UV 硬化 セミナー
        
UV硬化樹脂の配合設計、特性評価と新しい応用
機能性モノマーの選び方・使い方 事例集
 

<セミナー No 803207>


★ 『光が届かない部分』をムラなく固めるための材料設計!!

UV硬化技術による“影の部分”の硬化

-フィラー・顔料含有材料/黒色材料/厚膜材料-

■ 講師

1.昭和電工(株) 事業開発センター  融合製品開発研究所 シニアリサーチャー 室伏 克己 氏

2.東京理科大学 理工学部 先端化学科 教授 博士(工学) 有光 晃二 氏

3.共栄社化学(株) 奈良研究所 機能性化学品事業部  研究部 上席研究員 工学博士 池田 順一 氏

4.(株)スリーボンド 研究開発本部  技術マーケティング部 技術開発課 大槻 直也 氏

■ 開催要領
日 時

平成30年3月16日(金) 10:00〜17:00

会 場 [東京・五反田] 技術情報協会 セミナールーム
聴講料

1名につき 60,000円(消費税抜、昼食・資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき55
,000円〕

〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕

■ プログラム

【10:00-11:30】

1.デュアル硬化反応、チオール・エン反応を利用した不透明材料、影の部分の硬化

昭和電工(株) 事業開発センター  融合製品開発研究所 シニアリサーチャー 室伏 克己 氏

 

1.イソシアネートモノマーのデュアル硬化
 1.1 イソシアネートモノマーの構造と諸特性
 1.2 ポリマー側鎖に付加した場合の諸特性
 1.3 ブロックイソシアネートモノマーによる付加反応
 1.4 イソシアネートモノマーの単独重合体  
 1.5 イソシアネートモノマーの硬化膜形成用途への応用

2.チオール・エン反応を利用したUV硬化技術と光を通さない材料の硬化
 2.1 チオール化合物の複雑な反応機構
 2.2 チオール・エン反応のUV硬化挙動
 2.3 チオール・エン反応におけるモノマー構造による挙動
 2.4 各種特性の紹介
    密着強度、機械的特性、熱的特性、電気的特性
 2.5 チオールとエポキシとの反応の利用


【質疑応答】


【12:10-13:40】

2.分子増幅を駆使した影部分のUV硬化

東京理科大学 理工学部 先端化学科 教授 博士(工学) 有光 晃二 氏

 

【習得できる知識】
ラジカル重合、カチオン重合、アニオン重合の機構、光開始剤の構造と特性などUV硬化の基礎が理解できる。また、光開始剤の光反応をいかに増幅するかについて、理解を深めることができる。

【講座の趣旨】
光化学反応は原則として「1光子=1化学反応」であるが、複数の化学反応を連結して最初の光反応を増幅することにより、高感度化や影部分のUV硬化が可能となる。これらの新規な感光システムについて述べる。


1.UV硬化の基礎

2.光塩基発生剤の特性とUV硬化への応用
 2.1 第1級・第2級アミン発生系
 2.2 第3級アミン・強塩基発生系

3.カスケード式化学で構築する高感度UV硬化材料
 3.1 酸増殖剤の開発と応用
 3.2 塩基増殖剤の開発と応用
 3.3 連鎖硬化剤の開発と応用
 3.4 光塩基発生剤を利用したレドックス開始重合系

4.まとめ

【質疑応答】


【13:50-15:20】

3.フィラーを含むUV硬化樹脂の開発と応用

共栄社化学(株) 奈良研究所 機能性化学品事業部 研究部 上席研究員 工学博士 池田 順一 氏
【専門】高分子化学

 

【習得できる知識】
無溶剤型UV硬化樹脂をベースとし、機能性フィラーを組み込んだ複合材料の設計に際し、強度アップや機能を最大限に発揮させるため、UV樹脂をはじめとする構成成分の性質や役割、機能を理解し、効率的に活用する技術が習得できます。

【講座 の趣旨】
UV硬化樹脂にフィラーを組み込むことで発現しがちな脆弱性、低硬化性など様々な課題を解決するためにはベースとなるUV樹脂をしっかり設計する必要がある。本講座では30年余りのUV樹脂設計の経験を通して得た様々なUV樹脂の性質や役割、機能を、四方山話やコラムをふんだんに取り入れて具体的にわかりやすく解説する。


1.はじめに
 1.1 モノマーデパートから見たUV樹脂開発の歩み
 1.2 UV硬化は万能?
 1.3 なぜ、いまフィラーを含むUV樹脂が必要か 

2.UV樹脂の構成成分 〜各種構成成分の働き、種類、特長〜
 2.1 ベースレジン:ベースが組成物の物性を左右する
 2.2 架橋剤:構造はよく似ていても少しの違いで働きは全く異なってしまう
 2.3 モノマー:希釈剤、ただ薄めるだけではない
 2.4 光重合開始剤:組み合わせで全く変わる硬化性
 2.5 フィラー:無機、カーボン・・・。如何に組み込むか
 2.6 添加剤:添加剤でフィラーは変わる

3.樹脂とフィラーの働き -樹脂とフィラーの組み合わせ方-
 3.1 樹脂の働き
  (1)フィラーを入れても大丈夫:ウレタンを使いこなす
  (2)熱対策に:エポキシを使いこなす
  (3)より柔らかく
 3.2 フィラーの働き
  (1)意匠性 隠す、漆黒
  (2)電気特性 電気を流す、埃をとる、静電気をとる
  (3)熱特性 熱を伝える、遮る
  (4)光学特性光を伝える、明るく見せる高屈折材料

4.具体例 -これまでに開発した機能性複合材料-
 4.1 隠蔽塗料 
 4.2 帯電防止ハードコート
 4.3 導電性封止剤

5.まとめ

【質疑応答】


【15:30-17:00】

4.影部や黒色着色樹脂のUV硬化と製品開発事例

(株)スリーボンド 研究開発本部  技術マーケティング部 技術開発課 大槻 直也 氏

【習得できる知識】
光硬化型接着剤において、光の照射できない影部を硬化させる方法や、黒色に着色した接着剤を光硬化させる方法

【講座の趣旨】
光硬化型接着剤において、光の照射できない影部を硬化させるためには、光硬化とは別に硬化機構を接着剤にもたせることが一般的で、その方法の中いくつかを実際の製品例とともに紹介する。また、黒色着色も同様に光が届かないために硬化させることが困難であるが、光の照射のみで硬化させることができる方法について実際の製品例ともに紹介する。


1.光硬化型接着剤の影部硬化方法の概要
 1.1 光硬化+湿気硬化 (アクリル+ イソシアネート)
 1.2 光硬化+湿気硬化 (アクリル+アルコキシシラン)
 1.3 光アニオン重合を用いた影部硬化方法
 1.4 光スイッチ
 1.5 光瞬間接着剤

2.光照射のみで黒色着色樹脂を硬化させる方法

3.1mm以上の厚膜と遮光性の両立

【質疑応答】

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