濡れ 接触角 セミナー
        
異種材料の接着・接合技術とマルチマテリアル化
シランカップリング剤の使いこなし ノウハウ集
 
<セミナー No.801434>

★濡れと接触角の関係性とは? 撥水、滑水性を付与するためには?

★測定、解析の方法は? 経時変化への対応は? 誤差をどう考えればよいのか?

濡れの設計・制御と測定評価手法
〜メカニズム・表面張力、表面自由エネルギー・接触角測定〜


■ 講師

工学院大学 先進工学部 応用化学科 准教授 博士(理学) 吉田 直哉 氏

■ 開催要領
日 時 平成30年1月31日(水) 10:30〜16:30
会 場 [東京・五反田]技術情報協会 セミナールーム
聴講料 1名につき50,000円(消費税抜き・昼食・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき45,000円(税抜)〕
〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。
         詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕
■ プログラム

【講師ご略歴】
2002年京都大学大学院理学研究科博士課程修了
同年より東京大学先端科学技術研究センター特任助手、同助教、JSTさきがけ研究員(兼任)などを経て
2011年より工学院大学工学部助教、
2013年より准教授。


【講演概要】

固体表面の濡れは身近な現象であり、様々な分野に密接に関係しています。
目視でき直感的にイメージしやすい一方で、特に動的な濡れ(水滴除去性など)の解釈に関しては誤解が多く見受けられます。
本セミナーでは,近年重要視されてきている動的濡れ性を含めて、固体表面の濡れ性を評価するために必要な知識と方法・濡れ性の制御について、実際的な問題点と解決法を絡めながら最新の知見を含めて解説します。
なお,専門外の方でもわかりやすくなるよう,定義・理論などの説明では最低限の数式にとどめて,特に測定・解釈に関する実践的な解説に重点を置きます。
また、いくつかの実例のうち、特にガラス等の固体表面への自己組織化単分子膜形成による撥水・滑水性の付与について、実例を挙げて詳説します。


【プログラム】
1.濡れのメカニズムと設計・制御
 1-1 接触角の定義と解釈
 1-2 理想的な均質・平滑表面;Youngの式
 1-3 凹凸のある理想的な均質表面;Wenzelの式
 1-4 物理的・化学的に不均一な表面;Cassieの式
 1-5 静的濡れ性のまとめ;静的濡れ性の設計・制御

2.動的濡れ性の定義と解釈
 2-1 動的濡れ性研究の背景
 2-2 液滴転落角
 2-3 接触角ヒステリシス
 2-4 液滴転落挙動
 2-5 接触角の経時変化(親水・親液表面の評価)
 2-6 動的濡れ性のまとめ;設計・制御のヒント

3.表面自由エネルギーの解析
 3-1 表面張力、表面自由エネルギーとは
 3-2 液体の表面張力測定
  3-2-1 懸滴法
  3-2-2 Wilhelmy法・輪環法
 3-3 固体の表面エネルギー測定
  3-3-1 臨界表面張力の見積;Zismanプロット
  3-3-2 表面エネルギーの成分分けによる評価;Owens-Wendt法

4.濡れ性測定・評価のノウハウ
 4-1 接触角測定法(Sessile drop法)
  4-1-1 測定条件
  4-1-2 解析方法
 4-2 接触角測定における注意点
  4-2-1 液滴量の影響
  4-2-2 解析における誤差
  4-2-3 測定値の信頼性
  4-2-4 経時変化
 4-3 動的濡れ性の測定法
  4-3-1 滑落法による液滴転落角と接触角ヒステリシスの測定
   4-3-1-1 測定条件
   4-3-1-2 液滴量依存性
  4-3-2 拡張収縮法による接触角ヒステリシスの測定と液滴転落角の推定
  4-3-3 液滴転落挙動評価
   4-3-3-1 測定条件と測定・解析システム
   4-3-3-2 液滴転落挙動の解析
   4-3-3-3 液滴転落挙動の解釈
  4-3-4 3相界面の移動
   4-3-4-1 測定方法
   4-3-4-2 測定例と解釈
  4-3-5 接触角の経時変化測定
 4-4 動的濡れ性測定・解釈における注意点
 4-5 いくつかの材料表面での実例
  4-5-1 有機高分子薄膜表面
  4-5-2 自己組織化単分子膜表面
  4-5-3 金属酸化物(薄膜)表面


【質疑応答・名刺交換】

濡れ 接触角 測定 セミナー