ヘルスケア 書籍

No.1766

 

パーソナル・ヘルスケア

〜ユピキタス、ウエアラブル医療実現に向けたエレクトロニクス研究最前線〜

発刊:2013年10月 体裁:B5判 398頁 定価:39,600円(税込)
発行:(株)エヌ・ティー・エス 販売:(株)技術情報協会 ISBN 978-4-86469-080-5

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ヘルスケア分野におけるモニタリングデバイス・システムを中心に、個人に向けたヘルスケアシステム・サービスへの道を拓くエレクトロニクス技術の研究動向を紹介する。

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■著者紹介
執筆者 計52名
 
 達 吉郎   独立行政法人産業技術総合研究所健康工学研究部門 副研究部門長
 栗原 陽介   青山学院大学理工学部 准教授
 渡辺 嘉二郎   法政大学理工学部 教授
 山田 一郎   東京大学大学院新領域創成科学研究科/大学院工学系研究科 教授
 三林 浩二   東京医科歯科大学生体材料工学研究所 教授
 植野 彰規   東京電機大学工学部 教授
 朱 欣   会津大学大学院コンピュータ理工学研究科 准教授
 陳 文西   会津大学大学院コンピュータ理工学研究科 教授
 根本 鉄   金沢大学 名誉教授
 鈴木 哲   関西大学システム理工学部 准教授
 田中 徹   東北大学大学院医工学研究科 教授
 清山 浩司   長崎総合科学大学工学部 准教授
 澤田 廉士   九州大学大学院工学研究院 教授
 榎堀 優   名古屋大学大学院情報科学研究科 特任助教
 水野 寛隆   株式会社槌屋技術開発本部新製品開発センター 主担当員
 間瀬 健二   名古屋大学大学院情報科学研究科 教授
 佐藤 一雄   愛知工業大学工学部 教授
 槇 弘倫   広島工業大学生命学部 准教授
 松本 成史   旭川医科大学腎泌尿器外科学講座 講師
 竹内 康人   旭川医科大学腎泌尿器外科学講座 客員教授
 柿崎 秀宏   旭川医科大学腎泌尿器外科学講座 教授
 前中 一介   兵庫県立大学大学院工学研究科 教授
 岩木 直   独立行政法人産業技術総合研究所ヒューマンライフテクノロジー研究部門 研究グループ長
 原田 暢善   フリッカーヘルスマネジメント株式会社 代表取締役
 竹内 裕之   高崎健康福祉大学健康福祉学部 教授/学科長
 柿木 保明   九州歯科大学歯学部 教授/副学長
 檜山 聡   株式会社NTTドコモ先進技術研究所 主任研究員
 岡田 志麻   近畿大学理工学部 講師
 鈴木 裕   山梨大学総合分析実験センター 助教
 加藤 昇平   名古屋工業大学大学院工学研究科 准教授
 遠藤 英俊   独立行政法人国立長寿医療研究センター内科総合診療部 部長
 本間 昭   社会福祉法人浴風会認知症介護研究・研修東京センター センター長
 松井 岳巳   首都大学東京システムデザイン学部 教授
 福田 隆史   独立行政法人産業技術総合研究所電子光技術研究部門 主任研究員
 江本 顕雄   独立行政法人産業技術総合研究所電子光技術研究部門 特別研究員
 瀬崎 文康   株式会社カネカフロンティアバイオ・メディカル研究所 主任
 山口 昌樹   岩手大学大学院工学研究科 教授
 片桐 祥雅   独立行政法人情報通信研究機構脳情報通信融合研究センター 主任研究員
 兼清 泰正   北見工業大学工学部 准教授
 近藤 剛史   東京理科大学理工学部 講師
 吉田 茂    名古屋大学医学部附属病院メディカルITセンター 准教授/病院長補佐(現在、医療法人葵鐘会 副理事長/CMIO)
 三ア 幸典   香川高等専門学校電子システム工学科 教授
 丸田 高広   医療法人社団博友会金沢西病院脳神経センター 副所長
 根上 昌子   東海大学医学部 講師
 吉川 弘明   金沢大学保健管理センター 教授
 山川 俊貴   静岡大学大学院工学研究科/電子工学研究所 助教
 阪田 治   山梨大学大学院医学工学総合研究部 准教授
 寺田 努   神戸大学大学院工学研究科 准教授
 李 還幇   独立行政法人情報通信研究機構ワイヤレスネットワーク研究所 主任研究員
 古川 浩   一般社団法人日本画像医療システム工業会法規・安全部会 部会長/東芝メディカルシステムズ株式会社経営企画部
 久保田 博南   ケイ・アンド・ケイ ジャパン株式会社 代表取締役
 田中 吉春   有限会社タナカメディカルオフィス 取締役

