網膜 薬 セミナー
                  
DDS先端技術の製剤への応用開発
 
 
<セミナー No808103>

★ 新規治療開発、予防治療、モデル動物の作成、薬剤徐放デバイス開発の最前線!

網膜疾患の診断、治療と薬剤開発


■ 講師
【第1部】  慶應義塾大学 医学部 眼科学教室 特任准教授 栗原 俊英 氏  三輪幸裕 氏  ※講師が変更となりました 7/11
【第2部】 帝京大学 医学部 眼科学講座 准教授 三村 達哉 氏
【第3部】 東北大学大学院医学系研究科 細胞治療分野 助教 永井展裕 氏
■ 開催要領
日 時

平成30年8月28日(火)10:00〜16:45

会 場 [東京・五反田] 日幸五反田ビル 8階 技術情報協会 セミナールーム
聴講料

聴講料 1名につき55,000円(消費税抜き/昼食・資料付き)
  〔1社2名以上同時申込の場合1名につき50,000円〕

〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度(アカデミック価格)があります。
 
詳しくはお問い合わせください〕

■ プログラム

【10:00〜12:00】

【第1部】 網膜疾患モデル動物の作成と評価

慶應義塾大学医学部 眼科学教室 特任准教授 栗原俊英 氏  三輪幸裕 氏  ※講師が変更となりました 7/11

専門分野:網膜硝子体疾患

 


【講座主旨】
 重篤な視覚障害を引き起こす疾患の中でも網膜疾患は大きい割合を占め、不可逆的で現在においても治療法が確立されていない疾患も多い。本講演では、網膜疾患に対する治療法開発で用いられる動物モデルについて、想定する疾患毎に紹介する。


【講演内容】

1. 網膜疾患の概要
 @ 網膜の解剖・生理
 A 糖尿病網膜症
 B 加齢黄斑変性
 C 網膜色素変性症

2. 野生型マウスを用いた動物モデル
 @ ストレプトゾトシン誘導糖尿病モデル
 A 酸素誘導網膜症モデル
 B レーザー誘導脈絡膜血管新生モデル
 C 網膜光障害モデル

3. 遺伝子改変マウスモデル
 @ 遺伝性網膜変性モデル
 A ノックアウトマウス
 B コンディショナルノックアウトマウス


【質疑応答】


【13:00〜14:30】

【第2部】 黄斑疾患の診断、治療とメディカルニーズ

帝京大学 医学部 眼科学講座 准教授 三村 達哉 氏

専門分野:網膜硝子体・加齢黄斑変性

 

【講演内容】

1.加齢黄斑変性(AMD)の病態・病型
 ・前駆病変
 ・萎縮型AMD
 ・滲出型AMD 典型AMDとポリープ状脈絡膜血管症(PCV)
 ・Pachychoroidの概念

2.前駆病変の予防薬・サプリメント

3.滲出型加齢黄斑変性の治療
 ・抗VVEGF抗体硝子体注入術
 ・光線力学的療法(PDT)

4.抗老化を目的としたAMDの新規治療薬と創薬
 ・新規の抗体治療
 ・サーチュイン遺伝子
 ・揮発性有機化合物(VOC)をターゲットとした予防治療
 ・抗酸化剤などの、他の候補となる治療

【質疑応答】


【14:45〜16:45】

【第3部】 網膜疾患に対するドラッグデリバリーシステム技術の開発

東北大学大学院医学系研究科 細胞治療分野 助教 永井展裕 氏

専門分野:バイオマテリアル、ドラッグデリバリーシステム(DDS)、網膜疾患、後眼部DDS

 
【講座主旨】
 網膜疾患のほとんどは根本的な治療法がないため外科的手術や薬剤による網膜変性の抑制が主な治療となる。最近では生物学的製剤の眼内投与が一部の患者に福音をもたらしているが、眼内侵襲に伴う副作用対策は必ずしも十分とは言えない。本講演では眼内に低侵襲な投与法として、強膜上に担体を留置して薬物を網膜へ送達する経強膜薬物徐放デバイスを紹介する。

【講演内容】

1.後眼部疾患に対する投与法の課題
 ・網膜疾患
 ・点眼と硝子体注射

2.後眼部疾患に対する様々なDDS
 ・生分解型DDS
 ・非分解型DDS

3.経強膜DDSの特徴
 ・経強膜投与のメリットとデメリット
 ・光硬化性樹脂を用いた経強膜薬物徐放デバイスの開発

4.経強膜薬物徐放デバイスの非臨床試験
 ・安定性試験
 ・生物学的安全性試験
 ・埋植毒性試験(ウサギ)
 ・薬理試験(網膜変性ウサギ)
 ・眼内動態試験(ウサギ、サル)

5.経強膜DDSの課題と展望

【質疑応答】


◎演者略歴◎

●栗原俊英 氏
2001年 筑波大学医学専門学群 卒業
      慶應義塾大学病院眼科 研修医
2009年 慶應義塾大学大学院研究科博士課程 修了
      米国スクリプス研究所Research Associate
2013年 慶應義塾大学医学部眼科学教室 助教
2015年 慶應義塾大学医学部眼科学教室 特任講師
      総合医科学研究センター光生物学研究室 主任研究員(現在に至る)
2017年 慶應義塾大学医学部眼科学教室 特任准教授(現在に至る)



●三村達哉 氏
1997年 山梨医科大学医学部医学科卒業
1997年 東京大学医学部付属病院眼科
2004年 ハーバード大学(MEEI/スケペンス眼研究所)留学
2006年 イリノイ大学シカゴ校 (医学部付属病院)留学
2007年 東京大学医学部付属病院眼科 助教
2012年 東京女子医科大学東医療センター眼科 講師
2015年 同上 准教授
2017年 帝京大学医学部眼科学講座 准教授 現在に至る


●永井展裕 氏
【学歴】
2000年 北海道大学大学院工学研究科分子化学専攻修士課程 修了
2005年 北海道大学大学院工学研究科分子化学専攻博士後期課程 修了
【職歴】
2000年  東レ株式会社 不織布技術部
2005年  北海道大学 創成科学研究機構 学術研究員
2006年  北海道大学 創成科学共同研究機構 特任助手
2007年  北海道大学 創成科学共同研究機構 特任助教
2008年  東北大学大学院医学系研究科 細胞治療分野 助教
現在に至る


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