1節 高分子膜と無機膜の長所・短所比較
1.液相系
2.気相系
2節 CCSに求められるCO2分離膜の性能と最近の開発動向
1.CCSの概要とコスト試算
2.CO2発生源とCO2回収技術
3.CO2膜分離法
4.膜分離法のCO2回収コスト(大気圧ガス源の場合)
5.高圧ガス源からのCO2回収コスト
6.異なる膜分離システムにおける回収CO2濃度と所要膜面積/動力
7.天然ガスからのCO2分離
8.石炭火力発電からのCO2分離
3節 メタンガスの分離、精製に求められる吸着剤とその開発事例
1.メタンガスの原料
1.1 天然ガス
1.2 バイオガス
2.メタンガスの精製技術
2.1 化学吸収法
2.2 物理吸収法
2.3 吸着法
3.メタンガス精製に利用される吸着剤
3.1 二酸化炭素吸着剤
3.2 メタン吸着剤
3.3 シロキサン吸着剤
4.メタンガスの分離・精製システムの開発
4.1 PSA式メタンガス濃縮装置
4.2 PSA式バイオガス精製装置
4.3 二酸化炭素回収型バイオガス精製装置
4.4 TSA式シロキサン除去装置
4節 VOC回収設備における吸着剤の種類と特徴
1.概要
2.ラインナップ
3.回収可能VOC
4.吸着剤の種類と特徴
4.1 シリカゲル
4.2 ゼオライト
4.3 活性炭
5.設備原理
5.1 PSA原理
5.2 PSA特長
5.3 PSA使用例
5.4 TSA原理
5.5 TSA特長
5.6 TSA使用例
5.7 TSAオプション技術
5節 活性炭素繊維によるVOC吸着回収技術
1.活性炭素繊維
1.1 構造
1.2 特長
2.水蒸気脱着式VOC吸着回収装置
2.1 構造としくみ
2.2 特長
3.窒素循環脱着式VOC吸着回収装置
3.1 水蒸気脱着式VOC吸着回収装置の問題点
3.2 KF-ND装置の構造としくみ
3.3 KF-ND装置の性能
6節 デシカント空調技術と求められる吸湿剤
1.デシカント空調について
2.デシカント調湿技術の特徴
3.吸湿剤
4.水蒸気選択透過性膜の可能性
7節 燃料電池の普及のために求められる水素吸蔵材料とその開発動向
1.燃料電池における水素貯蔵材料の応用事例
1.1 移動用の用途における水素貯蔵材料
1.2 定置用の用途における水素貯蔵材料
2.水素貯蔵材料各論
2.1 水素吸蔵合金
2.2 MOFを中心とする高比表面積材料
2.3 ボロハイドライドを中心とする錯体水素化物
2.4 その他の水素貯蔵材料
3.水素吸蔵合金の分離膜としての応用
8節 次世代ディーゼル車の排気浄化に求められる触媒
1.ディーゼル排気の特徴と求められる触媒の機能
2.酸化触媒
3.NOx還元触媒
3.1 尿素-SCR触媒
3.2 NSR触媒
3.3 C-SCR触媒
4.DPF、DPF触媒
5.ディーゼル排気浄化触媒システムの現状と次世代に求められる触媒
9節 繊維状の吸着材料を用いた水中からのホウ素の除去技術
1.ホウ素の水中での形態
2.従来のホウ素除去技術
3.本技術の概要
4.新型キレート繊維について
4.1 新型キレート繊維の特長
4.1 吸着能力の増強(5 g-B/L-fiber以上を吸着)
4.2 吸着剤の収納容器の小型化
4.3 溶離・再生用の薬品使用量の低減
4.4 溶離廃液中ホウ素の高濃度化
4.5 新型キレート繊維の交換・補充量の低減
4.6 処理例
5.実装置化の課題と対策
6.高濃度対応型凝集法
10節 海水淡水化用膜の要求特性と技術開発動向
1.逆浸透法の原理と特徴
2.逆浸透膜の課題、要求特性
2.1 経済性(低造水コスト)
2.2 信頼性(耐ファウリング性)
2.3 環境配慮(低環境負荷)
3.技術開発動向
3.1 造水コスト低減
3.2 信頼性向上
3.3 環境配慮(低環境負荷)
3.4 新技術の開発と期待
11節 低濃度貴金属回収用フィルターのニーズとその開発事例
1.低濃度貴金属回収ニーズについて
2.低濃度金属吸着に適した吸着剤の開発
3.適用事例
3.1 貴金属めっき水洗水からの金およびパラジウム回収例
3.2 金めっき治具剥離液からの金回収例
3.3 総合排水からの金回収例
12節 レアメタルの回収・精製技術と求められる吸着、分離剤
1.レアメタルの回収・精製技術
2.イオン交換樹脂による分離
2.1 イオン交換樹脂の種類
2.2 イオン交換樹脂の装置
3.陽イオン交換樹脂(PK?216)による
リン酸石膏からのレアアースの回収
4.含浸樹脂のレアアースの分離への応用
13節 放射性セシウムの吸着挙動と求められる吸着剤
14節 人工腎臓におけるタンパク質の吸着性制御技術
1.吸着膜の設計思想
2.リガンド導入による吸着
3.細孔径制御による吸着
3.1 膜構造
3.2 抗血栓性吸着膜
15節 バイオセンサに求められるタンパク質の吸着性制御技術
1.ヘテロ二官能性PEGの合成
2.バイオインターフェースの構築
3.鎖長効果と埋め草処理
4.多点結合によるPEGブラシの構築
5.PEG/抗体ハイブリッド界面の構築
5.1 タンパク質ハイブリッド密生層の構築
5.2 ソフトランディング現象
5.3 表面での固定化抗体の振る舞い
6.PEG/オリゴDNAハイブリッド界面の構築
7.表層にメルカプト基を有するMixed-PEG 修飾金表面の構築
16節 バイオ医薬品製造の精製技術と求められる固定相
1.バイオ医薬品の特殊性
2.抗体医薬品の精製プロセス
3.プロテインAアフィニティークロマトグラフィー
3.1 プロテイン
3.2 プロテインAアフィニティ担体
3.3 プロテインAアフィニティークロマトグラフィーに求められる固定相の条件
4.その他のクロマトグラフィー
4.1 アニオン交換クロマトグラフィー
4.2 カチオン交換クロマトグラフィー
4.3 疎水性相互作用クロマトグラフィー
4.4 ヒドロキシアパタイトクロマトグラフィー
17節 エンドトキシンの選択的除去に求められる吸着材料
1.エンドトキシンとは
1.1 エンドトキシンの化学的・物理的特性
1.2 エンドトキシンと吸着剤との吸着機構
2.エンドトキシンの除去
2.1 不活化による除去
2.2 分子ふるいによる除去
2.3 吸着による除去
18節 エナンチオマー分離のメカニズムと求められる固定相
1. エナンチオマー分離の原理
1.1 液体クロマトグラフ用固定相の種類
1.2 ガスクロマトグラフィー用固定相の種類
19節 スラリー、ペースト中の凝集物分離に求められる フィルターとその開発事例
1.スラリー、ペーストの濾過にフィルターが求められる性能
2.スラリー、ペースト濾過中の現象
2.1 スラリー向けフィルター開発事例
2.2 ペースト向けフィルター開発事例
3.スラリー、ペースト向けフィルターの開発事例
4.最適なフィルター使用方法
4.1 プレウェットがフィルター性能に及ぼす影響 |