■ 目  次

序論 パーソナル・ヘルスケアの動向と今後(達 吉郎)
第1編 ヘルスケア・エレクトロニクスを支える要素技術

第1章 ヘルスケアモニタリングのためのセンシングデバイス技術(栗原 陽介,渡辺 嘉二郎)

第2章 ヘルスケアサービスのための情報処理基盤に向けた要素技術(山田 一郎)

第3章 ユビキタス・ヘルスケアのための新規なバイオセンシング技術−健康ビッグデータ時代に備えて(三林 浩二)


第2編 モニタリングデバイス・システム研究開発の最前線

第1章 接触・非接触

第1節 シート型布電極による呼吸2種類および心電2種類の非接触同時計測技術の開発(植野 彰規)

第2節 心拍数・呼吸数・体動測定が可能な無拘束モニタリングシステムの開発(朱 欣,陳 文西,根本 鉄)

第3節 マイクロ波による非接触生体信号計測技術の開発(鈴木 哲)

第4節 多機能集積化神経プローブを用いたワイヤレス生体情報モニタリングシステムの開発(田中 徹,清山 浩司)

第2章 ウェアラブル

第1節 動きながらの測定が可能な指装着型小型血流計の開発(澤田 廉士)

第2節 センサ織物と日常的な呼吸機能計測を可能とする衣類型デバイスの開発(榎堀 優,水野 寛隆,間瀬 健二,佐藤 一雄)

第3節 1個の3軸加速度センサによるウェアラブル生体情報記録システムの開発(槇 弘倫)

第4節 ウェアラブル空中超音波ドプラを用いたウロダイナミクス計測システムの開発(松本 成史,竹内 康人,柿崎 秀宏)

第5節 絆創膏型生体活動モニタリングシステムの開発(前中 一介)

第3章 スマートフォン利用

第1節 スマートフォンを用いた日常的利用が可能な疲労計測システムの研究(岩木 直,原田 暢善)

第2節 スマートフォンを用いた個人健康管理システムの開発(竹内 裕之)

第3節 スマートフォンを用いた舌診と口腔ケアサポートシステムの研究(柿木 保明)

第4節 「バイオチップ携帯」の実現に向けたポータブル呼気アセトン測定装置の開発と応用(檜山 聡)

第4章 睡眠時情報

第1節 睡眠時に計測した体温・脈拍数による女性生理周期の自動推定(陳 文西)

第2節 就寝中の体動を用いた睡眠深度推定(岡田 志麻)

第5章 音情報

第1節 音響信号によるヘルスケアモニタリング装置の開発(鈴木 裕)

第2節 音声韻律・脳血流情報を用いた認知症早期スクリーニング支援技術の開発(加藤 昇平,遠藤 英俊,本間 昭)

第6章 ウイルス・ストレス計測

第1節 小型レーダーを用いた感染症スクリーニングシステムの開発(松井 岳巳)

第2節 スマートデバイスでの操作が可能なポータブル計測器と局在プラズモンチップの開発(福田 隆史,江本 顕雄,瀬崎 文康)

第3節 唾液ホルモンから慢性ストレスを可視化するポータブル機器の開発(山口 昌樹)

第7章 その他注目されるデバイス・システム

第1節 簡易型脳波測定装置の開発(片桐 祥雅)

第2節 糖尿病予防・管理に向けたパーソナルユース糖センサの開発(兼清 泰正)

第3節 血液および尿中からの微量物質検出をめざしたダイヤモンド電気化学センサ(近藤 剛史)

第4節 多機能センサを用いた夜尿症モニタリング研究(吉田 茂)

第5節 高感度呼吸センサによるSASスクリーニングおよび居眠り検出技術の開発(三ア 幸典)

第6節 心拍変動を利用した認知症判定システムの研究(丸田 高広,根上 昌子,吉川 弘明)

第7節 心拍の長時間観察が可能な小型低コスト遠隔計測システムの開発(山川 俊貴)

 

第3編 生体信号・情報処理と通信技術研究の最前線

第1章 ヘルスモニタリングに向けた多変量生体信号の因果性解析技術(阪田 治)

第2章 ウェアラブルコンピューティングに基づく健康管理システム(寺田 努)

第3章 UWBを利用したボディエリアネットワーク技術(李 還幇)

 

第4編 ヘルスケア分野参入に向けた法規制動向と事例

第1章 医療機器に関する薬事法の基礎と法改正の動向(古川 浩)

第2章 新規参入企業の薬事対応事例(久保田 博南)

第3章 医療機器の製造販売承認申請に必要な生物学的安全性試験法ガイダンスと医療機器GLP省令(田中 吉春)  


 

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