防曇 防汚 セミナー
        
防汚・防水・防曇性向上のための 材料とコーティング,評価・応用
機能性モノマーの選び方・使い方 事例集
 
<セミナー No.811407>

★ぬれ性測定・評価のポイントと親水・撥水、撥油表面の設計事例を解説

防曇・防汚表面の設計と高機能化


■ 講師
1. 工学院大学 先進工学部 応用化学科 准教授 吉田 直哉 氏
2. ライオン(株) 生産技術研究本部 プロセス技術研究所 主任研究員 椛島 真一郎 氏
3. 大手ディスプレイ関連・ケミカルメーカー 研究者
■ 開催要領
日 時

平成30年11月12日(月) 10:00〜16:50

(8/30 一部案内と開始時間が異なっておりますが、正しくはこちらの開始時間です。ご了承ください。)

会 場 [東京・五反田]技術情報協会 セミナールーム
聴講料 1名につき60,000円(消費税抜き・昼食・資料付き) 
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき55,000円(税抜)〕
〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。
詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕
※定員になり次第、お申込みは締切となります。
■ プログラム

< 10:00〜12:00>

1.動的濡れ性 (撥液・親液) の制御と機能性表面への応用

工学院大学 吉田 直哉 氏

 


【講演概要】
 固体表面の濡れは身近な現象であり、様々な分野に密接に関係しています。
目視でき直感的にイメージしやすい一方で、特に動的な濡れ(水滴除去性など)の解釈に関しては誤解が多く見受けられます。
 本セミナーでは、近年重要視されてきている動的濡れ性を含めて、固体表面の濡れ性を評価するために必要な知識と方法・濡れ性の制御について、実際的な問題点と解決法を絡めながら最新の知見を含めて解説します。
 なお,専門外の方でもわかりやすくなるよう、定義・理論などの説明では最低限の数式にとどめて、特に測定・解釈に関する実践的な解説に重点を置きます。
 また、いくつかの実例のうち、特にガラス等の無機固体表面への撥水・滑水性の付与について、実例を挙げて解説します。

1.濡れのメカニズムと設計・制御
 1) 接触角の定義と解釈
  a) 理想的な均質・平滑表面;Youngの式
  b) 凹凸のある理想的な均質表面;Wenzelの式
  c) 物理的・化学的に不均一な表面;Cassieの式
  d) 静的濡れ性のまとめ;静的濡れ性の設計・制御
 2) 動的濡れ性の定義と解釈
  a) 動的濡れ性研究の背景
  b) 液滴転落角
  c) 接触角ヒステリシス
  d) 液滴転落挙動
  e) 接触角の経時変化(親水・親液表面の評価)
  f) 動的濡れ性のまとめ;設計・制御のヒント

2.濡れ性測定・評価のノウハウ
 1) 接触角測定法(Sessile drop法)
 2) 接触角測定における注意点
 3) 動的濡れ性の測定法
 4) 動的濡れ性測定・解釈における注意点

3.いくつかの材料表面での実例
 1) 有機高分子薄膜表面
 2) 自己組織化単分子膜表面
 3) 金属酸化物(薄膜)表面

4.質疑応答


【質疑応答・名刺交換】


<13:00〜14:40>

2.プラスチック・ガラス表面の親水化技術と防汚・防曇性付与への応用

ライオン(株) 椛島 真一郎 氏

 

【講演概要】
 1%以下の低濃度の高分子水溶液と接触させるだけで対象とするプラスチックやガラス表面にナノレベルの吸着層を形成し、簡単・迅速に表面を親水化させる技術について紹介する。 処理する基材の表面物性に合わせた親水化高分子の設計法、および防汚性や防曇性といった実使用を想定した表面の機能評価について述べる。

1.表面改質技術の分類と事例

2.プラスチックやガラス表面が曇る現象について

3.表面を親水化させる表面改質技術 〜洗浄と同時に洗浄面を親水化〜
 3.1 高分子の吸着による表面改質
 3.2 高分子設計のポイント 〜両性両親媒性高分子〜

4.表面改質高分子の合成

5.FRP用表面改質高分子の合成と吸着表面性状
 5.1 高分子の組成とFRPへの吸着量、および吸着表面性状
 5.2 高分子吸着表面の防汚性能評価
 5.3 防汚性能発現機構について

6.ガラス用表面改質高分子の合成と吸着表面性状
 6.1 ガラス用表面改質高分子の合成
 6.2 高分子吸着表面の防曇性能評価
 6.3 防曇性能発現機構について

7.今後の展望 〜長寿命化に向けた超分子技術〜

【質疑応答・名刺交換】


<14:50〜16:50>

3.防曇・防汚・耐傷性に優れる機能性表面の開発

大手ディスプレイ関連・ケミカルメーカー 研究者

 

1.表面化学の基礎
 
2.バイオミメティックスのディスプレイへの応用
 2.1 生物表面の機能的なwettability
 2.2 超撥水と超撥油による防汚
 2.3 超親水性表面による防曇
 2.4 モスアイ表面の低反射

3.ディスプレイ視認性向上技術
 3.1 ARフィルム
  3.1.1 ARフィルムの構造と製造装置
  3.1.2 光学特性とARフィルムへの要求特性
  3.1.3 AR表面の防汚化技術
    3.1.3.1 防汚材料
    3.1.3.2 AR表面の防汚膜
    3.1.3.3 防汚メカニズム
    3.1.3.4 指紋付着への影響因子
 3.2 屈折率マッチング材料(SVR)
 3.3 ITOパターンの非視認化
 3.4 防曇ガラス

【質疑応答・名刺交換】


 

  親水 撥水 セミナー