ホルムアルデヒド 曝露 セミナー
                  
 
 
 
<セミナー No711105>

★ 吸着・分解剤、排気・換気装置の限界、および改良・改善点は?

ホルムアルデヒド
曝露対策防止製品へのニーズ

〜適正な管理方法・高濃度/低濃度作業に有用な工学的、化学的対策〜


■ 講師
【第1部】
【第2部】  
日本医科大学千葉北総病院 病理診断科・病理部 係長  清水 秀樹  氏
【第3部】 (株)大同分析リサーチ 環境測定センター 専門部長  新谷 良英 氏
■ 開催要領
日 時

平成29年11月30日(木)10:30〜16:00

会 場 [東京・五反田] 日幸五反田ビル 8階 技術情報協会 セミナールーム
聴講料

聴講料 1名につき55,000円(消費税抜き/昼食・資料付き)
  〔1社2名以上同時申込の場合1名につき50,000円〕

〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度(アカデミック価格)があります。
 
詳しくはお問い合わせください〕

■ プログラム

【10:30〜12:00】

【第1部】 ホルムアルデヒドのリスクアセスメントと管理
      〜医療職、研究職を対象とした特定化学物質障害予防規則と毒物劇物取締法〜

日本医科大学千葉北総病院 病理診断科・病理部 係長 清水 秀樹 氏

専門分野:臨床検査(病理学、細胞診断学)、医療機関の化学物質取扱い(労働安全衛生法、毒物劇物取締法、廃掃法など)

 

【講座主旨】
  発がん性を有するホルムアルデヒド(以下FA)は、医療職、研究職では生体組織の固定に日常的に使われている。これらの職種におけるFA取り扱いは特殊な使い方であり、製造業などとは違ったFA曝露防止対策が求められる。医療職、研究職におけるFAのリスクアセスメントを行い特定化学物質障害予防規則との関連につきレビューする。さらにFAは劇物でもあるため、医療現場における適正な管理方法にもふれる。FAの基礎から企業のコンプライアンスに役立つ情報を提供する。

【講演内容】


1.ホルムアルデヒドの性質と有害性
2.医療職、研究職によるホルムアルデヒドの使用方法
3.医療現場におけるホルムアルデヒドのリスクアセスメント
4.ホルムアルデヒドと労働安全衛生法(特定化学物質障害予防規則)
5.内視鏡、開業医における少量取扱いについて
6.毒物劇物取締法とホルムアルデヒド


【質疑応答】


【12:45〜14:15】

【第2部】 病理検査担当者から見たホルムアルデヒド曝露防止製品へのニーズ

日本医科大学千葉北総病院 病理診断科・病理部 係長 清水 秀樹 氏

専門分野:臨床検査(病理学、細胞診断学)、医療機関の化学物質取扱い(労働安全衛生法、毒物劇物取締法、廃掃法など)

 

【講座主旨】
 病理検査におけるホルムアルデヒドの取り扱いには特定化学物質障害予防規則(以下特化則)に準じて曝露防止対策が講じられる。しかし、病院の規模、病理検体の量、使用方法、部屋の広さ、予算などにより様々なオプションが必要となる。第1部で示したリスクアセスメントにのっとり工学的対策(全体換気、局所排気装置、プッシュプル型換気装置、空気清浄器)、化学的対策(吸着剤、分解剤など)に分け曝露防止製品の事例とニーズをレビューする

【講演内容】


1.全体換気について

2.高濃度作業に有用な工学的対策(排気装置を中心に)
 a) 組織固定と水洗作業
 b) 切出し作業
 c) 写真撮影

3.低濃度作業に有用な工学的対策
 ・保管など

4.低濃度作業に有用な化学的対策
 ・保管など

5.その他

【質疑応答】


【14:30〜16:00】

【第3部】 ホルムアルデヒドの作業環境測定と評価

(株)大同分析リサーチ 環境測定センター 専門部長 新谷 良英 氏

専門分野:労働衛生

 
【講座主旨】
 有害物質の対応は胆管がん問題に限らず、働く人の健康管理が再優先されるべきであると思うが、これまでに無かったような新たなことが明らかになっている。これは、ホルムアルデヒドについても例外ではなく、まだまだ明らかになっていないことがあるかもしれないということを考える必要がある。

【講演内容】

1.特定化学物質障害予防規則改定
ホルムアルデヒドを製造、又は取り扱う作業について、特定化学物質障害予防規則等が改正され、平成20年3月1日から施行・適用となった。1%を超えて含有する製剤その他の物が対象。

2.対応
これらの法律改正により、発散抑制措置、漏えい防止又は緊急時の措置、作業主任者の選任、作業環境測定、健康診断、その他の措置(保護具等の備え、作業の記録30年保存、休憩室、洗浄設備の設置、喫煙、飲食の禁止、取り扱い上の注意事項掲示)が必要となった。

3.アンケート結果について
ある県の一定規模の病院を対象として実施したアンケートでは、法律改正の情報すら知らないという実態。ましてや測定、主任者、対策等については対応できていないということでした。病院などを対象とした作業環境測定に係る取り扱い物質などが法律の改正等で追加されるということは、これまでにあまり例が無く、病院で働く人は「労働者」という意識があまりないのではないかと思うことがある。

4.ホルムアルデヒド取り扱いの現状
病院等で取り扱われているホルムアルデヒドの現状について報告。

【質疑応答】


【講師略歴】

●清水 秀樹 氏
 ・昭和61年 北里学園衛生科学専門学院卒業
 ・昭和61年〜平成6年まで、日本医科大学第二病理学教室、日本医科大学多摩永山病院病理部に勤務
 ・平成6年〜現在まで、日本医科大学千葉北総病院病理診断科・病理部に勤務
 ・その間、杏林大学外部講師、弘前大学非常勤講師、日本医学技術専門学校講師を兼務

所属学会
主な活動

日本臨床衛生検査技師会、日本病理学会、病理技術学会、日本臨床細胞学会、日本脳腫瘍病理学会
日本病理学会医療業務委員会剖検・病理技術委員、日本臨床衛生検査技師会環境問題対策委員としてホルムアルデヒドの法改正と医療機関につき、厚生労働省と協議。通達「基安発第1119002号 平成20年11月19日 労働安全衛生法施行令の一部を改正する政令及び特定化学物質障 害予防規則等の一部を改正する省令の施行に係る留意点について」に関与する。
・厚生労働省 第2回化学物質による労働者の健康障害防止に関するリスクコミュニケーション にて「ホルムアルデヒド規制に対する病理部門を中心とした医療業界の対応」を報告する。
・日本臨床衛生検査技師会認定病理検査技師制度ワーキンググループ委員(労働衛生、試薬管理部門担当)
・学会、研修会における講演はホルムアルデヒド改正後60回を超える。




●新谷 良英 氏
 昭和44年4月 名古屋衛生技術短期大学卒業
 昭和44年5月 東海産業衛生事業団産業衛生研究所入社
 昭和53年6月 大同病院環境測定センター勤務
 平成19年7月 椛蜩ッ分析リサーチ勤務
 現在に至る


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