ポリプロピレン 自動車 セミナー
        
ポリプロピレンの構造制御と 複合化、成形加工技術
 

<セミナー No 812216>


★ 弱点である「接着性の悪さ」 の解決策! 大型厚物部材の成形品質向上!

ポリプロピレンの強度向上と自動車部材への応用

■ 講師

1.(株)プライムポリマー 自動車材研究所 所長付 博士(理学) 小林 豊 氏

2.(株)三栄興業 研究開発室 チーフ 博士(工学) 佐々木 大輔 氏

3.日本ポリプロ(株) 材料技術センター 新規材料開発グループ 主任研究員 博士(工学) 飛鳥 一雄 氏

■ 開催要領
日 時

平成30年12月5日(水) 10:00〜17:00

会 場 [東京・五反田] 技術情報協会 セミナールーム
聴講料

1名につき 55,000円(消費税抜、昼食・資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき50
,000円〕

〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕

   

※定員になり次第、お申込みは締切となります。

■ プログラム

【10:00〜12:00】

1.ポリプロピレンの自動車部材への応用と樹脂開発の取り組み

(株)プライムポリマー 自動車材研究所 所長付 博士(理学) 小林 豊 氏

 

【習得できる知識】
・自動車に使われる種々の樹脂材料と対比したポリプロピレンの長所と欠点
・ポリプロピレンの構造と物性との関係
・射出成形を中心とした成形加工と製品との関係

【講座の趣旨】
本講座では,まず,自動車材料の歴史を振り返りながら,ポリプロピレン系材料の現在と将来を概観する。そして,ポリプロピレンが使われている理由を,化学構造と物性の観点から説明する。最終的なポリプロピレン系の自動車部品は,射出成形で生産されることが多いので,成形加工による部品の品質・機能の向上について述べる。

1.自動車用途の樹脂材料の動向
 1.1 アメリカ車に学びつつ,試行錯誤した時代(1945-1973)
 1.2 自動車に使われる樹脂材料が種類,量ともに拡大した時代(1973-2001)
 1.3 自動車会社の研究の基軸が変化した時代(2001-現在)
 1.4 これからの自動車材料

2.ポリプロピレンの位置づけ
 2.1 金属,セラミックス,樹脂との比較
  (1)樹脂には隙間が多い
  (2)なぜ隙間が多い
 2.2 色々な樹脂とポリプロピレン
  (1)結晶性と非晶性樹脂
  (2)構造と物性
 2.3ポリオレフィン
  (1)ポリエチレンとポリプロピレンの基礎,製造方法
  (2)ポリエチレンとポリプロピレンとの違い
  (3)添加剤の重要性
  (4)共重合によるポリエチレンの性能の拡大
  (5)複合化によるポリプロピレンの性能の拡大

3.加工技術によるポリプロピレン製品の変化
 3.1成形加工の重要性
  (1)冷却条件による物性の変化
  (2)延伸による物性の変化
  (3)押出成形
  (4)射出成形
 3.2製品の実現に必要な技術
  (1)調色
  (2)印刷
  (3)接着
  (4)塗装

4.まとめ
 4.1 自動車部材の要求特性の変化
 4.2 ポリプロピレンの課題と今後の狙い所

【質疑応答】


【12:50〜14:50】

2.末端反応性ポリプロピレンの特徴と自動車部材への応用

(株)三栄興業 研究開発室 チーフ 博士(工学) 佐々木 大輔 氏

 

【習得できる知識】
・ポリプロピレンに関する一般的知識
・ポリプロピレンの精密熱分解反応に関する知識
・ポリプロピレンの修飾と自動車部材への応用

【講座の趣旨】
最も身近なプラスチックであるポリプロピレンの基礎的知識の解説から新素材開発動向を解説する。また,ポリプロピレンの精密熱分解の基礎から応用までを解説し,新素材開発や接着剤への応用を示す。

1.ポリプロピレンについて
 1.1 ポリプロピレンの特徴
 1.2 ポリプロピレン改質剤の現状
 1.3 ポリプロピレンの機能化
 1.4 両末端反応性ポリプロピレンの合成

2.精密熱分解について
 2.1 精密熱分解により得られる両末端二重結合ポリプロピレンの特徴
 2.2 両末端二重結合ポリプロピレンの生成メカニズム
 2.3 様々なポリオレフィンへの精密熱分解の応用
 2.4 廃ポリプロピレンの精密熱分解

3.両末端二重結合ポリプロピレンの応用
 3.1 両末端二重結合ポリプロピレンの官能基化
 3.2 両末端官能基化ポリプロピレンを用いたポリプロピレン系共重合体

4.機能性ポリプロピレン原料への応用

【質疑応答】


【15:00〜17:00】

3.新規高溶融張力PPの特性と自動車発泡部材への応用

日本ポリプロ(株) 材料技術センター 新規材料開発グループ 主任研究員 博士(工学)  飛鳥 一雄 氏

 

【講座の趣旨】
近年,環境的側面より軽量化ニーズが高まっており,樹脂発泡製品の適用がさらに拡がりを見せている。従来のポリプロピレン(PP)の発泡特性の課題を解消した新規高溶融張力PPの射出及び押出発泡成形性について報告する。

1.発泡成形におけるPPの課題と改良
 1.1 発泡成形について
 1.2 発泡成形に求められる樹脂特性
 1.3 新規高溶融張力PPの基本特性

2.射出発泡成形分野への適用
 2.1 最近の射出発泡成形プロセス
 2.2 発泡特性改良効果
 2.3 発泡部材の特性

3.押出発泡成形分野への適用
 3.1 発泡特性改良効果
 3.2 発泡シートの熱成形性

【質疑応答】

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