癒着防止材 開発 セミナー
                  

新しい生体吸収性材料の開発
手術用シーラント材・癒着防止材の利便化向上を目指した製品開発

 
<セミナー No.801116>

◎使いやすさや利便性を追求した挿入デバイスの開発

〜書籍発刊記念!書籍セット申し込みあり!〜

吸収性癒着防止材・止血材に求める
分解速度、材形、デザイン


■ 講師

【第1部】東京医科歯科大学 脳神経外科 講師 稲次基希 氏

【第2部】市立奈良病院 外科部長 中瀬有遠 氏

【第3部】一般財団法人 食品薬品安全センター 小島幸一 氏

【第4部】山梨大学医学部整形外科学講座 准教授 江幡重人 氏

【第5部】(株)ニッピ バイオマトリックス研究所 主任研究員 水野一乘 氏

【第6部】帝京大学ちば総合医療センター 泌尿器科 講師 荒木千裕 氏

【第7部】北里大学医学部外科学 講師 内藤正規 氏

■ 開催要領
日 時   平成29年1月11日(木)10:30〜16:30/12日(金)10:00〜17:15
会 場

[東京・五反田]  日幸五反田ビル 8F 技術情報協会 セミナールーム

聴講料

●聴講料(セミナーのみ):1名につき80,000円(消費税抜、昼食・資料付)〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき75,000円〕

●書籍とセット申込:1名につき 80,000円(消費税抜) 1927「生体吸収性材料」30,000円(税抜)
(http://www.gijutu.co.jp/doc/b_1927.htm)

※すでに1927「生体吸収性材料」をご購入いただいた方は、30,000(税抜)でご受講可能です。詳しくはお問い合わせください。

■ プログラム

【1日目】10:30〜12:00

【第1部】脳神経外科医が求める吸収製剤・癒着防止材・止血材

東京医科歯科大学 脳神経外科 講師 稲次基希氏

 

【講演趣旨】

1.頭蓋内の解剖

2.脳神経外科手術のいろいろ

3.脳神経外科手術と止血
 ・頭蓋内・脳内腫瘍(glioma等)
 ・頭蓋内・脳実質外腫瘍(髄膜腫等)
 ・血管障害の手術
 ・下垂体・内視鏡手術
 ・その他

4.脳神経外科手術と癒着、感染、髄液漏

5.吸収製剤の使用経験と問題点

【質疑応答】


【1日目】12:45〜14:15

【第2部】腹腔鏡手術での使いやすさを追求した外科材料(癒着防止材・止血材など)の形状工夫や挿入デバイスの開発

市立奈良病院 中瀬有遠 氏

 

腹腔鏡手術ではポートと呼ばれる筒を通して外科材料(ガーゼ、癒着防止材、止血材、メッシュなど)をいれるため、それに適した材料の形状やデバイスの開発が必要である。本講座では腹腔鏡手術で外科材料を挿入するときの問題点を整理するとともに、演者が行っている外科材料の形状工夫やデバイス開発の経緯とその特性について紹介する。

【講演項目】
1.“そのままでは入らない”
 -腹腔鏡手術で外科材料を挿入するときの問題点
 -5mmポートを多用する手術の増加 

2.“捩じって入れる” −5mmポートから挿入する技術の開発−
 -トルネード法(ガーゼ、サージセル)
 -トルネード法から商品化:トロックスUD カートリッジ

3.“折って入れる” −トルネード法からの発展−
 -癒着防止材(セプラフィルム)、止血材(インテグラン)
 -折って入れることの利点

4.“先まで運ぶ”−デバイスの開発―
 -シリンジ状デバイスの開発:Sumrai-D
 -Sumrai-Dをつかった外科材料挿入の実際

5.“腹腔内で広げる” ―自己拡張型形状の開発―
 -Origami工学・ミウラ折りから発想:Chevron Pleats法
 -Chevron Pleats法をつかった外科材料挿入と展開の実際

6.“シンプルさを求めて・・・”
 -新デバイスの構想

【質疑応答】


【1日目】14:30〜16:30

【第3部】生体吸収性材料で求められる生物学的安全性評価

一般財団法人 食品薬品安全センター 小島幸一 氏

 

開発された医療機器を臨床で広く使用するには、生物学的安全性の評価も必要な情報の一つである。生体吸収性材料の開発においては、非分解性の材料からなる医療機器とは異なる面にも注意した安全性評価が必要となる。開発段階から生物学的安全性の評価についても意識しておくことも重要である。


【講演項目】
1.生物学的安全性評価の基本的考え方(概要)

2. 医療機器(生体吸収性材料を含む)で求められる生物学的安全性評価の項目(概要)
 -試験項目の選択

3.基本的な評価項目
 -細胞毒性試験、感作性試験、刺激性/皮内反応試験、
 -全身毒性試験(急性、亜急性)、遺伝毒性試験、発熱性試験、埋植試験、
 -血液適合性試験

4. スクリーニングのための試験か、承認申請のための試験か

5. 分解(あるいは吸収)過程は既知か、分解(あるいは吸収)期間は既知か

6. 国内申請と海外申請の相違等(概要)

   

【質疑応答】


【2日目】10:00〜11:30

【第4部】整形外科手術で用いる止血材と求める分解速度と製品デザイン

山梨大学 江幡重人 氏

 



【講演項目】

・内視鏡手術の実際について

・止血材使用の実際
 -種類・選定・頻度

・事例検討

・求める止血材への要望
 -分解性 -材型 -デザイン など

   

【質疑応答】


【2日目】11:45〜13:15

【第5部】コラーゲンの構造および性質と癒着防止材、止血材開発応用

(株)ニッピ バイオマトリックス研究所  水野一乘氏

 


・コラーゲン概論
 -生体内でのコラーゲン
 -コラーゲンの可溶化
 -ゼラチンおよびコラーゲンペプチド

・医療分野におけるコラーゲン
 -安全性
 -応用分野

・癒着防止材、止血材への応用

・課題と展望 など

   

【質疑応答】


【2日目】14:00〜15:30

【第6部】泌尿器科からみる吸収性癒着防止材・止血材の使い方と求める分解速度とデザイン

帝京大学ちば総合医療センター 荒木千裕  氏

 

【講座主旨】

1.現在当院で行われている腹腔鏡手術の実際
 1.1腹腔鏡下腎摘除術
 1.2腹腔鏡下副腎摘除術
 1.3腹腔鏡下腎部分切除術(阻血下実質縫合法,阻血下実質非縫合法,無阻血下実質非縫合法)
 1.4腹腔鏡下腎盂形成術
 1.5腹腔鏡下前立腺切除術
 1.6腹腔鏡下膀胱前摘除術

2.止血材料、癒着について
 2.1止血、癒着防止材の分類,種類
 2.2実際の止血、癒着防止材の使用について

3.止血装置について
 3.1電気メスでの凝固
 3.2ソフト凝固

4.クリップ
 4.1金属クリップ
 4.2ヘモロック
 4.3ラプラタイ

5.縫合について
 5.1縫合材料
 5.2縫合法の実際

6.現状の問題点と,止血材、癒着防止材の将来像について

   

【質疑応答】


【2日目】15:45〜17:15

【第7部】消化器外科手術で用いる吸収性癒着防止材・止血材の種類と使われ方

北里大学 内藤正規  氏

 

【講演項目】

1.腹腔内癒着の原因

2.腹腔鏡下手術における癒着防止材、止血材の使用

3.消化管吻合における器械吻合

4.縫合不全防止に対する自動縫合器の役割

5.求められる製品像(デザイン、材形、吸収性等)

【質疑応答】

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