乳化 エマルション セミナー
        
アクチュエータの新材料,駆動制御,最新応用技術
自動車・航空機用樹脂の最新技術
 

<セミナー No 706201>


★ HLB,相図の読み方・使い方,乳化手法および乳化剤選定への考え方

★ ナノエマルションへの応用 , 乳化状態の安定化への取り組み,乳化に関する装置選定のポイント


乳化(エマルション)の考え方,

相図の使い方,乳化剤の選び方,物性評価


■ 講 師

【第1部】

(株)ミルボン 中央研究所 開発顧問 理学博士 堀内 照夫 氏

    (元・ライオン(株)研究開発本部)   (元・明星大学 理工学部 非常勤講師)

【第2部】

花王(株) スキンケア研究所 上席主任研究員 博士(工学) 岩井 秀隆 氏

    (山形大学 客員教授)

【第3部】

ニッコールグループ (株)コスモステクニカルセンター 執行役員 工学博士 鈴木 敏幸 氏

    (東京理科大学 客員教授)
■ 開催要領
日 時

平成29年6月6日(火) 9:40〜17:00

会 場 [東京・五反田] 日幸五反田ビル8F 技術情報協会 セミナールーム
聴講料

1名につき55,000円(消費税抜、昼食・資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき50,000円〕

〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕

■ プログラム

【9:40〜12:40】

第1部 乳化の基礎とHLB方式による 乳化剤の最適選定

●講師 (株)ミルボン 中央研究所 開発顧問 理学博士 堀内 照夫 氏
        (元・ライオン(株)研究開発本部)
        (元・明星大学 理工学部 非常勤講師)

 

【講座の趣旨】

   多成分からなる安定な乳化製剤を製造するためには、多成分間の物質/物質間の相溶性を理解することは製剤科学上、極めて重要である。本講義ではその指標値として、HLB方式、有機概念図法および溶解度パラメーターの基礎とその応用を乳化要素技術展開の中で、練習問題を解きながら、詳細に解説し、研究並びに生産現場で活用できる事を目的とする。


【セミナープログラム】
1.エマルションの形態とその特徴
  1.1 自然界の自己乳化形態と乳化製剤に比較
  1.2 粘土物質を乳化剤とした乳化形態
  1.3 微粒子を用いた乳化形態―Picker Emulsion

2.乳化技術開発の推移

3.エマルションの製造および製品に関する留意事項

4.乳化剤(界面活性剤)水溶液の物理化学的性質

5.物質/物質間の相溶性の指標値

6.乳化剤の選択
  6.1 HLB方式による乳化剤の選択法。

    混合油性基材の所要HLB値の算定法。
    混合乳化剤のHLB値の計算法
  6.2 Davies式による乳化剤のHLB値の算出法
  6.3 有機概念図法の基礎と乳化剤のHLB値の算出法

7.乳化技術
  7.1 物理的(機械的)乳化方式
  7.2 乳化のスケールアップの留意事項
  7.3 物理化学的乳化方式
    (1) 油相配合時の指針―溶解度パラメーターの活用
    (2) 乳化剤の添加方法
    (3) 転相乳化法
    (4) 転相温度乳化法
    (5) D相乳化法
    (6) ゲル乳化法

8.低エネルギー乳化法

9.エマルションの安定性評価法
  9.1 安定なエマルションを処方設計するたには
  9.2 エマルションの安定性に関する要因
  9.3 エマルション製剤の安定性評価の加速試験法
  9.4 保存温度とエマルション粒子の溶存状態(相状態)

10.エマルションの物性評価技術
  10.1 エマルションの「型」の判定法
  10.2 エマルションの粒子径観察
    (1) 凍結割断法電子顕微鏡法
    (2) エマルション粒子の合一速度
    (3) ESRスピンプローブ法による乳化膜の配向状態
    (4) エマルションの相状態
    (5) エマルション中の水の様態
    (6) エマルションのレオロジー特性

【質疑応答】


【13:20〜14:50】

第2部 (乳化手法最適化のための) エマルション評価法

●講師 花王(株) スキンケア研究所 上席主任研究員 博士(工学) 岩井 秀隆 氏
      (山形大学 客員教授)

 

【講座の趣旨】

  エマルションの評価は、乳化剤の選定や乳化手法の最適化の手段となるとともに、安定性評価・予測 に必須な技法である。 身近にある汎用の解析手法を用いた、 実践ですぐに役立つ測定法を目的別に 紹介する。


【セミナープログラム】

1.エマルションの基本物性評価
  ・外観評価
  ・直接観察法
  ・粒子径測定法
  ・粘度測定
  ・レオロジー測定
  ・ゼータ電位測定
  ・熱測定
  ・エマルション界面の状態解析

2.乳化安定性評価法
  ・エマルションの不安定化要因
  ・乳化状態変化の観測法
  ・安定性予測試験


【質疑応答】


【15:00〜17:00】

第3部 乳化・エマルションの状態解析および相図の 読み方/描き方,および実用系への応用

●講師 ニッコールグループ (株)コスモステクニカルセンター 執行役員 工学博士 鈴木 敏幸 氏
      (東京理科大学 客員教授)

 

【セミナープログラム】

1.乳化の状態解析
   1-1 乳化状態の測定/解析と定量化の実際
   1-2 界面活性剤が作る会合体とその挙動特性
   1-3 会合状態・構造をいかに観察、測定し、構造を決定するか?

2.相図の読み方描き方と乳化系・可溶化系への応用
   2-1 相図の基本と応用のための基礎知識  (読み方、描き方と、多成分系への応用)
   2-2 乳化/可溶化解析のための相図の実際

3.実用系への応用
   3-1 最適乳化/可溶化のための界面活性剤選択の基準
   3-2 液晶、D相、マイクロエマルションを用いた乳化/安定化
   3-3 高内相比エマルション生成のための界面活性剤選択と実際


【質疑応答】


乳化 安定化 相図 セミナー