1節 先進運転支援システムのキーとなる最新センサーテクノロジーの動向
1.市場動向
2.ボッシュの製品開発
3.ユーロNCAPに対する製品戦略
4.ボッシュのミリ波レーダ
4.1 第4世代長距離レーダ:LRR4
4.2 中距離レーダ:MRR
4.3 中距離後方レーダ:MRRリア
5.ボッシュのカメラシステム
5.1 第2世代多機能モノカメラ:MPC2
5.2 ステレオビデオカメラ:SVC
6.ドライバーアシスタンスの将来性
2節 予防安全を支援する画像認識技術
1.予防安全で期待される車載カメラ
2.画像認識ハードウェア技術
2.1 画像認識ハードウェアのアーキテクチャ
2.2 システム統合化の潮流
2.3 単眼カメラとステレオカメラ
2.3.1 単眼画像認識処理カメラ
2.3.2 ステレオカメラ
3.画像認識ソフトウェア技術
3.1 レーン認識
3.1.1 レーン認識における課題
3.1.2 レーン認識の処理フロー
3.1.3 ステレオカメラによるレーン認識の高度化
3.2 車両検知、歩行者検知
3.2.1 車両検知における課題
3.2.2 車両検知の処理フロー
3.2.3 歩行者検知における課題
3.2.4 ステレオカメラによる車両検知、歩行者検知の高度化
4.まとめ
3節 周辺監視カメラによる画像認識を用いた運転支援システム
1.システム構成
2.実現機能とそのニーズ
2.1 レーン認識応用システム
2.1.1 レーン逸脱警報システム (LDW: Lane Departure Warning
system)
2.1.2 レーン逸脱防止システム (LDP: Lane Departure Prevention
system)
2.2 接近・移動物認識応用システム
2.2.1 ブラインドスポット検知システム (BSW: Blind Spot Warning
system),接近車警報システム (CVW: Closing Vehicle Warning
system)
2.2.2 横断車両警報システム (CTA: Cross Traffic Alert
system),警報機能付きブラインドコーナーモニタ (BLCM: BLind Corner
Monitor system)
2.2.3 後退時支援システム (BUA: Back Up Aid system)
3.具現化技術
3.1 レーン認識応用システム
3.1.1 レーン認識技術
3.1.2 後方モニタカメラ利用時の課題及び対策
3.1.3 認識性能
3.1.4 レーン認識における前方/後方モニタカメラの得失比較
3.1.5 レーン認識を用いた車両制御技術
3.2 接近・移動物認識応用システム
3.2.1 接近・移動物認識技術
3.2.2 認識性能
3.2.3 画像認識補完技術
4節 ステレオカメラを使った運転支援システム
1.運転支援システムの背景
2.ステレオカメラの優位性
2.1 ミリ波レーダー
2.2 レーザー
2.3 単眼カメラ
2.4 ステレオカメラ
3.ステレオカメラの原理
3.1 視差画像の生成
3.2 リアルタイム処理
4.交通環境の認識
4.1 立体物の認識
4.2 白線の検出
5.運転支援への応用
5.1 飛び出してくる歩行者の検出
5.2 バックモニター
5.3 緊急自動転舵
5節 ノート型パーソナルコンピュータによる安全運転支援システム構築
1.安全運転支援システムの現状
2.ノート型パーソナルコンピュータによる安全運転支援システム
2.1 単眼カメラによる前方走行車両検出
2.1.1 オプティカルフローによる危険(検出)対象の探索範囲の絞込み
2.1.2 CAMShift法によるブレーキランプ検出による危険(検出)対象の探索と追跡
2.2 車間距離推定
3.携帯電話等ポータブルコンピュータによる安全運転支援システム構築
4.ターゲットデバイス
5.ポータブルコンピュータ用単眼カメラによる安全運転支援システムの実装
5.1 オプティカルフローのための特徴点抽出場所およびフローベクトル数の最適化
5.2 前方走行車両認識アルゴリズムの最適化
5.2.1 前方走行車両探索の注目領域決定アルゴリズムの最適化
5.2.2 前方走行車両の探索と車間距離推定アルゴリズムの最適化
5.3 最適化アルゴリズムを実装した実験結果
6.ポータブルコンピュータによる安全運転支援システム
6節 ナイトビジョンカメラの現状と将来技術について
1.はじめに
2.ナイトビジョンカメラ
3.非冷却遠赤外線カメラ
4.ナイトビジョンカメラとしての要求
5.遠赤外線カメラ設計するための課題
6.ナイトビジョンカメラの性能
7.ナイトビジョンカメラの将来技術
7節 車載カメラおよびその周辺技術、アプリケーションの技術トレンド
1.Smartphoneの普及拡大により、再活性化されたTelematics
2.車載用市場を重視するImage Sensor、Camera Moduleメーカー
3.車載用カメラモジュールの市場・技術動向
4.ADASに用いられるCamera Module
5.車載カメラに要求される特性を実現する技術
6.車載に最適なReflowable Camera Module
7.おわりに
8節 CMOSイメージセンサの高ダイナミックレンジ(HDR)撮像・HDR圧縮技術
