第1章 装着者の位置エネルギーを利用した空気式歩行支援シューズの開発 岩 昌弘
1. 研究の背景
2. 歩行動作
3. 歩行支援シューズ
4. 実験結果および考察
5. おわりに
第2章 ヒッププロテクター
第1節 バイオメカニクスに基づくヒッププロテクターの開発 田中 英一,平林 智子
1. はじめに
2. 衝撃低減効果の高いヒッププロテクターの基本構造に関する検討
3. シミュレーションによる円孔を有するヒッププロテクターの性能評価
4. プロテクター性能の実験的評価
5. おわりに
第2節 ヒッププロテクターの使用評価状況 原田 敦
1. はじめに
2. ヒッププロテクターに対する無作為比較対照試験およびそのシステマティックレビューによる臨床的有効性の評価
3. ガイドラインにおけるヒッププロテクターの評価
第3章 短下肢装具
第1節 コンセプト 山本 澄子
1. 短下肢装具に必要な機能
2. ハードウエアの開発
3. 装具の開発から装具療法への展開
第2節 開発経緯 安井 匡
1. 開発のはじまり
2. GaitSolution
3. 市場を意識した製品開発(GSD)
4. 機能のエビデンス
5. まとめ
第3節 ゲイトソリューションの使用状況 田中 惣治,本島 直之
1. はじめに
2. 健常者の歩行
3. 片麻痺者の歩行
4. GSの機能と効果
5. GS装着下でのトレーニングの必要性
6. おわりに
第4章 インテリジェント義足膝継手
第1節 開発状況 奥田 正彦,児玉 義弘
1. はじめに
2. 義足膝継手に必要な機能
3. マイコンによる遊脚相制御の開発
4. 商品ラインナップの開発
5. ユーザーニーズへの対応
6. 安全性の評価
7. フィールドテストおよび認可承認
8. おわりに
第2節 使用状況 陳 隆明
1. はじめに
2. インテリジェント義足膝継手に求められるものとは何か
3. コンピュータ制御義足膝継手(インテリジェント義足膝継手)は万能か
4. インテリジェント義足膝継手を使いこなすためのリハビリ
5. インテリジェント義足膝継手の真価
6. インテリジェント義足膝継手の処方状況
7. インテリジェント義足膝継手にない機能を備えた Hybrid Knee
8. インテリジェント義足膝継手と Hybrid Kneeの適応の使い分け
第5章 対麻痺歩行自立支援ロボット 田辺 茂雄,平野 哲,才藤 栄一
第1節 開発状況
1. はじめに
2. 脊髄損傷による対麻痺と歩行障害
3. これまでの歩行再建手法とその問題点
4. Wearable Power─Assist Locomotor(WPAL)
5. おわりに
第2節 使用状況
1. はじめに
2. 適応基準
3. 練習手順
4. 練習経過の一例
5. 複数症例で行った従来装具との比較
6. おわりに
第6章 上肢機能支援ロボット
第1節 開発状況 古莊 純次,原口 真,石田 圭二
1. はじめに
2. 上肢機能支援ロボットの分類
3. 古荘・原口研究室における上肢リハビリ支援ロボットの研究開発
4. 上肢機能支援ロボットの世界的な研究開発動向
5. おわりに
第2節 使用状況 古莊 純次,石田 圭二,原口 真
1. 上肢ロボットリハビリ訓練の効果
2. 上肢ロボットリハビリ訓練のメタ分析
3. 上肢ロボットリハビリ訓練を従来訓練に置換するか,あるいは上肢ロボットリハビリ訓練を従来訓練に追加するか
4. 片側性上肢ロボットリハビリ訓練か,あるいは両側性上肢ロボット訓練か
5. ほかのリハビリ手法との併用効果
6. EMULおよび PLEMOの開発と臨床評価
第7章 部分面型歩行感覚提示装置による歩行リハビリテーション
