高級 上質 数値化
        
『特許の棚卸しと権利化戦略』
『研究開発体制の再編とイノベーションを生む研究所の作り方』
 
<セミナー No.806507>

★人は何をもって高級・上質と感じるのか!曖昧な感性価値をどのように数値化するか!


高級感・上質感の定量化技術

〜触感、色彩と質感・素材感の計測ノウハウ〜


■ 講師
1.

(国研)産業技術総合研究所 人間情報研究部門 ニューロテクノロジー研究グループ  研究グループ長

福井大学大学院 工学研究科・連携大学院 客員教授(理学博士)  長谷川 良平 氏

2. 慶應義塾大学 理工学部機械工学科 准教授(工学博士) 竹村 研治郎 氏
3. (株)日本カラーデザイン研究所 プロジェクト推進部 シニアマネージャー 稲葉 隆 氏
■ 開催要領
日 時

平成30年6月7日(木) 10:00〜17:00

会 場 [東京・五反田]技術情報協会 8F セミナールーム
聴講料 1名につき60,000円(消費税抜き、昼食、資料付) 
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき55,000円(税抜)〕

大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。
詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい。
■ プログラム

<10:00〜12:00>


【第1部】 脳情報に着目した感性評価技術の開発とその応用事例

(国研)産業技術総合研究所(理学博士) 長谷川 良平 氏

【講演趣旨】
近年、脳と機械を直結するブレイン-マシン インターフェース(BMI)技術の開発が盛んになっている。演者はこのBMI技術の一種として頭皮上脳波にもとづく意思テレパシー装置「ニューロコミュニケーター」の試作開発に成功した(2010年3月プレス発表、2014年5月TBS「夢の扉+」で報道)。現在、この装置を難病患者の意思伝達支援用福祉機器として実用化開発を進める一方、その開発過程で得られたコア技術(ポータブルな脳波計測装置やリアルタイム性の高い脳波データのパターン識別手法)を活用したマーケティング分野への応用も開始した(2017年1月、TV東京「ワールドビジネスサテライト」で報道)。本講演では、演者が独自に開発した特許取得技術(国内外7件)を用いた、脳情報による感性評価システム(ニューロマーケティング)や購買行動支援システム(ニューロコンサルティング)などに関して、その開発概要や実証実験例をわかりやすく紹介する予定である。

【講演項目】
1.超脳力を科学の力で実現!
(1).ニューロサイエンスからニューロテクノロジーへ
(2).脳と機械を直結するBMIのインパクト
(3).脳波テレパシー装置「ニューロコミュニケーター」

2.ニューロコミュニケーターのコア技術
(1).注意を反映する事象関連電位の即時検出に向けて
(2).脳波計測用ヘッドギア
(3).人工知能技術を活用した高速・高精度の脳波解読手法

3.ニューロコミュニケーターを応用した感性評価
(1).ハンズフリーでお買い物「脳波ショッピング」
(2).潜在意識の関心度を探る「脳波総選挙」
(3).製品間の関連性を調べる「脳情報地図」
(4).脳波と評定を組み合わせた「高級感・上質感」の評価方法

4.その他の応用紹介
(1).脳波によるロボット制御
(2).脳波による認知機能の評価と訓練
(3).脳波による個人認証

【質疑応答・名刺交換】


<12:45〜14:45>

【第2部】触感による高級感・上質感の定量化技術

慶應義塾大学(工学博士) 竹村 研治郎 氏

【講演趣旨】
高級感や上質感といった触感を物理データから推定し、工学的に利用するには我々が持つ触覚受容器(センサ)の特性を正しく理解する必要があります。本講演では生理学的な知見からその特性を工学的に理解して、どのように利用するべきかを解説します。また、数ある触感用語を如何に整理すべきかも説明します。

【講演項目】

1.触感とは?
(1).触感の定義
(2).触感の重要性 

2.ヒト指の構造と機械受容器
(1).ヒト指の構造
(2).機械受容器の種類と特性
(3).センサとしての機械受容器の工学的理解

3.触感表現の整理
(1).触感を表現する用語 
(2).触感知覚構造の階層的理解

4.物理量からの触感の推定(具体的事例を通して)
(1).官能評価と結果の整理 
(2).触感測定システム  
(3).機械受容器の発火状態の推定法
(4).触感推定の結果

5.まとめ

【質疑応答・名刺交換】




<15:00〜17:00>


【第3部】色彩における高級感の定量化手法

(株)日本カラーデザイン研究所 稲葉 隆 氏

【講演趣旨】
様々なプロダクト・デザインやパッケージ・デザインにおいて、加飾表現の技術開発が進んでいる。しかし、「どのように色彩とテクスチャーを組合せれば、その製品にとって最適となるか」を明確に示した方法が確立しているわけではない。そこで、高級感をプロダクトやパッケージで表現するためにどうすればよいか、を例にとり、色彩と質感を感性的に整理したり、狙いとするコンセプトを色彩と質感に変換して表現する方法について解説する。

【講演項目】

1.色彩と質感の感性評価〜高級感はどのように表現するか〜

2.色彩と質感・素材感表現の感性評価における課題

3.色彩に関する感性評価の方法
 (1).色彩感情をベースとした感性評価
 (2).配色をどのように整理するか

4.質感評価における視覚と触覚の役割
 (1).質感と基本的な触感次元
 (2). 視覚と触覚の共通性

5.質感・素材感の感性的評価法

6.様々な高級コンセプトと表現

【質疑応答・名刺交換】



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