨床でも応用できる、という特徴があるため唾液を用いた検査・診断に注目が集まっている。血液の代わりに唾液で疾患の検査や診断が可能となれば、検査医療にイノベーションをもたらす可能性が高い。また、がんは極めて身近な疾患であり、2人に1人ががんで死亡する時代が目前に迫っている。医療費拡大の抑制のためにも早期診断が重要であり、がんの検査も、何時でも気軽にできる唾液を用い、ヘルスモニタリングできるようになることは、今後の新しい健康産業の課題と思われる。  本講演では、唾液によるがん診断の現状と課題について紹介し、今後の展望を考察した

【講演内容】

1.唾液・唾液腺の基礎知識
 1)唾液腺の解剖学・組織学
 2)唾液腺の生理学・生化学

2.がんの概要
 1)がんの発生要因
 2)がん統計
 3)がんの検査・診断方法

3.唾液検査の現状と問題点

4.唾液を用いたがん診断の最近の動向

5.唾液検査の臨床応用の課題と展望



【質疑応答】


【13:00〜14:45】

【第2部】 唾液エクソソームからの診断情報の取得

公益財団法人がん研究会 がん研究所 蛋白創製研究部 部長 芝 清隆 氏

 
 

【講座主旨】
 エクソソームとは細胞から放出される小さな小胞(脂質二重膜に包まれた粒子)の集団を意味し、しばしば細胞外分泌小胞とも呼ばれる。エクソソームにはそれを放出した親細胞由来の生体高分子(タンパク質や核酸)が含まれていることから、体液中のエクソソームを分離・解析して診断情報を引き出そうという試みが、現在さかんにおこなわれている。こここでは、特に侵襲性が低い、唾液からのエクソソーム回収法と、その解析方法について説明する。

【講演内容】
1.エクソソームとは
 1) エクソソームの定義
 2) エクソソームの生物学的役割
 3) エクソソームの分離・定量法

2.エクソソーム診断法の開発の現状について
 1) エクソソームから引き出せる診断情報の種類
 2) いろいろなエクソソーム診断装置

3.液性診断の中でのエクソソーム
 1) ゲノム時代のがん診断
 2) 液性診断の中でのエクソソーム診断の位置づけ

4.広がるエクソソームの可能性
 1) エクソソームと再生医療
 2) エクソソーム治療の可能性




【質疑応答】


【15:00〜16:30】

【第3部】 検査技術に関する特許戦略と訴訟対策 〜唾液検査を中心に〜

青山特許事務所 顧問弁理士 加藤 浩 氏

 
 

【講座主旨】
 近年、特許の重要性が高まる中、研究開発戦略における特許の役割が重視されるようになってきました。そのため、どのような特許を取得し、それをどのように活用するかが重要な課題です。また、近年、特許訴訟が増加する傾向にあり、訴訟対策も重要な懸案事項です。本講演では、このような現状について具体的に説明し、唾液検査を中心とする検査技術の分野における、今後の対応策について解説します。

【講演内容】
1.検査技術に関する特許の動向
 (1)特許出願の最近の傾向(唾液検査を中心に)
 (2)特許出願が多いのは、どのような技術か
 (3)特許マップの活用方法

2.特許を視野に入れた研究開発
 (1)特許出願のメリット
 (2)特許をどのように研究開発に活かすべきか
 (3)最近の成功事例(検査技術を中心に)

3.どのような特許を取得すべきか
 (1)特許を受けるための要件(唾液検査を中心に)
 (2)強い特許とは、どのような特許か
 (3)特許出願の留意点(検査技術を中心に)

4.特許をどのように活用すべきか
 (1)自社内で特許を活用する方法
 (2)他社と特許ライセンスを行う方法
 (3)特許活用の留意点(検査技術を中心に)

5.特許訴訟を訴えられたときの対応
 (1)特許訴訟の最近の傾向
 (2)訴えられたら、まず何をすべきか
 (3)特許訴訟の留意点(検査技術を中心に)

 


【質疑応答】


 


●ご講演者の略歴

○猿田 樹理 氏

2002年 神奈川歯科大学 歯学部 卒業
2003年 神奈川歯科大学附属病院 臨床研修医修了
2007年 神奈川歯科大学大学院歯学研究科 歯科矯正学大学院修了 歯学博士
2007年 神奈川歯科大学 成長発達歯科学講座歯科矯正学分野 助教
2011年 神奈川歯科大学 顎顔面診断科学講座病理学分野 講師
2013年 神奈川歯科大学大学院歯学研究科 口腔科学講座唾液腺健康医学分野 准教授


○芝 清隆 氏

昭和56年京都大学理学部卒。昭和61年京都大学大学院理学研究科博士号取得。国立放送教育開発センター講師、東京大学理学部生物科学教室助手、マサチューセッツ工科大学生物学部博士研究員を経て、平成3年より財団法人癌研究会癌研究所細胞生物部研究員。平成13年同蛋白創製研究部部長。


○加藤 浩 氏

1988年3月 東京大学薬学部・卒業
1990年3月 東京大学大学院・薬学系研究科・修士課程修了
1990年4月 特許庁・入庁
(特許審査官・審判官を担当)
2009年3月 特許庁・退職
2009年6月 青山特許事務所
(青山特許事務所・顧問弁理士を担当)
(日本大学教授を兼務)
※2007年3月:慶応義塾大学法学部・卒業(通信)
※2008年3月:東北大学大学院・工学研究科・博士後期課程修了

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