第1章 点検ロボット
第1節 管内面検査用ロボット「エルボマスターシリーズ」の開発
(和田 秀樹)
1 はじめに
2 エルボマスター開発の背景と装置仕様
3 エルボマスターシリーズの主な機構
4 おわりに
第2節 鋼鉄製橋桁向け小型点検ロボット「バイリム」の開発
(高田 洋吾)
1 はじめに
2 バイリムの着想と基本設計
3 バイリムの概要
4 バイリムの走行性能
5 おわりに
第3節 高所点検向け無人飛行ロボットの開発
(野波 健蔵)
1 はじめに
2 マルチロータヘリ・ミニサーベイヤーの技術の現状
3 高所点検向け無人ヘリの活用
4 非GPS 環境下での自律飛行およびミニサーベイヤーの最新技術 5 おわりに
第4節 橋梁鈑桁床版点検ロボット「Rope
Stroller」の開発 (山崎 文敬)
1 はじめに
2 鈑桁床版近接目視
3 ワイヤ吊下げ型目視点検ロボットRope Stroller
4 まとめ
第2章 モニタリング装置
第1節 構造物メンテナンスに向けての変形分布計測技術の開発
(津田 浩・李 志遠)
1 はじめに
2 モアレ現象を利用した変形分布計測の原理
3 火力発電プラントの高温配管の変形分布計測への適用
4 長大橋のたわみ分布計測
5 おわりに
第2節 レーザー遠隔探査法によるトンネル覆工剥離検知装置の開発
(篠田 昌弘・御ア 哲一・島田 義則・江本 茂夫)
1 はじめに
2 鉄道トンネルの維持管理
3 開発目的
4 レーザーによる非接触計測技術の原理
5 剥離検出アルゴリズム
6 試作機を用いた山陽新幹線トンネル内における検証試験
7 軌道走行型のトンネル覆工剥離検知装置の開発
8 中央通路走行型のトンネル覆工剥離検知装置の開発
9 まとめ
第3節 光学的全視野計測法によるコンクリート構造物の健全性診断装置の開発
(松田 浩・出水 享・伊藤 幸広・内野 正和・肥田 研一)
1 はじめに
2 全視野ひずみ計測装置の概要
3 デジタル画像相関法を用いた変位,ひずみ計測
4 スリット応力解放法によるPC 桁の現有応力測定方法
5 実PC 橋への適用
6 おわりに
第4節 多点配置した無線加速度センサを用いた構造物の動態可視化とその応用
(中畑 和之・高本 龍直)
1 はじめに
2 橋梁の3次元動態可視化システム
3 歩道橋における動的可視化システムの検証
4 まとめ
第3章 モニタリングシステム
第1節 陸域観測技術衛星による構造物変位計測と監視システムへの適用
(佐藤 弘行)
1 はじめに
2 衛星SAR について
3 衛星SAR による構造物の変位計測事例
4 おわりに
第2節 無線センサネットワークを利用した構造モニタリング
(長山 智則)
1 はじめに
2 モニタリング利用の形態と期待される付加価値
3 無線モニタリング機能の実現
4 無線センサを利用した実橋梁モニタリング
5 無線化による付加価値と今後の展望
第3節 光ファイバセンサを用いたヘルスモニタリングシステムの開発
(村山 英晶)
1 はじめに
2 光ファイバセンサの概要
3 代表的な光ファイバセンサ
4 ヘルスモニタリングへの適用事例
5 まとめ
第4節 MEMS 感振センサを用いた構造ヘルスモニタリングシステム
(坂上 智・村上 敬三・北川 慎治)
1 はじめに
2 構造ヘルスモニタリングシステム
3 構造ヘルスモニタリングの要素技術
4 おわりに
第4章 実施・適用例
第1節 RFID 構造物診断技術「WIMO(R)」の開発と適用事例
(江里口玲)
1 はじめに
2 非破壊検査技術の現状
3 RFID 腐食環境検知システムの概要
4 RFID 腐食環境検知システムの適用事例
5 RFID 腐食環境検知システムの利用イメージ
6 おわりに
第2節 FBG 光ファイバセンサを用いたさまざまな建設構造物モニタリング
(田村 琢之)
1 建設構造物における計測・モニタリングの位置づけ
2 光ファイバセンサの特長と建設分野への適合性
3 FBG 光ファイバセンサの原理
4 FBG 光ファイバセンサの適用事例
5 最後に
第3節 赤外線による構造物調査技術「コンスファインダー」の開発と適用
(佐藤 大輔)
1 はじめに
2 機器構成の基本的な考え方
3 システム開発
4 実際の構造物による検証 5 まとめ
第4節 清水建設鰍ノおける構造ヘルスモニタリングの研究開発事例
(稲田 裕)
1 研究開発の取り組み状況
2 適用事例
3 今後の展開
第5節 球形貯槽検査ロボットの開発と適用事例
(今川 博之・岡田 猛志)
1 はじめに
2 TOFD 法
3 球形貯槽検査ロボット
4 溶接線自動追従走行機構
5 現場走行試験
6 検査ロボットの現場適用と検査実績
第6節 小型無人機システムを活用した構造物調査への取り組み
(渡辺 豊)
1 開発の経緯
2 技術概要
3 適用事例
4 考 察
5 課題と今後の展望 |