ポリイミド セミナー
        
UV硬化樹脂の配合設計、特性評価と新しい応用
光学樹脂の屈折率、複屈折制御技術
 

<セミナー No 801207>


★ 有機EL、タッチパネル、透明FPC! 成長市場のキーマテリアル!!

無色・透明ポリイミドの設計技術

-着色要因/耐熱性との両立/寸法安定性の向上/ガラス代替材料としての応用-

■ 講師

.後藤技術事務所 代表 工学博士 後藤 幸平 氏

2.日本大学 理工学部 物質応用化学科 准教授 博士(工学) 伊掛 浩輝 氏

3.三井化学(株) 機能材料研究所 フィルム・シート部材グループ 主席研究員 浦上 達宣 氏

■ 開催要領
日 時

平成30年1月17日(水) 10:00〜17:00

会 場 [東京・五反田] 技術情報協会 セミナールーム
聴講料

1名につき 60,000円(消費税抜、昼食・資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき55
,000円〕

〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕

■ プログラム

【10:00-13:40】(途中40分の昼食休憩を含みます)

1.ポリイミドの基礎、およびポリイミドの透明化、機能化設計と製品開発動向

後藤技術事務所 代表 工学博士 後藤 幸平 氏

 

【講座の趣旨】 耐熱性透明高分子材料が新しいフレキシブルディスプレイ基板のキーマテリアルとし注目されている。耐熱性に優れた高分子材料にポリイミドが知られているが、市販のKapton? の例からもわかるように、通常は黄色〜褐色に着色している。本講座の理解を深めるために、ポリイミドの基礎から、ポリイミドの着色の構造要因を明らかにして、耐熱性と透明性を両立できる透明化設計と透明性に加えて用途展開に必要な機能化設計の考え方を説明する。また、その開発事例についても紹介する。


1.耐熱性ポリイミドの基礎
 1.1 構造と物性の関係
   (1)熱的性質
   (2)力学的性質
 1.2 多様な重合方法と工業的な製法
 1.3 加工性

2.耐熱性ポリイミドの着色要因と透明化設計の考え方
 2.1 光学特性の基礎
 2.2 ポリイミドの着色要因と電荷移動錯体
 2.3 電荷移動錯体の生成から考える透明化設計

3.透明性を発現した耐熱性ポリイミドの機能化設計
 3.1 芳香族系
 3.2 脂環族系

4.耐熱透明ポリイミドの機能化動向
 4.1 低熱線膨張係数化、屈折率制御など

5.耐熱透明ポリイミドの製品開発動向

【質疑応答】


【13:50-15:20】

2.ポリイミド/シリカハイブリッド材料の透明性とシリカナノ分散化技術

日本大学 理工学部 物質応用化学科 准教授 博士(工学) 伊掛 浩輝 氏

 

【講座の趣旨】
高分子に無機物を直接分散させようとすると、双方の性質が大きく異なることから、均一分散化は非常に難しい。我々の研究グループでは、均一化を図るために、ハイブリッド化にシランカップリング剤を用いて相溶性を補ったところ、両者の混和性が改善され、透明性を保持したポリイミド/シリカハイブリッド材料が得られた。本セミナーでは、そのときの作製条件や得られたハイブリッドの材料特性について紹介する。

1.有機/無機ハイブリッド材料の材料設計
 1.1 複合材料(コンポジット材料)とは
 1.2 ナノコンポジット化と複合効果
 1.3 ナノコンポジット化と光学特性 〜総論として〜

2.複合化技術としてのゾル-ゲル法
 2.1 なぜ、ゾル-ゲル法なのか? ゾル-ゲルの利点
 2.2 ゾル-ゲル法を用いた有機/無機ハイブリッド材料の調製法

3.ポリイミド/シリカハイブリッド材料の作製
 3.1 ハイブリッド化に必要となる材料設計
 3.2 ハイブリッドの合成・成膜条件とキャラクタリゼーション
 3.3 シランカップリング処理によるシリカの微分散化
 3.4 ハイブリッドの光学的性質
 3.5 ハイブリッドの微細構造

4.本報告のまとめ

【質疑応答】


【15:30-17:00】

3.透明ポリイミド用ワニスの開発と応用

三井化学(株) 機能材料研究所 フィルム・シート部材グループ 主席研究員 浦上 達宣 氏

 

【習得できる知識】
ポリイミドの透明化における分子設計と物性制御の取り組みに関する考え方

【講座の趣旨】
透明ポリイミドを開発するにあたり、ポリイミドとしての特徴と透明性をどの様に両立させてきたか、また工業的に有用な材料とするために何を考えてきたのか、ご紹介します。


1.三井化学のポリイミド開発とポリイミドの基礎
 1.1 ポリイミド概要
 1.2 ポリイミドの歴史
 1.3 三井化学のポリイミド開発

2.ポリイミドの透明化検討
 2.1 三井化学における初期の検討
 2.2 三井化学における透明ポリイミド開発の方向性
 2.3 ポリイミドの透明化における理論的アプローチ
 2.4 透明ポリイミドプロトタイプの開発

3.透明ポリイミドの物性制御
 3.1 CTE(熱線膨張係数)の制御1
 3.2 CTE(熱線膨張係数)の制御2

4.三井化学の透明ポリイミド用ワニス
 4.1 基本銘柄
 4.2 ワニスから得られるポリイミドフィルムの特徴

5.透明ポリイミド用ワニスの展開と応用

【質疑応答】

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