第1節 開発状況 矢野 博明,岩田 洋夫
1. はじめに
2. 関連研究
3. 歩行感覚提示装置
4. 没入歩行リハビリテーションシステム
5. おわりに
第2節 使用状況 田中 直樹
1. はじめに
2. 歩行感覚提示装置 GaitMaster4
3. 歩行感覚提示装置の臨床研究
4. おわりに
第8章 ユビキタスリハビリテーション
第1節 開発動向 和田 親宗
1. はじめに
2. 靴型計測装置と歩行情報解析
3. 遠隔リハビリテーションシステム
4. おわりに
第2節 実施状況 和田 太
1. ユビキタス社会でのリハビリテーション
2. 遠隔リハビリ
3. ウエラブル靴型計測装置
4. 靴型計測装置を用いたリハビリ訓練
5. 靴型計測装置の検証
6. 遠隔リハビリシステムへの応用
7. おわりに
第9章 ロボティックベッド
第1節 移乗支援ロボット“ロボティックベッド”の開発 河上 日出生
1. はじめに
2. ロボティックベッド概要
3. ロボティックベッドの安全について
4. ロボティックベッド実用化に向けて
5. おわりに
第2節 ロボティックベッドの臨床評価 中村 美緒
1. 開発段階の支援機器評価
2. ユーザ中心の支援機器臨床評価(ULCEAT)手法
3. ロボティックベッドの臨床評価
4. 開発段階の支援機器の臨床評価と今後の展望
5. まとめ
コラム ロボットをリハビリテーションという観点から試用してきて 加藤 範子,臼井 充
第10章 移乗・移動支援ロボット
第1節 開発経緯とコンセプト 高杉 紳一郎,上島 隆秀,草葉 隆一,藤田 曜生,瓜生 充恵,岩本 幸英
1. 開発の背景
2. 新しい移乗法の創案
3. 開発の経緯
4. 特徴と課題
5. 適用条件と対象者
6. まとめと展望
第2節 “RODEM”の製品化 川久保 勇次,本 陽一
1. RODEMの特徴と機構的解決
2. RODEMのシリーズ
3. 世界の電動アシストと日本の電動アシストの違い
4. RODEMの量産
第11章 搭乗型移動支援ロボット
第1節 開発状況 山本 健次郎
1. 背 景
2. 将来の近距離移動システム
3. 搭乗型移動支援ロボット
4. まとめ
第2節 実用化への課題と実証実験
1. 実用化の政策動向
2. 搭乗型移動支援ロボットの実用化への課題
3. 搭乗型移動支援ロボット公道走行実証実験
4. おわりに
第12章 車椅子
第1節 生活を広げる電動車椅子─その現状と開発動向─ 中村 俊哉
1. はじめに
2. 電動車椅子とは
3. 一般的な電動車椅子の種類と構造
4. 日本における電動車椅子の歴史と変遷
5. 現代の高機能電動車椅子
6. 車椅子や電動車椅子の移動を広げる乗り物
7. おわりに
第2節 高機能手動車椅子の動向 沖川 悦三
1. はじめに
2. 手動車椅子の機能
3. おわりに
第3節 車椅子の適合 廣瀬 秀行
1. 適合とは
2. 安全性
3. シーティングの目的
4. 個人そして社会への適合
5. 給付体制への適合
6. 最後に適合とは
第4節 電動車椅子の遍歴と高性能化 麸澤 孝
1. はじめに
2. 電動車椅子との出会い
3. 電動車椅子の変化によって
4. 外国製の電動車椅子
5. 高性能電動車椅子で変わる生活の質
6. これからの電動車椅子に期待
7. おわりに
第5節 知能車椅子の将来展望 松本 治
1. はじめに
2. 車椅子知能化の方向性
3. 走行基本性能向上技術
4. 環境認識技術をベースとした安全性・利便性向上
5. ユーザーの意図理解によるユーザビリティ向上
6. 公道上での技術実証試験
7. おわりに
コラム 意匠にみる車椅子の歴史 山内 閑子 |