におい 香り セミナー
        
ヒトの感性に訴える製品開発とその評価
自動車室内の快適性向上に向けた 材料開発と感性評価
 
<セミナー No.809211>

★ 自動車室内臭、建材、化粧品、食品、香料、プラスチック材料,,,多くの解析事例とともに解説!

複合臭における
においのメカニズムと定量評価

◎ヒトの嗅覚検知メカニズム  ◎機器分析と官能評価の関連性 ◎パネリストの育成

■ 講師

(株)島津製作所 分析計測事業部 GC・TAビジネスユニット マネージャー 工学博士 臭気判定士 喜多 純一 氏

■ 開催要領
日 時

平成30年9月4日(火)  10:00〜17:00

会 場 [東京・五反田]技術情報協会 セミナールーム
聴講料

1名につき50,000円(消費税抜き・昼食・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき45,000円(税抜)〕
〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。
         詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕

※定員になり次第、お申込みは締切となります。

■ プログラム

【習得できる知識】
 におい分析が難しい理由が理解でき、その難しさを踏まえて、機器分析、官能評価をどのように、組み合わせていけばよいかを解説する。

【講座趣旨】
  官能評価は、ばらつきが大きい。機器分析から、官能評価の結果を理由づけるのは難しい場合が多いが、その理由を踏まえて、どのように切り込んでいくかを解説する。



1.においのいくつかの形態
 1-1 ガスとにおいの違いはどこにあるのか?
 1-2 においの種類としての異臭、悪臭、香気、複合臭の違いはどこにあるのか?

2.嗅覚の検知メカニズムから見た複合臭の特長
 2-1 人の嗅覚メカニズムとはどうなっているのか?
 2-2 複合臭は、成分に分けてみないほうがよい?
 2-3 嗅覚的ホワイトってなに?
 2-4 オミッション法ってどんな方法?
 2-5 マスキング現象は複合臭の延長?
 2-6 嗅覚メカニズムから複合臭を考える

3.においの単位は?
 3-1 におい物質濃度とそのにおいの強さの関係
 3-2 においの強さの単位は?
  1) 臭気強度
  2) 臭気濃度
  3) 臭気指数
  4) その定義
 3-3 検知閾値、弁別閾値って何のこと?
 3-4 におい質の単位は決められるの?
  1) におい物質とにおいの種類
  2) においは、最低どれくらいのにおいがあれば、全体のにおいが表せるのか?
  3) 官能によるにおい質の表現とQDA法
 3-5 オルソゴナルなにおいとレトロネーザルアロマとは。

4.においの見える化方法
 4-1 においの見える化の歴史
  1) 日本における悪臭防止法
  2) 悪臭22物質と三点比較式臭い袋法
  3) 日本と海外のにおいの強さの決め方の違い
 4-2 においの見える化その種類
  1) 官能評価を用いる見える化〜嗜好型官能評価と分析型官能評価〜
  2) 機器分析を用いる見える化
    ・GC
    ・GCMS
    ・2DGCMS
    ・GCMSMS
    ・イオンクロマト
  3) センサを使った見える化(単素子、におい識別装置)

5.官能評価法って実際どのようにするの?
 5-1 分析型官能評価と嗜好型官能評価に違い
 5-2 官能評価の種類とばらつきを低減させる工夫
  1) 3点比較法
  2) SD法
  3) QDA法
  4) 臭気指数測定方法
  5) ダイナミックダイリューション法
  6) 建材、室内臭、自動車室内臭のにおい強度の決め方(ISO)
 5-3 装置を利用した官能評価
  1) 検知閾値の測定方法
  2) 弁別閾値の測定方法
  3) マスキングの定量化方法

6.機器分析の種類と特徴
 6-1 成分に分離する分析(GC,GCMS)装置
  1) その原理
  2) 2次元GC,GCMSと、そのメリットは?
  3) 成分分析に使われるサンプルの濃縮方法の種類と比較
  4) 複合臭・複合香における成分の単離・同定方法
  5) におい嗅ぎGC,GCMSとは?またその応用
 6-2 1個のセンサを利用したにおいセンサとは?
  1) においセンサの種類
  2) においセンサ利用上の注意点
 6-3 におい識別装置
  1) 複合臭とにおい識別装置の存在理由
  2) 原理(嗅覚レセプターは400個近く必要か?)
  3) 解析方法と主な応用

7.おいしさ、風味の定量、快・不快度を調べるのあたって
 7-1 口中香(レトロネーザルアロマ)と味の関係
 7-2 5感の相互干渉は無視できない。
 7-3 におい識別装置のユーザーモードを利用したワインソムリエ
 7-4 おいしさを定量化するには
  1) においと風味との関係
  2) 異臭と風味劣化
 7-5 快・不快度を客観化方法

8.臭気・悪臭の定量にむけて
 8-1 異臭の場合 異臭分析システム(GCMS)の利用による異臭物質特定
    希釈混合装置による、異臭の混入実験
 8-2 悪臭の場合 希釈混合装置を用いた臭気指数測定
  1) におい識別装置を用いた臭気指数測定
  2) スタンダードモードとユーザーモード

9.複合臭に対する最近のアプローチ
 9-1 自動オミッション法による方法
  1) オミッション法の難しさと自動オミッション法
  2) 自動オミッション法のメリット
  3) 自動オミッション法の実例


【質疑応答】

におい 複合臭 香り