手術用 シーラント セミナー
                  
手術用シーラント材・癒着防止材の 利便化向上
骨・関節・軟骨治療のための 新製品開発と臨床ニーズ
 
<セミナー No.711116>

● 侵襲度の高い手術で医師が使いやすい止血材、癒着防止材の大きさ、材型、分解性とは
 実際の手術の画像、動画を用いて解説!

手術用シーラント材
強度・使いやすさ向上


■ 講師
【第1部】  多摩大学医療・介護ソリューション研究所/
一般社団法人ビジネスモデルイノベーション協会 理事 山本伸 氏【元 外資系医療機器メーカー】
【第2部】 川崎医科大学附属病院 産婦人科 部長 下屋 浩一郎 氏
【第3部】 川崎医科大学 心臓血管外科 講師 古川博史 氏
【第4部】 東京理科大学 工学部 工業化学科 教授 橋詰峰雄 氏
【第5部】 日産玉川病院 気胸センター センター長  栗原 正利 氏
【第6部】 日本赤十字社医療センター 肝胆膵・移植外科 医員 高本健史 氏
■ 開催要領
日 時   平成29年11月8日(水)11:00〜17:00 /9日(木)10:30〜16:45
会 場

[東京・五反田]  日幸五反田ビル 8F 技術情報協会 セミナールーム

聴講料

1名につき 70,000円(消費税抜、昼食・資料付)
 〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき65,000円(税抜)〕
〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度(アカデミック価格)があります。
詳しくはお問い合わせください〕

■ プログラム

11:00〜13:00

【1日目】【第1部】癒着防止材開発ストーリーから学ぶ今後のイノベーションを活用した製品開発戦略

多摩大学医療・介護ソリューション研究所
一般社団法人ビジネスモデルイノベーション協会 山本伸 氏【元外資系医療機器メーカー】

 



・開発の背景、経緯

・臨床試験について

・今後の癒着防止材開発の展望

・イノベーションの活用 など

 

【質疑応答】


13:45〜15:15 

【1日目】【第2部】産婦人科での手術用シーラント材の使われ方

川崎医科大学附属病院 下屋 浩一郎 氏

 

【講演項目】
1.帝王切開術増加の背景(周産期医療を取り巻く環境の変化)
 1-1出産年齢の高齢化
 1-2女性の喫煙
 1-3性感染症
 1-4defensive medicine

2.帝王切開術減らすための方法
 2−1VBAC
 2−2外回転術

3.帝王切開術の合併症
 3−1妊娠に伴うリスクの増加
 3−2産科合併症の増加
 3−3癒着による影響
 3−4次回妊娠における合併症の増加

4.帝王切開術の手技の工夫
 4−1膣洗浄
 4−2皮膚切開
 4−3膀胱剥離
 4−4子宮筋層切開
 4−5胎盤娩出
 4−6子宮筋層縫合
 4−7腹腔内洗浄
 4−9腹膜縫合
 4−10皮膚縫合

5.癒着、出血による影響

6.シーラント材
 6−1使用の効果
 6−2使用頻度

【質疑応答】


15:30〜17:00 

【1日目】【第3部】心臓血管外科からみた手術用シーラント材使用の現状と今後の開発

川崎医科大学 古川博史 氏

 



【講演項目】

1.心臓血管外科領域における局所止血材及び局所接着剤の使用状況
 1-1外科手術と出血
 1-2心臓血管外科領域における局所止血材使用の臨床背景
 1-3心臓血管外科領域の手術手技及びその内容の概要
 1-4心臓血管外科領域における出血の機序
 1-5心臓血管外科領域における止血方法とその意義
 1-6心臓血管外科領域における局所止血材の種類
 1-7各種局所止血材の形状と効果・効能、用法、用量、取扱い
 1-8局所接着剤について
 1-9局所接着剤の効果・効能・用法・用量・取扱いについて
 1-10局所接着剤使用による合併症と副作用、弊害、その対策
 1-11開心術における局所止血材の使用
 1-12大血管手術における局所止血材、局所接着剤の使用
 1-13末梢血管手術における局所止血材の使用とその意義