1.高ダイナミックレンジ撮像技術
1.1 概論
1.2 BROME,複数短時間露光画像合成,行単位露光時間制御
1.3 横型オーバーフロードレインを用いた方式
1.4 ハイブリッド型カラムA/D変換器を用いた方式
2.高ダイナミックレンジ圧縮技術
2.1 概論
2.2 高ダイナミックレンジ情報の復元処理と単一輝度特性による圧縮処理
2.3 空間方向の局所適応型輝度補正方式
9節 赤外線イメージセンサにおける集積化技術と自動車への用途展開
1.対象とする赤外線とその特徴
2.非冷却赤外線イメージセンサ
2.1 非冷却赤外線イメージセンサの構造と動作
2.2 非冷却赤外線イメージセンサの進歩
3.赤外線カメラ
4.自動車用ナイトビジョンシステム
5.その他の自動車応用
10節 近距離レーダを用いた車両周辺障害物検出技術
1.近距離レーダの概要
1.1 近距離レーダの位置づけ
1.2 レーダ適用アプリケーションの例
1.3 アプリケーションの例
1.3.1 後側方アプリケーション
1.3.2 前側方アプリケーション
2.法制化動向
2.1 車載レーダの特性比較
2.2 レーダ計測の事例
3.76GHz帯小電力ミリ波レーダの高度化
3.1 76GHz帯の高度利用検討の背景
3.2 他の無線システムとの共存に関する検討
11節 非冷却赤外線アレイセンサの小型化と応用への波及効果
1.非冷却赤外線アレイセンサとは
2.非冷却赤外線アレイセンサの仕組み
3.センサ素子サイズの微細化
4.センサ小型化による応用への波及効果
5.まとめと今後の展望
12節 駐車支援システムを目的とした超音波による物体形状分類
1.駐車支援システムにおける超音波利用の背景
2.超音波の特徴
3.超音波による形状認識
4.周波数変調型超音波とSOMを用いた超音波センサシステム
4.1 周波数変調型超音波
4.2 ウェーブレット変換による周波数解析
4.3 SOMによる物体形状の分類
4.4 システム構成
5.処理結果の一例
13節 MEMS慣性センサの技術動向と自動車への用途展開
1.はじめに
2.MEMS構造
3.加速度センサ
3.1 原理
3.2 加速度センサ設計
3.3 変位検出機構
3.4 センサの高機能化・高性能化
4.角速度センサ(ジャイロ)
4.1 原理
4.2 角速度センサの設計
4.3 実用的な特性を得るために
4.4 ジャイロの特性向上
14節 圧電MEMSと加速度・角速度センサ
1.圧電材料
1.1 圧電効果と結晶構造
1.2 分極処理とドメイン構造
1.3 圧電定数
1.4 チタン酸ジルコン酸鉛 PZT
2.圧電薄膜材料の特徴
2.1 PZT薄膜の構造
2.2 PZT薄膜の特性
2.3 d31について
3.圧電MEMSの製作
3.1 圧電MEMSの工程
3.2 PZT製膜
3.3 フォトリソグラフィー
4.加速度センサと角速度センサ
4.1 圧電加速度・角速度センサの設計方法
4.2 シミュレーションツール
4.3 パッケージ開発に必要な技術
4.4 設計事例
4.5 圧電加速度センサと圧電角速度センサの評価法
15節 車載用超音波センサ・衝突防止センサ・車高センサ
1.はじめに
2.車載センサ
3.車両の距離からの安全性・衝突防止
4.車両の乗り心地
5.車載センサに必要なこと
6.超音波センサ
7.なぜ超音波を利用しているか
8.超音波の特性と環境対応
8.1超音波の特性
8.2空気中の音波の減衰
8.3温度及び湿度と圧力による特性
8.4物体の反射損失
8.5雑音
8.6環境の影響
9.センサの原理
10.超音波センサの構成と周波数
11.変換器(超音波振動子・(アンテナ))
12.電気回路
13.衝突防止センサ
14.車高センサ
14.1 車両性能
14.2 センサ性能
16節 ウェアラブル端末とスマートフォンが人命を救う〜電気自動車の接近検知アプリケーション〜
1.モータユニットのスイッチング雑音
1.1 スイッチング雑音の発生原理
1.2 スイッチング雑音の分析
2.検知手法
2.1 特徴量ベクトル
2.2 ラベリング
2.3 教師あり学習
3.評価
3.1 EVの検知性能
3.2 EVとHVの検知性能比較
3.3 録音位置と検知精度
17節 センサ用オールデジタルAD変換器TADによる「あらゆるセンサのデジタル化」
1.求められるセンサとは
1.1 センサの現状
1.2 センサの理想形態
1.3 デジタル式センサの発展性
2.デジタル回路によるアナログ信号処理(AD変換)の必然性
3.センサ用オールデジタルAD変換器TAD
3.1 動作原理
3.2 回路構成
3.3 AD変換特性・特徴
3.3.1 特性評価例
3.3.2 高耐久技術(高温使用)
3.3.3 低電圧動作と低消費電力化
4.TAD適用デジタル式センサ
4.1 デジタル式圧力センサIC
4.2 デジタル式5軸慣性センサ
4.3 レーザレーダ(Lidar)距離センサ用時間計測回路
4.4 その他センサ応用
5.TADの発展性
5.1 CMOS微細化の効果
5.2 センサ回路プラットフォーム
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