□第1章 予測微生物学の概略―これまでの変遷と最近の動向―(藤川浩,小関成樹)
1. はじめに
2. 予測食品微生物学
3. 食品衛生管理への適用
4. 最近の動向
□第2章 速度論的な予測解析とその活用(藤川浩)
1. 増殖
2. 加熱殺菌
□第3章 確率論的な予測解析とその活用(小関成樹)
1. 背景
2. 増殖/非増殖境界モデル
3. 生存/死滅境界モデル
4. まとめ
□第4章 予測ソフトウェア(小関成樹)
1. 世界における予測ソフトウェア開発の変遷
2. MRVの機能とその活用方法
3. 予測微生物学のハードウェア開発
□第5章 国内での予測ソフトウェアおよびデータベース(藤川浩)
1. 増殖予測プログラムの開発
2. 微生物増殖アラートシステムの開発
3. 熱死滅データベース
□第6章 サーモキル・データベース(土戸哲明,中村一郎)
1. サーモキル・データベースとその開発経緯
2. 特徴と検索概要
3. データ統計
□第7章 食品加工・流通への適用(小関成樹)
1. Food Safety Objectives(FSO)を考慮した適用
2. 消費期限の設定
3. 殺菌条件の設定
4. まとめ
□第8章 メーカー事例
[1] 乳業における予測微生物学利用の現状・課題と今後の展開(田中孝)
1. 乳業における予測微生物学の利用
2. 乳業における新ロジステック増殖予測プログラムの活用例
3. 予測微生物学を利用した微生物管理と課題
[2] 日清製粉グループ本社の取組み(野中純子)
1. はじめに
2. チルド惣菜におけるB.cereusのモデル化
3. 構築したモデルの検証
4. 予測モデルの活用事例 @―製品設計への利用
5. 予測モデルの活用事例 A―温度変動によって生じるB.cereusの増殖リスク予測への応用
6. おわりに
□第9章 現状の課題と今後の展望(藤川浩,小関成樹)
1. はじめに
2. 微生物側の視点
3. 食品側の視点
4. 数学モデルの開発と改良
5. 情報共有の仕組みづくり
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