次亜塩素酸ナトリウム セミナー
        
アクチュエータの新材料,駆動制御,最新応用技術
自動車・航空機用樹脂の最新技術

<セミナー No 705201>


★ 低毒性で安全性に優れた,新しいグリーンケミストリーとしての可能性

★ 反応メカニズム,取出し,発熱性,保存管理 / 酸化反応・合成プロセスへの応用のポイントを学びます。

次亜塩素酸ナトリウム5水和物結晶を用いた

新しい化学プロセスとその応用

■ 講師
【第1部】  日本軽金属(株) 化成品事業部 市場開発部  杉山 幸宏 氏
【第2部】 静岡理工科大学 理工学部 物質成形科学科 教授 薬学博士 桐原 正之 氏
【第3部】 静岡理工科大学 理工学部 物質成形科学科 教授 薬学博士 桐原 正之 氏
■ 開催要領
日 時

平成29年5月10日(水) 10:30〜16:30

会 場 [東京・五反田] 日幸五反田ビル8F 技術情報協会 セミナールーム
聴講料

1名につき 50,000円(消費税抜、昼食・資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき45,000円〕

〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕

■ プログラム

【10:30〜12:00】

第1部 次亜塩素酸ナトリウム5水和物結晶の 開発・特徴

●講師 日本軽金属(株) 化成品事業部 市場開発部  杉山 幸宏 氏

 

【講座の趣旨】

 従来は、次亜塩素酸ナトリウムは強塩基性の希薄水溶液としてしか用いることができず、低温保存下でも徐々に分解するなどの問題点を抱えていた。日本軽金属は次亜塩素酸ナトリウム5水和物結晶の工業化に世界で初めて成功し、2013年に市場投入した。これは高純度で低温保存ができ、結晶であるため秤量も容易である。本講座ではその開発の経緯を解説するとともに、特徴・物性・安全情報についても説明する。


【セミナープログラム】

1.次亜塩素酸ナトリウム5水和物結晶の開発
    日本軽金属における次亜塩素酸ナトリウム5水和物結晶の工業的製造法開発の経緯

2.次亜塩素酸ナトリウム5水和物結晶の特徴
    次亜塩素酸ナトリウム5水和物結晶の、従来の次亜塩素酸ナトリウム水溶液
    に対する優位性

3.次亜塩素酸ナトリウム5水和物結晶の物性・安全情報
    取り扱う上での注意等

【質疑応答】


【13:15〜14:45】

第2部 次亜塩素酸ナトリウム5水和物結晶を 用いた環境調和型酸化反応

●講師 静岡理工科大学 理工学部 物質成形科学科 教授 薬学博士 桐原 正之 氏

 

【講座の趣旨】

 次亜塩素酸ナトリウムは酸化剤として用いることができるが、酸化反応後に生じる廃棄物は無害な食塩(塩化ナトリウム)だけであるため、環境調和型の酸化反応が可能である。亜塩素酸ナトリウム5水和物結晶を酸化剤として用いると、従来の次亜塩素酸ナトリウム水溶液を用いた場合よりも優れた結果を示すことが多く、有機合成化学上有用である。本講座ではそれらの詳細について解説する。


【セミナープログラム】

1. アルコールのTEMPO酸化  
   1-1. アルデヒド・ケトンへの酸化
   1-2. カルボン酸への酸化 

2.有機硫黄化合物の酸化
   2-1. スルフィドのスルホキシドへの酸化
   2-2. スルフィドのスルホンへの酸化
   2-3. チオール・ジスルフィドからのスルホニルハライドの合成

3.その他の酸化反応
   3-1. グリコール開裂
   3-2. イミン酸化によるオキサジリジン合成
   3-3. キノンおよびその誘導体の合成

【質疑応答】


【15:00〜16:30】

第3部 次亜塩素酸ナトリウム5水和物結晶を 用いたハロゲン化反応

●講師 静岡理工科大学 理工学部 物質成形科学科 教授 薬学博士 桐原 正之 氏

 

【講座の趣旨】

  次亜塩素酸ナトリウムは塩素陽イオン等価体として働くことができるため、有機化合物の求電子的塩素化に用いることが期待できる。しかし従来の次亜塩素酸ナトリウム水溶液は、希薄で強塩基性である等の欠点からか、あまり求電子的塩素化剤としては用いられてこなかった。次亜塩素酸ナトリウム5水和物結晶を用いれば有機化合物の効率的な塩素化が可能である。また、臭化物イオンやヨウ化物イオンと次亜塩素酸ナトリウム5水和物結晶を組み合わせると、有機化合物の求電子的臭素化・求電子的ヨウ素化も可能になった。本講座ではそれらの詳細について解説する。


【セミナープログラム】

1. 芳香族化合物の求電子ハロゲン化
   1-1. 芳香族化合物の臭素化
   1-2. 芳香族化合物のヨウ素化
   1-3. 芳香族化合物の塩素化

2.アルケン類のハロゲン化
   2-1. アルケン類の臭素化
   2-2. ハロラクトン化

3. その他のハロゲン化反応


【質疑応答】


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