眼電位 眼球運動 セミナー

        
ドライバ状態の検出、推定技術と自動運転、運転支援システムへの応用
車載ディスプレイのHMIと視認性、安全性向上
 
<セミナー No.705211>

★ ヒトの視覚認知のメカニズムから眼球・瞳孔運動の測定条件の設定指針、
           個人差による精度のばらつきへの対応まで徹底解説します!

ドライバ視線・視覚特性と
その評価、車載HMIへの応用

■ 講師
1. 東北大学 工学部 システム情報科学専攻 情報科学研究科 教授 工学博士 塩入 諭 氏
2. 愛知工科大学 工学部 機械システム工学科 教授 博士(学術)  荒川 俊也 氏
3. 北里大学 医療衛生学部 視覚機能療法学専攻 准教授  博士(医学) 川守田 拓志 氏
■ 開催要領
日 時

平成29年5月12日(金) 10:30〜16:00

会 場 [東京・五反田] 技術情報協会 8F セミナールーム
聴講料

1名につき55,000円(消費税抜き、昼食・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき50,000円(税抜)〕
〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。 詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕

■ プログラム

【10:30〜12:00】

1.ヒトの視覚認知・情報処理メカニズム

東北大学 工学部 システム情報科学専攻 情報科学研究科 教授 工学博士 塩入 諭 氏

 
1.視覚処理の機能的枠組み
 1.1 視覚の目的
 1.2 無意識的推論

2.眼球光学系と視力
 2.1 眼球の構造
 2.2 光受容体
 2.3 網膜の構造
 2.4 脳内の視覚処理

3.空間特性
 3.1 視力
 3.2 コントラスト感度
 3.3 空間周波数特性
 3.4 空間周波数特性の変化

4.時空間特性
 4.1 時間周波数特性
 4.2 時空間周波数特性

5.視覚研究の応用
 5.1 画像の空間周波数
 5.2 視覚的注意モデル


【質疑応答】

【12:45〜14:15】

2.眼球・瞳孔運動による自動車ドライバの状態検知技術

愛知工科大学 工学部 機械システム工学科 教授 博士(学術)  荒川 俊也 氏

 

【習得できる知識】
 ・眼球運動を基本とした計測手法の基礎知識
 ・眼球運動に基づくドライバ状態の検出手法の基礎知識
 ・眼球運動に基づくドライバ状態評価手法の動向



【講座趣旨】
 ドライバ状態をセンシングする技術のニーズが高まっています.その中で,非接触のカメラ方式のセンシングシステムの期待が高まっています.本講座では,ドライバの「目の動き」の観点から,ドライバ状態検出手法の現状を紹介すると共に,どのように評価を行うか,実際の研究事例を元に説明します


1.はじめに(ドライバ状態センシング技術のニーズ)

2.様々なセンサとの比較?何故「眼球運動」か?

3.眼球・瞳孔運動によるドライバ状態評価・検知手法?開発事例から探る?
 3.1 視線挙動(アイマークレコーダ)
 3.2 眼電位
 3.3 画像処理

4.解析手法
 4.1 視線挙動(アイマークレコーダ)
 4.2 眼電位
 4.3 画像処理 

5.眼球運動による検出の問題点?「意識の脇見」

6.瞳孔の情報から何がわかるか?

7.研究事例の紹介
 7.1 ドライバ漫然状態検出研究
 7.2 自動運転におけるヒューマンファクタ
 7.3 その他の事例

8.まとめ

【質疑応答】


【14:30〜16:00】

3.生理光学の立場から見たヘッドアップディスプレイの安全性

北里大学 医療衛生学部 視覚機能療法学専攻 准教授  博士(医学) 川守田 拓志 氏

 


【講座趣旨】
 自動車用ヘッドアップディスプレイ(headupdisplay:HUD)は、自動車運転中の正面に近い位置かつ遠方に情報を提示できることから、注視対象に向ける眼球運動量が少なく、かつ眼の焦点調節に要する時間を短縮できる。したがって、視認時間が短くなり、交通事故や眼疲労の低減が期待できる。 本講演では、前半にHUDの生理学的安全性を述べ、後半は、加齢に伴う視覚変化に関する知識、生体計測技術、ユーザビリティのノウハウなどを活かし、視覚的ニーズに応じるための理想的なデザインである「視覚中心設計」について、事例とともに紹介する。


1.生理光学の観点からヘッドアップディスプレイが求められる背景

2.ヘッドアップディスプレイ使用時の生理光学
 2.1 ヘッドアップディスプレイの視線と視認時間 
 2.2 ヘッドアップディスプレイの虚像提示位置と調節・瞳孔反応

3.ヘッドアップディスプレイの生理的観点から見た安全性

4.ヘッドアップディスプレイに関する既報

5.視覚の観点からヘッドアップディスレイに今後求められるもの

6.視覚中心設計を考える
 6.1 正面に近く,焦点調節が少ない
 6.2 適度な眼球収差
 6.3 加齢変化を考慮する
 6.4 対象物が明るく,大きく,鮮明
 6.5 無意識を意識する

7.おわりに

【質疑応答】


ドライバ 眼電位 眼球運動