粉 固結 セミナー
        
機能性食品表示への科学的なデータの取り方と表示出来る許容範囲
製造プロセスのスケールアップ 正しい進め方とトラブル対策 事例集
 

<セミナー No 705208>


★ 固結が起こる原因、過程! 固結防止剤の使い方! 粉体の流動性評価!

粒体の固結メカニズムと
流動性の向上、評価

■ 講師

.中央大学 理工学部 応用化学科 教授 理学博士 新藤 斎 氏

2.エボニック ジャパン(株) スペシャルティシリカ部 アプライドテクノロジー 藤野 秀之 氏

3.スペクトリス(株) マルバーン事業部 アプリケーションスペシャリスト 平村 行慶 氏

■ 開催要領
日 時

平成29年5月23日(火) 10:00〜16:00

会 場 [東京・五反田] 技術情報協会 セミナールーム
聴講料

1名につき 55,000円(消費税抜、昼食・資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき50
,000円〕

〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕

■ プログラム

【10:00-12:00】

1.粉粒体の固結要因とそのメカニズム

中央大学 理工学部 応用化学科 教授 理学博士 新藤 斎 氏
【専門】表面化学

 

【習得できる知識】
粉粒体が保管中に固まってしまう原因およびそのメカニズムを知ることで固結防止の対策を練ることができる。実用の固結防止剤の働きも紹介する。

【講座の趣旨】
食塩その他粉粒体の食品や工業原料が自然に固まってしまい、使用に困難をきたすことは一般家庭でも生産現場でもしばしば経験することである。それを防ぐためにはその根本原因を知ることが大事である。また、固結の起こるメカニズムやそれを調べる方法を知ることにより、対策が立てられる。食塩の場合を中心に実例を紹介する。


1.粒が大きくなろうとするわけ
 1.1 粒を小さくしようとする力 〜表面エネルギー・表面張力〜
 1.2 小さな液滴は蒸発しやすく、小さな固体は溶けやすい
 1.3 液体による固体表面の濡れと毛管現象 〜接触角〜
 1.4 接触部の凹んだ表面が水を集め、粒を凝集させる〜毛管凝縮・毛管力〜
 1.5 結晶も形を変えようとする

2.粒の表面での原子の動き
 2.1 固体の表面にある原子の階段
 2.2 原子の階段の動きを観察する方法 〜原子間力顕微鏡〜
 2.3 塩の階段は湿度によってどのように動くか
 2.4 原子の階段は熱によっても動く 〜タンマン温度・粉末冶金〜

3.固結の過程を見る 〜食塩を例として〜
 3.1 実験法 〜顕微鏡観察と温度・湿度の制御〜
 3.2 結晶粒子間の橋架け過程の観察
 3.3 相手がいなくても勝手に結晶が成長する場合〜微細孔からのホイスカー成長、クリーピング〜
 3.4 低温固結の場合  〜圧力も重要〜

4.固結防止剤のはたらき
 4.1 さまざまな固結防止剤の湿度上昇抑制効果
 4.2 媒晶効果・乾燥効果・湿度保持効果など

【質疑応答】


【12:45-14:15】

2.シリカの特長と粉・粒状製品の流動性向上、固結防止

エボニック ジャパン(株) スペシャルティシリカ部 アプライドテクノロジー 藤野 秀之 氏

 

【習得できる知識】
流動化剤に使用される数種のシリカの特性、混合方法による違いなど

【講座の趣旨】
シリカ粉体による流動化効果についてシリカの種類による違いを解説する

1.はじめに
 1.1 シリカとは?
 1.2 シリカで流動化するとは?

2.粉、粒体の流動化に使用されるシリカ
 2.1 天然シリカ
 2.2 合成シリカ

3.合成シリカの種類
 3.1 湿式シリカ
  (1)沈降シリカ
  (2)シリカゲル
 3.2 乾式シリカ
 3.3 表面処理シリカ

4.流動化のために
 4.1 どんなシリカを選ぶのか?
  (1)製法の違うシリカからの選定
  (2)対象材料とシリカの組合せについて
  (3)表面処理シリカの効果
 4.2 どう使うのか? 混合方法について
  (1)適切な混合プロセスは?
  (2)効果が出ない場合の考え方

5.その他
 5.1 液体も粉状にして流動化できます。

【質疑応答】


【14:30-16:00】

3.付着性にフォーカスした粉体流動性の評価方法

スペクトリス(株) マルバーン事業部 アプリケーションスペシャリスト 平村 行慶 氏
【専門】粉体流動性・粒度分布

 

【習得できる知識】
粒子間付着力の測定方法、付着性と付着力の違い、付着性と粉体流動性、粉体流動性と粒度・粒子形状の関係

【講座の趣旨】
・粉体の付着性に着目し、粉体流動性の評価方法を紹介する。
・粉体を取り扱う設備で起きる障害について、流動性の観点から解決できる可能性について測定事例なども含めて紹介する


1.粉体とは
 1.1 粉体の構成
 1.2 粉体と流体
 1.3 粉体流動性

2.粉体流動性の評価
 2.1 安息角測定
 2.2 動的流動性測定
 2.3 流動性評価装置
 2.4 付着性の評価
 2.5 一面せん断試験
 2.6 通気試験

3.流動性と粉体操作
 3.1 粉体の保管
 3.2 粉体の移送
 3.3 流動層

4.評価事例と応用
 4.1 化成品
 4.2 製剤
 4.3 食品
 4.4 積層造形

5.流動性に関連する評価装置
 5.1 Powder Rheometer FT4
 5.2 Morphologi G3SE
 5.3 Mastersizer 3000

【質疑応答】

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