□第1節 嗅覚認知統合メカニズムの解明(外池 光雄)
1. はじめに
2. 匂いの知覚
3. 匂いの認知
4. f−MRIによる匂いの計測
5. 五感統合機能の解明に関する今後の課題
□第2節 匂いの精神生理学的評価(小長井 ちづる/古賀 良彦)
1. はじめに
2. 脳機能画像
3. 心理評価
4. 脳機能画像による匂いの評価
5. まとめ
□第3節 匂いと記憶(山本 晃輔)
1. はじめに
2. 匂いの記憶
3. 匂いの想起手がかりとしての有効性
4. 要約と今後の課題
□第4節 視覚と嗅覚の連動メカニズムの解明(伴野 明)
1. はじめに
2. 香り提示装置
3. 視覚・嗅覚連動システム
4. 香り付き映像の心理的効果
5. まとめ
□第5節 五感と香りの心理メカニズム(坂井 信之)
1. はじめに
2. 香りと「味」
3. 嗅覚と味覚の相互作用
4. 学習性の共感覚
5. 嗅覚と味覚の相互作用に関わる脳機構
6. 嗅覚と視覚の相互作用
7. 嗅覚と視覚の相互作用に関わる脳機構
8. 嗅覚と触覚の相互作用
9. 五感の特性と嗅覚の位置づけ
10. おわりに
□第6節 色彩と香りの心理メカニズム ―調和性からの検討―(齋藤 美穂)
1. はじめに
2. 色彩と香りの「調和」に基づく「香りの分類」
3. 香りと色の組み合わせがもたらす心理的・生理的な影響
4. おわりに
□第7節 香りの官能評価(國枝 里美)
1. はじめに
2. 匂いや香りに対する嗅覚感度
3. 官能評価のパネルとその育成,主な試験法
4. 経時的な質的変化を確認する方法
5. 嗜好型パネルによる官能評価
6. 香りに対する嗜好と測定の難しさ
7. 嗅覚障害と嗅覚検査
8. おわりに
□第8節 認知症への芳香療法(アロマテラピー)(谷口 美也子/浦上 克哉)
1. はじめに
2. 認知症の現状と近年の動向
3. アルツハイマー型認知症の病態と症状
4. 認知症に対する対処方法
5. アルツハイマー型認知症患者に対するアロマテラピーの効果
6. 認知症の対象者にアロマテラピーを行う注意点
□第9節 嗅覚同定能力検査法の開発(斉藤 幸子)
1. はじめに
2. ニオイの選定
3. ニオイ提示具と提示方法
4. 同定の方法
5. 検査の信頼性
6. 採点と判定
7. 嗅覚同定能力検査の適用例
8. 製品化
9. おわりに
□第10節 匂い成分のバイオセンシングと可視化モニタリング(三林 浩二)
1. はじめに
2. 薬物代謝機能に基づく匂い成分計測(バイオスニファ)
3. 光センシング技術を用いた匂い成分計測と可視化モニタリング
4. おわりに
□第11節 匂いセンシングシステムの開発(Bartosz Wyszynski/中本 高道)
1. はじめに
2. 水晶振動子匂いセンサ
3. リポポリマーとリポポリマーを用いた自己組織化感応膜
4. おわりに
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