電池  バインダ  セミナー
        
次世代電池用電極材料の高エネルギー密度、高出力化
全固体電池のイオン伝導性向上技術と材料、製造プロセスの開発
 
<セミナー No.808409>

★結着性と導電特性の改善、その両立へのポイントを学ぶ!

リチウム電池用バインダー

高機能化設計と適用技術


■ 講師
1. 日本ゼオン(株) 総合開発センター 機能性材料研究所 チームリーダー 山本 徳一 氏
2. パイオトレック(株) 技術開発本部 技術開発室長 奥井 一 氏
3. アルケマ(株) 京都テクニカルセンター シニアビジネスディベロップメントマネージャー 鈴木 孝典 氏

4.

北陸先端科学技術大学院大学 マテリアルサイエンス系物質化学領域 教授 博士(工学)松見 紀佳 氏
■ 開催要領
日 時

平成30年8月28日(火) 10:00〜17:00

会 場 [東京・五反田]技術情報協会 セミナールーム
聴講料 1名につき60,000円(消費税抜き・昼食・資料付き) 
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき55,000円(税抜)〕
〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。
詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕
※定員になり次第、お申込みは締切となります。
■ プログラム

< 10:00〜11:30>

1.バインダーの種類と特徴、電池性能への影響

日本ゼオン(株) 山本 徳一 氏

 


【講演概要】
 バインダーは、リチウムイオン二次電池の中で、負極活物質、正極活物質、電解液、セパレータと比べると脇役の印象が強い。しかし、最近バインダーは、電極を作成するためのプロセス材料としての役割だけでなく、電池機能に与える影響も注目されている。
 本講座では、バインダーが、プロセル材料としての役割だけでなく、電池構成部材として電池性能に与える影響についても解説する。

1.電池用バインダーについて

2.負極用バインダー
 2.1 負極用バインダーの役割と種類
 2.2 負極用バインダーの高機能化

3.正極用バインダー
 3.1 正極用バインダーの役割と種類
 3.2 正極用バインダーの高機能化

4.機能層用バインダー
 4.1 機能層用バインダーについて
 4.2 機能層用バインダーによる機能層の高機能化

※上記構成は、当日までに一部変更になる可能性があります。

【質疑応答・名刺交換】


<12:10〜13:40>

2.イオン液体を重合したイオン導電ポリマーのLIB及び固体電解質電池への応用

パイオトレック(株) 奥井 一 氏

(7/2 一部案内には、誤った表記がございます。正しくはこちらの表題でございます。)

 
【講演概要】
 現在リチウムイオン電池は、コンシューマーエレクトロニクス機器から自動車まで様々な電気電子機器の動力源として活用されている。約25年前にソニー社から実用化された液系LIBは、急ピッチに全固体電池への技術革新が進んでいる中で、バインダーに対する革新も必須と考える。当社では、不導体であり電池の内部抵抗要因であるバインダーを導電体に転換する技術革新を達成した。その素材こそが、イオン基を従来のPVdFバインダーへ導入することによって導電バインダーに仕上げることに成功した。

1.LIBを構成する電極、電解質の現状

2.現行LIBに求められる性能要求とイオン導電ポリマーの応用展開

3.「イオン導電ポリマーTREKION」のバインダー用途への応用

4.「導電バインダー」を使用した電極とそのセルの性能改善
 4.1 汎用正負極材料への適用での限界
 4.2 三元系NCM正極への適用効果
 4.3 電子伝導性の低いLFPやLTO電極への最適応用
 4.4 シリコーン負極応用へのチャレンジ

5.「導電バインダー」が切り開くLIB電極の将来像

【質疑応答・名刺交換】


<13:50〜15:20>

3.塗布・乾燥を踏まえたPVDFバインダの選び方・使い方

アルケマ(株) 鈴木 孝典 氏

 

【講演概要】
 選定の為にはバインダー自身の性能以外に要求特性、加工方法をよく理解する必要があります。
 今回の講演ではPVDF系バインダーの特性を説明すると共に、加工方法、要求特性上の関係など広範な条件を踏まえての選定について説明いたします。

1.PVDFとフッ素樹脂

2.Kynar PVDFとその歴史

3.Kynarの製造

4.Kynarの特性、グレード

5.Kynarの用途

6.Kynarの電池展開

7.市場動向

8.バインダーに求められる特性

9.電極製造工程とバインダーの選択

10.新規バインダー用グレード紹介

【質疑応答・名刺交換】


<15:30〜17:00>

4.BIAN構造を活用したバインダーほか電池材料設計

北陸先端科学技術大学院大学 マテリアルサイエンス系物質化学領域 教授 博士(工学) 松見 紀佳 氏

 

【講演概要】

 新たなタイプのLiイオン2次電池用負極バインダーとして、n型共役系高分子であるBIAN型ポリマーバインダーの活用を提案している。充放電中に電気化学的にドープ 可能であるほか、低いLUMOレベルにより電解液由来の厚いSEI膜形成を抑制し、内部抵抗を大幅に低減することができる。集電体への接着やスラリーへの溶解性にも 配慮した分子デザインとなっており、放電容量を顕著に改善することが可能である。

1.BIANとは?

2.BIAN構造を有する負極バインダー材料の設計コンセプト

3.BIAN構造を有する共役系高分子の合成法
 3.1 BIAN構造を有する共役系高分子のキャラクタリゼーション
 3.2 BIAN型共役系高分子を用いたリチウムイオン2次電池の設計
 3.3 電池セルの電気化学的特性評価(CV、インピーダンス測定)
 3.4 電池セルの充放電特性の検討
 3.5 その他のBIAN関連材料の設計

【質疑応答・名刺交換】


 

  選定 設計 セミナー