悪心 治療 セミナー
                  
 
 
 
<セミナー No808102>

★ 予防、出現に対する治療の満足度は?   ヒト・動物での悪心をどう評価するのか?

〜化学療法における〜
悪心
実臨床での治療薬剤開発


■ 講師
【第1部】  国立がん研究センター東病院 乳腺・腫瘍内科 内藤 陽一 氏
【第2部】 国立病院機構東京医療センター 薬剤部 がん薬物療法支援マネージャー 小川 千晶 氏
【第3部】 大阪大学大学院 医学系研究科 保健学専攻 助教 山本浩一 氏
■ 開催要領
日 時

平成30年8月9日(木)10:30〜17:00

会 場 [東京・五反田] 日幸五反田ビル 8階 技術情報協会 セミナールーム
聴講料

聴講料 1名につき55,000円(消費税抜き/昼食・資料付き)
  〔1社2名以上同時申込の場合1名につき50,000円〕

〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度(アカデミック価格)があります。
 
詳しくはお問い合わせください〕

■ プログラム

【10:30〜12:00】

【第1部】 腫瘍内科から見る悪心の予防、治療

国立がん研究センター東病院 乳腺・腫瘍内科 内藤陽一 氏

 


【講座主旨】

  準備中


【講演内容】

  準備中

【質疑応答】


【12:45〜14:45】

【第2部】 がん化学療法に伴う悪心の評価とマネージメント 〜薬剤師の立場より〜

国立病院機構東京医療センター 薬剤部 がん薬物療法支援マネージャー 小川 千晶 氏

 

【講座主旨】
 がん薬物療法に伴い出現する代表的な副作用の一つに悪心・嘔吐がある。昨今,治療効果の高い制吐薬の登場により,嘔吐は軽減されつつある一方で,悪心はいまだに臨床現場で多く遭遇する有害事象である。悪心が持続すると脱水や電解質異常,低栄養を引き起こし,患者のQOLを著しく低下させるため,それらの予防と出現した際の対応がたいへん重要であり,悪心に対する薬物療法は欠かすことのできない治療ストラテジーの一角をなしている。  本セミナーでは,制吐薬適正使用ガイドラインに即した制吐療法について説明し,症例を通じて実臨床での制吐療法における薬学的介入を紹介予定である。これらの内容が,より有用な制吐薬や患者にとって利便性の高い製剤開発のヒントとなれば幸いである。

【講演内容】


1. はじめにおさえておくべきポイント
 @ 悪心・嘔吐のメカニズム
 A 制吐療法へのサブスタンスPの応用
 B 剤形の違う制吐薬をどのように使い分けるか
 C 薬物間相互作用を考えて使用しなければならない制吐薬は何か
 D 悪心・嘔吐の評価方法

2. 制吐療法について
 @ 制吐薬適正使用ガイドラインについて(国内)
 A 制吐薬適正使用ガイドラインについて(国外)
 B 急性の悪心・嘔吐
 C 遅発性の悪心・嘔吐
 D 予期性の悪心・嘔吐
 E 突出性の悪心・嘔吐

3. 症例検討
 症例提示@ (大腸癌) 中等度催吐性リスクの制吐療法を考えてみる
 症例提示A (乳癌)  予期性悪心・嘔吐を考えてみる
 症例提示B (胃癌)  抗がん薬以外の要因を考えてみる
 症例提示C (膵癌)  その他


【質疑応答】


【15:00〜17:00】

【第3部】 悪心対策法の開発に向けた病態モデル動物の作成 −病態評価の現状・課題と可能性−

大阪大学大学院 医学系研究科 保健学専攻 助教 山本浩一 氏

 
【講座主旨】
 悪心は「不快と感じるかどうか」と主観に影響される症状であるため、実験動物では評価できないと考えられていた。しかし、演者はラットやマウスの行動変化から動物の悪心を評価する手法を構築し、その発症機序を解明する研究に従事している。今回、その実験技術を含めて実験動物の悪心評価法の現状と課題、その可能性について紹介する。

【講演内容】


1.悪心の発症機構
 1-1. 悪心とは −嘔吐と何が違うのか−
 1-2. 悪心の神経機構とは −悪心中枢は存在するのか?嘔吐中枢と異なるのか?−
 1-3. 刺激の違いによる発症機構(薬物中毒・抗悪性腫瘍剤・放射線・動揺病)
 1-4. 臨床で用いられている制吐剤は悪心の治療に用いることができるか
    ・ヒスタミンH1受容体、ドーパミンD2受容体、セロトニン5-HT3受容体
    ・タキキニンNK1受容体、その他(オランザピン・モサプリド・漢方薬)

2.実験動物における悪心評価法の現状と課題
 2-1. 悪心治療薬・制吐剤開発のための評価法
 2-2. 実験動物を用いた病態モデル
  ・食肉目 −イヌ・ネコ・フェレット−
  ・霊長目 −サル−
  ・食虫目 −スンクス−
  ・その他 −ハト・ブタ・カエル−
 2-3. 現在用いられている手法の問題点と課題

3.齧歯目を用いた悪心・嘔吐の評価法の現状と課題
 3-1. 齧歯目が悪心治療薬・制吐剤開発の前臨床評価に用いられない理由
 3-2. 齧歯目を用いた悪心代替評価法の現状と課題
  ・異味症(パイカ行動)
  ・胃通過時間測定法
  ・条件付け味覚嫌悪学習
  ・唾液アミラーゼ測定法
  ・摂餌量測定
 3-3. 新しい評価法の探索とその課題
  ・画像解析法(体輪郭・表情)
  ・新しい治療薬の可能性


【質疑応答】


悪心 評価 セミナー