感性 製品 セミナー
        
動的粘弾性チャートの解釈事例集
ポリウレタンの材料選定、構造制御と改質 事例集
 

<セミナー No 705207>


◎ 日本メーカーの得意な性能や信頼感の高さの追及だけではヒット商品は生まれない!
        このセミナーには今 消費者が求める『感性価値』の高い商品の開発のヒントがある!!

ヒトの感性に訴える
製品開発とその評価技術

-感性評価の進め方/商品開発への応用事例
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■ 講師
※第6部の講師を変更しました。(4/28)
1. 青山学院大学 理工学部 電気電子工学科 教授 博士(工学) 野澤 昭雄 氏
2. 花王(株) 感性科学研究所 猿渡 敬志 氏
3. ユニ・チャーム(株) CSR本部 本部長代理 工学博士 宮澤 清 氏
4. 東洋紡(株) 総合研究所 コーポレート研究所 快適性工学センター 小松 陽子 氏
5. 大同大学 情報学部 総合情報学科 かおりデザイン専攻 教授 岩橋 尊嗣 氏
6. 名古屋市立大学 大学院芸術工学研究科 教授 國本 桂史 氏
 →慶應義塾大学 理工学部 機械工学科 准教授 博士(工学) 竹村 研治郎 氏
7. 名城大学 理工学部 報工学科 准教授 川澄 未来子 氏
8. マツダ(株) 車両開発本部 車両実研部 クラフトマンシップ開発グループ 主幹 福井 信行 氏
■ 開催要領
日 時

平成29年5月18日(木)、19日(金) 両日とも10:00〜17:00

会 場 [東京・五反田] 技術情報協会 セミナールーム
聴講料

1名につき 80,000円(消費税抜、昼食・資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき75
,000円〕

〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕

■ プログラム

【10:00-11:30】

1.生体情報に基づく製品の感性評価

青山学院大学 理工学部 電気電子工学科 教授 博士(工学) 野澤 昭雄 氏 
【専門】生体医工学

 

【習得できる知識】
生体システム一般,生体計測の方法,生体情報の評価方法,製品評価への応用

【講座の趣旨】
客観的・定量的な生体情報を指標として製品の感性評価を行うために必要となる基本的な知識および技術を紹介する。

1.生体システム
 1.1 生体システムの構成
 1.2 脳神経系
 1.3 神経系の情報処理
 1.4 感覚・知覚・認知・記憶

2.生体情報の計測・評価
 2.1 生体情報計測概論
 2.2 心理計測
 2.3 生理計測
 2.4 行動計測

3.生体情報による製品の感性評価
 3.1 ストレスの評価
 3.2 疲労の評価
 3.3 快適感の評価
 3.4 使用感の評価

4.生体情報計測の実際
 4.1 実験デザイン
 4.2 データ処理
 4.3 その他

【質疑応答】


【12:10-13:40】

2.脳科学を用いた感性の測定とその商品開発への活用

花王(株) 感性科学研究所 猿渡 敬志 氏

 

【講座の趣旨】
消費者の感性に響く商品を開発するためには“モノ”の開発ではなく“コト”の開発が必要である。感性に響く“コト”を考えるためには感性が動かされる出来事がなぜ感性に響いているかを理解する必要がある。本講座では脳科学を用いて化粧の社会的価値を解明した事例を通じて感性価値の創出方法について考察する。

1.感性を測定する必要性
   −なぜ、今感性を測定する必要があるのかを時代背景を踏まえて解説

2.感性を測定する手法
   −感性を測定する手法について紹介

3.脳計測技術について
   −感性を測定する手法の一つである脳計測技術について紹介

4.脳計測技術を用いた感性の測定について
   −脳計測を用いて化粧の社会的価値について検討した事例を紹介

5.商品開発への活用可能性について
   −人の理解を価値につなげる方法について解説

【質疑応答】


【13:50-15:20】

3.使用者の「心」の部分に踏み込む商品開発の取り組み

ユニ・チャーム(株) CSR本部 本部長代理 工学博士 宮澤 清 氏

 

【講演趣旨】
まだ言葉が上手く喋れない赤ちゃんやコミュニケーションの難しさから上手く意思表現できない寝たきり高齢者あるいは意思と言葉とが素直に連動していない若い女性などに対して真の心(気持ち)を客観的に評価する方法について著者らの研究結果について講演する。赤ちゃんに対しては、唾液アミラーゼ活性の計測を用い、寝たきり高齢者には「ウェアラブル生体センサー」による自律神経計測を、若い女性に関しては脳波計測を、それぞれ対象者に適していると考えられる方法にて計測実施した。