2.心臓血管外科領域における局所止血材及び局所接着剤使用による弊害
 2-1局所止血材使用による合併症と副作用及びその対策
 2-2局所接着剤使用による合併症と副作用及びその対策
 2-3心臓血管外科領域における局所止血材適正使用の遵守

3.新しいシーラント材開発における留意点と可能性
 3-1臨床現場における外科医からみたニーズとアンメットニーズ
 3-2新しいシーラント材開発における留意点
 3-3新しいシーラント材開発における可能性と今後の期待

4.まとめと今後の展望
 4-1まとめ
 4-2今後の展望

【質疑応答】


10:30〜12:15

【2日目】【第4部】多糖複合フィルムを用いた使いやすいシーラント材、癒着防止、止血材の開発

東京理科大学 橋詰峰雄  氏

 

本講演では、我々が最近開発した天然多糖のみを原料とした水に不溶な自己支持性フィルムの基本的な作製法や物性についてふれたのち、シーラント材、癒着防止材、止血材としての応用可能性を支持する幾つかの研究例について紹介する。

【講演項目】

1.バイオマテリアルとしてのフィルム材料
 1-1.バイオマテリアル
 1-2.バイオマテリアルとしてのフィルム材料
 1-3.医療に関わるフィルム材料
 1-4.シーラント材、癒着防止材、止血材としてのフィルム材料

2.多糖複合フィルムの作製と基礎物性
 2-1.多糖複合フィルム
 2-2.フィルムの作製
 2-3.フィルムの構造および材料特性

3.多糖複合フィルムの生体材料としての機能とシーラント材、癒着防止材、止血材への応用可能性
 3-1.フィルムの物質担持および徐放能
 3-2.フィルムの物質透過能
 3-3.フィルムの細胞足場材料としての機能
 3-4.フィルムの生分解性
 3-5.フィルムのシーラント材、癒着防止材、止血材としての可能性

【質疑応答】


13:00〜14:45 

【2日目】【第5部】呼吸器外科領域でのシーラント材使用の実際と求める安全性、機能性

日産玉川病院 気胸センター   栗原 正利 氏

 

・呼吸器外科領域での手術の実際

・シーラント材使用について

・求める素材、安全性、機能性など

・今後の展望と課題

【質疑応答】


15:00〜16:45

【2日目】【第6部】肝胆膵外科からみた手術用シーラント材使用の実際と求める強度・使いやすさ

日本赤十字社医療センター 高本健史 氏

 

肝臓・膵臓は、消化液を産生する臓器であり、切除した臓器断端から漏出した消化液は、わずかであっても他の臓器を損傷させるリスクがある。また肝胆膵領域疾患は高齢化社会の中で増加しているが、その治療成績は向上しておらず、切除範囲が大きく侵襲度の高い手術が今も続けられている。より安全で確実に手術を行うために肝胆膵外科医が使う手術材料について実際の手術画像や最新の知見とともに、系統的に解説し、さらに今後期待される手術材料について臨床現場からの声を紹介する。

 


【講演項目】

1. 肝胆膵疾患の特徴と今後の展望
 1.1肝胆膵の臓器特性
 1.2増え続ける肝胆膵領域の悪性疾患患者

2. 肝胆膵領域・肝胆膵外科の特徴
 2.1肝にはどのくらいの再生力があるのか?
 2.2膵液瘻はなぜ致命的なのか?
 2.3胆汁漏とその予防と対処

3. 肝胆膵外科手術における手術材料
 3.1肝・膵実質の切離
 3.2肝・膵実質の切離面からの血液・胆汁・膵液漏れへの対策
 3.3消化管切除吻合後の吻合部の補強
 3.4リンパ節郭清や剥離後の剥離面からのリンパ漏への対策
 3.5再手術への備え・癒着防止への配慮

4. 肝胆膵外科の現場が手術材料に求めるニーズとは?
 4.1手術用シーラント材に求められる性質と強度
 4.2外科医にとって“使いやすい”とは?

【質疑応答】


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