UV ハードコート セミナー

        
機能性モノマーの選び方・使い方 事例集
光学樹脂の屈折率、複屈折制御技術
 
<セミナー No.710214>

★ 薄膜化に伴うカール・硬化収縮や硬化阻害をどう抑制するか?
    モノマー/オリゴマー/開始剤の選択・組み合わせからトラブル対策まで解説します!

UVハードコートの材料設計と応用展開

〜柔軟性、高硬度の両立/基材密着性、耐候性の向上〜

■ 講師
1. 大阪有機化学工業(株) 事業本部 化学品部 機能化学品課 課長 猿渡 欣幸 氏
2. 大阪府立大学 名誉教授 工学博士 角岡 正弘 氏
3. 日揮触媒化成(株) R&Dセンター ファイン研究所 所長 村口 良 氏
■ 開催要領
日 時

平成29年10月30日(月) 10:30〜16:00

会 場 [東京・五反田] 技術情報協会 8F セミナールーム
聴講料

1名につき55,000円(消費税抜き、昼食・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき50,000円(税抜)〕
〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。 詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕

■ プログラム

【10:30〜12:00】

1.UVハードコートにおけるモノマー・オリゴマーの種類と選択

大阪有機化学工業(株) 事業本部 化学品部 機能化学品課 課長 猿渡 欣幸 氏

 
1.モノマーの種類と役割
 1-1 UV硬化組成物の各構成
 1-2 モノマーの官能基による区別
 1-3 単官能モノマーの種類
 1-4 ポリアクリルアクリレート(酸・エポキシ)
 1-5 芳香環モノマー
 1-6 ポリアクリルアクリレート(ウレタン)
 1-7 ウレタン変性できる「イソシアネートモノマー」
 1-8 ウレタン変性できる「水酸基モノマー」

2.ハードコートの機能性付与

3.オリゴマーの種類と役割

4.高硬度、高柔軟の両立方法

5.デンドリマーアクリレートを利用したハードコート
 5-1 デンドリマー、ハイパーブランチポリマーの粘度
 5-2 デンドリマーアクリレート
 5-3 ハイパーブランチポリマーアクリレート

6.開始剤の選択と組み合わせ

7.光カチオン系オリゴマー
 7-1 光カチオンモノマーの使い方
 7-2 光カチオン重合の光開始剤
 7-3 ハイブリット(カチオン+ラジカル)モノマー

8.UV硬化時のトラブル要因
 8-1 酸素阻害に対する対策
 8-2 深層部硬化に対する対策
 8-3 硬化収縮の低減方法


【質疑応答】

【12:45〜14:15】

2.UV硬化およびLED-UV硬化における黄変・着色機構とその対策

大阪府立大学 名誉教授 工学博士 角岡 正弘 氏

 

【講座趣旨】
 最近ではUV硬化技術の応用範囲が広範囲になっており、クリヤーハードコート、光学材料など硬化物の黄変(硬化物の着色)が課題となる場合も多い。最近、その利用が盛んになってきたUV-LEDによる硬化でも黄変は課題である。 この講義ではUV硬化の基礎原理を理解することによって、UV硬化に用いる材料あるいはUV硬化プロセスの中で硬化物が着色する原因について解説するとともにその対策法を述べる。

1.UV硬化の基礎
 1-1 UV硬化技術の意義
 1-2 光源の選択
  1-2-1 高圧水銀ランプ、メタルハライドランプ、LED
               (光源の種類と放射光の特徴)
   1-2-2 光強度と熱の硬化速度への影響

2.UVラジカル硬化
 2-1 開始剤の構造と光源とのマッチング
 2-2 モノマーおよびオリゴマーの構造と硬化物物性
 2-3 UVラジカル硬化における課題(酸素の硬化阻害、硬化収縮、黄変)と対策

3.UV硬化樹脂の黄変と対策
 3-1 プラスチック(基板材料)の黄変
 3-2 UV硬化における黄変
  3-2-1 開始剤および開始剤助剤の構造と黄変
 3-2-2 モノマーの構造と黄変
  3-2-3 オリゴマーの構造と黄変
  3-2-4 モノマーおよびオリゴマー中の重合禁止剤による黄変
 3-3. UV硬化物の耐侯性
  3-3-1 硬化物の耐候性と黄変

4. LED-UV硬化における黄変対策
 4.1 UV-LED硬化の動向(RadTech Asia 2016(Tokyo)
 4.2 開始剤の選択?黄変を抑制するために

【質疑応答】


【14:30〜16:00】

3.屈折率調整、光学機能性付与フィラーの特性とガラス代替ハードコート

日揮触媒化成(株) R&Dセンター ファイン研究所 所長 村口 良 氏

 

【講座趣旨】
  電子デバイスの素子を構成する光学材料には無機ガラスや透明樹脂が広く使われている。屈折率などの調整が樹脂成分だけでは困難な場合、無機ナノ粒子などの光学フィラーが用いられる場合がある。仮に無機成分であるナノ粒子を有機樹脂中に透明性を確保しながら適用することができれば、光学樹脂だけでは発現できない新たな機能を付与することができる。今回、光学機能性付与のための無機ナノフィラーについての実例やガラス代替が可能なハードコートについて実例を示しながら、その可能性について紹介する。

1.光学透明膜へのフィラー配合
 1-1 粒子設計
 1-2 ナノ粒子の表面設計

2.機能性付与
 2-1 反射防止
  2-1-1 屈折率調整(低屈折率フィラー)
  2-1-2 屈折率調整(高屈折率フィラー)
 2-2 帯電防止
 2-3 硬度付与
  2-3-1 低カール型ハードコート
  2-3-2 ガラス代替ハードコート
  2-3-3 アンチブロッキング型ハードコート
  2-3-4 低接触角型ハードコート

【質疑応答】


UV ハードコート 硬化