一包化 医薬品 セミナー
                  
在宅医療市場に向けたマーケティングと製品開発
製剤・包装の改良・工夫点と病院から選ばれる医薬品開発
 
<セミナー No801102>

★ 一包化に適した薬剤、適さない薬剤は? 在宅で求められる一包化調剤の事例!

一包化調剤に貢献する
製剤の工夫と改善点
〜調剤業務の負担軽減・残薬解消、アドヒアランス向上〜


■ 講師
【第1部】  薬樹(株) 店舗運営支援本部 薬局事業支援グループ グループマネジャー 竹内 大悟 氏
【第2部】 東北大学病院 臨床研究推進センター医療情報部門 助教 鈴木 亮二 氏
【第3部】

新潟薬科大学 薬学部 薬物動態学研究室  教授 上野 和行 氏

■ 開催要領
日 時

平成30年1月17日(水)10:00〜16:00

会 場 [東京・五反田] 日幸五反田ビル 8階 技術情報協会 セミナールーム
聴講料

聴講料 1名につき50,000円(消費税抜き/昼食・資料付き)
  〔1社2名以上同時申込の場合1名につき45,000円〕

〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度(アカデミック価格)があります。
 
詳しくはお問い合わせください〕

■ プログラム

【10:00〜12:00】

【第1部】 薬局における一包化調剤の現状と薬剤師の役割 〜一包化に適した薬剤、適さない薬剤〜

薬樹(株) 店舗運営支援本部 薬局事業支援グループ グループマネジャー 竹内 大悟 氏

 

【講座主旨】
 超高齢化により一包化調剤の需要が多くなっている。一方で、薬剤固有の特性は様々となっており、その特性により一包化調剤に要する時間が大きく左右されている。結果として、効率的に調剤業務を行えない状況となっている。 上記の現状について、事例を織り交ぜながら説明し、薬剤に求める特性等を提言する。

【講演内容】


1.一包化調剤の要件
 一包化調剤の調剤報酬上の点数及び算定要件について

2.保険薬局における一包化調剤の現状
 保険薬局における一包化調剤の件数及び算定件数と、そこにあるギャップについて

3.一包化調剤の事例紹介
 基本的な一包化調剤の事例、在宅で求められる一包化調剤の事例など

4.一包化調剤の観点から見た薬剤のあり方
 一包化調剤を円滑に行う上で薬剤に求める特性について

 


【質疑応答】


【12:45〜14:15】

【第2部】 一包化対応服薬支援装置を用いた服薬アドヒアランスの改善効果

東北大学病院 臨床研究推進センター医療情報部門 助教 鈴木 亮二 氏

 
【講座主旨】
 産学連携による花巻服薬支援プロジェクトを構築して、一包化対応服薬支援装置を研究開発し、高齢者のモニタリング実験を行った結果、服薬アドヒアランス改善と見守りに役立つことが明らかとなった。今回は服薬支援装置の研究開発から製品化、普及に至るまでの経緯を紹介する。

【講演内容】


1.花巻服薬支援プロジェクト
 1.1 服薬支援装置の開発
  @プロジェクト体制構築
  A概略仕様
  B装置デモ
 1.2 モニタリング実験
  @対象者選定
  Aモニタリング実験
 1.3 プロジェクト成果の公開
  @服薬支援プロジェクト・メーリングリスト
  A薬の飲み忘れと見守りを考える会の開催
  B服薬支援装置使用患者の声

 
2.製品発売と普及
 2.1 製品発売
 2.2 自治体貸与事業
 2.3 普及活動

【質疑応答】


【14:30〜16:00】

【第3部】 一包化調剤の問題点と展望〜企業戦略として〜

新潟薬科大学 薬学部 薬物動態学研究室  教授 上野 和行 氏

 
【講座主旨】
 高齢化社会を迎え、色々な面での医療の変革が言われている。そして薬物療法においても多くの問題を抱えている。その一つに医薬品のアドヒアランスの問題がある。本問題は適正な薬物療法の実施のカギであるだけでなく、いわゆる残薬問題としての医療経済学的問題も抱えている。従って、医療人においては服薬管理への支援などを始め、医薬品の取扱いから健康への支援など非常に幅広い支援が期待されるようになってきた。一方薬剤師業務の基本である調剤業務においても、これまで以上に多くの支援が求められ、患者の側に立った調剤へのシフトが進められている。その一環として、一包化調剤が広く実施されている。一包化調剤は多種類の医薬品を服用している患者で飲み忘れなどの防止や心身の特性により被包からの取り出しが困難な患者において有用であることにより保険診療においても一包化加算として認められている。一包化調剤による患者支援や一包化対応服薬支援装置を利用することで改善効果があるという報告もある。また日本老年医学会の「高齢者の安全な薬物療法ガイドライン2015, U 全般的指針, 2 服薬管理・支援と一元管理, pp14-17」においても、服薬のアドヒアランスをよくするための工夫として一包化調剤の指示が推奨されている。しかし、一包化調剤には、調剤時だけでなく、医薬品の変質などの在宅管理での問題や一包化による服薬管理の支援方法など、色々な問題があることが知られている。特に一包化調剤に対応した製剤や機器などの、いわばハード面での対応が遅れている。ハード面での対応では製薬企業だけでなく、医療機器系企業の協力も不可欠であり、現場と企業との相互の協力を介した対策が必要と考える。 一方、一包化調剤の展開として、服薬管理へのより大きな支援が期待されている。IT技術などを利用した新たな社会的システムを取り入れた支援やそのための医療界、社会、企業含めた支援が今後より重要と考えられる。 そこで、一包化調剤における現状の問題点と今後の展望について新たな考え方を紹介する

【講演内容】

1.薬物療法と社会背景
2.服薬支援と一包化調剤
3.いくつかのアンケート調査結果より
4.服薬管理と薬ー工連携
5.一包化調剤を利用した新たな展開
6.薬剤情報・服薬情報の一元管理と医療への貢献
7.まとめ

【質疑応答】


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