押出混練 セミナー
        
高分子の残留応力対策
 
 

<セミナー No 801204>


★スクリュの材質,形状,耐食性,耐摩耗性,強度など,スクリュに求められる特性とは?

★固いフィラーを混ぜる時,高粘度樹脂を使用する時・・・ヤケやムラ,想定される障害とその予防策とは?


押出混練におけるスクリュ制御,最適化,トラブル対策


■ 講 師


【第1部】


同志社大学 工学部 エネルギー機械工学科 教授 博士(工学) 田中 達也 氏


【第2部】


(株)池貝 技術部プラスチックセンター兼機械設計課 久家 立也 氏
   ※【ご注意】 平成29年12月13日 講演者情報,講演テーマおよび講演内容を変更しました。


【第3部】


アイ・ティー・エス ジャパン(株) 営業部 朝井 雄太郎 氏
■ 開催要領
日 時

平成30年1月26日(金) 10:30〜1630

会 場 [東京・五反田] 日幸五反田ビル8F 技術情報協会 セミナールーム
聴講料

1名につき55,000円(消費税抜、昼食・資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき50,000円〕

〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕

■ プログラム

【10:30〜12:30】

第1部 二軸押出機の変遷と最新の技術動向

●講師 同志社大学 工学部 エネルギー機械工学科 教授 博士(工学) 田中 達也 氏

 

【講座の趣旨】

  地球温暖化の原因である化石燃料を原料とする高分子材料は,大量生産の時代を経て,高機能化・高性能化を目指した環境に配慮した材料開発が盛んである。特に最近は,微粒子をナノサイズにまで粉砕し高分子中へ分散させたナノコンポジットの実用化に向けた研究が活発である。この時重要になるのが,ナノサイズの微粒子の粉砕および高分子中への分散方法であり,二軸混練押出機が1つのキーテクノロジーの装置として位置づけられている。しかし,現状まだまだナノコンポジット材料で実用化されたものは少ない。 本講演では,高分子材料の高機能化・高性能化のツールとして必要不可欠となっている二軸混練押出機の変遷と技術動向について解説し,同志社大学で行われている伸長流動を活用したナノ分 散技術について解説する。


【セミナープログラム】

1.混練の概念(混練とは)
  1-1 混合・混練の必要性
  1-2 混合・混練の概念
  1-3 混練の目的
  1-4 樹脂混練押出機の分類
  1-5 各機種の混練特性
  1-6 樹脂の溶融と分解2.混練機・混練技術の変遷

2.混練機・混練技術の変遷
  2-1 バッチ式混練機
  2-2 二軸連続混練機
      (非噛合い型異方向回転二軸混練機)
  2-3 二軸連続混練押出機
      (噛合い型同方向回転二軸混練機)

3.装置の高機能化

4.混練押出し技術の最近の動向とナノ粒子分散技術
  4-1 二軸混練押出機によるナノコンポジット製造技術
     伸長流動によるCNT分散技術

【質疑応答】


【13:15〜14:45】

第2部 低温混練技術のためのスクリューデザインの最適化

●講師 (株)池貝 技術部プラスチックセンター兼機械設計課 久家 立也 氏
         ※【ご注意】 平成29年12月13日 講演者情報,講演テーマおよび講演内容を変更しました。

 

【セミナープログラム】

1.二軸押出機とは
  1-1 押出機の種類
  1-2 シリンダーブロック及びスクリュー
  1-3 各使用例に応じたスクリューの種類と各種メリット・デメリット
  1-4 粘度に応じたスクリュ形状
    1) 低粘度溶融樹脂
    2) 中粘度溶融樹脂
    3) 高粘度溶融樹脂
  1-5 粘度の違う樹脂を混ぜる方法

2.二軸押出機内の樹脂挙動を考える
  2-1 シリンダー内の樹脂の充満率とパスタイム
    1) スクリュ形状・回転数・トルクの関係
    2) スクリュ形状・回転数・パスタイムの関係
  2-2 ミキシングスクリューブロックの種類と溶融樹脂の充満率
  2-3 写真で見る可視化シリンダー内の樹脂挙動

3.高速回転における運転諸条件の例
  3-1 フィラー添加量に対する樹脂温度の変化と低温混練技術
    1) 超高速型における実施例と最適混練条件「温度・操作・スクリュ形状」
    2) 樹脂を低温で混練するためには
  3-2 エマルションの例 (粒度分布データをふまえる)
  3-3 高フィラー混練の例 (形状組み合わせと温度分布)

4.画像による高粘度・低粘度材料の後工程での考察
  4-1 中粘度溶融樹脂の後工程の例 (ストランドカットなど)
  4-2 低粘度溶融樹脂の後工程の例 (アンダーウオータカットなど)
  4-3 高粘度溶融樹脂の後工程の例 (ホットカットなど)
  4-4 特殊例 (ミストカットなど)

【質疑応答】


【15:00〜16:30】

第3部 押出混練シミュレーション, 樹脂挙動解析と スクリュ条件の求め方

●講師 アイ・ティー・エス ジャパン(株) 営業部 朝井 雄太郎 氏

 

【講座の趣旨】

  押出機内での混練性と温度ムラ,樹脂の熱劣化と滞留など,溶融材料の品質評価などにおいてシミュレーションを通して,押出機の溶融能力,混練力,温度均一性を数値化する手法をご紹介・解説します。


【セミナープログラム】

1.スクリュのセクション毎の役割と理想的な状態
  1-1 動画による押出機内部の様子〜溶融の様子とパラメータ化〜
  1-2 セクション毎の役割と,シミュレーションによる評価
    1) 溶融速度の評価
    2) 溝内での滞留防止パラメータ
    3) 滞留部の壁面のせん応力を解析
    4) 計量部での温度コントロール
    5) 吐出樹脂の温度ムラ
    6) スクリュの形状と効果

2.押出機の評価の際に必要なパラメータ
  2-1 シミュレーションで使用されるパラメータとその解釈
  2-2 シミュレーション結果と実際の成形性の関連性
  2-3 成形トラブルは,シミュレーションからどのように読み取れるか?
  2-4 溶融品質の向上にシミュレーションはどう貢献できるか?

3.バリアセクション,ミキサーの効果
  3-1 バリアやミキサーの有無と溶融樹脂の品質の違い
  3-2 よりよいスクリュ設計に必要な,ミキサーの基礎
    1) ウェーブミキサー内の流動パターン
    2) バリア・ウェーブミキサー内の流動
    3) 押出サンプルによる混練度比較
    4) 各ミキサーからの吐出材料の様子

【質疑応答】

 
 

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