CFRP 界面制御 セミナー
        
樹脂/繊維複合材料の界面制御、成形加工と評価
CFRPの 繊維/樹脂 界面制御と成形加工技術
 

<セミナー No 811221>


★界面制御において、繊維側、樹脂側からどのようなアプローチがあるのか?

★成形性、融着性に優れる熱可塑性樹脂を用いたCFRPの課題とは? 


CFRPの界面設計とその制御

―界面接着性、層間の強度と靱性―


■ 講 師


1.名古屋大学 助教 博士(工学)入澤 寿平 氏


2.(国研)物質・材料研究機構 構造材料研究拠点 
     高分子系ハイブリッド複合材料グループ グループリーダー 博士(工学) 内藤 公喜 氏

 

3.JFEテクノリサーチ(株) 機能材料ソリューション本部 マルチマテリアル評価センター
     自動車材料解析グループ  副課長 近藤 豊 氏

■ 開催要領
日 時

平成30年11月7日(水) 10:30〜1600

会 場 [東京・五反田] 日幸五反田ビル8F 技術情報協会 セミナールーム
聴講料

1名につき55,000円(消費税抜、昼食・資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき50,000円〕
〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕

※定員になり次第、お申込みは締切となります。

■ プログラム

【10:30-12:00】

第1部 炭素繊維強化複合材料の課題と界面の重要性

●講師 名古屋大学 助教 博士(工学)入澤 寿平 氏

 

【習得できる知識】
・最近の関連研究動向
・炭素繊維,CFRP(CFRTP)の基本
・炭素繊維-樹脂の界面接着性改善の考え方

【講座の趣旨】
近年,自動車用CFRPの開発が進められる中で,熱可塑性樹脂を母材とした 炭素繊維強化熱可塑性樹脂(CFRTP)への期待が高まっている。CFRPにおいて 炭素繊維と母材樹脂の界面接着力が,その力学物性を大きく左右する重要な因子となる。 特にCFRTPでは作製工程で化学反応を伴わないため,界面接着力の制御は非常に難しい。 本講座では,関連研究の最近の動向,炭素繊維やCFRPの基本から紹介するとともに,
CFRP中における界面接着力の重要性について解説する.また,特に近年注目が高まるCFRTPに おける界面制御手法について自身の研究を踏まえて紹介する。

1.炭素繊維・CFRPの基本
 1-1 炭素繊維とCFRPの歴史
 1-2 炭素繊維の強さの由来
 1-3 CFRPの考え方と界面の重要性

2.炭素繊維・CFRPの研究開発動向
 2-1 国内外で実施される関連研究開発動向
 2-2 低価格炭素繊維への挑戦
 2-3 CFRPの高速成形を可能とする熱可塑性樹脂の適用
 2-4 CFRPのリサイクル技術
 2-5 炭素繊維への表面・サイジング処理の現状

3.CFRTP中における界面接着力の改善手法
 3-1 熱可塑性樹脂を母材とする難しさ
 3-2 新しい炭素繊維-樹脂界面接着力の改善手法
 3-3 CFRPのリサイクルと界面

【質疑応答】


【12:45-14:15】

第2部 炭素繊維および炭素繊維強化樹脂複合材料の界面制御

●講師 (国研)物質・材料研究機構 構造材料研究拠点 
        高分子系ハイブリッド複合材料グループ グループリーダー 博士(工学) 内藤 公喜 氏

 

【習得できる知識】
・炭素繊維・樹脂および炭素繊維強化樹脂複合材料における界面制御方法   
・界面制御した各材料の力学特性評価結果

【講座の趣旨】
 炭素繊維強化複合材料の新たな力学・機能特性の発現には、繊維/樹脂/複合材 料等の様々なスケール(マルチスケール)に存在する界面をいかに利用・制御する かが重要な技術である。本講演では、炭素繊維強化複合材料における界面制御につ いての研究成果を概説する。

1.背景

2.目的

3.繊維側からのアプローチ
 3-1 ポリイミドコーティング
 3-2 カーボンナノチューブ析出
 3-3 単繊維での引張試験結果
 3-4 複合材料化
 3-5 複合材料での引張試験結果
 3-6 繊維側からのアプローチまとめ

4.樹脂側からのアプローチ
 4-1 ナノ粒子混入樹脂
  4-1-1 作製
  4-1-2 試験結果
  4-1-3 破壊過程検討
 4-2 層間樹脂フィルム挿入
  4-2-1 作製
  4-2-2 試験結果
  4-2-3 破壊過程検討
 4-3 樹脂側からのアプローチまとめ

5.まとめ

【質疑応答】


【14:30-16:00】

第3部 CFRPの評価技術

●講師 JFEテクノリサーチ(株) 機能材料ソリューション本部 マルチマテリアル評価センター 
                                自動車材料解析グループ  副課長 近藤 豊 氏

 
【習得できる知識】
・CFRPの評価技術(界面) 繊維-樹脂界面がどうなっているのか
・CFRPの評価技術(層間) もう少しマクロに見ると… (評価法の紹介)
・CFRPの評価技術(一般) 上記を踏まえて、一般的な評価紹介

【講座の趣旨】
炭素繊維がCFRPになるまでに、どのような評価がなされているか、 および評価値の違いが何に影響するのか、分析事例を交えて紹介します。


1.CFRPの機械特性
 1-1 CFRPの種類
 1-2 機械特性の支配因子

2.炭素繊維の表面/界面
 2-1 炭素繊維が出来るまで
 2-2 炭素繊維の表面処理と評価
 2-3 炭素繊維の樹脂密着性評価

3.CFRPの層間
 3-1 CFRPの構造と層間
 3-2 層間の強度
 3-3 層間の靱性
 3-4 CAI

4.CFRPのその他機械特性評価

【質疑応答】

 

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