1.高齢者の気持ちを探る
 1.1 計測原理と方法
 1.2 計測実例:日常行動観察との関連

2.赤ちゃんの気持ちを探る
 2.1 計測原理と方法
 2.2 計測実例:行動コーディングとの関連

3.女性の気持ちを探る
 3.1 脳波の測定方法
 3.2 アンケート評価と脳波診断の比較
 3.3 脳波を用いた香りの選択

【質疑応答】


【15:30-17:00】

4.化粧品のぬり心地の評価方法

東洋紡(株) 総合研究所 コーポレート研究所 快適性工学センター 小松 陽子 氏
【ご経歴】 衣服、寝具などの繊維製品から、日常生活用品や化粧品まで、快適性に優れる商品を開発するために、評価する立場から快適性を追求。

 

【習得できる知識】
化粧品のぬり心地の主観評価方法、機器評価方法。特に、「もっちり感」の機器評価方法について紹介する。

【講座の趣旨】
主観評価に基づいた機器評価法が構築できれば、化粧品原料のぬり心地の特長や、多数の化粧品における開発品のぬり心地の位置づけを把握することができる。本セミナーでは、化粧品のぬり心地を機器評価するための取組みについて紹介する。

1.東洋紡の感覚計測技術
 1.1 快適性評価の取組み
 1.2 快適性評価のための装置

2.化粧品のぬり心地評価
 2.1 塗布中のぬり心地
  (1) 「とろみ感」「伸びの良さ感」の評価
 2.2 乾燥後のぬり心地
  (1) 主観評価による「もっちり感」、「粘着感」、「べたつき感」の関係把握
  (2) 「粘着感」の機器評価
  (3) 「べたつき感」の機器評価
  (4) 「もっちり感」の機器評価
  (5) 「ぬり心地マップ」による化粧品のぬり心地の位置づけ把握

3.化粧品塗布による皮膚角層の変化
 3.1 ぬり心地評価
 3.2 角質水分量評価
 3.3 セラミド規則構造の放射光観察
 3.4 角層中の挙動のシミュレーション

【質疑応答】


【10:00-11:30】

5.五感の役割及び相互作用

大同大学 情報学部 総合情報学科 かおりデザイン専攻 教授 工学博士 岩橋 尊嗣 氏

 

1.哺乳類の出現,そして変化する視覚と嗅覚

2.五感の優先性

3.五感の相互作用
 3.1 においの記憶(嗅覚と記憶)
 3.2 美味しさと五感
 3.3 ブランド・セント
 3.4 広告・看板のデジタル化(デジタルサイネージ)
 3.5 その他
  (1) においによる火災警報(ワサビの利用)
  (2) 思い込み(当てにならない嗅覚と味覚)

4.まとめ

【質疑応答】


講演内容を更新しました(4/28)
【12:10-13:40】

6.物理量から具体的触感,抽象的触感の推定〜「ざらざら/ふわふわ」から「好き嫌い」まで〜

慶應義塾大学 理工学部 機械工学科 准教授 竹村 研治郎 氏
 

【講座趣旨】
触感は我々が外界を認識する際に重要な役割を果たすが,視覚や聴覚に比べて定量化が難しい.本講演では触感を表す様々な形容詞を階層的に捉えることによって,物体表面の物理量からヒトが感じる触感を推定する手法を解説する.   


1.触感とは?
 1.1 触覚と触感の違い
 1.2 触感の重要性と難しさ

2.触感知覚のメカニズム
 2.1 皮膚の構造と機械受容器
 2.2 触感を表す形容詞と分類

3.官能評価と触知覚構造
 3.1 官能評価実験の方法
 3.2 因子分析による触感因子の抽出とその関係の定式化

4.触感に関係する物理量
 4.1 物理量の測定方法
 4.2 機械受容器の特性を考慮したデータ処理

5.触感の推定式と検証
 5.1 物理量と触感因子の関係式
 5.2 触感推定結果と検証

6.まとめ

【質疑応答】


【13:50-15:20】

7.ユーザの感性構造の国際比較研究

名城大学 理工学部 情報工学科 准教授 川澄 未来子 氏

 

1.製品の感性品質とは

2.日タイ比較研究の事例
 2.1 自動車フロントグリルに対する感性構造の分析
 2.2 シルバーメタリック素材の色彩嗜好
 2.3 インターホン通電表示灯の色彩嗜好

3.まとめ

【質疑応答】


【15:30-17:00】

8.自動車に求められる感性価値とその表現事例

マツダ(株) 車両開発本部 車両実研部 クラフトマンシップ開発グループ 主幹 福井 信行 氏

 

1.自動車内装質感向上の取り組み事例
 1.1 質感向上の取り組み紹介
 1.2 内装質感に関する価値観分析

2.内装材の表面質感
 2.1 感性工学を用いた表面質感の定量化
 2.2 内装色が質感に及ぼす影響

3.加飾の質感と機能
 3.1 金属加飾の本物感について
 3.2 加飾の操作性への貢献

4.触感向上の研究事例
 4.1 ステアリングの触感
 4.2 内装材の触感

5.表面質感メカニズムに基づくバーチャル技術の紹介

6.量産車への織り込み事例紹介

【質疑応答】


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